『タロットであの人の気持ちがわかる本』、2021年2月22日の発売日を前にしてさまざまなご質問をいただいております。Twitter等では個々にリプライさせていただきましたが、文字数制限もありますのでこちらにて、詳しくお答えいたしますね。
Q.相手は恋人以外でも占えますか?
A.はい、占えます。
パートナーや片思いのお相手、仕事仲間にお友達、上司など、“あの人”との関係性や性別を問わず占うことができます。生年月日等、パーソナルデータがわかっていなくても大丈夫です。
Q.タロットカードはついてきますか?
A.付属していません。
カードという形で付属しているわけではありませんが、この本そのものがタロット占いの「道具」です。タロットカードをお持ちでない方も、この本を手にとればすぐにタロット占いができます。出先など、カードが広げにくい場所でもパッと占える、といったメリットもあるかなと思います。
Q.どのくらい先までの気持ちを占えますか?
A.3ヵ月先くらいを目安にしてください。
たとえば「こんなふうに行動したら、あの人はどう思う?」などと占ったときは、行動をしたあとの気持ちになります。ただ、未来は質問者の行動や“あの人”の選択によって変わります。あまり先々のことと想定すると、不確定要素が多くなってしまうので長くても3ヵ月後くらいを目処にして、そこから先のことはまた改めて占っていただくとよろしいかと思います。
前述の質問でいうなら「来週会ったとき、こんなふうに行動したらあの人はどう思う?」などと細かな問いを立てて占うと、ピンとくる答えが得やすいと思います。
Q.過去の気持ちも占えますか?
A.占えます。
今この瞬間、あるいはこれからの気持ちという想定で書いていますが、「あのとき、××といったあの人の真意は?」といった問いを立てることも可能です。過去形で結果の文を読んでくださいね。
Q.使い方がちょっとわかりません。
A.下記のイラストをご参照ください。
『タロットであの人の気持ちがわかる本』は占いの「道具」です。正位置で“あの人”の気持ちを、逆位置であなたが“あの人”との関係性を良くするためのアドバイスを占うことができます。ワンセットにせず、気持ちだけでも、アドバイスだけでも占うことができます。
Q.ビブリオマンシーとはなんですか?
A.書物占いです。
頭のなかに質問を思い浮かべて、本をパッと開く。するとそこに求めている答えがある……という占いです。ヨーロッパでは伝統的に聖書が用いられることが多いそうですが、信頼に足ると思える本であればなんでも……小説でも辞書でも、それこそ『美味しんぼ』でも『北斗の拳』でも構いませんが、ちょっと絵に占いが引っ張られそうな気もしますね笑。(私はアウレリウスの『自省録』を使うことが多いです)。文字がたくさんある本の場合は開いたとき、目を閉じて指差した一節など、ある程度場所を限定したほうがやりやすそうです。
『タロットであの人の気持ちがわかる本』は、気持ちを占う専用の本とお考えください。
Q.ピンと来ないと思ったら、占い直しはできますか?
A.同じ質問は、時間を置いて質問してください。
ピンとこない理由の要素はいくつかあると思います。たとえば「相手の気持ちはこうに違いない!!」という信念がある場合。その場合は、出た答えもお相手の気持ちの一面として、考える材料にしていただけたらと思います。人の気持ちは単純かつ一定ではなく複雑なものですから、他人には見せないようにしている一面が、占いで導き出されている可能性があります。
「なんかズレた回答だな」と思ったときは、問いの立て方を変えて占い直すということは可能です。たとえば「○○さんの気持ちは?」といった質問でピンと来なかったとして、「先週、私が××と言ったときの○○さんの気持ちは?」という問いを立てると、結果を参考にしやすくなるだろうと思います。
問いの立て方はとても大切ですので、いろいろな問いかけ方を試して心にしっくり来るものを探していただくと、この本がより使いやすくなるかと思います。
Q.自分の気持ちは占えますか?
A.占えます。
「あの人」をご自分に見立てて占っていただければ大丈夫です。自分のことは自分が一番わかっているようで、実はそうではないということはよくあります。自分の本音と向き合う、自分のなかの可能性を探るひとつのきっかけにしていただけたらと思います。
テキストは「あの人は〜」と書いているので、脳内で置き換えながらお読みください。なんか心に入ってこないな!という場合は、「あなた自身が占い師として、自分にいる自分を占う」というシチュエーションで想像してみるのはいかがでしょうか。
現状(2月26日時点)でのご回答です。もし何かございましたら、Twitter等でお声がけください。