明日、2016年3月23日は満月ですね。今回はてんびん座で起こり、時間は21:00です。月食となるので、いつもより意味合いが大きいです。
この月は太陽&水星とオポジション。
火星とセクスタイル。
てんびん座で起こるという意味合いも含めて考えると、人との交渉や、誰かとの一対一の関係に転機が訪れる暗示と見て良いと思います。特に9日の日食のあたりで何らかのインパクトある出来事を経験された方なら、それの“アンサー”となるようなことが、起こるかもしれません。
また、2016年前半の大きな盛り上がりのなかで、今後半年を概観するような動きも出てくると思います。(次の日食/月食は9月1日と17日です)
ほか、土星と木星がガチでスクエアを組んでいたり、ちょっとゆるく見れば金星も絡んでTスクエアを形成していたりと、まだまだ気が抜けませんね。火星の調停が入っているので、タフです。
愛情面で問題を抱えている人は、忍耐のときでしょう。
愛する気持ち、将来が明るい光に満ちていて欲しいとすがるような気持ち。
誰だって幸せになりたいんです。でも、愛するがゆえに自分を見失ってしまったり、自分の願望だけが増幅していったりしてしまう。
自分の嫌なところから目を背けられず、自分で自分の傷を広げているような思いをする人もいるかもしれません。でも今は、グッとこらえるときです。でも、自分を否定したりいじめたりしてはいけませんよ。自分を振り返りつつ、良くないところは反省するんです。「つらい」という感情で、自分を否定することと振り返ることを一括りにしてはなりません。
愛しているからこそ甘えずに、自分の人生を生きるのですよ。火星がその勇気を後押ししてくれるだろうと思います。
水星がおひつじ座に移動したことで、4月上旬にかけてコミュニケーションにも活発さが生まれやすいときでもあります。自分をしっかりとコントロールして、希望をつなげていきましょう。春ですからね。
25歳で早世した俳人・住宅顕信は「若さとはこんな淋しい春なのか」という句を残しています。若くして病を発症し、子どもが誕生するも離婚を強いられ、思うように生きられなかった人でした。春とは春そのものでもあったでしょうが、同年代の人が味わっている青春への焦がれるような思いもあったのだろうと思います。
幸福が感じられないとき、誰かの不在を思うとき、美しい季節の光景すらもナイフのように胸に突き刺さることがあります。このあたたかな陽射しが降り注ぎ、花開く季節に土星が試練を突き付けてくるとはなんとも皮肉なものですが。が、つらい思いをしている方はどうかそこにも意味があると、希望を忘れずにいていただきたいものだと思います。春だって何も、楽しいばかりではないのです。きびしい冬のあとに、やっと訪れるものなのですから。
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