2017年4月10日から逆行を始めていた水星が、5月4日に順行となります。金星その他の逆行と重なった日々でした。物事が思い通りにいかず、しんどい思いをなさった方も多かったかもしれません。思い当たることのある方はおつかれさまでした、本当に頑張って来られましたね。この水星順行のタイミングで、物事はグッとスムーズになってスピード感を増していきます。無理をする必要はありませんけれども、これはと思ったネタが回ってきたらしっかり取るように……ハッおかしいぞ、回るお寿司を食べに行きたいという私の残留思念が混ざっ……というのは冗談として、周囲に意識をはりめぐらせて、運気の波にしっかり乗っていけるとよろしいかと思います。
水星順行は天王星のすぐ近くで起こり、10日にコンジャンクションとなります。この前後、もしあなたのなかでふとひらめくことがあったなら、その直感に従ってみてもいいかもしれません。大きな人生の転機というよりは、あなたの毎日が豊かになる小さな発見、という感覚が近いと思います。
レイモンド・カーヴァーの短編に『ささやかだけれど、役にたつこと』という作品があります。この訳を当てたのは村上春樹で、原題は"A small, good thing"。短い作品なのでここで私が変に要約するよりもぜひ本で味わっていただきたいのですが、物語の終盤、大きな悲劇に見舞われた夫婦に焼き立てのシナモンロールが差し出されます。ちゃんと食べて、頑張って生きていかないと、と。なぐさめようもない悲劇だけれど、食べることはささやかなことかもしれないけれど、役にたつからとーー。
焼き立てというすばらしいシチュエーションを除けば、ふつうのパンです。でもこのとき、パンは夫婦にとって特別な意味を持ちました。水星順行の今、このように日常で慣れ親しんだ何かに特別な意味を見出すのかもしれません。膠着した人間関係を捉え直すような出来事が起こるのかもしれません。とてもささやかなものだとしても、確かな「ひらめき」であろうと思います。そして、それはきっと、今のあなたの背中を力強く押してくれることでしょう。前に進んでみよう、行けるところまで行ってみようじゃないかと。現実はきびしいかもしれないけれど、希望があると信じてみてもいいんじゃないかと。
Twitterアカウントは@makiakariです。よろしければぜひフォローしていただけると嬉しいです。
noteでは主に日記とか日々のつれづれを書いています。しょーもないことも多いのですが、よかったらぜひご覧ください。
note.mu
【宣伝】
どのようなお悩みでも詳しくご相談いただける個人鑑定(メール鑑定)を、BASEで承っております。仕事運など悩んで行き詰まってしまった折には、いつでも頼ってくださいね。
※最近ご依頼が多くいただけるようになり、時折SOLD OUTとなってしまっています。が、毎日20時〜24時に枠を追加しておりますので、恐縮ですがタイミングをみてアクセスいただけますと幸いです。
アプリ「LINE占い」では無料メニューもあります。ログインでコインもたまりますので、ぜひ有料メニューなどもお試しください。