占い師・真木あかりのブログ

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さそり座満月。自分にとっての「豊かさ」とは、なにか。

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本日、2016年4月22日はさそり座の満月です。その日の、しかも夜に書くなよという話ではありますが、明日あたりも影響は続くのでご容赦のほどを……(∪ ´ω` )早く元気を取り戻さねばー。

 

という近況はさておき、さそり座満月です。

自分にとっては、何が本当の幸せであるのか。ほんとうになくてはいけないものは何なのか。そんなことを考えてみると良いタイミングだと思います。特に、愛においては。

 

小学生の頃「無人島にひとつだけ持って行くなら何を選ぶ?」という、究極の選択的な問いがありました。なぜこんな問いを当時、真剣に考えたのか今となってはよくわからないのですが(笑)、私は必ず「本」と答えていました。何度眺めても飽きない百科事典を想像することもあれば、その当時何度繰り返して読んでも飽きなかった物語の本を挙げることもありました。どんなときも、本でした。いじめられっ子で、家でも「いじめられるのはお前が悪い」と言われていた私にとって、本を読んでいる時間だけが「ほんとう」だったんでしょうね。

 

それから信じられないほどの月日が過ぎて(笑)、少女だった私もすっかり大人になって、計算や妥協や、既成概念でいっぱいになりました。この年齢だからこうなっていなくては。こういうのは絶対嫌われるから、やめなくては。そうしたものでがんじがらめになって、自分を見失いそうになることもあります。ほんとにもう、占い師なのにね。ばかですよねえ。

 

この満月を機会に、私も自分が何を欲しているのか、向き合ってみたいと思います。持っているものには感謝を、握りしめてしまっている執着には解放を。自分のなかの、マイナスの情熱に向き合う良い機会なのかもしれません。満月の前後は心が揺れやすいときでもありますが、どうかあなたにとっても、意義のある時間でありますように。