占い師・真木あかりのブログ

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2020年12月19日、木星みずがめ座入り。制限と拡大が拮抗するなか、何を選択するか。

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2020年12月19日、木星みずがめ座に入ります。17日に土星がみずがめ座入りしたばかりですが、あとを追うように木星も入り、22日に土星木星コンジャンクション、つまり「グレート・コンジャンクション」が起こります。グレート・コンジャンクションが起こるのは20年に一度。さらに今回はミューテーション(エレメントの移動)が起こる200年ぶりの節目でもあります。うん、もうなんというか、こんな派手なタイミングを生きて目の当たりにすることができるなんて、すごい時代に生きたものだなと思います。

さて木星、ご存知の方も多いのでサラッと流してまいりましょう。木星は「幸運と拡大の星」と呼ばれる惑星で、ひとつの星座に約1年滞在します。年間の星占いの記事で「今年のテーマは〜」と書いてあるのは、たいてい木星がその年に巡る位置から割り出されたものになります。今回であればカレンダーの年の切り替わりよりちょっと前に、2021年のテーマがスタートすることになります。お正月を待たず、どんどん次のテーマを始めてみる。意識のなかで何が変わったか、観察してみる。こういうのは、鏡リュウジ先生がおっしゃるところの「カイロスを味わう」という経験で、占星術を楽しむ醍醐味だなあと考える次第です。

 

木星は「幸運と拡大」の星座です。古くから吉星とされており、木星が自分の星座に巡ってくる年は「12年に一度の幸運期」と呼ばれたりします。ただ、木星の本質は選択肢や可能性を拡大すること、増やすことなので、選択や可能性に挑むといったことをしない限りは、あまり幸運期としては認識されないことが多いでしょう。頑張ったら頑張った分だけ、得られるものがある。そんな力を持っています。

 

巡るテーマは、下記の通りです。基本的に土星と同じテーマですが、みずがめ座さんだけ少し追記しました。

  • おひつじ座…友人・仲間、自由、未来に関すること、“みんな”のなかで何をする
  • おうし座…仕事や所属している組織における役割、責任、キャリア
  • ふたご座…高度な勉強、精神的な鍛錬、遠方に赴くこと
  • かに座…相続、パートナーの収入・資産、ローン、責任ある立場を受け継ぐこと、教わること
  • しし座…対人関係、結婚、パートナーシップ、共同でやっていることの責任
  • おとめ座…健康、生活習慣、仕事、自分の役割を果たすこと
  • てんびん座…恋愛、子ども、投資、クリエイティブワーク
  • さそり座…家族、不動産、拠って立つ場所、居場所(自宅が多いが、会社という人も)
  • いて座…コミュニケーション、すぐに役立つ学び、移動、情報発信
  • やぎ座…才能、お金、収入アップのための努力
  • みずがめ座…自分自身のこと、アイデンティティに関すること。結婚・離婚など大きめのライフイベント
  • うお座…秘密、目に見えないもの、見ないふりをしてきたもの、過去

 

さて2020年から木星土星は同じ星座に巡り、年間テーマは土星の「制限」と木星の「拡大」が、両方の影響を受けていました。いってみればアクセルとブレーキを同時に踏むような状態であり、拮抗しますが「取捨選択することで手に入れられる、現実的なパワーバランス」、とも読めるでしょう。

たとえば、新型コロナウイルスを巡る一連の騒動においては、経済なのか感染予防なのか、が繰り返し語られました。個人に当てはめるならば、何を選択して何を手放すか。お年玉なら散財か貯金か。そういえば以前読んだネットの記事でアインシュタインが「アイン・シュタイン」と書いてあったのですが、何がアインで何がシュタインなんだよと思いましたよね。まあ最後のひとつはどうでもいいのですが、2021年も引き続き、木星土星は同じ星座に巡ります。しがらみやら時間やら、体力やら金銭やらの関係で「ぜんぶ!!」「両方!!」と無邪気に言い放てない私たちだからこそ、上記の年間テーマにおいて「何を選択して何を手放すか」、このバランス感覚は大事にしていきたいところです。

例として、私個人のお話を書いておきます。私は「才能、お金、収入アップのための努力」のところに木星土星が巡った2020年、20年続けた仕事をやめ、占いに全リソースを集中するという選択をしました。子どもの頃から夢だった仕事で、大好きで、占いと平行してずっとやっていきたいと思ってここまで来ました。が、半年くらいガッツリ悩んで、決断した次第です。今では、良い選択だったと思っています。

 

私はときどき思うのですが、魅力的な選択肢を「ぜんぶ!」と思っているあいだはまだ、自分の願望や欲望を詰めきれていないのですよね。そして、「ぜんぶ!」という状態におかれると、人生は意外と自由度をなくしてしまうんじゃないでしょうか。自分に合うもの、今やりたいことを丁寧に分析して、ひとつひとつ選択していく。それでこそ本当の自由であり、自分らしい生き方につながっていくのだろうと思います。その過程において発生する「手放す」という行為は決して、損や負けといったネガティブなものではないのですよね。だから、ことさら惜しむことなく、ふわりと手の力を抜いて良いんじゃないでしょうか。

 

なお、木星は5月中旬から一度うお座に進み、途中でくるっと踵を返して7月末にふたたびみずがめ座に戻ってきます。つまり、みずがめ座木星にはシーズン1とシーズン2があるんですね。

シーズン1は2021年のテーマにガンガン挑む。うお座に移動した初夏から夏は、しばし”2022年からの未来”に触れ、夏の後半からスタートするシーズン2はふたたび2021年のテーマを調整しながらやりきる。夏のあいだちょっと触れた未来は、2022年からガッツリと手にしていく――こんな流れを頭に入れておくと、今後の見通しを立てるときに役立つのかもしれません。

どなたも、よい1年にしていかれますように。

 

 

ちなみにどうでもいい話ですが、アインシュタインは英語でいえばOne stone、日本語にすると一石さんなんですね。まあそれでも「アイン・シュタイン」の表記は言葉に尽くしがたいものを感じましたw なぜ一・石にするのか。まあいいんですけどね。大昔に『VOW』で見た誤植でJUN SKY WALKER(S)が「ジュン&スカ」となっていたのがふと思い出したりもします。誰がジュンで誰がスカなのか。ジュンスカはかなり誤植されやすいバンドで「ジャンスカイウォーカーズ」とか「ジョンスカイウォーカーズ」というのも見たことがあります。まあ我が愛するX JAPANも「X(バツ)」とか「X(ペケ)」とか「メ」とか誤植食らってましたがw メだったらここまで愛せたかな俺……。ちなみに私は「真木ゆかり」「真木かおり」「真木ひかり」と書かれた実績があります。全部校正段階で止めましたが、「真木いかり(怒り)」の爆誕が待たれるところです……というのは冗談で、なんでこう書いたのか自分で自分がわからなくなるようなミスってありますよね、ときどきw 思わずフフッとしたのでした。

 

 

(以下宣伝です)

2021年上半期の運勢本、今年もお陰様で出させていただきました。グレート・コンジャンクション後の半年を読み解いております。12星座ごとの分冊版もあります。

 

 

幻冬舎plusにて、けっこうたくさん無料で読めます。

www.gentosha.jp