占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

【更新・掲載情報】雑誌、電子書籍、Web記事で2018年末〜2019年の占いが出ています

あと1ヵ月もすればお正月だなんて誰か嘘と言って!という気持ちでいっぱいですが、2018年末〜2019年の占いがもろもろ出ておりますのでご紹介します。

 

■2018年クリスマスまでの運勢(VOGUE)

クリスマスまでどう過ごす? 占星術師 真木あかりが占う、運気アップのためのアドベントカレンダー。【Holiday2018】 | VOGUE JAPAN

1週ごとに運気を読んでいます。星座ごとのラッキーデーも入れておりますのでご参考のほど。

 

■2019年の運勢

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yujiさんとコラボで書かせていただいた「2019年 愛と仕事のエナジャイズ占い」、私は九星気学で恋愛運を占っています。冒頭の概論については下記からもお読みいただけますので、ぜひともご覧ください。

spur.hpplus.jp

幻冬舎からは11月30日、電子書籍が発売になります。Kindleのような電子書籍リーダーがなくても、スマホやPCからお読みいただくことができます。ぜひこの機会に、お手にとっていただけましたら嬉しいです。

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

 

 総合運、恋愛運、仕事運の一部は幻冬舎plusからご覧いただけます。お試し読みのような感じでぜひどうぞ。

www.gentosha.jp

 

12月〜1月にかけてはあといくつか、記事が出る予定です。またブログやTwitterでお知らせしますので、もしもお気持ちに合うものがありましたらご覧いただければとても嬉しく思います。お力添えできる記事にできるよう、努力してまいります。

2018年11月23日、ふたご座満月。たゆたえども沈まず。揺らぎながら、ベストな道を見定めていく。

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2018年11月23日、ふたご座で満月が起こります。満月の対岸にあるのはいて座の太陽。そのすぐそばには、11月上旬にいて座入りした木星がいて、2019年の年間テーマをびしっと刺激しています。これにさらなる刺激を与えているのが、うお座の火星です。

この11月は、私たちの毎日にわりと強い影響を与える近い星々から、ゆったりと刺激を与える遠い星までが、さまざまなかたちでターニングポイントといえる動きを見せていた月でした。状況が目に見えて変わった方もいらっしゃるでしょうし、お気持ちが大きく変化した方も多いことでしょう。そういう時期です、大丈夫です。変わらないと運気ってよどみますからね。

 

今回のふたご座満月は、とても不思議な印象を受けます。おそらく、頭であれこれ考える「理屈」は普段以上にはたらくと思うのです。ただ、それがあまり役立たないことが多そうです。抵抗せずにたゆたいながら、ぴたりと合う一瞬を見定める、ちょうどいいい加減のところを見極める。バランスをちょいちょい調整しながらきゅっと合わせていく。そんな印象です。

棚をつくるとき、左右のねじを片方だけギュギュギュッと締めてさあ次とやっていてはゆがんでしまいますよね。右をギュ、次に左をギュ、また右をギュ、とちょっとずつ締めていくと両方ともちょうどよく締まります。たゆたいながら、というのはそうしたメージです。

 

木星のすぐ脇に太陽がいることで、どなたも壮大なイメージを自分のなかに抱くだろうと思います。これからこんなふうにしていきたい。私はこう生きたい。過去はどうあれ、私の人生を生きたい。そう考えるのは素晴らしいことです。ただ、そのとき「右のねじだけをギュギュッと!」という発想でいては、どうしたってひずみが出やすいのだろうと思います。両手を広げて深呼吸したくなるような、ほがらかで明るい展望を抱くときだからこそ、右をギュ、次に左をギュ、また右をギュ、とたゆたいながら「いい加減」を見極めていくことが、この満月には似合うように思います。

そんなのつまらないな、と思えたりもするかもしれませんね。私もそう思うタイプの人間です。たとえねじ山が潰れ棚が割れドライバーが曲がったとしても右だけをギュ(やめろ)的な人間ですけれども、そんなとき「たゆたえども沈まず」という美しい言葉を思い出したりもするのですよね。これはパリ市の標語です。どんなに揺れても決して沈まない。それは己への信頼であり、たゆたう余地を許すことでもあります。すばらしく豊かなことであろうと、この言葉を思い出すたびに感じるのです。

ちなみに棚づくりはものすごく下手ですが、まあそれはまた別のお話ということで。

 

どなたにとっても、よい満月でありますように。

 

(以下宣伝です)

2019年の運勢が幻冬舎plusで公開されています。来年の指針に、ご参考にしていただけますと幸いです。

www.gentosha.jp

上記に全体の星回り、恋愛運・仕事運の月ごとの運勢、今が辛いあなたへのアドバイスを盛り込んだ完全版が電子書籍でご覧いただけます。星ごとの分冊版もあります。

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

 

 

2019年上半期の運勢を更新しました

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2019年上半期の運勢を更新しました。幻冬舎plusで公開している総合運と恋愛運、そしてブログ限定で「2019年、運命のカギとなる日」をご覧いただくことができます。2019年という年において、少しでもあなたのお役に立つことができましたら、これ以上嬉しいことはありません。下記リンクより、ぜひご覧いただけますと幸いです。

 

2019年上半期 おひつじ座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 おうし座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 ふたご座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 かに座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 しし座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 おとめ座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 てんびん座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 さそり座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 いて座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 やぎ座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 みずがめ座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

2019年上半期 うお座の運勢 - 占い師・真木あかりのブログ

 

11月30日発売の電子書籍では、総括した星の動きに加え、1月〜6月の世の中の動き、恋愛運・仕事運それぞれに1月〜6月の運勢、それぞれの「今が辛いというあなたへのアドバイス」もご覧いただけます。星座ごとの分冊版もありますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

 

 

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2019年上半期 おひつじ座の運勢

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2019年上半期の運勢は総合運・恋愛運・仕事運を幻冬舎plusにてご掲載いただけることになりました。さらに全体の星回り、恋愛運の月ごとの運勢・仕事運の月ごとの運勢、恋愛・仕事それぞれに今が辛いという方へのアドバイス電子書籍2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)にて出させていただきます。それにともない、ブログでも総合運と恋愛運をご紹介させていただくのがこの記事です。とはいえまるまる同じ情報というのもしのびなく、ブログ限定で「2019年、運命のカギとなる日」というものを1ヵ月に1日ずつ選んでコメントを書きました。ご参考にしていただけますと幸いです。仕事運は幻冬舎plusでチェックしてみてくださいね。

2019年は「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星がいて座に滞在する1年です。木星はいて座と結びつきが強い惑星なんですね。ですから木星がその力を例年以上に発揮しやすい、どの星座の方にとってもそれぞれに「幸運と拡大」が望みやすい星回りとなっています。

電子書籍のほうで、私は「自分の人生を信頼すること、自分の人生を愛すること」と、今年を総括しました。自分に厳しいがんばり屋さんほど「自分なんてまだまだだ」なんて思いがちですけれども、2019年は「自分だって報われていいはずだ、だってこんなにがんばってきたんだもの」くらいに思ったほうがいいときです。『幸福論』を書いたアランは「人は望まない限り幸福にはなれない、だから幸福を欲しなければならない」と述べています。まずは幸福であっていいはずだ、うまいこといっていいはずだと自分を信頼することで、世界は応えてくれるように思います。

とはいえ「幸福であっていいはずだ」と思うにもエネルギーは必要です。そのために、この占いがいくばくかの栄養になってくれますように。そんな願いをこめて、言葉を綴りました。

 

 

世界を広げていく探求と、野心を力に変える努力

 直観にしたがって新たな世界を切り開き、情熱を燃やす――おひつじ座の人が持つこうしたチャレンジ精神は、2019年は「世界を広げる」ということに向けられていくでしょう。この試みは、人によって大きく方法が分かれます。世界に飛び出るような形で、体を動かして文字通り世界を広げる人。留学や海外赴任、出張、視察などでさまざまなものを、体をはって吸収するのでしょう。

 一方、今いる場所をまったく動かない人もいます。その人の場合は、読書や研究、勉強などによって頭のなかの世界を広げているのです。教養や歴史、哲学など深い学びや専門知識を追いながら、ある意味で時空を超えた旅をするのです。どちらもこの時期ならではの欲求であり、得られるものは大きいはずです。

 もし、いつか行ってみたい・学んでみたいという場所やテーマがありましたら、ぜひ積極的に動いてみてください。おそらくは、仕事や恋愛などさまざまな局面で豊かに羽ばたいていく手助けとなってくれるでしょう。楽しみながら、やりたいことを探してみるといいかもしれませんね。

 

 一方、主に仕事や社会的な立場において、2017年末頃から強いプレッシャーを感じていた人は多かったことでしょう。特に2018年は、目上の人から重要な役割を受け継いだり、学んだりと期待を寄せられることも多かったはず。社会人として成長を感じられる一方で、どこか檻のなかに閉じ込められたような窮屈な気持ちを味わったこともあっただろうと思います。プライベートを少々、犠牲にしたり、立場上やりたいことを控えなければいけなかったりと、これまで通りにいかなくなったりもしがちです。頑張っていらっしゃいましたね。

 

 ここまで努力を続けてきた人なら、そろそろ持ち前の野心をフルに燃やし、上をめざす基礎体力もそなわっているはず。詳しくは仕事運のところで書きますが、世界を広げながら自分の強みを打ち出していくのもよろしいかと思います。

 このプレッシャーや閉塞感については、学生の方であればあまり意識なさる必要はありません。世界を広げる、というところだけ意識していただければ大丈夫です。

 

生きるとは、愛とは。人間性を成熟させていく旅の途中 

 おひつじ座の人についてよく語られる特徴として、勇気や積極性といったものがあります。ただ、おひつじ座の人はこうした説明にときどき疑問符を投げかけます。まわりの人はそう思っているのに、当の本人には自覚がないのですね。それは、確固たる自己肯定感を持っているがゆえに、他人と自分を比べることをしないからと言われています。いったん興味を持つと、脇目も振らずとことん集中して取り組むのもおひつじ座の人の特徴ですが、こうしたまっすぐなまなざしをすべてに向けているのが、おひつじ座の人たちなのです。

 ただ、それゆえに近視眼的になりがちなところもあるのは、きっとあなたもお気づきのことでしょう。

 

 2019年、あなたが木星の力を借りてたくさんの学びを得ることで、あなたは人としていっそう成熟することができるでしょう。なぜ生きるのか、なぜ人を愛するのか。妥協することなく考え抜く過程で、他人や社会への理解を深めていけるのです。

 こうしたテーマについては、おそらく3〜4年前にも一度、深くのめり込むように考えるタイミングがあったのではないかと思います。そのときは見つからなかった答えも、2019年には「わかる」瞬間が訪れるかもしれません。そして、自分の一部のような存在として心のなかに秘めている、消えることのない孤独感の理由や意義も、わかるようになるでしょう。

 

 そう考えると、おひつじ座の人の2019年は、「人生のなかでもかなり大きな目標を叶えるための旅の途中」といった見方もできるのかもしれません。道なき道を道にしていくような、そういった時間はあなたにとって、何より生きがいを感じられることでしょう。ときには先が見えなくなることもあるかもしれませんが、今年は前に進めば進むほど視野は広がりを見せていくでしょう。

 真っ暗なトンネルに迷い込んでしまうようなことも、ときにはあるのかもしれません。そのときはきっと、旅や本が力強く味方をしてくれるはずです。

 

「自分を変える」挑戦の終わり

 2011年3月から、おひつじ座の人は「自分を変えたい」という思いが強くなっていたのではないでしょうか。この時期、「自由と改革の星」と呼ばれる天王星が、おひつじ座のもとにやってきていたのです。天王星はひとつの星座に7年ほど滞在し、星座ごとにさまざまなテーマで「その人に不要になったものの改革」を促します。

 折しも天王星が移動したのは東日本大震災が起こった翌日でした。この日から、日本では多くの人がこれまで信じてきたものの脆弱さを知り、悲しみや痛みに触れ、自分のあり方を問い直してきただろうと思います。そんななか、7年間かけてアイデンティティのあり方や自分の価値観といったものを、まるごと作り変えてきたのがおひつじ座の人だったのですね。

 

 天王星はときに、ショックを伴うような“事件”をもって変革を促すことがあります。2011年3月以降にご相談をいただいた方の例を申し上げますと、慣れた職場を追われるようにして辞め独立した方がおられました。ほかには、地元のコミュニティで突然、無視をされるようになって孤立した方もおられました。どちらもおひつじ座の方です。本当に悲しくやりきれない気持ちを抱えておいででしたし、私も胸が痛む思いで鑑定させていただいたことを覚えています。

 

 こうした方々は一見すると、不幸に見舞われたように見えます。ただ前者の方は独立後、もともとの愛されキャラの性格を存分に活かし、会社員時代よりもイキイキと働いていらっしゃいます。後者の方はしばらく落ちこんでいましたが、あるときふと「そもそも、最初からそんなに行きたいコミュニティではなく、派閥などがあってむしろ嫌だった」と気づいたのだそうです。そこからは趣味を充実させて副業を始め、今ではたくさんのファンの方がいるそうです。おふたりが事件に屈することなくチャレンジを続けられて、本当に良かった。

 

 どちらのケースにも共通するのは、自分らしさを確立し、ときに慣れた場所を出て「自由」を手にするということです。天王星は「自由と改革の星」と呼ばれますが、ただショッキングな出来事を起こすだけでなく、乗り越えれば必ずその人にとって「自由」という結果がついてくるようになっているのですね。

 

 きっと、あなたもさまざまな出来事から、ご自分を大きく変えてきたのだろうと思います。2011年春からの月日を振り返ってみてそうしたご自分に気づいたら、ぜひねぎらってあげてください。人は、並大抵のことでは変わることはありません。雑誌などではよく「今年こそ自分を変える!」なんて特集が組まれますが、そんなにコロコロ変わっていてはむしろ困るのです。部長が1日で豹変して出勤してきたりしたら、逆に「大丈夫か」心配になるはずです。

 それでも、あなたはコツコツと努力を重ね、自分を変えていらっしゃいました。7年前とは違う人と思えるほどに、大きく成長していらっしゃるだろうと思います。そして、周囲に流されず自分らしくいられる「自由」の力も、手にしておられるだろうと思います。

 

 この試みは、2019年3月6日で終わりを告げます。1月から2月くらいの間、過去の自分を思い出させるような出来事に見舞われるかもしれません。ただ、もう繰り返さずにいられるはずですし、そうするのがベストです。

 

お金やモノの価値観を変える7年間の始まり

 2019年3月以降、天王星が変革を求めてくるテーマは「お金とモノ」です。現代社会で生きていくためにはお金が必要ですが、そのお金が足かせとなって人の自由な生き方を阻んでしまうことがあります。たとえば「転職したいけど、年収ダウンが怖くてできない」とか「実家を出たいけれど、貯金がないのでできない」とか。そうした状況を変化させざるを得ない事態が訪れるかもしれません。会社勤めをやめてフリーランスになったり、趣味を活かして副業で収入を得たりと、稼ぎ方を大きく変える人もいるでしょう。

 お金を景気よく「使う」ほうに変わる人もいるかもしれませんが、生活が破綻しないよう自制心を大切になさってください。金運は停滞を嫌います、循環させてこそですから、使うことそのものは悪いことではありません。罪悪感を覚えることはありませんので、ご安心ください。

 

 こうした流れは、2026年まで続いていく気の長い話です。ですので、あまり気負いすぎずゆったりと構え、「お金に関する変化は自由への入り口」くらいに認識しておかれるのが健康的かもしれません。

 大きく潤ったり、一気に失ったりとさまざまなことが起こるはずです。心が揺れる日もあるでしょうが、目の前のことを短絡的に「良い」「悪い」と決めつけてしまうと、天王星の恩恵はやや受けにくいでしょう。それよりも「これによって自分が変わることで、どんな自由が手に入るのだろう」と考えてみると、起こったことにどのような対処をしていくか、目処も立てやすいだろうと思います。まあ突発的なことがあれば慌てるものです、落ち着いたらで大丈夫です。

 

 モノについても、価値観が大きく変わる予感です。モノが捨てられないタイプの人がある時期からミニマリストになったり、無趣味の人がいきなりコレクターになったりすることも。どちらの場合も、あなたにとってなんらかの「自由」がもたらされることでしょう。

 

<恋愛運>

 おひつじ座の人の恋愛運を振り返ってみると、2017年が出会い、そしてパートナーシップにスポットライトが当たる星回りとなっていました。2018年は、ディープな愛を交わせるとき。どこか秘密めいた関係を持った人も多かったかもしれません。この時期、スキンシップや性的なことに強い欲求を持つ人も多くなります。情熱的なおひつじ座の人らしい、ドラマティックな展開もあったのではないだろうかと私は想像しています。

 

 こうした日々を経て、おひつじ座の人は2019年、とても自分らしい恋をすることになりそうです。春頃、これまで恋愛を含む対人関係において、他人との間に立てていた見えない壁を、思い切りよく取り払うことができそうなのです。それは先程も書いたように、2011年からの自分との闘いによって、本当の意味で自由な自分を獲得できたからなんですね。

 おひつじ座の人は、自分の心が動かなければ決して恋を前に進めることはできない人です。揺らがない自分というものを手に入れてする恋というのは、きっと素晴らしいものになるでしょう。

 しばらく恋をすること、家族を作っていくことから腰が引け気味だった人は、自分に正直でいられて素晴らしかったですね。ここから先は、しっかりと自分の幸せのためにコミットしていきたいという気持ちになれるはずです。

 

 もうひとつ申し上げるならば、2019年は例年以上に「愛とは何か」を深く考えることになるでしょう。これはシングルの人も、カップルの人も共通です。人を愛する意味は、この人でなくてはいけない理由は、家族とはどういうことか。惚れたら一直線、といった今までのパターンとは少し違うアプローチですが、今のおひつじ座はそうした時間もまた、大切にしたくなるようです。

 

 

仕事運はぜひ、幻冬舎plusでご覧ください。

 

 ★ブログ限定:2019年、運命のカギとなる日(おひつじ座)
1月1日 やる気が爆上げ状態に。自分が自分でいられる素晴らしい1年のスタート
2月4日 仕事がおもしろくなってきそう。じっくり、でもそれが楽しめる。
3月21日 人間関係で嬉しいことがある。つながる喜びを感じられる。
4月5日 今年度取り組んでみたいことが、ピカーッと見えてくるかも。
5月19日 有形無形の「ギフト」を贈られるようなタイミング。言葉とか、思いとか。
6月3日 どうしても今、学んでおきたい!というテーマに出会えそう。

 

全体の星回り、恋愛運の月ごとの運勢・仕事運の月ごとの運勢、恋愛・仕事それぞれに今が辛いという方へのアドバイスも含めた電子書籍はこちらから。

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

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 SPUR2019年1月号にて、yujiさんと2019年の占いについて書いています。私は九星気学で来年を読んでいます。東洋占術がお好きな方はぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。

SPUR(シュプール) 2019年 01 月号 [雑誌]

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 Sweet特別編集 占いBOOK2019にて真木あかりの記事が掲載されております。

sweet特別編集 占いBOOK 2019 (TJMOOK)

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2019年上半期 おうし座の運勢

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2019年上半期の運勢は総合運・恋愛運・仕事運を幻冬舎plusにてご掲載いただけることになりました。さらに全体の星回り、恋愛運の月ごとの運勢・仕事運の月ごとの運勢、恋愛・仕事それぞれに今が辛いという方へのアドバイス電子書籍2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)にて出させていただきます。それにともない、ブログでも総合運と恋愛運をご紹介させていただくのがこの記事です。とはいえまるまる同じ情報というのもしのびなく、ブログ限定で「2019年、運命のカギとなる日」というものを1ヵ月に1日ずつ選んでコメントを書きました。ご参考にしていただけますと幸いです。仕事運は幻冬舎plusでチェックしてみてくださいね。

2019年は「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星がいて座に滞在する1年です。木星はいて座と結びつきが強い惑星なんですね。ですから木星がその力を例年以上に発揮しやすい、どの星座の方にとってもそれぞれに「幸運と拡大」が望みやすい星回りとなっています。

電子書籍のほうで、私は「自分の人生を信頼すること、自分の人生を愛すること」と、今年を総括しました。自分に厳しいがんばり屋さんほど「自分なんてまだまだだ」なんて思いがちですけれども、2019年は「自分だって報われていいはずだ、だってこんなにがんばってきたんだもの」くらいに思ったほうがいいときです。『幸福論』を書いたアランは「人は望まない限り幸福にはなれない、だから幸福を欲しなければならない」と述べています。まずは幸福であっていいはずだ、うまいこといっていいはずだと自分を信頼することで、世界は応えてくれるように思います。

とはいえ「幸福であっていいはずだ」と思うにもエネルギーは必要です。そのために、この占いがいくばくかの栄養になってくれますように。そんな願いをこめて、言葉を綴りました。

 

 

古い自分を切り捨て、新しい自由を獲得するはじまりの年

 2019年は、おうし座の人にとって非常に印象的な年です。星占いで使う10個の惑星は星座を順番に移動していますが、そのうちのひとつである天王星が3月6日、7年ぶりに居場所を移し、おうし座にやってくるのです。

 天王星は「自由と改革の星」と呼ばれ、自分の星にやってくると「自分を変える」ことを促します。もはや自分に必要がなくなった古い思考を切り捨てよ、足かせとなっている思い込みを断ち切れと、ときにショッキングとも言えるような出来事を通して示唆してくるのです。

 この流れは、2026年まで続きます。

 

 さきほど「ショッキング」という言葉を使いましたが、穏やかでない気持ちを抱いた方も多いことでしょう。申し訳ないです、怖がらせるつもりはないのです。

 たとえば天王星が「恋愛」を意味する場所に巡ってくると、経験したことのないような愛の奔流に巻き込まれ、愛の本質を考えさせられるというようなことが起こります。「人間関係」を意味する場所に巡ってくると、それまでうまくいっていた関係の友人・知人がどんどん去っていき、甘えや依存に気づかされるというようなことが起こります。これはほんの一例で、その人が何を「当たり前」と思っているのか、甘えたり依存したりしているのかによって起こることは変わってきます。

 ただ、いずれにしても孤独や孤立、望んでいなかったような災難として受け取られるような出来事が多いのです。おうし座の方の場合、今回は「自分」のところに巡ってきますから、少なからずアイデンティティが揺らぐようなことや、今の自分にとって当たり前のことが通用しなくなる、といったことが起こりやすいと予測されます。

 

 ただ、天王星がもたらすのはショッキングな体験だけではありません。「自由と改革の星」と述べた通り、自分を縛り付けている古い価値観や思い込みに気づいて切り捨て、その体験を乗り越えることで人は自由を獲得することができるのです。より自分らしく、自由に生きられるようになるというわけです。先程の例でいえば、恋愛であればより自分らしい愛し方を知る、対人関係であれば自分らしい人間関係を再構築するのに必要なことを知る、といった具合です。

 

 自由に生きることなんて簡単じゃないか、と思われる方も多いかもしれません。心の向くままに、何にもとらわれずにやればいいじゃないか。確かにそうなのですが、人は生きていくうえでたくさんの思い込みや経験則を、頭にインプットしています。自分にとって何が自由なのか、ということすらも、甘えや計算、常識、執着、愛といった思考に何重にもくるまれて、もとの姿が見えなくなってしまっていることもあります。それをガツンと打ち砕いて、本質を見せてくれるのが天王星なんですね。

 

 まあもうちょっと穏やかにいってくれてもいいような気がするんですけれども、思えば自分というものは自分が一番よく知っているようで、実は知らない部分がたくさんあります。たとえば就職活動のとき「自己分析」をする人は多いですが、ふと手が止まってしまう人は少なくありません。長所、というシンプルな項目ですら「明るい」「誠実」といった凡庸なワードしか出てこないということもよくある話です。恋愛でどうしていいかわからなくなったとき、好きな異性のタイプを聞かれたとき――自分は自分のことを全然知らないのだと、慄然とした経験はいくらでも思い浮かぶことでしょう。

 だからこそ、こういう機会も必要なのかもしれません。

 

 天王星は、実は2018年5月から11月にかけても、一時的におうし座に滞在していました。この間、アイデンティティや自分にとっての当たり前が揺らぎ、自分を変えようと思うような経験をなさっていましたら、そのとき思ったことをメモしておくと良いかもしれません。天王星は今後7年間、繰り返しあなたに改革を促し、自由をもたらそうとしてくれます。そのときに、メモはなんらかの味方になってくれるのではないかと思います。

 

 いずれにせよ、長丁場の取り組みになります。さらには、おうし座の人は物事が安定していることを好みますから、変化は苦手だしつい身構えてしまいますよね。今から前のめりになっていたら持ちませんから、肩の力を抜いて柔軟にやってまいりましょう。あなたは人一倍頑張り屋さんですから、いざというときが来ればきっと頼もしく乗り切っていかれるだろうと、私は信じています。

 

周囲の人から、穏やかな光が降り注がれる1年

 2019年のおうし座は、さまざまな人から教えや手助け、お金、知識などの「ギフト」を受け取ることになっています。

 たとえば、年齢にもよりますが親や親族の財産を相続する、生活のサポートを受けるといった話が出てくるかもしれません。上司や先輩から重要なプロジェクトを引き継いだり、彼らの役割をかわりに担ったりする人もいるでしょう。また、大事なことを教えてもらえるときでもあります。

 誰かが大切にしていたものを、今度はあなたが大切にしていく。求めれば教え導いてもらえるときでもあり、あなたのもとには常に穏やかな光が周囲の人から投げかけられていくでしょう。

 

 少し過去を振り返ってみると、おうし座の人は2017年末頃から「もっと頑張らなければ」「努力しなくちゃ」といった気持ちが高まってきているのではないでしょうか。具体的に力不足・勉強不足を実感するような出来事があったのかもしれませんし、学びたいテーマができたのかもしれません。2020年いっぱいくらいまでは、コツコツと真面目に取り組んでいかれると、今後の人生のさまざまな場面で役に立つはずです。良い先生にも恵まれるでしょう。

 

 あなたがこの時期をより良く活かしていくには、周囲の人からのギフトを遠慮なく受け取る姿勢が大切になります。年長者や権威がある人からの教えや引き継がれる役割は、いつもキラキラと魅力的に見えるわけではありません。くすんで見えたり、つまらないものにしか感じられなかったりすることもあるだろうと思います。それでもそこに自分なりの価値を見出し、じっくり向き合ってみる。噛み砕いて、自分の血肉にしようと努力してみる。そんな発想でおられると、降り注ぐ光を、しっかりと浴びることができるだろうと思うのです。

 そしてそれらの教えは、天王星が示唆する「自分を変える」ことのヒントにも、なるのかもしれません。

 

心身の健康に配慮を

 2019年は、自分を追い込みすぎてメンタルが不安定になりやすいかもしれません。一方で、健康についての考え方やライフスタイルを変えたいという思いも出てくるので、この機会に不調を徹底的に改善する取り組みをするのもおすすめです。健康系アプリやウェアラブル活動量計、最新機器によるマシントレーニングなど、新しく出てきた機器を取り入れると長続きしやすいでしょう。

 

<恋愛運>

 恋愛についても、天王星が大きく影響してきます。恋をすれば相手を頼りにしたり、心の支えにしたりすることは一般的によくあります。ただ時折、甘えが強くなったり依存心が高まったりして、愛はあるのにお互いが苦しむ、という状況に陥ることもあるかもしれません。おうし座の人はもともと愛に関しては誠実で真剣な態度を取る人で、一度誰かを好きになったならば、その熱と優しさをずっとひたむきに相手に注ぎ続けます。遊びや気まぐれで好きになれる人ではないのですね。だからこそ、こじれてしまうと袋小路にさまよい込んでしまいやすいのです。

 

 もし、おうし座の人が愛においてそうした状況になっているようであれば、2019年は精神的に自立するような動きが起こってきます。思うに任せない状況が続くことがあれば「自分は自分であり、相手は相手なのだ」ということを念頭において、お互いを尊重できるやり方を模索してみるのもいいかもしれません。

 

 それを踏まえて、お互いが健康的な愛情を育めているのであれば、こんなにも絆を強められる年はなかなかないでしょう。恋愛運というものを語るとき、私たちはよく「どんな人といつ出会えるか」「いつ頃、告白すればうまくいくか」といったことに注目するものです。もしくは「相手に嫌われないよう注意すべき点」といった感じでしょうか。私も占い師ですが、仕事場に置いてある女性誌はまず占いコーナーの恋愛運からチェックしますもの、よくわかります。

 

 ただ、2019年のおうし座はそうした一喜一憂するような愛ではなく、一段深い愛を体験するのだろうと思います。相手と心を通わせ合うこと、心の深いところでつながるような愛を感じること。心と体の一体感を重視することもあるでしょう。セックスレスに悩んでいた人には、本気で向き合って解消するような流れが起こるかもしれません。

 

 つながりが深くなる一方で、どうしても互いの道が交わらないと感じてしまった場合は、お別れを考えることもあるかもしれませんね。あなたはもともと、誰かを好きになること、お付き合いをすることに対してはとても慎重な人であり、それだけに深い関係になったなら離れることはまず考えません。それでも、「ふたりで一緒にいて淋しいなら、ひとりで淋しいほうがずっとましだ」といった、ある意味自分を解放してあげるような発想で思い切りやすいのが2019年です。それは決して悲しいばかりの選択ではなく、優しいあなたが真に、自分と相手のために選ぶ優しい自立であるように、私には感じられます。

 仮に、ふたりがもう歩み寄れないことをわかっていてなお、妥協して共にいることを選んだ場合はどうでしょうか。おそらくですが、2020年あたりに深く人生を考察することになります。別居婚週末婚など、お互いにとってベストな関わり方を求める場合も、あるだろうと思います。

 

 今、恋を探している人は、これまでとは恋人選びの基準が変わってくるかもしれません。相手の何かをあてにするのではなく、自分が自分らしいままで付き合える相手を探せたなら、それはとても素敵なことです。今年もおうし座の人には年に何度も恋のチャンスが訪れますが、特に夏の終わりから晩秋にかけては、恋愛にスポットライトが当たる星回りです。ただし、この秋はどこかインモラルな愛、セックスに重点が置かれた愛といったものにはまりやすい傾向もはらんでいます。

 一時的に淋しさを埋めたい、今の人恋しさをなんとかしたいという問題解決としてこうした関係を活用する人もいますが、あなたは本来、一対一の信頼し合える恋愛でしか満足できない方でいらっしゃいます。どこか歪みがある愛は、いつか自分を苦しめるということは、どうか忘れずにいていただきたいなと思っています。

 

 愛の渦に巻き込まれると、そうしたイレギュラーな形態も「私にとって本当の愛だ」と思ってしまうことがあります。ただ、「私が幸せか」という点は、常に振り返るようにしておけるといいですね。人を愛すること、それは決してわからない他人の心理を想像し、深く踏み込もうとすることです。自分の心さえもわからなくなってしまうことがあるのに、そもそも見ることもできない他人の心を信じようとするなんて、つくづく恋愛って無理ゲーです。アンハッピーな思いを抱えることも当然かも、とすら思えてきます。それでも、私たちは悲しみを抱えたり、我慢をしたりするために生きているわけではありません。幸せになるために、生きているのですよね。「本物の愛」というものを追い求められる時期だけに、自分が幸せでいられる愛にしっかり手を伸ばしていくことは、心がけておくと良いのではないかと思います。

 素敵な恋をしましょうね。あなたならきっと、それができると信じています。

 

 

仕事運はぜひ、幻冬舎plusでご覧ください。

 

★ブログ限定:2019年、運命のカギとなる日(おうし座)
1月15日 スイッチが入る、ような出来事がありそう。
2月14日 ガツンとやる気が出る。自分はこんなふうになりたいという前向きな欲。
3月2日 仕事がおもしろくなってくる。変化や忙しさすら楽しみに。
4月6日 自分のペースを取り戻せる。疲れているならひとり時間を充実させて。
5月15日 モテ期到来。「自分が自分らしくいること」と「言葉」が重視されそう。
6月5日 あなたが発する言葉が力を持つとき。熱意はきちんと口にすること。 

 

全体の星回り、恋愛運の月ごとの運勢・仕事運の月ごとの運勢、恋愛・仕事それぞれに今が辛いという方へのアドバイスも含めた電子書籍はこちらから。

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

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 SPUR2019年1月号にて、yujiさんと2019年の占いについて書いています。私は九星気学で来年を読んでいます。東洋占術がお好きな方はぜひ、ご参考にしていただけますと幸いです。

SPUR(シュプール) 2019年 01 月号 [雑誌]

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2019年上半期 ふたご座の運勢

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2019年上半期の運勢は総合運・恋愛運・仕事運を幻冬舎plusにてご掲載いただけることになりました。さらに全体の星回り、恋愛運の月ごとの運勢・仕事運の月ごとの運勢、恋愛・仕事それぞれに今が辛いという方へのアドバイス電子書籍2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)にて出させていただきます。それにともない、ブログでも総合運と恋愛運をご紹介させていただくのがこの記事です。とはいえまるまる同じ情報というのもしのびなく、ブログ限定で「2019年、運命のカギとなる日」というものを1ヵ月に1日ずつ選んでコメントを書きました。ご参考にしていただけますと幸いです。仕事運は幻冬舎plusでチェックしてみてくださいね。

2019年は「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星がいて座に滞在する1年です。木星はいて座と結びつきが強い惑星なんですね。ですから木星がその力を例年以上に発揮しやすい、どの星座の方にとってもそれぞれに「幸運と拡大」が望みやすい星回りとなっています。

電子書籍のほうで、私は「自分の人生を信頼すること、自分の人生を愛すること」と、今年を総括しました。自分に厳しいがんばり屋さんほど「自分なんてまだまだだ」なんて思いがちですけれども、2019年は「自分だって報われていいはずだ、だってこんなにがんばってきたんだもの」くらいに思ったほうがいいときです。『幸福論』を書いたアランは「人は望まない限り幸福にはなれない、だから幸福を欲しなければならない」と述べています。まずは幸福であっていいはずだ、うまいこといっていいはずだと自分を信頼することで、世界は応えてくれるように思います。

とはいえ「幸福であっていいはずだ」と思うにもエネルギーは必要です。そのために、この占いがいくばくかの栄養になってくれますように。そんな願いをこめて、言葉を綴りました。

 

 

「人との関わりをめぐる旅」が変化していく

 2018年はお忙しく過ごして来られたかと思います。やるべきことが山積みで、あっという間に1年が過ぎたという人も少なくないでしょう。会社やクライアントのためにひたすら力を尽くしていらしたのだろうと思います。プライベートでも、良き母親や良き父親、良き恋人、良きメンバーとして、自分に課せられた義務を果たそうと頑張っていらしたことでしょうね。

 2018年11月8日から、ふたご座の人はパートナーシップにおいて、さまざまな恩恵を受ける時間が始まります。これは2019年12月3日まで続くテーマであり、プライベートはもちろん仕事でも「パートナーシップ」を強く想起させるような出来事が多くなるはずです。

 

 人との関わりという意味合いでは、あなたは2011年頃からずっと、身近な人間関係においてある種の淋しさを感じていらしたのではないでしょうか。仲間だと思っていた人が次々に疎遠になっていく。一緒に頑張ろうぜと言って集めたチームが、空中分解してばらばらになってしまう。そのうち、集まりがあってもなんとなく気分がのらず、顔を出さなくなってしまうようなこともあったかもしれません。

 ふたご座の人はどなたも社交的でコミュニケーションに長けており、友達もたくさんいらっしゃいます。呼ばれればたいていの場合は駆けつけたいと思いますし、連絡もマメにして交流を楽しむ方です。それなのになぜか、人が離れていく。自分のなかの“人付き合いを円滑に進めるためのやり方”が通用しなくなるんです。うまくいかない現状をあきらめず、どうにかしようと試行錯誤を試みた方ほど、淋しい思いも募っていったかもしれません。頑張っていらっしゃいましたね。

 

 こうした「人はたくさんいるのに淋しい」というお気持ちは2018年の晩秋から、あなたが大切にしたいと思う人の存在により癒やされていくでしょう。パートナーがいる方はその方とのつながりが強まるはずです。今は恋人がいないという人も、どうぞ出会いを楽しみにしていらしてください。自分から積極的に動いてこそ良い出会いをつかめるときですから、行動範囲を広げていけると心強いですね。婚活や恋活で心が折れかけているという人も、2019年はスムーズに話が進みやすいはずです。もうひと頑張り、の価値はあるだろうと思います。

 パートナーは、恋愛ばかりではありません。たとえば仕事で一緒に組むパートナーや取引先、担当者にも恵まれるでしょう。

 他者とわかり合える喜び、協同できる楽しさ、こちらに関心を向けてくれるという実感。こうした流れは2019年12月頭まで続いていきますから(といっても、パートナーシップはそこでハイ終了!というわけではありません。また違うテーマにトライすることになる、ということです)どうぞ楽しんでいただけたらと思います。

 

 ひとつ意識しておいていただきたいのは、こうした関わりが「相手と真剣に向き合う」という姿勢を持ってこそ実現できる、ということです。パートナーシップはあなただけのものではなく、ふたりのもの。目の前にいる相手を見つめ、理解しようと努め、コミュニケーションをとること。自分と相手は別の人間であり、分かり合えないこともあるとわかっていてもなお、相手を自分の一部のように大切に思い、関わっていく。そうした真摯な姿勢あってこそ、のものなのです。パートナーがいても、あなたが相手に目と心を向けることがないならば、別れが訪れる可能性は十分にあります。埋めきれない溝がある場合も同様です。パートナーシップに焦点が当たるというのは「関係が継続していく」という意味合いだけでなく、自分が学んだり成長したり、よりよい人生のリスタートを切るために「関係を終了させる」という形で現れることもある、ということです。

 あなたは束縛を嫌う方です、自由でいたいという思いを常に抱いていらっしゃいます。2020年春頃までは、関係性の深まりがときに窮屈に感じられることもあるかもしれません。ただ、大切にしたいと思う方の手は、たとえ窮屈でもどうか、離さないであげてくださいね。焦らず、時間をかけて向き合うことがこの時期、功を奏します。

 

 

 ここ数年間でひとりぼっちの淋しさを多く味わった人も、おそらく春には感じにくくなっているでしょう。人と接することにも、警戒心や不安を持たないでいられるようになります。数年前とは他人との付き合い方が変わった、と感じる人もいらっしゃると思いますが、それは決して悪いことではありません。おそらく、その頃のあなたは対人関係において「人付き合いとはこうあるべき」「こういう関係性ならこうすべき」といった、自分と他人に課していた“とらわれ”のようなものを、「どうでもいいことだ」と捨てることができているだろうと思います。場合によっては、忘れてしまっているかもしれません。より優しく、寛容になったあなたのもとに、また人が集まってくる日も遠くはないでしょう。

 

 人が好きで、おしゃべりが好きで、つながりを大切にすることが大好きなあなたが、大好きな人としっかり関わっていけますように。心から、願っています。

 

プライスレスなギフトを受け取る/贈る

 2020年の春頃まで、あなたには人から重要なモノやコトを「受け継ぐ」「受け取る」という時期が巡ってきています。2018年、すでにそうした出来事を経験されている方もいらっしゃるかもしれません。

 たとえば、仕事で重要な役割やプロジェクトを先輩や上司から引き継ぐことになったり、貴重な教えを受けたりするかもしれません。金銭や労力などのサポートを得ることもあります。年齢によっては、遺産を相続することになる人も多そうです。

 これらは表立ってどうこうというわけではなく、華々しい活動の裏でひっそりと行われたり、当事者同士で「たのむぞ」といった感じで受け取ったりすることが多いだろうと思います。プレッシャーも大きく、正直なところ腰が引けてしまうこともあるでしょう。

 また、逆にあなたが誰かに自分の労力やお金を差し出す、ということもありそうです。親に仕送りをしたり、夫婦の収入がこれまでと逆転したりといったことも起こりえます。

 モノやコトを受け取るにせよ、相手のために尽力するにせよ、この時期の出来事というのは「制限」の感覚をもたらします。それを背負ったばかりに責任ある立場に立たされたり、時間を奪われたり――複雑な気分になりそうですよね。

 ただ、そうした出来事が起きた場合はぜひ「ギフト」として捉えてみることをお勧めします。起こったことを反射神経的に「良い」「悪い」とジャッジするのではなく、じっくりと時間をかけて咀嚼していくんですね。そうすることで、人間的成長につながっていきそうです。

 

ひっそりとした問題を、少しずつじっくり解決をしていけるとき

 あまり大っぴらにしないできた、でもあなたの心に重くのしかかってきた問題事をどうにかできるときです。負担が大きすぎる借金、セックスレスや性の不一致、アンバランスな家計とそれに付随するコンプレックス。誰にも相談できず、おひとりで抱えて来られた方は辛かったでしょう。「我慢」以外の解決法を探ってみませんか。

パートナーとの間のことは話しにくいむきもあるかもしれませんが、1月〜3月、8月後半〜2020年3月の間は、話し合いも比較的スムーズであろうと思います。

 ただし、この時期はすぐに答えが出ることは考えにくいですし、すぐに出た答えにはあまり価値がなさそうです。どっしりと構えて、少しずつもつれた糸をほぐすような長期戦こそ功を奏します。急がなくて大丈夫ですから、ゆっくりやっていきましょう。悩みすぎたときは、休み休みで大丈夫です。「一生懸命に悩む」ことにエネルギーを注いでも、問題は解決しません。エネルギーは「どうにかする」「自分をすこやかに保つ」ほうに注いでこそですから、ときどき自分のエネルギーがどこに向かっているのか、振り返ると良いかもしれません。

 

コンプレックスから自由になれるとき

 ずっと抱えてきたコンプレックスや、どろどろとした暗い欲望、プライドや嫉妬心。特定の人に対する執着、支配欲のようなもの。どなたにも、人には決して言わない「ダークサイドの自分」を心に住まわせているだろうと思います。私なんて占い師ですけれども、もう1億2000万人くらいは住んでいそうな気がします。まあ私の話はともかく、あなたには思い当たる部分はあるでしょうか。

 2019年春から2026年にかけて、あなたはそれらから解放されることになりそうです。といっても「自然に手放す」というよりは、向き合って認めざるを得なくなる、思わぬハプニングにより露呈する、といった何らかの衝撃を伴う出来事が引き金となるはずです。

 どんな思いを抱えて生きているかは、人によって違います。ですから起こることも人それぞれなわけで、決して怖がらせるつもりはないのですが、もしダークサイドの自分が出てきたときは、その気持ちを「持ってはいけないものだ」「こんなことを考える自分はだめだ」などと否定せず、自分の一部だと受け止めてしまったほうが良いでしょう。否定して受け入れずにいると、また同じようなハプニングでまざまざと見せつけられることになるからです。

 戸惑いもあるかと思いますが、これはある意味「膿出し」のようなもの。もう、あなたには必要のなくなった感情であり、あなたはそこから解放されていいというサインでもあります。見えない鎖に知らず知らずの間にがんじがらめになっていた心を、解放してあげましょうね。

 7年後までという長丁場で、いつ起こるかは今後のあなたの行動次第で変わってきます。ですから、「ダークサイドの自分」が出てきたときだけ、私が申し上げたことを少し思い出していただくとよろしいのかなと思います。

 

<恋愛運>

 恋愛に関しては、ここ2〜3年ほど出口のないトンネルを行ったり来たりしていた方にも光が見えてくるでしょう。好きになるってなんだろう、どうやったら好きになってもらえるんだろう。自分を抑えて恋人と付き合ったり、好きだと言えない状態にあったりした方もいらっしゃったかもしれません。ただ、その時期を経たことで、人を愛する力は確かに成熟してきているはずです。もちろん、あなたの愛し方が幼いものだった、と言うつもりはありません。ただ、以前よりは人との向き合い方が、深く豊かなものになってきているだろうと思うのです。

 

 2019年はパートナーシップの年、と冒頭で書いたように、今年は年間を通して愛や夫婦の愛情、絆といったものには強い追い風が吹きます。結婚する人もいるでしょう。シングルの人であれば、結婚を意識して付き合っていけるような人と出会いやすいときです。溝ができてしまった関係でも「やっぱりこの人しかいない」と関係修復を試みる方もおられるかもしれません。いずれのケースも、運が味方をしてくれるはずです。あなたからの積極的な働きかけを意識していらしてください。

 

 そしてもし、過去の愛で悔やまれる思い出があるのなら、もう同じような過ちを繰り返さないこと。あなたは聡明な方ですから、きっと大丈夫だろうと思います。

 

 

仕事運はぜひ、幻冬舎plusでご覧ください。

 

★ブログ限定:2019年、運命のカギとなる日(ふたご座)
1月7日 大切な人と心を通い合わせることができる時期の始まり。
2月10日 仕事で嬉しいニュースが届くかも。19日からは完全に「俺のターン」。
3月31日 自分を変えたい、という思いが胸に宿る。4月はやったるでと思える。
4月19日 恋愛において印象的な出来事が。報われた、という実感も。
5月21日 絶好調な時期のスタート。翼が生えたかのように自由に動ける。
6月9日 お待ちかねのモテ期。新しい服やコスメを買ってもいいかも。 

 

 

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2019年上半期 かに座の運勢

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2019年上半期の運勢は総合運・恋愛運・仕事運を幻冬舎plusにてご掲載いただけることになりました。さらに全体の星回り、恋愛運の月ごとの運勢・仕事運の月ごとの運勢、恋愛・仕事それぞれに今が辛いという方へのアドバイス電子書籍2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)にて出させていただきます。それにともない、ブログでも総合運と恋愛運をご紹介させていただくのがこの記事です。とはいえまるまる同じ情報というのもしのびなく、ブログ限定で「2019年、運命のカギとなる日」というものを1ヵ月に1日ずつ選んでコメントを書きました。ご参考にしていただけますと幸いです。仕事運は幻冬舎plusでチェックしてみてくださいね。

2019年は「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星がいて座に滞在する1年です。木星はいて座と結びつきが強い惑星なんですね。ですから木星がその力を例年以上に発揮しやすい、どの星座の方にとってもそれぞれに「幸運と拡大」が望みやすい星回りとなっています。

電子書籍のほうで、私は「自分の人生を信頼すること、自分の人生を愛すること」と、今年を総括しました。自分に厳しいがんばり屋さんほど「自分なんてまだまだだ」なんて思いがちですけれども、2019年は「自分だって報われていいはずだ、だってこんなにがんばってきたんだもの」くらいに思ったほうがいいときです。『幸福論』を書いたアランは「人は望まない限り幸福にはなれない、だから幸福を欲しなければならない」と述べています。まずは幸福であっていいはずだ、うまいこといっていいはずだと自分を信頼することで、世界は応えてくれるように思います。

とはいえ「幸福であっていいはずだ」と思うにもエネルギーは必要です。そのために、この占いがいくばくかの栄養になってくれますように。そんな願いをこめて、言葉を綴りました。

 

 

過去の自分を誇りに思いつつ、前に進むとき 

「あのときは本当に大変だったけれど、頑張ったからこそ今があるのだろう」と感じたことはあるでしょうか。私などは基本的にせっかちでそそっかしく忘れっぽい性格なので、すべてのことが「喉元過ぎれば熱さを忘れる」状態で、大変なことはほとんど忘れてしまい「頑張った→今がある! よし!」などとアホの子のような発想をしてしまうのですが、かに座の人は2019年、おそらくこの数年間努力を強いられてきたことの意味を、日々の様々なシーンで感じていくことになるだろうと思います。

 

 あなたはとても愛情深く、絆を大切にされる方です。自分と関わりがある人に対しては、どこまでも深い気配りをして役に立ちたいと考えていらっしゃいます。そんなあなたにとって、ここ数年はまさに人のために自分の労力や時間を捧げたり、周りの人に対して自分が負う責任が重くなるなか力を尽くしたり、という時間になっていました。人は誰でも自分の人生を生きており、他人の人生を生きたり、誰かに自分の人生を生きてもらったりすることはできません。それでも、かに座の人にとってはまわりの人に優しい眼差しを投げかけ、尽力する日々であったことだろうと思います。

 

 人のために力を尽くしながら、「こうすることに何の意味があるのだろう?」という思いを胸に抱いた方も多かったかもしれません。その「意味」がわかってくるのが、2019年です。

 星占いでは10個の星の配置を見ながら現在や未来の運勢を読んでいきます。愛だったり、自分自身だったり、コミュニケーションだったり、それぞれの星にそれぞれの担当分野があるのですが、なかでも「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星が、2018年11月にかに座の「日常的な仕事」を意味するエリアに巡ってきます。これが、2019年を象徴するテーマです。

 

 2019年、あなたはかつて人のために力を尽くし、忙しくとも責任を果たし続けた自分が報われるような出来事に、数多く出合うことになるだろうと思います。また、そうした姿勢が目に見えるかたちで評価されることもあるでしょう。自分が人の役に立てていたのだ、自分の行動には意味があったのだと実感することが、かに座にとっては何より嬉しい手応えとなるはずです。

 

 ときに地味で、自分がまるで日陰の存在としか思えない日もあったことでしょう。それも今となっては意味があったと、自分で優しい光を投げかけてあげられるようになるのだと思います。

『夜と霧』を書いた精神科医ヴィクトール・フランクルは「山の体験と意味の経験」という文章にて「困難に遭遇したとき、『意味』がわたしを待っている、わたしには実現しなければならない『意味』がある、と思える人には、窮地を乗り越える力が与えられるのです」と述べています。

 かに座の人がここ数年かけて人のために頑張ってきたことが巡り巡って自分のためにもなる、そうしたタイムラグのある納得感が得られることも、あるかもしれません。あなたは本当に、よく頑張っていらっしゃいました。ぜひ、ご自分をたくさん褒めてあげてくださいね。それが2019年を力強く自分らしく生きていく、糧になるだろうと思います。

 

付き合う人を選んでいく、長い挑戦のとき

 2019年のトピックとして、どの星座の人にも強いインパクトをもたらすのが天王星です。天王星は「自由と改革の星」と呼ばれる惑星で、ひとつの星座に7年ほど滞在してそのときどきのテーマでその人に改革と、真の「自由」の獲得を促します。

 

 3月6日以降、かに座の人は不思議と「これまでうまくやってきた仲間と、なんとなくズレを感じて疎遠になる」という経験が多くなってくるかもしれません。もしくは、自分から他人とのあいだに壁を設けることもあるでしょう。会社やチームから離れ、ひとりでじっくり熟考できる環境を求める、といった人もいらっしゃると思います。ときにそれは、少なからぬショックを伴うかたちで「突きつけられる」のかもしれません。天王星という星が司る「改革」という言葉そのままに、今まで当たり前だったものがガラリと塗り替えられる、といったことが起こりやすいのです。それほどまでにしないと人は変われないし、現状にしがみつこうとしてしまうということなのかもしれません。

 

 ただ、天王星は人にショックを与えるだけのただの凶星ではありません。そうした出来事を真摯に受け止め、乗り越えた人にはもれなく、もうひとつのキーワードである「自由」をもたらしてくれるのです。ともに過ごす人は、多くのものを与えてくれる一方で、ときに人を縛り付けることもあります。誰かの目を気にして動けなくなったり、自分らしくない振る舞いをしたりした経験はどなたもあることでしょう。そうした足かせはこの時期、ガッツリ外れるのです。あなたは天王星のもと、スクラップ・アンド・ビルドを繰り返しながら人付き合いのあり方を変えていくのです。

 

 ときには、世捨て人のような感覚にとらわれることもあるでしょう。孤独感を身にしみて感じるときもありそうです。ただ、人はいつまでも同じではありません。この時期に付き合う人が変わるのは、自分がいろいろな経験をして成長したからこそです。どんなにお気に入りの服でも、身長や体重が増えて成長すれば着られません。人間関係でもそれと同じことが、言えるのだろうと思います。

 

 そういえば先日、お気に入りのフィットネスウェアが「どうにも着心地が悪いな。着すぎてヘタってきたんだろうか」と思っていたら、自分が単純に太っただけでした。洗濯のせいとか楽観的すぎる自分に驚きました。とまあ、そんな簡単な「合わない」ということとは、この時期の人間関係は異なります。あなたが今後、あなたらしく自分の実現したい人生を叶えていくうえでぴったりの人を、あなたは今後7年間くらいをかけて選び直していくことになるのです。離れていった人も、ご縁があればまたちゃんとつながれます。淋しいこともあるかもしれませんが、心配しすぎず、現状にこだわりすぎず、前に進みましょう。

 

心身ともに健やかであるように

 そこそこ真面目にジム通いをしていたにもかかわらずムチムチになった私が申し上げるのもナンですが、かに座の人は2019年、健康面に配慮していかれると安心です。大病をするという意味合いではありませんが、持病があったり調子を崩したりしている人は早めに医師の診察を受けるようにすると良いでしょう。健康診断をしばらく受けていないという人は、覚悟を決めて一度しっかり検査をしておきたいですね。

 

 常日頃から、心身を整えていく意識を持つことも大切です。ごはんが美味しく感じられて体重が増えやすい時期ですから、定期的な運動はぜひ取り入れたいところです。対人関係の心配事を抱えているなら、おそらくはあなたが自覚している以上にストレスが溜まっているということでしょう。実感がない場合でも、「自分は大丈夫」とストレス耐性を過信するのは禁物。気分転換のつもりで、発散のためのアクティビティに挑戦してみるといいでしょう。

 

 また、今年は地味に忙しいのも特徴です。あなたにしかできない役回りも多く、休むに休めないということもあるかもしれません。せめて休日には仕事を持ち込むことなく、しっかりと養生するように意識したいところです。

 

<恋愛運>

 2018年はかに座の人の恋愛運が大きく盛り上がりを見せた年でした。もちろん人により差はあったことでしょうが、ときめくような嬉しい出来事に恵まれた方も多かったのではないでしょうか。2019年は、ここまであなたが恋愛やパートナーシップにどう向き合ってきたかが試される年になります。

 

 これまで責任を持って恋人やパートナーと向き合ってきた人であれば、安定した関係を続けていくことができるでしょう。もちろん向き合うのみならず、相手とともにいるために試行錯誤しながら自分を変えていく努力はそこそこ、しなければなりません。ただ、それは一方的に耐えるばかりのモラルハラスメントめいたものではなく、お互いが幸福でいるための「微調整」なのだろうと思います。

 もしもあなたが未婚カップルで結婚を考えている場合、今このステップを踏んでおられるのはすばらしいタイミングです。安定した関係を築くだけでなく、周りからも祝福と応援が受けられるという、嬉しいサイクルのなかで結婚生活を始められるでしょう。婚活や恋活で恋人を探している人であれば、ただ情熱のままに関係を進めるのではなく、お互いがお互いにとってどんな存在であることがベストなのか、確かめ合いながら関係を深めていけると素敵です。先を急がずたくさん会話をして、お互いを理解し合っていけるといいですね。

 

 一方で、パートナーシップの問題や相手に向き合うことを避けてきたカップルの場合、ふたりの間にある溝は広がっていく一方です。具体的な問題が起こりやすく、悪くすると別れを選ぶ可能性も出てくるかもしれません。特に、2017年以前からこじれているカップルの場合、今からでも真剣に絆を強める努力をなさったほうがよろしいかと思います。

 

 

仕事運はぜひ、幻冬舎plusでご覧ください。

 

★ブログ限定:2019年、運命のカギとなる日(かに座)
1月6日 心が通じ合う日。もしくは印象的な出来事が起こるかも。
2月4日 出会いやコミュニケーションが、あたたかく胸を満たしていく時期のはじまり。
3月2日 誰かの信頼を得て、大事なことを教わったり引き継いだりするかも。 
4月5日 仕事で新たなチャンスが巡ってくるかも。あとから情報も味方もついてきます。
5月16日 ガツンとやる気が出るタイミング。チャンスが巡ってくることも。
6月5日 いろいろな人の「声」が集まってきそう。必要な言葉を選び取って。 

 

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