占い師・真木あかりのブログ

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2022年2月17日、しし座満月。自分が自分である、いつもそこに帰ってこよう

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2022年2月17日、しし座で満月が起こります。月と天王星以外の8星がやぎ座からうお座に集中している今、ぽつんと対岸で起こる満月。しし座が持つ自己肯定感や自己表現、自尊心といった意味合いがことさら強調される満月になると思います。対するやぎ座からうお座は、自己を超えた社会や他者を司るエリア。自己は自己でも、世の中全体が社会に目を向けるなかで自己をどう扱っていくのか、といったことで満月の意味合い──振り返りと調整──を、行っていくといいのかなと思います。そのあたりのことを、VOGUE様で書きました。ご参考にしていただけたらと思います。

www.vogue.co.jp

自己肯定感を「高める」という言葉がよく使われますけれども(私もこれまで、どこかで書いているんじゃないかと思います、すみません)、個人的にはそう考えるとちょっとしんどいなと最近、思うようになりました。自分を肯定するのにそこまでカロリーを使うと疲れるんですよ。自己肯定感は「ある」くらいでいいんじゃないでしょうか。記事のなかでも書いたように、「自分は自分でOKだし、自分だからいいんだ」と思えたならそれで100点満点。「じゃあ、自分が自分でいるためにはどう生きていこうか」といった気持ちにもなれるというものです。

しんどくならないように、たやすく折れてしまわないように、心のカロリーを使いすぎないように自分であれたらいい。それでこそ、日々の活動も頑張れるんじゃないかと思います。自分と違う他者とも、やっていけるエネルギーが出るんじゃないでしょうか。

ちなみに私は太陽星座:いて座、月星座:しし座というゴリゴリの火の星座なのですが、中年になってやっとそんな柔らかな自己肯定感を得るに至りました。若い頃は自分をやたら否定していましたね。揉まれて折れて、踏みつけられて起き上がって。自分なりに自己を肯定できるようになったきっかけは今でもはっきり覚えているのですが、「私なんて」と言うのをやめてみた、ということでした。「私なんてダメ人間だから」とか「私のことなんて気にしなくていい」といったことを、一切やめたのです。当時は人に損なわれることがいくつか重なり、それなら自分だけは自分を損なうのはやめようと思ったのでした。「自己肯定感を高めよう」などと大仰に取り組んでいたら、きっと私はバカらしくなって変わらずにいたと思います。諦めるようにして「もうやめよう」と思うことも転機になりうるのだと、この満月で思い出しました。ゴリッゴリの火の星座の人間のくせに、文章はどうも湿っぽいですね笑

 

どなたにとっても、よい満月でありますように。

 

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