占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

2021年1月9日、金星がやぎ座へ。愛はじっくり腰を据えて、できれば少しやさしく。

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2021年1月9日、金星がやぎ座に移動します。7日からスタートした怒涛の3日連続惑星移動、ファイナルを担当するのが我らが愛と美の星・金星なのであります。世の中的に、愛をめぐるムードは12月半ば頃から「YOUがCANならLOVEしようぜ!(☝ ՞ਊ ՞)☝」という感じが続いていました。そこから「いやその、まずは時間をかけてお互いのことをよく理解し合い、合意のうえ交際に進み、手をつなぎ(以下略)」というムードになってくるでしょう。ライトにエンジョイというよりは、真面目な態度のほうが受け入れられやすい・スムーズに進むといったことはあるだろうと思います。どこか自分を抑え気味になるため、優しさや思いやり、好きという気持ちなどがちょっぴり伝わりにくくなる人もいらっしゃるかもしれません。いつもより少し優しさをしっかり出していく、微笑みを意識するといったことを覚えておくと、本来お持ちである魅力が活かせるだろうと思います。

といっても恋はお一人おひとり、環境も抱えている事情も異なります。あくまで「世の中的なムードはこう」くらいの感じで、ふわっとおさえておいてくださいね。

一点、婚活ではちょっと打算的になったり、なられたりする傾向が強めになるかもしれません。時節柄、「とりあえず会ってみましょうか」「ちょっとごはんでも」がしにくい時期です。年収や資産など、今わかる情報から判断するのは自然なことですが、自分の心をどこに置くかは、大切にしましょう。星回りから拝見する限りでは、お互いの価値観――たとえば食の好みとか、好きな人と見たい風景とか、仕事で何を大切にしているか、といったあたりを話してみるといい時期です。

 

恋愛以外のところでは、身近なところに楽しみをプラスするのは非常にいいアイデアです。緊急事態宣言が発出された地域のみなさんだけでなく、全国的にも外出やレジャーは控えようというお気持ちでいる方も多いでしょう。ラジオを聴きながら家事をするとか、布団乾燥機をかけておふとんをふかふかホカホカにしておくとか、五感で楽しめることをプラスしてみると良いでしょう。強い刺激は反動もまた大きなものです。日々が楽しいものになる、弱く心地よい刺激がよく似合う時期です。

 

どなたも、それぞれに、充実した日々でありますように。

 

(近況です)

緊急事態宣言が発出されました。今月はものすごいボリュームの締切があるので、すごく……すごく遵守できそうです(平常運転)。どなたも、どうかお気をつけてお過ごしくださいね。

 

 

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【更新・掲載情報】PARCO様のアプリ「POCKET PARCO」にて、2021年の運勢が公開されました

PARCO様のアプリ「POCKET PARCO」にて、2021年の運勢が公開されました。総合運、恋愛運、仕事運それぞれに書き下ろしましたので、参考にしていただけますと幸いです。

 

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もうカンブリア紀かってくらい昔の話になりますが、18歳で上京して初めて住んだのが池袋でした。池袋といえば西武とつながるPARCOにP'PARCO。特にP'PARCOのほうは当時好きだったTRANS CONTINENTSHYSTERIC GLAMOUR、へんな雑貨屋にタワレコと刺激的なものがいっぱいで夢中になりました。今でも思い出します。明治通りからちょっと階段を降りて、おしゃれな子たちがどんどん吸い込まれていくP'PARCOの入り口。PARCOのほうは無限に雑貨と本を見ていました。自分のためのお買い物も、人にプレゼントするためのものも、たくさん買ったな。蝶が群舞するピアスや、ドラマティックなイングリッシュローズのカフェカーテンを一目惚れで買ったのもPARCOだったなあ。今の場所に引っ越してからも、新居に必要なものを「あそこならある」とわざわざ出かけて行ったっけ。なんならPARCOカードの会報誌すら、大好きすぎてファイリングしていたくらい。

ネットでなんでもものが買えるようになった今は便利だけれど、あの空間が与えてくれた刺激、それからたくさんのセレンディピティは特別でした。そしてまだ特別であり続けているから、2021年初めという今、とても恋しい。東京はとても大変な状況にあるけれど、いつかまた笑顔で行けますように。

2021年1月8日、水星みずがめ座入り。「今年っぽさ」がいよいよ、日常に効いてくる。

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2021年1月8日、知性とコミュニケーションを司る水星がみずがめ座に入ります。みずがめ座といえば、2020年末にグレート・コンジャンクションが起こり、「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星、「制限と試練の星」と呼ばれる土星がともに歩みを進めている場所です。そこに水星が「追〜いついたっ!」という感じで入っていくわけで、日常的にちゃかちゃかと“今年っぽさ”が出てくる人は多いでしょう。

今年っぽさとは何か。たとえば、物質や場所といった制約に縛られることなく、知性でつながっていくということが挙げられるでしょう。すでに2020年、ネットを介したコミュニケーションに慣れてきた人は多いかと思いますが、さらにそこから何を生み出すか、有益なものを生み出すか。ひずみが出た部分は適宜調整しながら、「私とみんなにとってのベスト」を模索していきたいところです。ほか、デジタルを使いこなす、多様性を意識する、「当たり前」を疑ってみる、といったことが挙げられます。

 

みずがめ座は既成概念やルール、モラルといったことに縛られるのは苦手で、精神的な自由を好む星座です。たとえば「権力を持つ」とか「出世コースを行く」、といったことには興味がなく、世の中的に安定した立場とは言えなくとも自由でいることを好みます。こう書くとすごいアウトローな星座のように思えるかもしれませんけれども、そこに一定の「個人の責任感」も伴うのがみずがめ座の特徴でもあります。「個」であることを大切にするけれども、それは決して自分勝手や狭量さではありません。相手の「個」も尊重しますし、「みんな」のことも視野に入れています。「お互い、やるべきことをしっかりやっていこうな!」なのです。そのへんの知恵を絞ってみると、この時期は何かと面白いのかもしれません。

さて、ここからどう歩んだものか。あれこれ考えていると、つい先行事例やトラウマ、忘れがたい思い出など過去に思考を飛ばしてしまうこともあるかもしれません。ってつい人類全般がそうであるかのような書き方をしましたが、私はそうなんですね。n=1のお話で恐縮なのですが、ここから月末までは、つとめて未来思考でいてみるといいのかなと思います。月末から2月にかけて、過去はいくらでも振り返ることができるからです。

そう、水星は31日に同じみずがめ座で「水星逆行」という流れに入ります。過去を振り返ったり、心残りがある出来事と改めて向き合ったりすることが多くなる時期です。物事の進みもゆっくりで、先を急ぐと空回りすることが多いでしょう。だからそれまでは、この先にきっといい未来が待ち受けているのだと思ってみる、その上で「私が自分の手で、自分のためにやること」を模索していくと、有意義な日々にしていけるのではないかと考えています。

 

なお、過去についてちょっと蛇足ですが、

当然のことではありますが、過去は振り返ってはいけないものではありません。有意義であることだけを追いかけるのが人生だ、それ以外は意味のないことだなどと申し上げるつもりもありません。懸命に過去と闘って今を生きようとしている人にとっては、上記の文章は自分を否定されたとお辛い気持ちにさせてしまったでしょうか。ごめんなさい。今のあなたにとって、過去を振り返ることが必要と思えるならば、それが「ほんとう」なのだと私は考えます。だから安心して、振り返ってくださいね。

そしてこれは完全に老婆心なのですが、もしお気持ちに余裕があれば「過去を振り返ってしまった」という後悔ではなく「よし今から過去を振り返るぞ」という意思を持って、思いを巡らせるとよろしいかと思います。自分のために振り返る。そういうおつもりでいれば、きっといい時期にしていけるはずです。「てしまった」で語って良いものにしないことです。あなたがどんなときも、一生懸命に歩んできた大切な日々なのですから。

どなたもそれぞれに、良い時期にしていかれますように。

 

 

(近況というか悲報)

前々回のブログ坂口安吾度60%の魔窟、いや違う書斎の片付けを誓い、前回のブログで1%くらいきれいにしたことでいい気になって「1日1%やれば3月頃には脱・坂口安吾できる」と吠えた私ですが、本日仕事をしたところ坂口安吾度61%になりました。もうだめかもしれない。

 

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【更新・掲載情報】VOGUE JAPAN様にて、2021年の運勢が公開されました

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2021年が始まりました。VOGUE JAPAN様にて2021年の運勢が公開されましたので、ぜひご覧ください!

www.vogue.co.jp

 

ご紹介だけでは味気ないので近況を。坂口安吾度60%のわが書斎ですが、とりあえず机の上だけは坂口安吾度が薄まってきました。今59%くらいです。1日1%やれば3月頃には脱・坂口安吾できるような気がするんですよね。この前進してる感が大事(早くやれ)

 

2021年1月7日、火星おうし座入り。2021年の始まりは、熱くまなざしを注ぐものの変化から。

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2021年1月7日、火星がおうし座に入ります。火星は「情熱と闘いの星」。負けるもんか、という情熱をもって立ち向かう。野心を胸に秘めて努力する。思いを貫く。そんな気持ちを呼び覚ます惑星で、やる気を持つ対象や胸に秘めた思い、やる気のありかなどに変化が訪れます。怒り、攻撃性などとして出る人もいるのでしょう。

火星がひとつの星座に滞在するのは1ヵ月半程度。「何を犠牲にしてでも頑張るぞ」と思えるのはすごいことですが、初速は良くてもどうしたってダレてくるものです。メチャクチャに怒って「ギッタギタにしてやるぞ」と思っても、怒りはだんだんおさまってくるものです。そういうとき、もしかして火星の移動が絡んでいるタイミングだったり、するかもしれません。火星が滞在する場所によって情熱の対象となるテーマは変わり、自分から熱意を燃やしたり、あるいは燃やさざるを得ない出来事が起きたりします。そして、無我夢中で頑張ることで、私たちはまたひとつ強くなる、ということになります。

さて、その火星は2020年6月28日、おひつじ座に入りました。「そんないにしえの話をされても」と思われる方も多いかもしれませんが、実はそこから半年あまり、火星はずっとおひつじ座にいたからです。さきほど、火星がひとつの星座に滞在するのは1ヶ月半程度と申し上げました。ですので、随分長居していた…ということになります。

さらにいえば、おひつじ座の守護星は火星です。火星が最もストレートにその力を発揮する場所で、ふんばっていたわけですね。

ひとつのテーマにおいて、痛いほど努力していたという人は少なくないかもしれません。いつもならパッと忘れてしまうようなことも、なぜか心のなかでくすぶって「ああ、自分は怒っているのだ。これに関してはどうしたって寛容になるわけにはいかないだ」と気付いた人もいるかもしれません。誰かとバッチバチに闘って、自分を貫いた人もいるでしょう。2021年年明けに至るまでの時間は、熱くて激しい”特別な時間”だったのですね。

 

その火星が1月7日、おうし座に入ります。半年ぶりに「ほなそろそろ行きますわ」という感じでひらりと移る。ここからは、世の中的にも怒りや情熱が「パッといったらドン」的な感じから、「じっくりねっちり」という感じに変わります。あきらめない粘り強さ、持久力といったものが人々の心のなかに広がっていくだろうと思います。

 

以下、星座別の「情熱が向かう先、源動力になりうるテーマ、怒りを感じやすい出来事」について記しておきます。ご参考にしていただけますと幸いです。期間は2021年1月7日から3月4日までです。

 

★おひつじ座 自分で稼ぐお金、買い物、スキル
★おうし座 負けたくないこと、プライドを持っていること
★ふたご座 心のなかで密かに思っていること、秘密にしていること
★かに座 仲間に関すること、未来に関すること
★しし座 仕事、キャリアアップ
おとめ座 自分なりの新年や理想、哲学について
★てんびん座 人と深く関わること
★さそり座 パートナーシップ(恋でも、仕事でも)
★いて座 健康(ワーカホリックになりやすいので、注意という意味で)、日常的な雑事
★やぎ座 恋、自己表現、創作、趣味、子ども
みずがめ座 家族、住まいのこと
うお座 コミュニケーション、勉強、移動

これらのテーマについて、やる気が高まってきたならアクセル全開でぶっこんでいくといいと思いますし、意図せず「突きつけられる」ようなことがあれば「ここは一発気合でやるしかないな、スピーディーに攻めの姿勢でいこう」と戦略を立ててみるといいでしょう。また、もし――もし、ですよ!――上記のテーマで妙に争いや衝突が起こるのであれば、「ひょっとして火星かな。自分が悪いとか思いすぎずに、ぶつかるだけぶつかってみよう。そこを突破口に、現状を変えていくんだ」なんて思ってみるのも、いいだろうと思います。なぜだかわからない衝突って、不安だし怖いし、自分が悪いんだろうかとかムダに自分を責めたりするものです。でも、「ひょっとして火星」と思うことから湧いてくる勇気だって、あるだろうと思うのです。

このへんが、占いを「使う」ということですね。

 

ちなみにいて座の私は、この半年間は「恋、自己表現、創作、趣味、子ども」にスポットライトが当たる星回りでした。このなかでは、「自己表現」を徹底的にやったという自覚がありますね。中途半端なことができなくなって(といっても、普段は中途半端にやっているのかというと、もちろんそんなことはなくて)、徹底的に時間と精神力を投入する日々でした。そうしろと言われたわけではないのに、「自分がやりたい」んです。「そこそこ」とか「まあまあ」といったことは、考えられませんでした。結果としてもうずっと睡眠不足で、次の「健康」というテーマが目に突き刺さってくるようです(笑)そう、火星が健康のテーマを刺激するときって、「健康に情熱を注ぐ」というよりは「ガチで頑張りすぎて健康を攻撃する」という感じになってしまうのですよね…結果として「健康に情熱を注ぐ」ということに笑

火星は攻撃性や怒りといった物騒な部分もありますが、火というものはほどよく使えばとても役に立つものです。だから、火星の意味合いや移動スケジュールをちょっと頭に入れておくと、モチベーションコントロールややる気をなくしたときの対処といったものが、非常にしやすくなるのではないかと、私は考えています。

どなたも、良い火星おうし座期にしていかれますように。

 

(どうでもいい近況)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

この新年は我が魔窟、いえもとい書斎の整理をすると高らかに宣言していたのですが、なんだかんだと仕事をしてしまいまったく手をつけられないまま過ぎていこうとしています。気づかないふりをしてきましたが、どう考えても本棚と本の量が合っていない気がするんですよね。夫にバレるとアレだなと思ってできるだけ部屋を薄暗くして過ごしてきたのですが、この間それとく聞いたところ完全にバレていました。このままでは坂口安吾と呼ばれかねない。

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しかし、しかしです。ふとひらめいてしまったのですが、むしろ坂口安吾レベルの文豪になればいいのでは…?そうすれば、書斎の散らかりっぷりも「さすが」と思ってもらえるのではないだろうか。

机の上だけでもやるか…(現在の坂口安吾度:60%)

 

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【お知らせ】チャリティコンテンツ「2021年上半期の星占い 気になる日カレンダー」を書きました

いつも暗い話ばかり書いて友人から心配される例のnoteですが(すみません・笑)、チャリティを目的とした初の有料記事「2021年上半期の星占い 気になる日カレンダー」を書きました。上半期181日のうち、80日を解説したもので、総文字数は2万字以上です。日/週といった短いスパンで占いを“使う”ための情報です。イラストはイラストレーター・吉田ユウスケさんのご厚意で、使わせていただいています。

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売上はnoteの事務手数料(15〜25%)を除いた全額を「いのちの電話」に寄付し、追って寄付額をお知らせします。また、過去にnoteの「サポート」という仕組みによりいただいたお金も、今回併せて寄付いたします。


これまであまり有料化に関心がなかったのですが、もし作成する機会があるならば、社会の役に立つものを出したいとずっと考えておりました。今回、やっとアイデアがまとまり、雑誌にも本にも書いてこなかったものを…とまとめてみた次第です。

 

寄付先は「いのちの電話」と決めました。2020年はここで詳細を述べるまでもなく、世の中が一変してしまった年でした、お仕事のこと、人間関係のこと、変わってしまった世界のなかで行き場や逃げ場をなくしてしまった人たちが、どれほど苦しい思いを抱えていらしたことか。テレビやネットでも繰り返し「いのちの電話」が紹介されていました。ただ、あれだけ「辛いときはこちらに」と言われつつも運営は決して楽なものではないと知り、寄付したいと考えるようになりました。

原稿料なり、印税なりを寄付すればいいのではという考え方もあると思います。それも考えたのですが、チャリティとしてなんらかのお役に立てるものを出して、「いのちの電話」という単語をたくさんの方の目に入れたいと思いました。人生にはほんとうにいろいろなことがあり、突然目の前が真っ暗になるような事態に陥ることも少なくありません。ほんとうにだめになってしまうと、「いのちの電話」のこともまるで思い出せなくなったりします。友達に相談しようにもつい元気ぶってしまったりして、結局自分で自分を追い詰めていくようなとき、少しでも思い出しやすくなるものが作れたら、と思ったのでした。

私は、かつて、思い出せなかったので。

 

1月分は丸ごと無料でお読みいただけますので、ぜひ一度ご覧いただけますと幸いです。そして来年は、少しでも明るい見通しが出てきますように。

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1月2日追記

WORDSさんでもご購入いただけるようにいたしました。

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2020年12月30日、かに座満月。激動の1年を締めくくる、原点回帰のタイミング。

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2020年12月30日、かに座で満月が起こります。2020年は1月11日にかに座月食(満月)で幕を開け、6月21日似かに座日食(新月)、7月21日にかに座新月、そしてラストにかに座満月で締め、となるわけですね。

月はかに座の守護星にして、心そのものや感情を司る惑星です。そしてかに座は「原点回帰」の場所。土星のやぎ座滞在ラストイヤー、グレート・コンジャンクションにミューテーションと、怒涛の”時代の変革期”に際して、常に「原点回帰」を求められていたのかもしれません。かに座が自分の殻のなか――「大切だ」と認めたもの――を、ときに激しい一面を見せて守り抜くように、「I feel」というかに座を表す言葉のように、自分を大事にしたい最後の満月と言えるのでしょう。

思えば早春の頃から新型コロナウイルスの話題が持ち上がり、不穏な空気が世界中に飛び火するまではあっという間のことでした。教科書のなかでしか見たことのないような疫病の伝播をリアルタイムに見つめ、日本も感染状況が深刻化するなかでのグレート・コンジャンクション、そして風の時代の到来です。激動、という言葉がしっくり馴染むこの1年の締めくくりとして、象徴的な満月だなと感じました。

 

来年を展望するなかで、ぜひやっておきたいのがやはり「原点回帰」です。時代の節目の渦中にあって、自分の根っこのところがあやふやでいては、振り回されてしまうこともあるでしょう。自分が自分らしくあるために、守りたいもの・安心できるもの、認めたものなどをぜひ、振り返ってみてはいかがでしょうか。誰かの言葉でふと、自分でも意識していなかった原点に気付かされるということもあるかもしれません。

考えがまとまらないときは、まずは自分を大切に。ここでいう「大切に」は、抽象的な概念ではありません。物質として大切にする、ということです。おいしいご飯を食べさせ、ふかふかのおふとんでよく寝かせてあげる。そこからふと自分を振り返ってみると、見えなかったものが見えてくるのではないだろうかと思います。

どなたにとっても、良い満月となりますように。

 

(余談)

これを書いているのが29日の22時すぎなのですが、どう考えても仕事がおさまりそうにありません。昔、ゆく年くる年が流れるなか31日締切の原稿を書いていたら親に「そんなに働かなくてはいけないほど貧乏なのか」と泣かれたのですが、今年もそうなりそうな悪寒、ちがう予感。いや貧乏のほうがじゃなくてゆく年くる年のほう…

というわけで少々そっけない記事になりますが、そろそろ原稿に戻ります。俺たちの2020年はこれからだ!(若干の手遅れ感)

 

あ、でも自主企画コンテンツは書けました!年内に出します。またご覧いただけますと幸いです。

 

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