占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

2023年3月22日、おひつじ座新月。まずはスイッチを入れるんだ。これからの自分のために。

2023年3月22日午前2時半すこし前、おひつじ座で新月が起こります。この新月はおひつじ座に入ってすぐ、つまり0度の場所で起こります。春分の翌日、おひつじ座という12星座のトップバッターの、はじまりのポイントで起こる「はじまり」のタイミング、もうなんだか「まず最初の一番目から」みたいな表現で恐縮ですが、「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星、コミュニケーションや移動を司る水星も同じおひつじ座で、広がる・動くといったアクションにスポットライトが当たりやすいでしょう。物事がガツンと新しく動く時期、と思っていただくといいのかな、と思います。

もちろん「環境によって動かされる」ばかりでもないでしょう。おひつじ座はあれこれ考えたり、他人と比べたりといった発想が一切ない、本能のままに飛び出していくエネルギーです。そういったピュアな自分の動きと呼び合うようにして、運も集まってくるんですね。この春から新しいことを始めたいと思っていた人は、ひとまず動いてみるといいだろうと思います。とにかく手を動かしてみる。フィールドを広げてみる。当初は手探り状態であっても、そのうち要領がつかめます。必要な情報も集まってくるでしょう。

とはいえ、熟考してから動くのが好きという方もいらっしゃるでしょう。私たちはたいてい、成長する過程で「よく考えてから動きましょう」と教わります。よく考えないで動くと、私のようにバキューンバキューン(思い出される各種バラエティに富んだ黒歴史)というハメになるわけです。ただ、大人になると「とりあえずで動いても支障のないライン」はだいたい見極めがつきますね。情報収集もしやすいときですから「やらない理由探し」をするよりも「できる方法探し」をしたほうがいいのです。

 

なぜここまで「始める」をプッシュするかというと、我々には4月20日、どデカいスタートのタイミング・おひつじ座日食が待ち受けているからです。日食は、新月のグレードアップ版、大きなスタートです。

まずはスイッチを入れる。それが、本番の「すごいスタート」の準備やウォームアップになるかもしれません。ほんのちょっとでもいいんです。元気がなくて動けないなら「まずはスケジュールを引いてみる」とか、「とりあえず参考書を買う」とかでも立派なスタートです。「サルでも覚える英単語」的な本でもOKです。ハードルをむやみに上げず、「とりあえずで動いても支障のないライン」で飛び出してみませんか。

 

ちなみに23日には冥王星移動、25日には火星が7ヵ月ぶりに移動と、何かしら風向きの変化を感じたり、やたら落ち着かない気持ちになるという方も多いかもしれません。これらの星は星座の境目キワキワのところにあっての新月ですから、度数的には冥王星が調和、火星が葛藤を生む角度になっています。この点、新月時点では、サインまたぎでのアスペクトなのであまり気にしなくても大丈夫なのかな、とは思います。ただ太陽とは角度を組むので、23〜25日あたりもまでは自分自身に関すること、意思を持って頑張っていることについては、ちょっと極端な行動に出やすかったり、怒りを爆発させたりといったことになりやすいかもしれません。でも、「そういう時期かも」とわかっていれば、理性を取り戻しやすかったりしますね。もちろん、極端な行動を取ったり怒りにまかせて行動したりすることから始まる、新たな人生というものもありますから。絶対にいけないとは申しません。ただ、誰かや自分を損なうことなく自分を運用させる方法を見極めるのもまた、理性です。うまく折り合いをつけていけると素敵です。

 

どなたにとっても、よい新月となりますように。

 

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『超実践 星占い入門』おかげさまで重版しました!ゼロからのスタートの方にも、挫折したけれどまたやってみたい方にも「なるほど」と思っていただけるよう力を尽くしました。かつて、全然わからなくてヒーンとなっていた自分の「わかった!」「ふむふむ」の瞬間と理解に至ったプロセスを、いくつも入れ込みました。ぜひ一度、お手に取っていただけましたら幸いです。内容の詳しい説明は、ブログにもしています。

 

(近況)

先日、アイビー茜先生のTwitterスペースにお邪魔して冥王星についてお話しさせていただきました。なんと初スペースで、相変わらず緊張ガチガチトークでしたが、アイビー先生が優しくリードしてくださって私の黒歴史をお話ししまくってしまいました。おかしいな、あのへんのエピソードは抑えめにしておこうと思ったのに……振り切れると極端なほうにいくというのは、アセンダント上のライジングスターが冥王星という生まれのせいでしょうか(違)23日まで録音を残してくださるそうで、よろしければぜひご視聴ください。23日以降に見ちゃった方はスミマセン!

 

そういえばスペースをやりますと周りの方にお話ししたところ、「えっ……ウチが前に打診したときは、トークとか絶ッッッッッッッ対出ないって断り……ましたよね!?」といろいろな編集者さん&ディレクターさんに真顔で聞かれるハメに……。いやその土星が3ハウスに巡っていたのでトークを頑張っていたのです!本当です!と言い訳をしつつ、すみませんすみませんと陳謝して回ったのでした。正直なところまだトークが好きとか得意とまでは言えませんが、3ハウスの土星期で自分なりに頑張った結果、「頑張ればちょっといける」くらいにまでなれたのは良かったかなと思っています。こういった小さな、世の中で特に秀でたというわけではないことも「できた」と思えることで、ぐらつきやすい自信を少し、地上につなぎとめることができるように感じるのでした。

2023年3月7日、おとめ座満月。頑張った日々は決して無駄じゃなく、確かに”満ちて”いるのだ。

2023年3月7日、おとめ座で満月が起こります。満月となる正確な時間は21:40、その後22:35に「制限と試練の星」と呼ばれる土星うお座に入ります。土星は2020年末にみずがめ座に入り、木星と重なってグレート・コンジャンクションに。以来、みずがめ座に滞在していました。今回のサイン移動は、2023年の星の動きのなかでも注目すべき転換点のひとつです。ここを境に、「3年ほど、おのれを律するかのようにして頑張ってきたこと」に目処がつく人は多いでしょう。ただ終わるだけではありません。この世の中で生きていくための力を、きっと身につけているはず。そしてまた、3年ほどかけて頑張っていく次のテーマが始まるわけですね。

土星は苦手、という方は少なくありません。試練なんて感じることなく気楽に生きたいし、制限なんて受けたくない。ただ、土星が常にどこかに巡っているように、私たちは幸せで胸いっぱいなときでさえも、何かしら心配事や、心をきゅっと引き締めなければ対峙できないことを抱えています。幸せなだけ、楽なだけの人生なんてないのですよね。

でも、逆にいえば不幸なだけの人生もありません。土星がもたらす”試練”的なものを、「いやだなあ」と感じてもなお「今の自分には、必要なことなのだろうな」と受け止めてみると、見える世界も「能動的になんとかしていけること」に変わってくるんじゃないかと思います。なんでもポジティブに受け止めろ、なんて説教臭いことは申しません。無理矢理そう思ったって、納得できるのはごく表層の部分だけです。それよりも「今の自分のしんどさにも、なんらかの意味があるんだろう。土星とかね」と思ってみる。それが、占いを上手く使っていく方法のひとつなのではないかと思います。土星は乗り越えられない苦難は与えないと言われています。切り抜ける方法を徹底的に探して、自分としてもオトナになって、それでちゃんと乗り越えられますし、ここで得た経験は今後の人生で必ず、役に立ちます。

……とここまで熱弁をふるって(文字だけど)ハッと我に返るわけですが、このエントリーは満月をお知らせしようと思って書き始めたのでした。物事が”満ちる”イベントで起こる、土星期間の切り替わり。星々が「頑張ったね」と、呼びかけてくれているような気がする──というのは、いささかポエティックに過ぎる表現でしょうか。

 

この満月については、例によって例のごとくVOGUE様で書いてしまいました。むむ。ブログに書くことがないぞ…

www.vogue.co.jp

おとめ座の満月ということで「調整」の意味がびしりと効いてくるでしょう。仕事や自分に課せられた役割など、自分が抱えているものに責任を持ち、それをまっとうすることが”満ちる”ときです。課せられたことにベストを尽くすためには、自分が頑張り続けられるだけの「ちょうどいい」状態を維持することが必要です。おとめ座の「調整」は、責任と自分のポテンシャルをはかったうえで現状を整えること。満月では、その調整度合いが見えてきます。今のやり方がベストであれば、素敵なことです。その調子でやっていきましょう。ただ、現状でたくさんのものを抱えすぎている、無理をしすぎているということであれば振り返りと見直しをやっていくのが、この満月というタイミングに向いたアクションです。

満月は7日ですが、その影響は8日まで続きます。おとめ座の対岸のうお座では、水星と土星、太陽、海王星がきらめいて、月を見つめています。この構図が、私はとても美しく見えるのですね。限りなくロジカルでストイック、それがおとめ座満月の「調整」の意味を研ぎ澄ませていきます。

でも実は、物事をファジーに見るイマジネーションの力も、「あっていい」状態です。合理性だけでは成り立たない、矛盾も迷いもすべてを溶解するうお座的な優しさがここにあると思うのです。それを、対岸の月と向き合うことでパーフェクトなものにする。心も、からだも、現実もイマジネーションも調和していける。そんな希望が、あるように感じます。

溶け合えないものが、溶け合う。そんなちいさな奇跡が、この満月にはあるんじゃないでしょうか。自分を律するようにして頑張った日々の恩恵として。歯を食いしばって、声を押し殺して枕に顔を押し付けた夜だって、決して無駄じゃなかった。ときは満ちる、物事も満ちる。そして少しストイックな「次の目標」が、この満月前後からじわり、浮かび上がってくるだろうと思います。

 

どなたにとっても、良い満月でありますように。

 

(宣伝)

\本が出ました/

『真木あかりの超実践 星占い入門』(主婦の友社)です。占いを学び始めた頃の「なんで!?!?!?!?」がハラオチしたときのことを丁寧に振り返り、理解のヒントとなるように力を尽くしました。プロダクトとしても心地よく実用的な本に仕上がっていると思います(※頑張ったのは編集者さんとデザイナーさんです)。ぜひ、お手にとってご覧いただけますと幸いです。

 

(近況)

静岡に住んでいる両親が、本が出たということで開店と同時に書店に足を運んでくれたというのを聞いてちょっと泣きました。品出し前だったそうで、書店員さんにはお手数うをおかけしました。

要領が悪く生き方が下手で、小学校に入ったら即いじめられ、車に轢かれること3.5回、家出すること2回、結婚すること3回、いつの間にか過労で倒れ入院し、いつの間にか会社を辞め(近所で通り魔事件があったことを契機に親バレw)、といった具合で、心配ばかりかけてきた人生でした。我ながら情報量が多い。まあいいんですけど(よくない)、発売2日後には両親から「売り切れだったよ」というメールが。長く商売をやってきた両親です。在庫がどうこうとか、出足の良し悪しとか、肌感覚でわかっている人たちです。たくさん入荷されないほど人気がないと心配しているのか、喜んでいるのか、きっと両方なのだと思うのだけど、本を買ってくださった皆様、本当にありがとうございました。改めてお礼申し上げます。

『真木あかりの超実践 星占い入門』おまけ情報:こんな感じで執筆しています2023

『真木あかりの超実践 星占い入門』(主婦の友社)、おかげさまでたくさんの方にお手にとっていただきありがとうございます。この本は、運勢を読んだり書いたりできるようになる……ということで、私の「今月の運勢」「今週の運勢」の書き方をご紹介しているのですが、舞台裏として物理的な執筆体制もご紹介してみます。

まず冒頭の画像、こんなフォーメーションでやっております。ご覧くださいこの真剣な横顔……ってもちろん被写体は私ではありませんし、こんな真っ暗な部屋で書いているわけではないし、何より机上はこんなに片付いていないのですが、なにぶん仕事部屋が坂口安吾状態なのでイメージ画像ということでご勘弁ください。

 

いらないと思いますが参考画像

 

この画像(人間は他人)のような感じで、MacBook Pro+4Kモニタ+外付けキーボードに、iPadPro(12.9インチ)を脇に置いて書いています。2年ほど前まではノートPCのみのシンプルスタイルを貫いていたのですが、私の北斗百裂拳によりMacBook Airを立て続けにあの世送りにしてしまい、このままでは破産すると思って外付けキーボード体制にしました。以降、仕事部屋からほとんど出ない生活が始まりました。

 

いらないと思いますが参考画像

 

iPadに表示しているのは、西洋占星術の場合はこのようなものです。これはGoodNotesというノートアプリで、買ってよかった!と思うアプリのひとつ。このアプリでは、基本的にノートは1ページ1画面なのですが、iPadのスプリットビューという機能を使ってGoodNotes2画面を横に並べています。これによって見開きのノートのように使うことができます。

左が1ヵ月のホロスコープ。「ぐるぐる占星天文暦 2018年~2030年」という本をスキャンして読み込み、下にはAstro Goldで満月・新月ホロスコープを出して貼っています。また、それぞれの星は月が黄色、金星がピンク、水星がサックスブルー……という感じで色分けをして動きをマークしています。これは1ヵ月版。星は移動するので、日運や週運ではその期間のみの動きをマークします。星座ごとに、それぞれのサインを1ハウスとして読んでいきます。

右は1ヵ月の星の動きを記したノートです。ホロスコープだとどうしても時系列がぱっと把握できず見落とし・見誤りが生じるので、通常のカレンダーのように一覧で書いています。GoodNotesで私が最も気に入っているのはココ。方眼や横罫などプリセットされているフォーマットのひとつに、カレンダーがあるのです。まず土日をマークし、31日がない場合は黒で塗りつぶし、星が動く日と時間を書き込んでいきます。逆行があれば右にマーカーでその期間をぬりつぶします。色は左画面のホロスコープと揃えています。この時期は水星逆行しかないのでサックスブルーのみ。5星逆行となる季節はなかなか幅広くなり、ちょっと邪魔です笑

ピンクでマークしたものはチェックしておきたい主要アスペクト。「Stargazer占星暦」から転記しています。貼ってあるホロスコープは満月・新月のものです。ホロスコープ側に貼ったものと同じですが、スプリットビューにせず単体で見ることもあるためこうしています。視線移動も少なくて済むので、目の負担も減らせます。ほか、注目している天体イベントや、執筆のための着想なども書き込むことがあります。

 

このノートは8月に、翌年1年分を作ります。9月くらいから年運執筆がスタートするからですが、トランスサタニアンの動きは数年先まで紙のノートでメモしています。

 

この体制にしたのは2年ほど前のことで、それまでは執筆する期間ごとにホロスコープを手書きしていました。さすがに毎日は書きませんでしたが、毎週/毎月といった感じで、円を描いて12分割し……とやっていました。描いているうちに星の動きも覚えるので悪くないのですが、なにぶん週運にしても月曜始まり・水曜始まり・日曜始まりの運勢があり、月運も1日始まり・15日始まり・23日始まりと膨大です。星の動きが少ないときは同じようなものを描くことになるし、連載の増加にともない負担が大きくなってきました。

紙に書くことが好きでしたし、執筆したものを記録に残せるというメリットもありました。ただ、結果的にiPad+GoodNotesにして良かったと思っています。時間的・スペース的に大幅にミニマル化できるのはもちろんですが、転記ミスも減らせるからです。占いをする上で正確性は大前提ですから、少しでもミスを減らす方策があるなら採用するほうを選びます。

 

ベースとなるのはこの3冊。

特に「ぐるぐる占星天文暦」は月の動きまで1枚でわかるので、私にとってはベストでした。ほか、石井ゆかりさんの星ダイアリー2023 (一般書籍)も、月ごとのホロスコープが読めます。月の動きはダイアリーの方に記されています。「ぐるぐる占星天文暦」ではムーンボイドがわからないのですが、星ダイアリーではムーンボイドの記載もあります。

www.tradersshop.com

『真木あかりの超実践 星占い入門』は、巻末に暦がついています。これでザックリとは読めるのですが、がっつり読み込みたい、プロを目指したいということであれば上記3冊は必須かなと思います。

なお、アプリではAstro Goldがベストかと思います。なかなかお高めではありますが、名だたる先生方がみなさんお使いのことからもわかるように、機能が素晴らしい。時間、日、月、年単位でぐりぐり動かせるのがいいなと感じています。英語はがんばろう笑

 

とはいえ、専門書はお値段がなかなかになかなかです(いろいろな方向に気を遣った表現)。使っていると、むしろ「こんなにすごいものを、こんなにお手頃に出してくれてありがとう」と思えてくるのは確実で、頭が下がる思いです。ただ「まずは手軽に始めたい」という方もいらっしゃるでしょう。その際は、MyAstroChartなどは無料で、とても使いやすいサイトだと感じています。ありがたいことです。「シングルチャート」は今の星の動きがわかります。「現在時刻」で一発表示されるのも便利です。「これからの動き」は向こう30日、30週、30ヵ月という単位で星の動きが表示されるので、未来予想のイメージをざっくりとイメージする助けになります。

 

 

最後になりましたが、『真木あかりの超実践 星占い入門』、本当にたくさんの方にお手にとっていただき、感激しております。わかりやすい、かわいい、内容が充実しているといったお声ばかりでなく、「紙がいい」「においもいい」などとプロダクトとしても愛されすぎていて、お母さんもう涙が出ちゃう(お母さんなのか)。嬉しさのあまりつい茶化してしまいましたが、予約してくださった皆様、店頭に足を運んでくださった皆様、ネットでポチィとしてくださった皆様、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

 

2023/3/2発売『真木あかりの超実践 星占い入門』実際のページとこだわりをご紹介します

r2023年3月2日、主婦の友社様より『真木あかりの超実践 星占い入門』という本が発売されます。この本は、「星占いの基礎+運勢の読み方」をメインとした本で、ひそかに「西洋占星術を学び始めた頃の自分が知りたかった本をつくるぞ」という野望を抱いて執筆しました。

まずは惑星・サイン・ハウス・アスペクトをざっくりつかめます。加えて雑誌の「今週の運勢」「今月の運勢」を自分で読めるようになる、というものです。恋愛運や仕事運、対人運などテーマ別のリーディング方法、新月・満月・日食・月食等の読み方もご紹介しています。10年分の暦もついていますので、たとえば

  • 今の私の仕事運は?
  • 来月から新しい職場。対人運はどうかな?
  • 来週の合コン、いい感じになりそう?

といったことが、サクッと把握できるといったものになります。このあと実際のページを貼り付けてご紹介しますが、文字数多めです。これは私のポリシーである「占いは振り回されるものではなく、使うもの」を実現できる1冊に……とこだわったところ、限界まで詰め込む結果になりまして……その……恐縮です。とはいえ人それぞれ、知りたいことは違うと思いますので、まずはご興味のあるところからつまみ食い!みたいにしていただけたら嬉しいです。

この本は、占いができるようになりたい人はもちろん、「占いライターになりたい」「SNSで占いを発信したい」「いつか雑誌やWebで連載を持ちたい」「運勢の本を書いてみたい」といった、占い×文章で仕事がしたい方にも役立てていただけると思っています。私のキャリアはフリーライター20年、うち13年ほどが占い記事、書籍、各種コンテンツ等の文章を書いて過ごした時期にあたっています(数年前まではライターとして一般的な記事も書いていましたが)。過去、雑誌やWebの連載、および書籍で書き続けてきたノウハウをぎゅぎゅっと1冊に詰め込みました。どう読むか、どう書くか。迷いがちなポイントも、網羅できていると思います。こちら方面で頑張りたい方、占いって学べば学ぶほど書くのが楽しくなりますよ。どうぞご一緒に、ペンをとって参りましょう(原稿は手書きじゃないけど)。

 

紙と電子書籍、両方あります。紙のほうは、ペンでも鉛筆でも書き込みがしやすいサラサラの質感です。これは実はこだわったところ。夏でもぺたぺたしない、乾ききらないインクがベッとなったりしない本にしたかったのです。

 

本の構造

実際にブツをお目にかけましょう。下記のような構成です。

私は頭の出来が今ひとつなので、西洋占星術の本を読むときにページを戻って確認……ということを頻繁にやっているうちに、どこに何の情報があったのか完全に迷子になる…ということをよくやっていました。この本では、ページが色付けされています。

  • ピンク…星占いの基本(惑星、サイン、ハウス、アスペクト
  • 水色…日運・週運・月運・年運の読み方
  • たまご色…恋愛運・仕事運・対人運・健康運・金運・総合運の読み方
  • ラベンダー…新月・満月・日食・月食・その他大事なこと
  • ネイビー:惑星の移動をまとめた暦10年分

となっています。

惑星のページ

惑星の説明ページは太陽の部分をお見せしましょう。左上、惑星ごとに「○○担当」とつけてパッと理解しやすいようにしました。太陽は「自己表現担当」、月は「お気持ち担当」などと

ハウスのページ

私がハウスの解説で絶対にやりたかったのがこの図です。ハウスの意味を真面目に覚えようとするのですが、いまひとつ覚えられない。8ハウスなんて謎でしかないです。しかも、私たちの毎日は連綿として続いているのに、前後関係がわからずに読もうとすると「!?」でしかないのです。なぜ3ハウスでガンガンフィールドを広げたら4ハウスで家なのか。なぜ8ハウスで徹底的に深くいったのに、9ハウスではいきなり遠くへ行くのか。そのあたりを初学者の頃はいろいろな本に当たって学んでいたように思います。それをこの本では丁寧に書きました。

実際のハウスのページはこんな感じです。つなげて覚える、ということをテキストにも盛り込みました。

「今日の運勢」を知る

今日の運勢、つまり日運というのは多くの方がSNSで発信なさっています。あれがどういった仕組みで出されているのか?ということを書きました。日運、週運、月運、年運とそれぞれに解説しています。いつか雑誌やWebで連載を持ちたいという方は、こういったページがきっと参考にしていただけると思います。

テーマごとのリーディング

占いをしたいと思われる方は、正直なところ「これから自分はどうなるのか?」に関心があると思います。少なくともかつての私はそうでした。恋も仕事も、自分でどうにかして生きていくしかないのはわかっているんです。でも、不安で不安でたまらない。どうにかして手がかりを知りたい。そんなときに自分でホロスコープが読めたらいいなと思うのです。

この本では、恋愛運・仕事運・健康運・金運・対人運という、占いで求められる5つのテーマの読み方をご紹介しています。特に恋愛・仕事についてはかなり厚めに、注意事項も含めてご紹介していますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。私が実際に占いを書く上で、読者様からの反応を踏まえて得た学びをぎゅっと詰め込みました。

 

新月・満月・日食・月食とか……

もうこの本が壮大なネタばらしにしか思えなくなってきましたが、こんなページもあります!

 

自分のなかで大切にしていること、書き続けるなかで得たもの、全部詰め込めたと思います。ぜひ、ご参考にしていただけたらと思います。

 

2023年2月20日、うお座新月。春の始まり、一瞬の光芒のもともたらされる「はじまり」のタイミング。

2023年2月20日夕方、うお座新月が起こります。うお座に入ってすぐの場所で起こる新月であり、うお座には金星と海王星も滞在しています。金星も海王星も、うお座ではその持ち味がとてもよく活かされるとされているんですね。ただ、金星は新月の50分後、次のおひつじ座に移動します。愛と夢、イマジネーション、救済……そうしたものが渾然一体となって放つ最後の光芒のなか、新月の「はじまり」という意味合いがもたらされる。「ちょっと何言ってるかわからない」とサンドウィッチマン冨澤さんが脳内に登場した人もいらっしゃるかもしれませんが、うお座というサインの「境界線を作らない」という特性をよ〜〜〜〜〜〜〜くイメージしてですね、広〜〜〜〜〜〜〜い心で私の言葉を受け取っていただきたく思います。ここで「説明しないのかよ!」と言うサンドウィッチマン伊達さんが私の心の中に浮かんできますが、サンドウィッチマンに挟まれていったい私は何をしたいのでしょうか。知らんがなですねハイ。

さてうお座新月は、言葉に尽くせぬインスピレーションの部分での「はじまり」を意味します。私はあまりスピリチュアリティと心の親和性が高くはないのですが、うお座新月のときによく使われる「浄化」「救済」という言葉のほうがしっくり来る、という方も多いかもしれません。

言葉について掘り下げると長くなっちゃうのですが、「浄化」「救済」という言葉に対して、私は過去に期待しすぎてしまった経験があるのです。当時はこれらの言葉に対し「今まで抱いてきた悩みがすべて解消され、痛みも苦労もすべて報われる」といった感じを期待していました。今から思えば「なんて都合のいい想像をするんだ」でしかないのですけれども、しんどくて悲しくて、すがるようにしてうお座新月に賭けたのですね。うお座だから、新月だから、きっと救われるはず──と祈るようにその瞬間を待つのですが、心は真っ暗なままで全然“浄化”された気がしないし、悲しみも痛みもそのままで”救済”された気もしなかったのです。やけのやんぱちになって酒ばかりが進むという…「アルコールにおぼれること」もまたうお座サインの意味のひとつなのですが(笑)。ちなみにこれは「うお座サイン」のお話であり、うお座の人が飲んべえという意味合いではありません。

占星術を学んだ今となっては、「浄化」「救済」を他者からギフトのようにもたらされるもの、と思い込んでいたのが間違いだったとわかります。うお座は自他の境界線を作らないサインです。浄化とは、救済とはそうしてもらえるのを待つのではなく、他者をみずから完全に受け入れ、自己とそれを取り巻くものを深く見つめた上で、自分のなかで成り立つものなのですね。祈っても願っても、他人にも自分にも向き合わず他力本願でいては、新月の「はじまり」の意味は少し、弱くなってしまうのでしょう。人生そんな厳しいことばかりでもないし、自分でも意識しないうちにちゃんと向き合えている人だっていると思います。でも、もし「浄化」や「救済」という言葉そのものがしっくりこず、自分ひとりが置いてきぼりにされてしまったような気分になった方がいらっしゃいましたら、上記のようにうお座新月を捉え直してみてもいいかもしれません。

あたたかな春が来る直前、12星座のラストの星座にもたらされる「はじまり」の暗示。今が元気いっぱいという人は、きっとおひつじ座で始まるラッキースターの競演が効いているでしょう。そう、金星と木星です。思い切りハッピーに、アクティブに、やりたいことを片っ端からやってみるといいだろうと思います。おひつじ座、しし座、いて座など火の星座の人はこちらが多いかな。そしてもし、ちょっとお気持ちがデリケートになってしまっている人は、きっと新月が効いているのでしょう。どんな自分も、まずは受け入れてあげられると素敵です。しょんぼりしていて、頭のなかがぐちゃぐちゃで……などといろいろあるかと思いますが、どんなあなたも頑張っていますね。一瞬たりとも自分を見捨てずに、ちゃんと悩めたのがまずはすごいことです。それを認めることが、「はじまり」につながっていくだろうと、私は思います。特に水の星座のかに座、さそり座、うお座のみなさんは、どうぞご自分に優しく過ごしてみてください。たまには甘やかして、あったかい飲み物でも飲んで「頑張ったね」とねぎらってあげられたりすると素敵だろうと思います。

 

どなたも、良い新月にしていかれますように。

 

(以下宣伝です)

\本が出ます/

私が西洋占星術の初学者だった頃、欲しかった本を書きました。当時理解しにくかったところを「なぜ、理解できなかったのか」と徹底的に掘り下げ、役立つように頑張ってみたつもりです。自分の星座を読みたい方には、「占いは振り回されるものではなく、使うもの」という自分のポリシーをそのまま盛り込み、実践的な内容としています。また「いつか雑誌で占い記事を書けるようになりたい」「ブログやSNSで日運や週運を発信してみたい」という方に対しては、個人鑑定と占い記事執筆から占い師としてのキャリアをスタートさせた私の経験から、必要な情報を網羅できたのではないかと思っています。たくさんの方にお手に取っていただけますと幸いです。

 

(近況)

完全リモートワークだった夫が突然出社の体制に変わりました。初の緊急事態宣言以降、3食作り続けた3年間……大変さよりも一緒に食事ができる楽しさが勝る日々でした。まあ夫は外食のほうが嬉しかったのかもしれませんがw。そんなこんなで、ひとりの食事は品数を作る気にもならず、料理とも言えないような雑ごはんで腑抜けたようになってしまっているのですが、空の巣症候群ってこういうことでしょうかね(違)

2023年2月6日、しし座満月。自分のなかからあふれ出るものと、ブレイクスルーを起こすこと。

2023年2月6日、しし座で満月が起こります。この満月についてはまたVOGUE様で書かせていただいておりまして、う〜ん書くべきことはだいたいここで書いてしまいました。どうしてブログ用にネタを取っておけず、全投入してしまうのかと悔やむ満月直前を毎月繰り返しております(訳:学ぶことを知らない人間)。

www.vogue.co.jp

まあでもサービス精神に富むところが私の美徳であります、ということでこの満月、重なるところも多いですが、ブログということで少しのんびり書いていきます。

今回の満月が起こるしし座は自己表現、自己主張と関連の深い星座です。自己表現というと何かあったかな!? と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえば創作や楽器演奏といった趣味をお持ちの方、クリエイティブな仕事の方などはここまでの努力が実り、納得のいく表現ができるのではないでしょうか。もうちょっとさり気ないことでいえば、料理がうまくできたとか、インスタに載せたい写真が撮れたなんて人もいるだろうと思います。また、自己表現のひとつに「愛」があります。「私はあなたが好きです」というのは、自分のなかから創造されるエネルギー。自己表現なんですね。

満月はこうした物事について、「満ちる」とき。物事が一定のレベルまで到達したことを踏まえ、振り返りと調整を行うタイミングです。自分自身、そして内側からあふれる創造のエネルギーについて。愛について。

自分に合った、プラスの物事を積み重ねている人はさらなる目標が見えてくるかもしれません。ただ、当たり馬券だけを買い続けることはできないように、人生は常に最適な選択ができるとは限りませんね。たまには自分らしくない選択をする──いえ、「に、なってしまう」というほうが近いでしょうか、そんなこともあります。しょうがないです、それもまた人生です。満月はそんなとき、自分らしくないことが満ちることで、振り返りと調整を促してくれます。もう嫌だ、もうダメだといった感情はこの場合、決してネガティブなものばかりではありません。

私が好きなサン・テグジュペリの『夜間飛行』に、こんな一文があります。

敗北は、おそらく来るべき真の勝利に結びついていくための約束なのだ。物事が進みつづけることこそが重要なのだ

夜間飛行 (光文社古典新訳文庫)

進もうと意識しなくても人生は続いていきます。ただ、意識しない人生というのは往々にして、人に振り回されます。それであれば、できる範囲だけでも意識していけるといいですよね。自分らしい、創造的な人生を生きるためにはどうしたらいいのか。満月はそれを振り返るきっかけをくれるでしょう。

 

今回、満月に対して「自由と改革の星」と呼ばれる天王星が「Tスクエア」という角度を取っています。Tスクエアはハードな意味合いのアスペクトで、現実問題としての葛藤が表面に出ます。ただ、突破口となるのもこのブレイクスルーをくれる天王星であり、変化の波には乗ってみることが現状を打開するエネルギーとなるでしょう。この満月にはもうひとつ、「情熱と闘いの星」と呼ばれる火星が「調停」という、調和をもたらす角度を取っています。変化というのはときに怖く、ストレスをもたらすもの。それでも情熱を持てることであれば、「振り返りと調整」の満月において敢えて「自分から変えていく」ことを選択するのも、いい未来につながっていくのではないかと思います。

 

どなたにとっても、よい満月となりますように。

 

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SPURにて、金星うお座期のアイテムを書きました!

spur.hpplus.jp

九星気学占いを連載させていただいているクロワッサンオンラインにて、2月から7月の「2023年上半期の運勢」が公開されています。九星気学立春が1年のスタートなので、この日からの半年にしました😊

croissant-online.j

上半期はまだあと5ヵ月あります!!よろしければ!!(セコい感じの宣伝)

 

(近況)

渋谷のMARUZEN&ジュンク堂書店東急百貨店本店の営業終了にともない閉店とのことで、しょんぼりしています。渋谷は会社員として10年通った街で、MARUZEN&ジュンク堂書店にも何度となく足を運びました。ちょうど心理学をやったり占いを始めたりの時期で……というのもあるのですが、用もないのに寄っては何かしら買い求め、VIRONやドゥマゴパリで読み耽る日々でした。自分の本が並んでいるのを見たときはとんでもなく嬉しかったし、いろいろな先生のご本も買いました。本を両手いっぱいに抱えているときに元カレから電話がかかってきて話したときのことは、妙によく覚えています。甘やかな声を持つ人でした。その後ほどなくして彼は泉下の客となり、最後に聞いた声はいつも書棚が連なるあの光景、たくさんの本を抱えたまま隅に寄った腕の重たさを瞬時に呼び起こします。

渋谷、いろいろありました。お客様から「俺の送別会に来い」と言われ、カラオケ店に出向いたらその人がテーブルに乗り、完璧な振り付けでWinkの「淋しい熱帯魚」を歌っていたこともあった。代理店に「この案件が取れなかったら責任を取れ」と言われて逃亡したこともあった(その後受注した)。会社の近所では発砲事件が何度もあった。終電後まで残業した後によく行ったバーからは有名なデリヘルビルが見えたが、あるときふと見たらその一室で踊り狂う人々の影が見えた。仕事中、ふと窓から外を見たら向かいのマンションのベランダに裸のおじさんがいて度肝を抜かれたこともある。ラブホに行ったらなぜかSM部屋に当たり仰天したこともあった。そんな思い出の渋谷はここ数年で、ぽろぽろとこぼれ落ちるようになくなりつつある。猥雑で汚くて、いつもどこかで誰かがハメを外していて、そんな街が特別好きだったわけではないけれど、美しい街に生まれ変わる最後の日々をちょっと垣間見たのだなと思うと、人生悪いもんじゃないなと思うのでありました。いやーSM部屋、本格的ですごかったのよ笑

 

2023年1月22日、みずがめ座新月。心のなかで、理想の炎が燃え上がる。

2023年1月22日、みずがめ座新月が起こります。この新月は、若干ゆるめではあるのですがおひつじ座の木星、ふたご座の火星とリンクして「小三角」という角度を取っています。パワフルに、前へ前へ・未来へ未来へと進んでいくような元気な星たち&星座たちで、非常に勢いがあります。ひとりひとりの力は小さくとも、その小さな力も集まれば世の中を変えていくことができるんだ、ブレイクスルーを起こせるんだと理想に燃えるような、そんなイメージの新月です。

ただ、少三角はあくまで「小さくまとまる」角度です。実際に世の中をゴリゴリ動かしていくというよりも、心の内側で理想の炎をあかあかと燃え上がらせる、そんな人が多いのかもしれません。停滞していることに、革新を起こすんだ。未来をもっと良くしていくんだ。そうした思いは、見えなくてもみんなのなかにきっとある。そう信じてみることで、始まることってあると思うのですよ。こうやって心のなかで大きく物事が動くときは、感じたことを記録しておくといいです。スマホのメモでも、手帳でも。

みずがめ座ということで「平等」や「公平」というテーマにも、スポットライトが当たります。明けて23日には「自由と改革の星」と呼ばれる天王星が逆行を終了し、本来のエネルギーを取り戻していきます。天王星みずがめ座の支配星ですから、ここも注目したい動きです。新月は個人を、天王星順行は世の中を動かしていく。そんな時期なのかなと想像しています。みずがめ座天王星はテクノロジーとも関連があります。そのあたりで、業界や世の中が大きく刷新されるような動きもあるのかもしれません。

水星と火星がW逆行でスタートした1月は、スロースタートとなった人や物事も少なくないでしょう。火星は13日に、水星は18日に逆行を終了しているので、個人レベルではすでに調子を取り戻しておられると思います。そこに加えてこの22日、23日は世の中的に、大きく物事が動き出していくという印象があります。ちょっと動きの大きいときですが、自分のペースを大切に、ぼちぼちやっていけるといいですよね。

 

そういえば15年ほど前、都電荒川線の車内に「墓地墓地考えてみませんか!?」というポップすぎる墓地の広告が掲出されていて、当時ヤングだった私は「アリなのか!?本当にアリなのか!?」と思いました。

どなたにとっても、良い新月となりますように。

 

(宣伝)

2023年上半期運勢本、発売中です!すでにお読みいただいた皆様、今まさに読むぞフンヌッと思っている皆様、ありがとうございます。スタートダッシュをきかせるお供として、ぜひお役立ていただけたらと思います。

タロット本もまだ発売中です。

 

 

(近況)

どうでもいい話なんですけど、編み物が好きです。冬になると発作的に何かを編み始める習性がありまして(1月7日の満月のブログでも書きましたね)、またネットで編み図を探していたのです。するとですね

 

いろんな……編み図があるんだなと思いましたね……

 

ひょっとしたらちょんまげもあるのか!?と思っていたら、すでに作っている方がおられましたwちょっとかわいくないですかこれ。どこにかぶって行ったらいいのかわかりませんがwww

 

 

もしやと思ってさらに調べたところ、落ち武者の帽子はまだないようです。↓下記リンクの画像みたいなやつです。これなら実質、頭皮部分だけをかぎ針で編んであとは黒い毛糸でいけそうです。イヤーマフみたいなものですから、意外と防寒性も高いかも。矢の部分は木の棒でもつければいい気がしますが、敢えて編んでみるのもかわいいかもしれません……って私はどこに向かおうとしているのでしょうか。ダメだダメだ!仕事をしろ自分!