占い師・真木あかりのブログ

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2021年1月8日、水星みずがめ座入り。「今年っぽさ」がいよいよ、日常に効いてくる。

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2021年1月8日、知性とコミュニケーションを司る水星がみずがめ座に入ります。みずがめ座といえば、2020年末にグレート・コンジャンクションが起こり、「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星、「制限と試練の星」と呼ばれる土星がともに歩みを進めている場所です。そこに水星が「追〜いついたっ!」という感じで入っていくわけで、日常的にちゃかちゃかと“今年っぽさ”が出てくる人は多いでしょう。

今年っぽさとは何か。たとえば、物質や場所といった制約に縛られることなく、知性でつながっていくということが挙げられるでしょう。すでに2020年、ネットを介したコミュニケーションに慣れてきた人は多いかと思いますが、さらにそこから何を生み出すか、有益なものを生み出すか。ひずみが出た部分は適宜調整しながら、「私とみんなにとってのベスト」を模索していきたいところです。ほか、デジタルを使いこなす、多様性を意識する、「当たり前」を疑ってみる、といったことが挙げられます。

 

みずがめ座は既成概念やルール、モラルといったことに縛られるのは苦手で、精神的な自由を好む星座です。たとえば「権力を持つ」とか「出世コースを行く」、といったことには興味がなく、世の中的に安定した立場とは言えなくとも自由でいることを好みます。こう書くとすごいアウトローな星座のように思えるかもしれませんけれども、そこに一定の「個人の責任感」も伴うのがみずがめ座の特徴でもあります。「個」であることを大切にするけれども、それは決して自分勝手や狭量さではありません。相手の「個」も尊重しますし、「みんな」のことも視野に入れています。「お互い、やるべきことをしっかりやっていこうな!」なのです。そのへんの知恵を絞ってみると、この時期は何かと面白いのかもしれません。

さて、ここからどう歩んだものか。あれこれ考えていると、つい先行事例やトラウマ、忘れがたい思い出など過去に思考を飛ばしてしまうこともあるかもしれません。ってつい人類全般がそうであるかのような書き方をしましたが、私はそうなんですね。n=1のお話で恐縮なのですが、ここから月末までは、つとめて未来思考でいてみるといいのかなと思います。月末から2月にかけて、過去はいくらでも振り返ることができるからです。

そう、水星は31日に同じみずがめ座で「水星逆行」という流れに入ります。過去を振り返ったり、心残りがある出来事と改めて向き合ったりすることが多くなる時期です。物事の進みもゆっくりで、先を急ぐと空回りすることが多いでしょう。だからそれまでは、この先にきっといい未来が待ち受けているのだと思ってみる、その上で「私が自分の手で、自分のためにやること」を模索していくと、有意義な日々にしていけるのではないかと考えています。

 

なお、過去についてちょっと蛇足ですが、

当然のことではありますが、過去は振り返ってはいけないものではありません。有意義であることだけを追いかけるのが人生だ、それ以外は意味のないことだなどと申し上げるつもりもありません。懸命に過去と闘って今を生きようとしている人にとっては、上記の文章は自分を否定されたとお辛い気持ちにさせてしまったでしょうか。ごめんなさい。今のあなたにとって、過去を振り返ることが必要と思えるならば、それが「ほんとう」なのだと私は考えます。だから安心して、振り返ってくださいね。

そしてこれは完全に老婆心なのですが、もしお気持ちに余裕があれば「過去を振り返ってしまった」という後悔ではなく「よし今から過去を振り返るぞ」という意思を持って、思いを巡らせるとよろしいかと思います。自分のために振り返る。そういうおつもりでいれば、きっといい時期にしていけるはずです。「てしまった」で語って良いものにしないことです。あなたがどんなときも、一生懸命に歩んできた大切な日々なのですから。

どなたもそれぞれに、良い時期にしていかれますように。

 

 

(近況というか悲報)

前々回のブログ坂口安吾度60%の魔窟、いや違う書斎の片付けを誓い、前回のブログで1%くらいきれいにしたことでいい気になって「1日1%やれば3月頃には脱・坂口安吾できる」と吠えた私ですが、本日仕事をしたところ坂口安吾度61%になりました。もうだめかもしれない。

 

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