占い師・真木あかりのブログ

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2024年3月25日、天秤座満月(半影月食)。振り返れば頑張ってきた自分がいる。どんなときも、そのときなりに。

2024年3月25日、てんびん座で満月が起こります。この満月は半影月食でもあり、やや不安を煽られやすい、心が揺れやすい人も多いのかもしれません。27日くらいまではあまり無理をしないように、自分を追い込みすぎずにやっていけたらいいのかなと思います。

この満月については、VOGUE様で記事を書いておりますので、よろしければ併せてご覧ください。

www.vogue.co.jp

 

満月は「振り返りと調整のタイミング」です。約半年前のてんびん座新月の「アンサー」がここで見えてくる人は多いでしょう。前回のてんびん座新月は、金環日食でもありました(日本からは観測はできません)。日食、つまり「特別な新月」として、意識的にも無意識的にも、印象的な一歩を踏み出した方も多いかもしれません。昨年10月頃、思い立って始めたこと。心境の変化を迎えたこと。「今から思えば、あのときがそうだったんだ」と感じること。そうしたものがあるなら、このてんびん座満月は大きな節目となるでしょう。「実る」「満ちる」「気が済む」といったフェーズに達することで、これまでとは違う心境に至る人もいらっしゃるかもしれませんね。振り返りを経て、これから進むべき方向を軌道修正する方も、きっと。

特に今回の満月は、みずがめ座に滞在している冥王星と調和の角度を取っています。変わることについて、おびえたり「一貫性がなさすぎでは」などと懐疑的になったり、しすぎなくていいのだろうと思います。人は経験から学び、成長します。変わって当然ですし、逆にいえば変わらずにいることのほうが不自然なのだろうと思います。

ただ、こうした「強い」タイミングというのは、少々アンバランスになりがちです。「らしくない」と心が揺らいだり、「本当にこれでいいのか」と小さくまとまろうとしたりすることもあるでしょう。ただ、天秤というのはグラグラしながら次第にその揺れを少なくし、いずれ均衡を取るに至るもの。揺れるのは、調和のためです。自分なりに納得のいく道に至るための、過程です。だから、自信を持って揺れていていいんじゃないのかなと、私は思っています。

 

さて、半年間の振り返りをして、どんなことを感じるでしょうか。私はちょっぴり、凹むことの多い日々でした。自分が黒くくさった虫か何かのような気分で……いや丸めて飛ばされ忘れ去られた鼻くそのような気分と言ったほうが……いやそもそも虫や鼻くそに気分はあるのかという話なのですが(注:「そもそも」として立ち返るのはそこではない)、進歩のない時期を過ごしていると感じてはそれもまた落ち込みに拍車をかけていたのです。ただ、この満月(月食)で振り返るに、もがきながらもちゃんと道は見つけていたなと思うのでした。今までにない選択をし、それがこの満月と符合しているのですね。鼻くそなりに頑張ってきたのだなと……そろそろ鼻くそから離れて欲しい人も多いだろうと思うのですが、何も生産的なことをしていないような日々でも私たちはちゃんと息をして、目の前のことをして、もがいてもがいて前に進んでいるんだろうと思います。もちろん、日々バリバリ頑張ってきた方は、大きな満足感・達成感があるでしょう。大きな節目としての振り返り、この時期は特別に感慨深いものがあるのではないでしょうか。

 

てんびん座の満月ということで、人間関係においても印象的なことが起こる人は多いかもしれませんね。折しも出会いと別れの時期です。自分の気持ちにけじめをつけたり、改めて「この人を大切にする」と決意をしたり。人によっては「もう、この人に対して、自分は納得のいくまで頑張り尽くした」という思いを胸に、離れることを選ぶ人もいるでしょうか。それもまた「満ちる」ということです。相手がいる出来事については、優しい人ほど「自分がこの選択をすることは、相手にとってどうなんだろう」と思って二の足を踏んでしまうことがあります。でも、この満月において「自分はやることをやった」と思えるなら、それはひとつぶの嘘もない、「ほんとう」なのだろうと思います。

 

どなたにとっても、良い満月(月食)となりますように。

 

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<近況>

3月28日、「不運」について高橋桐矢先生、アイビー茜先生と一緒にスペースをやることになりました(ヒィー)。司会は千田歌秋先生です。私は放送事故担当……っていやそうじゃなくて……その……気にしぃのくせにこういうときにテンション上がりがちないて座、気をつけますwwwwwwwwww←不穏

 

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