占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

占いがあまり良い結果でなかったとき、どうするか?

今年の目標は「新月・満月以外でもブログ書く」(今決めた)なのでちょっと雑ネタを…

1月5日、毎朝占いを読んでいただいているSBSラジオ「IPPO」に出演させていただきました。IPPOに出させていただくのはもう5回目か6回目くらいかと思うのですが、それが本当か疑わしくなるような、驚くほどの噛みっぷりを披露(私は疲労)しましたよね…そろそろ慣れてうまくなる頃かと思っていたのですが、もうこういう芸風でいいかなと思い始めた今日この頃です。お聴きいただいた皆様、ありがとうございました。毎日の占いはパーソナリティーの方が読んでくださっていますので、静岡方面の方はどうぞお聴きになってみてください。

www.at-s.com

当日お話したことは、こちらで記事になっています。

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さて、そのなかで「占いの結果があまり良くないときはどうするか?」というご質問をいただきました。番組内の「真木あかりの星読み」について言及いただいたので、「(今日の)占いの結果があまり良くないとき」というお話なのですが、私はふたつのご提案をしています。

  1. 「今日は占いはハズレの日」ということにして気にしない
  2. その良くないと思った結果を踏まえて「じゃあ、どうしよう?」と考える

ということです。今回以外でも、ご質問いただいたときはだいたいこの回答をすることが多いです。で、びっくりされるのが1ですね。

占い師としては「当たってる」と言われたほうが嬉しいのは確かですが、「占いを使う」という観点からすると、1日中「結果……良くなかったな……」と思って過ごすのは、あまりにもったいないと思うのです。その発想でいると、まず積極的になんてなれませんし、何か自分にとって都合がよくないことが起こるたびに「あ〜コレのことかな?もっと大きな凶事が起きたらやだな……」と思っては、自然と良くないほうに引っ張られていくような状況になりやすいです。それは、良くないですよね。しまいには、占いなんて聞かなきゃよかったと朝の自分を恨んだりもするわけです……って、テレビの12星座ランキングで7位までにランクインしていなかったらチャンネルを変え「今日は8位か〜、まあまあだな」と思うことにしている私が言うのもナンですが、朝からそんな心の負担を増やすことはないです。それだったら「今聞いちゃったのナシ!元気にいこう!」とでも思ったほうがよっぽどいい1日になる、というわけです。

 

2に関しては、そう思えるならこれがベターだと思います。占いは振り回されるものではなく、使うもの。良くても悪くても、「じゃあ、今日はどうしようか?」と思うことが大事になります。

たとえば1の場合も、その日1日の占いという短期間のものであれば「今のなし!」でいけると思うのですが、1ヵ月とか1年の占いになると多少は気にしてしまうでしょう。だからこそ、「じゃあ、どうしよう?」というふうに意識を持っていくクセをつけておくと、人生もいささかしのぎやすいものになるのではないでしょうか。

 

ちょっと真面目に申し上げるなら、ってここまでも真面目に書いていたわけですが、「良い結果でない」と思ったときほど、そう感じた自分の心と丁寧に向き合うことも大事なのかもしれません。たとえば私は「誤字脱字で大恥をかくかも」という占い結果が出たら(※「お前にしか刺さらない占いなのでは」というツッコミは言わない約束)「うへぇ」と思うわけですが、これは自分がうっかりしていること、確認する目がザルというか「枠」であることを自覚しているわりに、注意深くなるための根本的な努力をしていないから「うへぇ」なわけです。そこに着目し「ああ、そういうところあったな……『五感を大事に』と書こうとして『ごはんを大事に』と書いて、食いしん坊みたいな原稿になったことあったよな……どうすればなくしていけるかな」と考えていくことが、おそらくは大事なことなんですね。

 

どんな日にも意味があります。嫌だなあ、良くないなあという結果が出ても、そこから得るものがあるんですね。嫌だなあ、と思う自分と向き合ってみるというのも、何かしら成長のきっかけになるかもしれません。

でもまあ毎日そんなに真剣に生きていても疲れますから、ほどほどでいいと思います。人生は実に雑多な「やるべきこと」で溢れており、我々は常に何かに追われています。すべてを学びにするなんてきっと無理で、学ぶべきときには学ぶと思ってイージーにやっていっても、それはそれで実りある人生なんじゃないかと思います。軽く私の恥をさらした気がいたしますが、ご参考になりましたら幸いです。

 

 

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(近況というか補足)

これは特定の方や媒体を否定するつもりで書くわけではないのですが、私は占いでのランキング形式の記事のご依頼はすべて辞退申し上げています。昔、ご依頼を受けて書いたこともあったのですが、ランキングという形式がすごくモヤモヤしてしまって。読んだ方が1日中「12位か……」と思って過ごすのは、あまりにかわいそうだと思うのです。運というものは行動次第で良くしていけますし、たとえ1位でもそれに甘んじて何もしなければ、怠惰な1日になるかもしれません。順位なんてとてもつけられないなと思ったら、とても作れなくなってしまいました。

ただ、ランキング形式の記事ってすごく人気があって、話題になるのですよね。バズっているのを見ると「いいなあ」と指をくわえて見ています笑 エンタメとして割り切って、良くても悪くても楽しんでいるんですよね。きっと私は考えすぎで、読者さんのほうが占いとの付き合い方をしっかり心得ておられるんだろうなとも思う今日このごろです。