占い師・真木あかりのブログ

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2017年下半期 さそり座の運勢

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元気ですかー! って「お前は猪木か」と思われた方もおられるのではと思いますが(わからない子はGoogleかお父さんに聞いてみよう)、昨年秋から今に至るまで、お気持ち的にかなり重たいものを抱えて過ごされているさそり座の人は多いのではないかと思います。頑張っておられますね。さそり座の人は、人からは見えないところで辛抱強く努力を積み重ねる頑張りやさんですけれども、今年は特に自分の中の見たくない部分、たとえば暗い願望やドロドロした本心といったものを見つめるタイミングが訪れやすいのです。見えない敵がずっと自分の中にいるようなものですから、なかなかのしんどさを伴います。さらにはお仕事や人間関係でも理不尽なことに見舞われるなどしやすいときですから、心身ともに限界、という人も多いことでしょう。

 

ただ、さそり座の人の2017年が苦しいだけの時期かというと、決してそんなことはないだろうと私は考えています。人生はときに厳しいこともありますけれども、そればかりではありませんよ。萩本欽一さんの『ダメなときほど運はたまる』(廣済堂新書)を読んでいたら「『今は運をためてる時期なんだ』と思って耐えていれば、いつか状況は変わっていきます。運の神様は、そうそう一人の人間ばかりいじめません」という一文がありました。これは、実は2017年のさそり座の状況に非常に似ているのです。ここで見つめた“ほんとうのこと”は、この秋以降にしっかりと報われていきます。長いトンネルの先にも必ず光は見えてきますから、10月までは「折れないこと」を目標に、自分自身と向き合っていけると良いですね。もちろん、無理のない範囲で。

 

年間占いのほうでも書きましたが、長く暗いトンネルを進みながら「自分に必要なものを取捨選択していく」「過去にやり残したことに決着をつける」、この2つを意識してみると良い時期です。すでに必要でないものをしっかり整理したり、または自然と自分からはなれていったりしている人も多いと思います。心残りがあることをリベンジできた人は素晴らしいです、頑張りましたね。

 

「あのとき、こうしておけばよかった」と思うことは人生において、非常に切ない瞬間です。そう思ってからでもできることはあるにせよ、過ぎた日々を取り戻すことはできません。この時期は、そうした後悔をひとつでも多く潰していくことがあなたのためになります。楽なことではないと思いますが、そうすることで10月以降にグッとドライブをかけていけるはずですから、今は運をためているんだ、しんどいことはいいことの前半分なんだと思って乗り切ってみてはいかがでしょうか。ただし、ここまでずっとずっとがんばってきたのも事実です。無理なときはお休みしたって大丈夫。何もしないように見えるときだって、人は耐えたり、考えたり、しています。どんなときも、幸せになるんだというお気持ちだけは忘れないでいていただければ大丈夫です。

 

10月以降、「12年に一度の幸運期」が始まります。これは2018年秋まで続いていくもので、滑り出しから非常に好調な暗示です。自分が手に入れたいものには妥協しないこと。「このくらいでいいや」と自分に制限をかけてしまってはもったいないのがこの時期です。まあ無理に欲しがれとは申しませんが(そらそうか・笑)、意外と「私にはこのくらいで十分」「私には無理にちがいない」って思っていることって、あるものです。でも、心に願望が浮かぶということは諦めたくはないという証拠。10月以降はさそり座の守護星、冥王星も味方としてより強い力を出してくれます。あなたがこれまでがんばってきた中で、「無理だと思っていたけどやってみたらできた」ということもあるでしょう。そのときのことを思い出しながら、貪欲に手を伸ばしてみると思わぬギフトを手にすることも、あるかもしれませんよ。

 

<恋愛運>

10月まではご縁の取捨選択の流れが進んでいきます。ここまでの間で切れた関係は、切れるべくして切れたと考えたほうが良いでしょう。心残りもあるかもしれませんが、深追いはしないほうが良いでしょう。今、苦しい恋に胸を痛めている人も、ここが正念場です。

 

といっても、大切な恋だからこそ苦しい中でも大切に持ち続けてきたのですよね。その気持ちを否定するつもりはまったくありませんが、少しだけで良いので「その恋で幸せになれるか」を、考えてみていただきたいなと思います。自分で自分をいじめるようなことを、してしまっていませんか。私たちは苦しむために生きているわけではありません。幸せになるために生きているのですから、そうでない関係にはしっかりと区切りをつけていったほうが良いのですね。終わりだけでなく「始まり」の区切りも大切。ずっと片想いを続けている人であれば、9月いっぱいまでに告白をすると良いですよ。

 

惰性で続いている関係、恋をしてはいけない相手への恋、もう離れてしまったご縁へのこだわりも、この時期に無理なく手放していけるといいでしょう。それは決してなにもかもをなくすような、淋しい選択ではありません。本当の意味であなたが幸せになることを、受け入れるための静かな準備であろうと思います。

 

10月以降、恋愛運には非常に強い追い風が吹きます。シングルの人にとっては、ここからの1年で生涯をともにする相手を巡り合う人も多いのではないかと思います。2017年後半、星の後押しが得られるのは11月。突然の恋、あるいは明るい未来に向けた進展といったものがあるかもしれません。欲しい恋、幸せな未来に妥協はしないこと。12年に一度のラッキーイヤーの後押しを、しっかり享受してくださいね。

 

<仕事運>

10月までは慎重モード。どちらかというと裏方であり、人のサポートに回るようなこともあるかもしれませんが、そこでできることをしっかりとやっていくことが開運につながります。先延ばしにし続けていたこと、トラブルの火種になりそうなことは夏のうちにしっかりと片付けておくと安心です。

 

現状のお仕事であまりに理不尽な目に遭っていたり、やりたいこととのギャップが出てきたりしているようなら転職を考えてみても良いでしょう。ただし、「こんな仕事はやりたくない」「自分なこんなところで小さくまとまっていたくない」といった後ろ向きな気持ちであれば、転職で得られるものもそれなりです。たとえ辛いこと、現状への不満が出発点だったとしても「次はこうしたい」「自分はこの仕事をすることで幸せになりたい」といった思いに純化させたうえで、転職活動をしてみると良いですよ。

 

10月からはラッキーイヤーのスタートにともない、とても忙しくなります。大きな仕事を任せられたり、昇進や異動を命じられたりする人もいるでしょう。新しいプロジェクトのスタートに、不安と期待が入り混じったようなお気持ちを抱くこともありそうです。独立・開業を目指す人にもまたとない好機ですよ。

 

ただし、ここから始まる1年間は「ラッキーなことが天から降ってくる楽しい時期」というより「頑張ったら頑張った分いいことがあるとき」。実感としてはただただハードで忙殺されるような感覚が強いかもしれません。実際、この星回りに入って「何が『12年に一度の幸運期』だ。大変なだけじゃないか」と思われる人は非常に多いのです。ただ、成長には痛みも伴うもの。しんどいときがあったなら「今、それだけ成長しているんだな」とご自分を誇りに思ってあげたいものです。ここでの努力は、あとになって必ず生きてきます。人一倍頑張りやさんのあなたのことです。すばらしい実りを、手にしていかれるはずですよ。

 

2017年後半、いよいよスタートです。ハードな年ではありますが、幸運期も目の前。来るべきラッキーイヤーを目指して、がんばってまいりましょう。あなたならきっと幸運をつかんでいかれると、私は信じております。

 

 

真木あかり

 

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