占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

2021年5月12日、おうし座新月。私たちがこれから手にする、すべての「やっとできた」のために。

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2021年5月12日、おうし座で新月が起こります。継続して頑張りたいこと、粘り強くやっていきたいことを始めるには、またとなく良いタイミングであろうと思います。

同じおうし座には天王星が入り、「はじまり」の意味を持つ新月に、革新のイメージを与えてくれています。新しく始める何かが思いっきり刺激を与えてくれるものとなる人もいるでしょうし、ずっと続けてきたことにさらにブーストをかけるような、ここまでの流れを刷新するようなことが起こる人もいるでしょう。ゴールは同じながら、まったく別のやり方を試してみるのも良いかもしれません。

それは、これまで続けてきたことが無駄だったということではないはずです。みんながビーチやBBQの写真をSNSにアップしているのを見ながら(コロナ以前のあたりのこと、ですね!)閉じこもって「くそう」と思いながらも頑張ったり、「こんなことをやって何になるんだろう」と暗澹たる気分になりつつも専念したことは、絶対になくならないのです。今の自分につながらない、ただの「点」のように見えることだって、ある瞬間にめきめきと有機的につながり始めたりするのですから。

努力や粘り強さについて考えるとき、思い出す言葉があります。

 

「やっとできた」は、

「やればできる」を教えてくれる。

 

日本教育大学院大学 2013年ポスター

 

この「やっとできた」の背後には、数え切れないほどの努力の継続があったはずです。呪文のような数式と格闘した授業中、問題集をいっぱい解いた日曜日、繰り返し唱えて暗記した公式や言葉の数々。だからこそ「やればできる」という自信につながるのでしょう。このコピーは勉強についてですが、きっと人生についても同じことでしょう。何度も何度も失敗して、やっとうまくいったと思ったら足をすくわれて無様に転んでしまったりもして。もちろんうまくいく「できた」もあるけれど、そうしたものは大抵「できた」全体のほんのかけらにすぎず、できないことが山のようにそびえ立っていることに気づいてしまう。そんななかで私たちの心を支えてくれるものは、それでも続けてきたことが与えてくれる「やればできる」の自信なんじゃないでしょうか。

この新月の翌々日、「拡大と幸運」を司る木星うお座に移動します。世の中の空気感が少し変わるなか、「皆のために」と行動を起こす人も多くなるでしょう。優しさは継続と努力があると、強いのです。自分に対しても、他人に対しても。このおうし座新月が、そうしたマインドを応援してくれるだろうと思います。

 

どなたも、よい新月にしていかれますように。

 

 

(お知らせ)

「これのせいでブログの内容がまったく頭に残らない」とご好評(?)をいただいていた近況ですが、本気で読みたくない方もおられるようで申し訳なく恐縮しております。そこで今回から、下記の宣伝の後ろに移動したいと思います(書くんかい)。

そもそも近況は、ほわっと気持ちをほぐしていただきたいなと思って書き始めました。このブログでも何度も引用したアランの『幸福論』に「深刻ぶるのはやめてのんきにやろう」という一文があるのですが、そんなメッセージを誰も傷つけない内容で、ゆるく表現していきたいと思ったのでした。ぎゅっと縮こまった気持ちよりも、半笑いのほうが「まあここは一発なんとかやろう」という気がしてくるのでは、と思いまして。本気でまじめなやつは幻冬舎さんで書いている半期ごとの占いなので(編集者さんからギャグ禁止令が出ました…)そちらをご覧いただけますと幸いです。

www.gentosha.jp

 

(以下宣伝です)

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この本はタロット×ビブリオマンシーの本で、正位置で「あの人の気持ち」を、逆位置で「アドバイス」を占うことができる、というちょっと変わった仕掛けがあります。お相手は片思いのお相手でも、パートナーでも、上司や友達でも、誰でも大丈夫。くるくる回して、ぜひ使い倒してください。占いを「使う」というのは、私がずっと重視しているテーマであり、こうしてかたちにできたことをとても嬉しく思います。ぜひ、ご活用ください。

 

「sweet特別編集 占いBOOK2021下半期」 にて、とじ込み付録として花言葉おみくじを書きました。お花のチョイスからやらせていただいています。ぜひご覧ください😊

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Oggi2021年6月号、「風の時代の働き方」特集にてインタビューが掲載されています。

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(近況)

わざわざ下に持ってきたわりに、仕事ばかりの日々で大して書くこともなく…そういえば先日、父からの電話で知ったのですが、中高と通っていた英語塾のY先生が真木あかりをご存知で、よく話題に出してくださるとのこと。いやなんかうっすらバレてんなと思っていたらコレ、本気でバレとるやないかい。完全にまずい。昔ブログかどっかで「もう鬼も泣いてチビるくらい怖い」「怒りにより静岡市街が丸焼けになった」(注:なってません)とか散々ネタにした気がするぞ。あれY先生に読まれてたらどうしよう。ってここに書いちゃってるけど。いやもう本当に恐怖でですね、一度なんて富士山噴火かと思いましたからねもう。まあそんなに怒らせたのは我々生徒なわけですが、おかげさまで大学に受かりましたw(Y先生ありがとう)

 

 

2021年4月27日、さそり座満月。「ほんとう」のために大事なのは、情熱なのだろうと思う。

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2021年4月27日、さそり座で満月が起こります。対岸のおうし座では太陽、水星、金星、天王星が勢揃い。そこに土星が葛藤を、火星が調和の刺激をゆるめに与えています。加えて、かに座の火星とさそり座満月が連動して、水の星座がグッと強さを増しているのですね。27日前後は「感情」に焦点が当たるという人が、とても多いのではないかと思います。まああれこれ御託を並べましたが、要するに「強い満月」なので(←いきなり一言で済ませる奴)、ちょっとそのあたりを書いてみたいと思います。

 

感情、という言葉を辞書で引いてみると、「外界の刺激に応じて絶えず変化する、快・不快、喜び・怒り・悲しみなどの気持」(新明解国語辞典)とあります。心に浮かんだこと全部、と言ってもいいのかもしれません。

この満月ならば、心に浮かぶことは実に幅広いと思われます。愛しているのに気持ちがうまく出せないもどかしさ、それでもあふれんばかりの好きという言葉。仕事で言いたいことはいっぱいあるんだ、でもついその気持ちが過剰になったり抑制的になったりと、アンコントローラブルになってしまうこと。人とは違った自分でいたい、でも頑張れば頑張るほど、浮いてしまっているような気がすること。自分らしくあろうと、もっと思うように生きたいともがき続ける毎日。

そうした感情が、この満月では強くつよく、胸のなかに呼び起こされるのかもしれません。そして、重要なのはこれが「一時の感情のゆらぎ」ではなく「あなたが大事にしている、本質」であるという点、なのだと思います。それが、

 

常識的にはこうだとか、そんなことは世のなかが許さないとか、もっと責任感を持てとか、そういった抑圧もあるでしょう。他人に言われることもあれば、自分が自分を律しようとして持っている思考であったりもするはずです。社会で生きている以上、ルールや制限とは無縁ではいられません。それでも、いらん制限など押しのけて、自分らしく生きていくことと責任とのバランスを取りつつ問題を打ち破る。それを叶えるのが、この満月においては「情熱」なのだろうと思います。

たくさんの感情が胸いっぱいに広がって、でも子どもみたいに感情のまま振る舞うこともできないとわかってもいて。それでも、どうにか折り合いをつけつつ「自分は自分として生きていくんだ」と胸に抱く情熱が、満月という「満ちる」タイミングで強く発揮されます。「ほんとう」の気持ちを振り返って、熱意をこめて「次」を見つめていく。もう自分の気持ちを粗末にしないように。理屈とか常識とかで押し込めるだけの日々を、できるだけ少なくしていけるように。願うだけじゃなくて、決めていく。

そんな、静かで熱いタイミングの満月です。

 

なお、100万回くらい書いておりますが、どんな感情にも善悪はないのですよね。心に浮かんだどんな感情も、「ほんとう」です。仮に善悪がつくとしたら、他者に対しての働きかけ方や受け手の気持ちが発生する部分からです。たとえば私が「締切やぶっちゃおうかナ」と思うことには善悪はありません。悪では!ない!!ドンドン(机をこぶしでたたく音)本当にやぶることで悪になり、編集者さんに八つ裂きにされるというわけです。※今日はまだやぶっていません

まあ私の締切の話などはどうでもいいのですが、仮に「こんなことを考えるなんて、自分はなんてダメなやつなんだ」と否定したりしていては、自分はどんどん動けなくなっていきます。生まれた感情に、善悪はない。どんなことも「ほんとう」。そんなふうに受け止めてみることで、己を律する気持ちも、沸き起こる情熱も、自分の味方にしていけるのであろうと私は考えています。

 

どなたにとっても、良い満月となりますように。

 

(近況)

驚かないで聞いていただきたいのですが、外出先でUFOに遭遇したのでご報告します。

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私が思っていた形とちょっと違ったのですが、UFOと書いてあったのでUFO初心者の私も一発でわかりました。

ちなみに本当にどうでもいい話なのですが、私はUFOといえば下に3つの半球がついた形だと思っていたのです。多分今、「UFOを描け」と言われたらそいつを描きます。でも画像を検索してみたら、最近のUFOは3つの半球なんかじゃなくて、平らな円形からサーッと光線が出るタイプなんですね……。はからずしておのれのUFO観がすでにオールドタイプのものだとわかったのですが、平らなやつですらもはや古いのかもしれません。最近のUFOは船型。テクノロジーの進化というものは本当にすごいですね。

 

 

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2021年4月12日、おひつじ座新月。はじまりのとき。楽しみながら、頑張ったっていいんだ。

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2021年4月12日、おひつじ座で新月が起こります。12星座はおひつじ座から始まってうお座でシメ、という一巡りでひとつの成長が描かれる構造となっており、トップバッターの星座で起こる「はじまり」の意味を持つ新月はまさに「はじまりオブはじまり」……神秘性ゼロの表現で恐縮ですが、勢いの良いエネルギーに満ちたタイミングとなっています。

注目したいのは「愛と美の星」と呼ばれる金星と、「知性とコミュニケーションの星」と呼ばれる水星も同じおひつじ座にいること。楽しさと自分のなかでの理屈にぱちっと折り合いがついて、「よしっ!」と前に一歩踏み出せるタイミングです。「歯を食いしばって現状を脱却する!」というのではなく、あくまで「スッキリ楽しめるほうを、やり方を、選んでいく」というマインドが似合います。まあどうしても食いしばりたい方はぜひその歯ヂカラを活かしていたきたいと思いますが、「頑張らないと成功できない」「苦労がないと努力じゃない」という発想が心のどこかに根強くある頑張り屋さんも、「楽しみながら頑張ったっていいんだ」という発想をご自分のなかに植え込んでみても、いいのかもしれません。

ちょっと欲張ってみようかな、頑張ってみようかな。そんな気持ちを大事にできるといいですね。

 

おひつじ座の新月は、占星術的な「1年のはじまり」である春分の後から、4月下旬までのどこかで起こることになっています。昨年は3月24日、春分直後の「はじまりオブはじまり」でした。新年度に先駆けて始まっている、そんなムードもあったかもしれません。今年は4月第三週の月曜に起こることになります。

新年度、世界はフレッシュな雰囲気でいっぱいで、桜もチューリップも山吹もいっせいに花ひらいて新しい季節の到来を告げているのに、今年はどうにも気持ちがもったりとしたままだった、体も重たく感じられたという人もいらっしゃるでしょうか。人間、人それぞれとわかってはいても、周りとのズレを強く感じるのは、気持ちがざわざわするものです。もしそんなお気持ちを抱えていたのなら、この新月から不思議と動けるようになるかもしれません。

まあ新月は、ひとつの星の動きに過ぎません。もし「まだ動けないな〜」という気持ちが強いなら、その気持ちを尊重しましょう。間違っても「動けないなんてダメだ」とご自分を責めないでくださいね。「動けない」とわかることは失望ではなく、発見です。前進なのです。「自分にぴったりのタイミングが巡ってくるのを待つために、今は動かないことを選択する」と思えていたら、それは占いの健康的な使い方であると私は考えています。

どなたも、よい新月にしていかれますように。

 

(特に教訓のない近況)

驚かずに聞いていただきたいのですが、なんと一生片付かないであろうと思っていた(お前が言うか)魔窟、いや書斎が片付きました。このままの体制で4月後半からの繁忙期に突入したら屍になるよね、と夕飯の席で話したところ、翌朝夫が「じゃあ荷物全部出そうか😊」とニッコニコの顔で待ち構えており……「いやその原稿が」「サッとやっちゃおうよ😊」「原稿…」「一気にやったら早いから😊」「原…」「いい環境で書いたら楽しいよ😊」という攻防(防げていないところに注目)のすえ、坂口安吾度70%→20%に改善された次第です。人間やればできるものですね……。クソデカ4Kモニタを筆頭に、北斗百裂拳で壊しても取替OKなキーボード&トラックパッド、大容量インクのプリンタもセットアップと快適環境が整備され、資料やメモは手に取りやすいラックに集約され、もうこれではかどらなかったら嘘だろという状態に。あとは冴えた頭脳があれば……冴えた頭脳……(›´ω`‹ ) 

(参考画像)

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【更新・掲載情報】JUN ONLINE FESTIVALにて、占いと春のラッキーカラースタイリングセットが公開されています

f:id:makiakari:20210328223036j:plainViSやROPÉ等の人気ブランドを擁するJUNにて、3月25日〜4月4日までオンラインイベント「JUN ONLINE FESTIVAL」が公開されています。ショップスタッフによるオンライン相談会、メイクアップアーティストさんやスタイリストさんのコンテンツなどコンテンツが目白押しのなかに、4月〜6月の星占い+ラッキーカラースタイリングセット(スペシャルプライス!)がありますので、ぜひご覧ください。トップスからボトムスまで旬コーデがトータルに揃い、かつ思わず「ぬ!!!」と思わされるプライス、ぜひご覧いただければと思います。人と会ったりするのはまだまだ要注意としても、仕事やお散歩の際におしゃれをすると心も元気になるものです。ぜひ、ご参考にしていただければと思います。

www.junonline.jp

【お知らせ】SBSラジオ「IPPO」にて、「占い師 真木あかりの星読み」が始まります

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以前出演させていただいたSBSラジオ「IPPO」にて、2021年3月29日より 「占い師 真木あかりの星読み」がスタートします。平日は毎日7:08頃(と聞いています)、その日の星の動きや過ごし方のポイントを読み上げていただきます。

静岡は私の生まれ故郷です。中高時代、朝の支度をしながら聴いていたラジオで自分のコンテンツが読まれる日が来るとは、なんだかもう言葉に尽くせない(物書きなのに)思いで、胸がいっぱいの放送前日です。短いコーナーですが、1日の指針にしていただければとギュッと内容を詰め込んですべて書き下ろししています。同じ内容は番組Twitterでも流れるとのこと、もし県外だけど気になる!という方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらもご参照ください。

末筆になりますが、前回・前々回のIPPOでの放送を聴いてくださった皆様、本当にありがとうございました。緊張ガチガチトークで恐縮です、今度のコンテンツに関してはプロが美しい声で読んでくださいますので、どうぞご安心(?)ください。これからも、よろしくお願いいたします。

 

2021年3月29日、てんびん座満月。その視線の先には、何があるのか。

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2021年3月29日、てんびん座で満月が起こります。この満月はおひつじ座の金星と太陽が重なるかたちで起こり、さらに月と土星、火星がゆるいグランドトラインを描くことで、「カイト」と呼ばれるかたちとなっています。自分をコントロールしながら努力を続けていく粘り強さ、絶対に自分を貫くのだ、今すぐやるのだという爆発的なエネルギー、そうしたものがただ「頑張ることを頑張る」で終わらないように、これまでを振り返り自分をチューニングしていく。よしここまではやったぞ、これからどうしていこうかと展望する。そこに、好きなことや楽しさ、愛ある人間関係といったものが突き抜けるエネルギーをくれる星回りであろうと思います。

「頑張ることを頑張る」、うまくニュアンスをお伝えできていますでしょうか。目的と手段を取り違える、という言い方もできそうです。たとえばギターが上手くなりたいなと思ってギター教室に通い始めたのに、いつの間にか出席することだけを頑張るようになってしまう。もっと綺麗になりたいと思ってダイエットを始めたのに、いつの間にか100gの増減を気にして一喜一憂し振り回されるようになってしまう。一生懸命な気持ちはあるんです、やめずに行動し続けていることもえらい。でも、努力の向かう先というのはどうしたってズレやすくて、私たちは常に、おのれの目線の先をくもりなき目で見つめていなければ、いとも簡単に迷ってしまうのでしょう。努力だけはきっとなくて、信念や集中力といったものも、きっと。私の集中力なんて3年前くらいから家出したままなんですがね。いったいどうしたらいいんだ俺は。

 

限りある人生の時間のなかで、熱意を注げるものがあるというのは素敵なことです。満月は物事が一定の段階に至り、振り返りと調整を行うタイミング。頑張り続けることも素敵ですが、ここで一旦、自分の努力の先を見つめてみるのはいいかもしれません。その努力は、目標のほうを向いているか。頑張る、ということだけに向けられていないか。もしそうであっても、悔いる必要は一切ありません。気づくことができたのは素晴らしいことです。気づかないことは、変えようがないからです。気づけたことはすでに、成長であり改善の入り口なんですね。

自分を本来目指していた何かに向けるとき、愛や好きなこと、嬉しいこと、楽しいことを軸に「よしっ!」と自分を奮い立たせるのは良いことであろうと思います。愛する人の言葉や優しさにハッとして、自分を立て直す人もいるでしょう。今は愛を感じられないという人は「そういう状態である」と気づけたことに価値があります。これから、少しずつ愛ある方向へ、自分を向けてあげましょう。どこからか飛び込んでくるものだけが愛ではないです。そんな偶然性だけに頼るほど、人生は非情なものではないと思いますよ。自分をその方向に、向けてあげましょうね。

どなたにとっても、良い満月にしていかれますように。

 

ちなみに私の人生などはもう愚かさのデパートなのですが(デパートに謝れ)、「頑張ることを頑張る」だらけでした。徹夜で仕事をすることだけを頑張ったり、恋人の機嫌を損ねないことだけを頑張ったりすることが実に多かったなあと思います。もちろん、瞬間瞬間で見ればそういったこと、あってOKなんです。徹夜してでも頑張りたい仕事はあります。機嫌が今ひとつな恋人を受け止めてあげたい夜もあります。ただ、それが「いつも」になってしまうと良くないです。今となれば、ほんとうは「いい成果を出す」「愛する人と幸せに暮らす」ことを目指して頑張る、のが大事なことだったと思うのですよね。よく寝て集中力をアップする、恋人の胸ぐらをつかみ「なんだこの野郎、やんのかコラ表へ出ろ」と言……いや違うなそうじゃない、どうしたらお互いが心地よく過ごせるのかを話し合う、とか。当時の私は、「頑張ることを頑張る」に夢中になっていて、頑張った気分になっていただけだったのでした。今となればわかることばかりで、愚かさのお花畑や〜!!とウケを狙うどころかしょんぼりしてしまう日々です。でも、これもきっと、これから自分が生きたいほうへ、光あるほうへ向かうための失意なのだろうと思ったりもするのでした。とことんまで落ち込み尽くしたら、落ち込むことに飽きる。そんな自分を知っているからです。

 

(近況)

原稿の締切が立て込むと「修羅場」という表現をよく使っています。先日、修羅場につき連絡できずにごめんとメールを送った古い友人(まじめ)から返信があり「大丈夫?いつまでもモテるのはすごいけど、刺されたりしないようにね」と書いてありました。違う、浮気相手と本命がエンカウントして別れる別れないの争いになるとか、そういうのじゃない。

 

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2021年3月13日、うお座新月。限りない優しさをたたえた、フィナーレの新月。

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 2021年3月13日、うお座新月が起こります。折しもうお座には、愛と美の星・金星と、インスピレーションの星・海王星が巡り、とても優しい重なりを作っています。そこに巡る新月ということで、4つの星々がそれぞれの力を、ふわりと発揮していくのでしょう。うお座、そしてさらに海王星がハバをきかせていることで、今回の新月はダイレクトに精神的なテーマにスポットライトが当たります。理屈よりも、現実よりも、心ファーストでいきましょう。

 

さて、新月の日は「はじまりのとき」で、うお座は12星座のラストです。ラストの星座で起こる始まりということで、締めくくりをして次にいく、“予感”めいたものを感じる人もいるのかもしれません。自分の本心と向き合いながら、「頑張ってきたね」「よくやったね」と、ねぎらってあげるような時間を持つのもいいでしょう。自分は自分の、一番近くにいる味方です。嬉しいときも、凹んだときも、何があってもどうにかやってきた偉い自分を、しっかり褒めていたわってやりましょう。そのマインドセットで本心と向き合えば、次のおひつじ座新月、はじまりオブはじまりみたいな新月でも、しっかりとスタートダッシュが切れるのです。

 

本心、というと「またかよ」と思われる方も多いでしょうか。占い好きな方であれば、いろんなところで「本心を見つめて」とか「本心に従って」などという言葉を見る人生を送って来られたかと思います。私もたくさん書きました(おまえもか)。そのたびに見つめてみるわけですが、ようわからんわけです。本心は、自分が一番わかっているようで意外と知らない。そのうち見つめろと言われるだけで盗んだバイクで走り出したい気分になる●十五の夜なわけですが、どんな感情も善悪をつけずに、見つめてみることが大事なのかなと思います。

たとえば石川啄木の歌集『一握の砂』にはこんな短歌が収録されています。

一度でも我に頭を下げさせし
人みな死ねと
いのりてしこと

まあ待て落ち着け、どうした啄木。あの「ぢっと手を見る」的な君はどこへ行ったのか。まあ清貧歌人のイメージがありつつも数々のクズエピソードを持つ彼です、彼なりにいろいろあったのでしょう。何も歌で残さなくてもいいのではとは思いますが歌人だしな。歌人枡野浩一さんはこの一首を「一度でも俺に頭を下げさせたやつら全員死にますように」とパンチのきいた現代語訳をしている(『石川くん』集英社文庫 より)のですが、本心ってこのくらい「まあ待て落ち着け」的なものも、認めてみることが大事だったりします。「皆が幸せでありますように」等、美しいことだけが本心でなくていい。出てくる感情を全部、あってOKとしてみることで「そんな嫌な思いをしたのに頑張ったなあ、自分。次はこうしていこう」などと、次への見通しもついてきます。唇を噛み締めるほどに屈辱的だったこと、辛かったことをなかったことにして、美しい心ばかり見つけようとしたら、それこそ上滑りな見通ししかつかないわけです。

まあ世の中の大半の人は私のように「あいつの家のトイレというトイレが全部詰まりますように」などと鬱々とした思いを抱えているわけではないと思います。嬉しく楽しく希望に満ちた本心もたくさんあるのでしょう。どんなものも、善悪をジャッジせずに認めてあげましょう。自分が必死で頑張ってきたからこその感情なのです。何があっても、どんな日でも、自分は自分をさぼってこなかったのですから。本心を見つめるって、そういうことです。少なくとも2021年春の私は、そんなふうに考えています。

 

うお座新月は、深い精神性をもって自分や他人を許し、癒やしてくれます。人に共感し、優しく包み込んであげられる力を授けてくれます。癒やしたり癒やされたり、救ったり救われたり。それを可能にするのも、おひつじ座から始まる12星座の物語を、酸いも甘いも噛み分けて生ききった自分がいるから、なのですよね。今回はそこに、愛が伴う人も多いだろうと思います。

 

いろいろあった1年でした。どなたにとっても、きっと。だからこの新月に、自分やまわりの人を優しく受容して、「明日からもまた、自分をやっていこう」と思えたら素敵です。きっとそこには、次へ向かう希望も芽生え始めているはずです。

 

どなたも、それぞれに、よい新月にしていかれますように。

 

 

さて、つい出来心で石川啄木のブラック短歌に脱線した結果、なんだか長くなってしまったので、ふたご座火星も含めた新月読みについてはココロニプロロさんで書いたコラムをご紹介します。もしご興味がありましたら、こちらもご参照ください。

3月13日の新月~3月21日の上弦の月【真木あかりのムーンバイオリズム占い】 | 恋愛・占いのココロニプロロ

 

(近況)

今週は打ち合わせと取材がたくさん入り、久々に生身のニンゲンと話したりZoomでやりとりしたりしていました。おそらく4月、5月あたりに記事になったり、よいお知らせができたりするだろうと思います。思えば昨年春からほとんどニンゲンに会わない1年でしたが、やはりディスカッションすることでこそ起こるであろう化学反応もあって、楽しいものですね。またニンゲンに会いたいです。……ちょっとUMAっぽさがあるな自分。

 

(以下宣伝です)

2月22日、新刊『タロットであの人の気持ちがわかる本』が説話社より発売されました。神保町の書泉グランデ様ではメッセージつきのものも置かせていただき、たくさんの方に手に取っていただいたことを心より感謝申し上げます。

この本はタロット×ビブリオマンシーの本で、正位置で「あの人の気持ち」を、逆位置で「アドバイス」を占うことができる、というちょっと変わった仕掛けがあります。お相手は片思いのお相手でも、パートナーでも、上司や友達でも、誰でも大丈夫。くるくる回して、ぜひ使い倒してください。占いを「使う」というのは、私がずっと重視しているテーマであり、こうしてかたちにできたことをとても嬉しく思います。ぜひ、ご活用ください。

 上記の発売にあたって、プレゼントキャンペーンも実施中です。私の私物入り束見本が当たるという誰得な賞もあるのですが、ぜひふるってご応募ください。

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