
2024年9月3日、10:56におとめ座で新月が起こります。新月は「スタート」のタイミング。おとめ座は現実的かつ実務的な星座です。ひらたくいえば「やるべきことを確実にやっていく」「課せられたことの責任を果たす」といったことにフォーカスする時期であり、新月を迎えることでそれらがいよいよ実行フェーズに乗ってくる、手をつけ始めるといった雰囲気です。新月のお向かいには逆行中の土星があり、その「やるべきことを確実にやっていく」というのはどこか、自分で自分を追い込むような心境でもあるのかもしれません。
今回の新月については、いつものようにJUNさまで記事を書かせていただいています。
私はこの記事で
だからこそ、「プレッシャーがあるのは、それだけ期待されているということ」「きっちりやるのは、信頼の貯金」などの自分を励まし強くする言葉は、なかなかに効き目があるように思います。
と書いているのですが、自分に厳しくするときというのは、何かしら自分を整える言葉がセットになっていたほうがいいです。心から納得して取り組むほうが、今やっていることに意味や意義を見出しやすいからです。何より、「やるべき」「やらねば」と思うと、目的と手段を取り違えやすくなるんです。
頑張ることは実現したい夢や達成したい目標のための「手段」なのに、いつの間にか頑張ることが「目標」になってしまったりする。ノートを取るのは頭を整理し、復習をしやすくするためなのに、色とりどりのペンで美しいノートを作ることに腐心してしまったりするのです。そういえば前に古本屋で「バラの育て方」という本を買ったら、剪定の説明部分のすべてのテキストにマーカーが引いてあったことがありました。大事なところに引こうと思ったら「全部大事!!!!!!!」って思っちゃったんだろうなかわいいな。
まあそれは別にどうでもいいのですが、「やるべき」「やらねば」だけではなかなか続かない。正しさだけじゃ、折れやすい。それが人間です。おとめ座は分析の星座でもありますから、ただがむしゃらに頑張ろうとするばかりでなく「今、自分はどういう状況にあり、それをどう解釈し、自分のやしないとするのか」を分析してみると、自分への厳しさは目標に向かうエネルギーとなるのではないかと思います。「やらねば」を「やりたい」にするのは、いつだって自分です。
ちょうど1ヵ月前──この道を通っ……ってそれは「ちょうど1年前」だし、何か話していて「ちょうど1」から始まるフレーズがあると必ず脳内にTHE虎舞竜のイントロが流れ始めてしまう私ですが、これ一体どうしたらいいんでしょうか。何のことかわからない坊っちゃん・お嬢さんは親か先生に聞いてください。それはともかく(正気に戻った)、えーとちょうど1ヵ月前ですね、水星逆行がおとめ座で始まりました。水星は後ろ向きに進んで現在はしし座にあり、8月末に順行に戻っています。
仮にこの新月で「スタート」のスイッチが今ひとつ入った気がしない人も、水星がふたたびおとめ座に入る9日以降、バリバリと現実が動き始めるでしょう。なんといっても、水星はおとめ座の支配星ですから。すでにスイッチが入っているところに、頼もしい援軍が来て止まっていた時計がふたたび動き始める──そんな展開もありそうです。この新月でやる気ゼロという人も、焦らなくてOKです。「自分にとってベストなタイミングでスイッチが入ればいい」、そう思っていらしてください。
どなたにとっても、良い新月でありますように。
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3刷になりました!ありがとうございます!
本書をベースにした講座を、占いアカデミーさんでやらせていただきました。私の最初で最後の講座(多分)です。9月29日までアーカイブ受講可能とのこと、予備知識ゼロの方でもわかるように作ってありますので、よろしければぜひご覧ください。私はなぜおのれの黒歴史をあんなに語ってしまったのか……(反省)
(近況)
占いアカデミーさんの講座をお聞きいただいた皆様、ありがとうございました。そもそもですが、あまりにも陰キャすぎるため昔から講座はやらないと公言し、全部辞退申し上げてきたのです。しかし冥王星が3ハウスに入ったせいでしょうか、「こういう内容でやってみませんか」というオファーについ「いいですね!!」と返してしまいました。なぜノリよく返してしまうのか自分よ。
実はあの内容は、少人数で人生プランニングのワークショップをやりたいなと思っていたことを形にしたものです。みんなでワイワイ人生のプランニングシートを作って、いろいろな本や雑誌に触れてイメージを広げながら楽しく未来を思い描いていく、必要であればタロットを引いたりしてもいいんじゃないか、なんて思っていたのでした。オンラインだったので制限はありましたが、皆様がコメントや質問をくださったり、Xでご感想やご報告をいただけたので、リアルではできなかったけどすごく嬉しかった😊
とはいえ私は「頑張れる陰キャ」ですので、以降は窓のない仕事部屋で朝から晩まで陰気に原稿を書く日々に戻ります笑
