占い師・真木あかりのブログ

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【セルフヘルプ】その気持ちの栄養源は何か。「どうして自分はこうなんだろう」のループを抜け出すヒント

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この「セルフヘルプ」シリーズは、ちょっとつまずいてしまったときに自分で自分をケアするヒントしていただける情報を、と思って始めたシリーズです。シリーズと言うわりには全く更新されないのがポイントです。ここ大事ですよ期末試験で出ますよ。と更新しない言い訳を茶番でごまかそうとしてしまいましたが(しかもごまかせていない)、今回は「どうして自分はいつもこうなんだろう……」としょんぼりしてしまうときのヒントを書いてみたいと思います。

 

人は物事を理解するとき、共通点や類似点といったパターンを見つけようとします。「かぼちゃとほうれん草は緑黄色野菜」「うさぎとらくだは動物」みたいな感じですね。後者、だいぶザックリしたな!!と思った方も多いと思いますが、まあこんなふうにして物事を整理し、自分を取り巻く世界を理解していくのですよね。経験も同じです。「この経験は似ている」というものがあると、人はそれを自分のパターンとしてとらえます。

 

これは別に悪いことでもなんでもないです。そうした経験を積み重ねて危険を回避したり、よりよい選択ができて生きやすくなるからです。ただ、日々思うこと、考えることの栄養源がネガティブなことにあると、よくありません。

 

「うまくいかない」が栄養源だと、うまくいかなくなります。うまくいかない材料をつい探してしまうからです。

「満たされない」が栄養源だと、満たされたとしても一時的です。満たされているときでさえも、満たされていないことに目がいってしまうからです。

「誰からも愛されない」が栄養源だと、愛されない方向に向いがちです。愛されていても、愛されない要素を探してことさら大きく捉えてしまうからです。

 

少し単純化して書きましたが、思いや行動の栄養源がネガティブな部分にあると、どうしたってネガティブなクセができてしまいます。それが自然なしくみだからですね。でも、こうなってしまうと自分が辛いばかりです。

 

慎重ながんばりやさんほど、これまで辛い思いをたくさんして来られた方ほど、未来の希望を差し引いて考えやすいかもしれません。でも、これまでうまくいかなかったからといって、次もうまくいかないという保証はないのです。商店街の福引で99回ポケットティッシュが出たからといって、100回目もポケットティッシュとは限らないわけです。ハワイ旅行が出るかもしれません(しょうゆセットかもしれないけど)。福引なら偶然性に左右されますが、自分の未来はもっと希望にあふれています。未来は自分で作っていけるものですから。当たりの確率も、上げることができるわけですね。これってすごくないですか。

 

「どうして自分は恋愛ばっかりうまくいかないんだろう」

「どうして自分はどこにいっても人とうまくやっていけないんだろう」

 

そうした思いを抱くときは、本当にしんどいものです。でも、そういうときほど、自分の気持ちの栄養源がどこにあるかを振り返ってみませんか。今の状況を抜け出すヒントが見つかるかもしれません。「うまくいかないんだ!」というところが栄養源だと気づいたなら、うまくいったときのことを栄養源にするようリプレイスするんですね。恋が始まったこと自体「うまくいった」ことだったよな。そうはいっても自分のことを大好きでいてくれる友達もいるよな。そういう感じです。そして、今度はそこを栄養源にすれば良いのです。

人がどうしたってパターンを作るものであるなら、良いパターンを作っていけばいいんです。人にはその能力があるんですから、使っていきませんか。そのためにも、気持ちの栄養源を振り返ってみてはいかがでしょうか。運命に翻弄されているような辛さのなかにも、ヒントを見つけやすいのではないかと思う次第です。

 

  *  *  *

 

ここからは私の話です。くどくて長い文章というのを反省して、本題とは別におまけとして書いてみます。

 

とても若い頃、当時の恋人に「君は悲劇を求めているんだ」と言われたことがあります。気持ちのずれからぶつかって、言い争いをしていたときでした。私の悪いほうへ悪いほうへ考えるクセを、彼なりのくどい表現で言い表してくれたわけですが、当時はどうにも傷ついたものでした。悲劇の元凶はおまえだ!きちんと向き合ってくれさえすれば誰が悲劇なんて好むかボケ!的なことを思ったわけですね。思っていただけじゃねーわ言ったわ

 

この彼の言葉は、何年経っても思い出します。当時は反発するばかりでしたが、実に痛いところを突かれていたという証拠でしょう。その後占い師になって振り返ってみるに、確かに悲劇を栄養源として考えるクセがあったなと思うのです。恥を偲んで言うならば「この人も私から離れていくんだろう」「結局誰からも愛されることはないんだろう」とか、そういったことです。私なりに彼を大切にしていたつもりでしたが、ケンカの度にこういった発想をされてはたまらなかったことでしょう。当時の恋人には悪いことをしました。理解するのは随分おそくなりましたけれども、教えてもらえたことに感謝しています。おかげさまで、別のことを栄養源にできるようになったよ。ありがとうね。

 

 

「セルフヘルプ」シリーズは他にもこんな記事を書いています。

 

makiakari.hatenablog.com 

makiakari.hatenablog.com

 

 

 

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