占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

Twitterの「12星座別明日の占い」の扱い方について

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2017年1月1日にTwitterで「今日の占い」をつぶやき始めてまる3年が経とうとしています。

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毎日ご覧いただいている皆様のおかげで、1日も休まず続けて来られました。実はこの占い、2回大きく変えておりまして、1年目は「12星座共通のその日の占い+今日のひとこと」、2年目〜3年目の途中までは「12星座共通のその日の占い」、2019年12月現在が「12星座別明日の占い」となっています。やってみたいなと思う方向性にかたちを変えてまいりましたが、受け入れていただけてとても感謝しております。

 

もうすぐ4年目、いろいろなご意見をいただくことも多くなりましたので、今更ながら「12星座別明日の占い」の扱い方を少し書いておきたいと思います。「自由に解釈し、活かしてもいいし活かさなくてもいい」といった感じにゆるくお楽しみいただくのが一番だと思っています。「あてはまることがあったらやってみよ」とか「まあ一応心がけとこ」といった感じでしょうか。

文章は書き手の手を離れた時点で、読み手のものです。スムーズに受け取っていただける表現に力を尽くす覚悟を持って取り組んでおります。ここに書く内容は「こうして」という強制の気持ちから記すものではありません。ただ、この記事の最後に個人的な体験を少し書いておきますが、私はどなたの気持ちもできるだけ、置いてけぼりにしたくはないのです。そのためのメモ、としてご覧いただければ嬉しいです。

 

Q.
月星座で読むほうがしっくり来るのだけど、それでもいい?

A.
基本的には太陽星座で、明日目指すとよい方向について書いています。が、月星座で読むのがフィットすると思われるならば月星座で読んでいただいても大丈夫です。太陽星座×月星座で楽しんでくださる方もいらっしゃいます。月星座の場合は、お気持ちの面で起こる動きと考えていただくのがよりフィットしやすいかなと思います。

 

Q.
(内容が)できないです/できそうにないです/無理です

A.
せっかくご覧いただいたのに、がっかりさせてごめんなさい。
私が書く占いすべてに当てはまることですが、「これをしなさい」と強制することは一切ありません。占いは修行でもなければ戒律でもありません。心理学でも、人は自分が決めたことしか頑張れないことがわかっていますし、占い師があれこれ指図するのもおこがましいと、私は自分自身について考えています。やるかどうか、受け入れるかどうか、すべて「選択」していただいて大丈夫です。「今日はスルーで!」も立派な選択ですから。

そもそも、できない、無理と感じることはいけないことではありません。どれも大事な本心であり「これは無理。じゃあ、本当は自分はどうしたいんだろう」と考えるきっかけになるからです。光だけを見て生きていこうとすれば物事の半分しか見ることはできません。自分のなかの決して明るくない部分に気づいたならば、ぜひそれを優しく見つめてあげてはどうだろうかと思います。

自分に厳しい方のなかには「無理」「難しい」と発言することで自分に呪いをかけてしまうこともあるので、つぶやく前に自分を見つめてみると、それ以上いやな気持ちを引きずらずに済むと思います。ただ、これも人それぞれなのでお気になさらずに。

単なる「ハードル高すぎ!」という意味合いで「難しい」と思われたならば、敢えて高いハードルにのぞむと良い星回りを意識して書いている可能性があります。当然ながら、できなくても構いません。「今日、あてはまるようなことがあったらやってみよ」くらいでOKです。

 

Q.
これはこういう意味ですか?/●●がどうなるんですか?/これは自分からですか?相手からですか?

A.
「自分について考える」ということが有用であろうと考える日は、少しふんわりと書くことがあります。できるだけ意味不明にはならないよう努力してはいますが、もし「どっちだろう」と思われたときは、自分の心に浮かんだものを採用してください。いくつかあるなら、それらを丸ごと視野に入れておくのもいいと思います。自分のなかで言葉がどう響いたのか、に注目してみてくださいね。
あまりにパーソナルなご質問にはご回答できません。個別の事象はきちんと占ってみないとわからないためです。

自分から/相手から、というのは、占いでは両方の解釈ができることがあります。どちらとも受け取れる、と思う日はそういう日なのですが、自分から少しそうしたアクションを起こしてみると、願ったようなことが起こりやすいと思います。

こういったリプライをいただいた際、ヒントをお返しすることもありますが、私が寝るなどしてタイムラインを追いきれずお返しできない場合もあるかと思います。その際は、上記のように考えていただけたら幸いです(多分、ご返答する場合も上記のような内容です)。

 

Q.
何時に更新される?

A.
スタート当初は前日23時〜翌9時としておりましたが、現状では前日23時〜24時頃で維持しています。一度執筆予定が立て込んで切羽詰まったときがあり、21時頃に更新しました。

 

Q.
まだ1日が終わっていないのに、前日に更新しないで欲しいです。

A.
すみません…
いろいろ考えたのですが、お仕事の関係により朝の更新だと読めない方がいらっしゃったり、寝る前にあれこれ考えるのが好きという方がおられたりします。「占いを通して考える」「占いを使う」という、私が考える占いとの付き合い方において前日更新のほうが理想だと思い、23時頃更新とさせていただきました。1時間だけ、目をつぶってやっていただけると幸いです。


(個人的な体験について)
もうずっと昔のこと、毎日の占いを心のよすがにしていたことがありました。精神的に辛い毎日を送っていました。たまにその占いがシステムトラブルや占い師さんのご都合で見られないときは、不安でいっぱいになってしまうこともありました。今から思えば、心の支えであったと同時に、「どうにかしてその占いをもって現状が良くなるという希望を見出したい」という願いーー今から思えば、執着だったかもしれませんーー祈るような気持ちで何度もリロードしては配信を待ちわび、こうも捉えられるああも捉えられると文字を追っていました。

私が「自由に緩やかに解釈して欲しい」と考えていても、思いつめていると「自由」や「緩やか」はとても難しくなることがあります。本来は「こう読んで」と読み手の方に強制するようなことは控えたいのですが、ひとりぼっちで辛さに耐え、暗闇のなかで手探りで文字を探していたかつての私のような方がいたならばと思って書きました。できたら占いに振り回されないように「使って」いただくのが占いとの健康的な付き合い方と思いますが、それはまた別のお話としましょう。真っ暗な穴の底でふるえているときには、使うほどのエネルギーも出にくいものですから。

 

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2020年上半期の運勢、幻冬舎plus様で公開されています。無料でご覧いただけます。

www.gentosha.jp

2020年上半期の運勢は書籍でも出ます。これが一番くわしく書いています。12星座全部盛りのと、星座ごとの分冊版があります。 

2020年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

2020年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

 

 

MINE様でも、コンパクトにサクッと傾向を掴んでいただけるものを掲載いただきました。

www.mine-3m.com

 

【更新・掲載情報】MINE様にて2020年上半期の運勢が掲載されています

ファッション動画マガジン「MINE」様にて、真木あかりの2020年上半期の運勢が公開されております。

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12星座ごとに総合運、恋愛運、金運・仕事運というジャンルでサクッと上半期の運勢の傾向をつかんでいただけると思いますので、ぜひお役立ていただけますと幸いです。と思いつつこなれ感ヘアの動画になるほどなるほどと……こういうのは動画が最高にわかりやすいな……って戻ってきて私!自分の占いに!

 

「人気」とついている記事を自分でご紹介するのも大変恐縮なのですが、せっかくつけていただいたのでしばし喜びにひたりたいと思います。こういうときこそ図々しくいかなくては!というのは冗談でゲフンゲフン、これもいつも読んでくださる皆様がおられるからこそ、添えていただけたお言葉です。初めて占い師として発信を始めたときの心細さを思うと、今こうしてたくさんの方がブログをご覧になってくださるのがまるで夢のようで。だからこそ、変に「そんなことないです」などと遠慮することなく、嬉しく受け取ることでたゆまぬ努力を続けることを再度、自分に課してまいります。

 

2020年、良い1年にしてまいりましょう。私も頑張ります。

 

www.mine-3m.com

2020年は時代の節目。何をどう考えていけば、運気の波に乗りやすくなるのか?

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前の記事で「地の時代から風の時代へ」といったことを書きました。グレートコンジャンクション、およびグランドミューテーションについてです。

地の時代的な、歴史を重ねたもの、手に取ることができる確かな豊かさは、素晴らしい価値を持っています。風の時代に移ったからといって、こうしたものが価値を持たなくなるわけではないです。ただ、長い時間を経ていつの間にか形骸化した制度や権威、立派に見えるけれどなかは虫食いだらけの組織、本質的でない考え方が生まれていたのであれば、それはドラスティックに変わっていくよというお話なのですね。芸術や哲学が全時代までの考え方を覆すようにして発展、進化、向上してきたように。そしてその変化というものは、どんどん加速してきています。「今では信じられないけれど、こういう時代がありました」ということが、2020年以降はさらに増えていくはずです。

 

個人としてできることは「大企業だから安心」とか「今までこうだったのだから大丈夫」といった発想は、しないでおくことですね。といっても観念というものは親譲りだったり周囲の環境しだいだったりと自分以外の影響によるところも大きいですから、ハッと「気付かされる」ようなこともあるのかもしれません。そのときにしがみついたり、根拠もなく今まで通りにあることにこだわったり、ということをしないでおくことです。しがみつきたいのなら、新しい時代のなかでどう古いものを守り通していくのか、確固たる信念とビジョンを持つことです。それはもはやしがみつくということではないでしょうね。「風の時代を生きる」ということの、立派な姿であろうと思います。

 

なんだか小難しい話をしてしまいました。

「今では信じられないけれど、こういう時代がありました」って、多いですよね。君は114106を知っているか。わからない子はお父さんやお母さんに聞いてみてくれたまえ、ってなぜいばっているのか意味不明ですが、今やサービスもろとも終了していますからね。そもそもスマホもネットもない時代によく生きていたなとすら思うのです。そんなことを言ったら昭和の民にボコられそうですが、ってそれ俺や!オレオレ!母さんオレだよ!(もはや何がなんだか)

 

時代の変化を肌で感じるとき、「若者についていけない」といった種類の焦りが生まれることがあります。メディアで報じられる若者言葉をひとつも知らないとか、「ワーオ」という感想しか思い浮かばないですよもう。かつては「うそ? 毎日使ってるけど!?」と思っていたのにですよ。まあそんなものは可愛い話ですが、「新しいものがいいことだというのか」という反発心のようなものも、生まれるかもしれません。そうじゃないです。変わらないものなんて世の中にはありません。不変のものがあるとしたら、死くらいじゃないでしょうか。私たちはいつも変化のさなかにあり、どうすればより良い人生を生きることができるのかと、誰かに寄りかかることなく考えぬいていく。それが生きるということなのだろうと思います。

 

変化といっても、おそらく2023年の春頃までは「いきすぎたテクノロジーの再考」のような出来事が多くなるでしょう。「この進化は人類にとって正しいことなのか?」と思わされることも多そうです。SF好きとしてはアンドロイドが知性を持ち愛という感情を獲得するなんて感じの未来にワクワクするわけですが、っていやそうではなくて、今もAIに関してはいろいろな議論がなされていますね。広く知性でつながり、コミュニケーションを取りながら「何が人間にとってベストなのか」を考え抜いていくことが、これからはより重視されていくのだろうと思います。

 

さて、私がなぜこういうことをくどくどと書いているのか。村上春樹が『ランゲルハンス島の午後』のなかで「拳銃をポケットに突っ込んで街を歩いていると街がいつもとはがらりと違って見える」ということを書いていましたが、それと似たようなことです。こういう時期なんだなあと思っていると、自分に関連のあることがパッと目に飛び込んでくるのでしょう。ピンチをチャンスにしようと思いやすいかもしれません。考えること、選択することがしやすくなる方も多いはずです。私は、占いというものはそうやって「使う」というのが健康的であると信じているのです。

 

(余談)
進化の産物は多種多様ですが、言葉でいえば「レトロニム」がありますね。私はこれに目がなくて、見つけるとつい喜んでしまうのですが、人と出し合いっこするとなかなか楽しいですよ。オススメ。

レトロニム一覧 - Wikipedia

 

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2020年上半期の運勢本、今年も電子書籍になりました!

星座ごとの分冊版もあります。自分のところだけ読みたい、という方は分冊版がお手頃です。

2020年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

2020年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

 

 

幻冬舎plusでも一部(と言いつつそこそこモリモリ)をお読みいただけます。

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2020年は時代の節目。変化のときを、どう生きるかー『2020年上半期 12星座別あなたの運勢』発売されました

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にわかには信じがたいことですが2019年も終わりに近づいてまいりました。この間お正月が来たと思ったらもう、もうですよ奥さん。という愚かな発言を今年もしてしまったのですが、きっと来年もするのでしょう。けっこう長いことニンゲンをやっているのにまだ慣れない自分が不思議でなりませんが、ある意味「どの年も新鮮な気持ちで生きている」と言えるかも……ハッいえ愚か者でいいです。もう私のことは抜け作と呼んでいただければ。何はともあれ、どなたさまも1年間、ほんとうにおつかれさまでした。俺たちの2019年はこれからだ!(もう何がなんだか)

 

半年ごとに出版させていただいている『2020年上半期 12星座別あなたの運勢』、今年も無事発売に至りました。これも、いつもご覧になってくださっている皆様のおかげです。ありがとうございます。

全体運、恋愛運、仕事運については、幻冬舎plusから無料でご覧いただける部分もありますので、ぜひご参考にしていただけますと幸いです。書籍のほうでは2020年上半期の概観、星座ごとに恋愛運・仕事運それぞれの月ごとの運勢、「今がつらいという方へ」のアドバイスなど書かせていただいています。これまでの年よりも書きたいことが多く、若干のボリュームアップをしております。

ご紹介がてら、ブログでは2020年の概観について、本異常にくわしく紐解いてみたいと思います。

 

2020年の最大のポイントといえば、なんといっても12月22日に起こるグレートコンジャンクション(大会合)でしょう。ちなみにこの記事を公開するのは2019年12月12日。「1年後かよ!!!!!!!」と総ツッコミを食らいそうですが、私も自分で書いていてツッコミましたよね。なんなら1年以上ですしね。しかしそういう星の動きなのでどうかご勘弁いただきたいと思います。

グレートコンジャンクションというのは、土星木星が同じ場所に巡ることで、20年に一度のレアイベントです。もともと「時代が変わる節目」という意味合いを持つこのグレートコンジャンクションですが、今回はさらに、200年に一度という「グランドミューテーション」でもあり、レア中のレア、節目オブ節目、すごくすごいタイミングと思っていただければと思います(いろいろ不安になる語彙)。

 

このグレートコンジャンクション、およびグランドミューテーションによって起こる変化というのは、世の中の価値観や構造が大きく塗り替えられる変革のタイミングです。星占いの言葉でいえば「地の時代」から「風の時代」へと移り変わる時期なんですね。詳しく書いてみますと、

 

■2020年まで(地の時代)

  • お金を稼ぐこと、お金があることを重視
  • 資産をたくさん所有すること=良いこと
  • かたちあるものに価値がおかれる
  • 権威、歴史といったものが重要

■2020年以降(風の時代)

  • 知性、コミュニケーション、情報、ネットワークに重点が置かれる
  • 所有にこだわらない
  • 人々が自由に、お互いを縛ることなくつながるようになる

 

という感じになります。

星は移動した瞬間にぱっきりと切り替わるわけではなく、少しずつ「予兆」のようなものが現れます。ですから、すでに風の時代の感覚を感じている人も多いでしょう。たとえば地の時代で重視されていたモノやお金。モノについてはシェアリングエコノミーで車や自転車を所有しなくなったり、サブスクリプション系サービスで本や音楽、ソフトウェアなどを持たずに過ごしたりする人も増えてきていますよね。お金をめぐる環境もキャッシュレス決済やAIによる資産運用、ビットコインなどドラスティックに変化しています。

こうした流れがいよいよ本格的になってきて、今まで通りの価値観ではいられなくなるというのが2020年の動きなのです。時期的には3月下旬から7月にかけて「お試し」的な動きがあり、12月下旬から本格始動というかたちになるはずです。

 

「今まで通りの価値観ではいられなくなる」といっても、きっと「変わりなよ」と示唆されるようなことではないのでしょう。今までマイノリティだった風の要素が、いつの間にかマジョリティに移り変わっていく。普段からその分野にいる人であればすうっと波にのっていけるでしょうし、そうでない人は「あれ? あれ!?」と思って試行錯誤したり新しいものを試してみたりしながら、少しずつ当たり前にしていく。大事なのは「これまで」にこだわらず、「まずはやってみて、自分で良いかどうか、シフトするかしないかを決める」ということなのだろうと思います。「これまでこうだったから、こうする」といった発想は、つまずくことが多くなるかもしれません。

 

旧体制ーー地の時代に重視されていたものや世界ーーに安住するのも、選択肢として「いけないこと」ではないのです。その価値観が自分にとって大事だというのなら、尊重すべきと私は思います。非難されるようなものでは決してない。ただ、今後は「大手だから安心」「この会社にいれば安泰」「今まで通りやっていれば大丈夫」といった、誰かが築いた権威により掛かるような気持ちでいると、がらっとゲーム・チェンジが起こったときについていけなくなる、という可能性が高まってきているのです。もうすでに、そうした世の中になってきていますよね。旧体制に安住すると決めたなら、ゲーム・チェンジに怯えずにいられる行動もとる。自分を守るんです。単純に「守るぞ!」と思うだけでなく、その価値観をよく噛み砕いて自分が何に価値を見出しているのか、理解することが堅牢な鎧となるはずです。理解することは、愛することです。

自動思考で進化や成長を拒む、それが一番、自分を辛くするのですよね。

 

「変化」という言葉に触れるとき「何が起こるの、怖い」という人はたくさんいらっしゃいます。私はいろいろなところで書いているんですけれども、人間は本質的に、変化を嫌う生き物なんですよね。脳がそういう構造になっているのですから、ネガティブとか意思が弱いとか、そういう問題ばかりではないのです。ストイックとか努力とかいって、変に自分を責めたりしてはならんのです。そして実際に、変化というものは「悪いほうに変わっていく」ことばかりでもないのですよね。今までの人生を振り返ってみていただければ、それは明白ではないでしょうか。「人生の転機」と言えるような出来事のあと、良いほうに変わっていったこともたくさんあったはずです。脳に振り回されて、そういったものを「なかったこと」にしたら、自分がかわいそうです。よかったこと、大好きな人やもののこと、嬉しかったこと、ちゃんと数えていきましょう。それが、変化のときを生きるエネルギーになります。そう、エネルギーは自分で生み出せるんですね。

未来は、現在の選択の積み重ねです。決してどこかから投げ込まれる偶然の集積ではありません。だから、目の前の選択をひとつひとつ丁寧に「まずはやってみて、自分で良いかどうか、シフトするかしないかを決める」ことが、大事です。

 

風の時代、楽しいだろうと思いますよ。テクノロジーに携わる人は「自分の時代がきた!」なんて思うのかもしれませんし、新しいことを試すわくわくも得られるでしょう。私はぜひ自動運転がどんどん進化して、寝ているうちに打ち合わせ場所に着いていて欲しいですねえ。ハンコ自動捺印マシーンが話題の2019年末ですが、2020年以降は電子化されたりお役所関係の手続きが簡素化されたり、といった流れが顕著になると思います。結婚やイエ制度といったものの生き辛さを感じていた人なら、自由な関係性をそろそろ模索していけるようになるでしょう。ね、わくわくしませんか。

まずは「風の時代」のテーマを頭に入れつつ、自分は何に価値を置いているのか、それはこの時代において本当に大切なことなのか、といったことを考えていかれると追い風が吹きやすいだろうと思います。ときには向かい風もあるのかもしれません。でも、それはきっと、自分が成長や進化をしているからこそ感じられるものなのではなかろうかと、私は思うのです。

 

良い2020年にして参りましょう。私もこれをご覧になっているどなたかが胸のなかの火を絶やさずにいられるように、ここに書き記していきたいと思います。

 

2020年の概観については、まだまだもりもり書いていく予定です。

 

 

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幻冬舎plusはこちらです。お試しとしてお読みいただけたりしたら、とても嬉しいです😊

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2019年12月12日、ふたご座満月。2020年が来る前に「これだけはやっとけよ」的、な。

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2019年12月12日、ふたご座で満月が起こります。ばりっと頭が冴えて、目の前の課題を理知的に噛み砕いたり、コミュニケーションをとりたいという気持ちが強くなる人は多いのではなかろうかと思います。ただ、満月というのはいかんせんお気持ちがぶれやすいときですから、焦って余計なことを言ったり言葉と裏腹の行動をとったり、ということのないようにしたいですね。きっと誰もがよくわかっておいでと思いますが、言葉を尽くせば尽くすほどわかってもらえる、というわけではありません。ときには沈黙だって、伝わることはあるのですよね。

 

さてこの満月ですが、おそらく12月3日からスタートした2020年の年間テーマ、つまり木星がやぎ座に滞在する時期のテーマについて「これだけはやっとけよ」的なことを示唆している部分がありそうです。それは、勉強やコミュニケーション、自分の足で情報を集めること。「2020年オレはやるぜオレはやるぜ」と思うだけでなく、しっかりサーチしていこうぜということになります。

 

気持ちって大事です。ただ、人間は自分が想像できる範囲のことしか想像できません。「すごくすごいことをするぞ」と思っても、「ぼくがかんがえるさいきょうのすごいこと」がMAXであり、ほかにあるかもしれないもっとすごい選択肢というのは思いつけないのです。

たとえば子どもの頃、「何になりたい?」と聞かれても、普段会ったりメディアで見聞きするおとなの職業しか答えられませんよね。花屋さんにケーキ屋さん、パイロットにサッカー選手、ユーチューバーに警察官。想像の埒外のことって考えられないんです。まあ私は中学のときに「おもしろいことだけ考えて生きていきたい」と言って周囲を呆れさせたのですが(ある意味叶った)、おもしろいことだけ考えて生きている人、というものがまるでイメージがついていませんでした。

 

子どもの頃の夢であれば、少しずつ成長し勉強しながら自分の好きなことを見つけていくのもまたかけがえのない経験です。ただ大人はそこそこ成長もしていますし、時間は有限です。というわけで、2020年の可能性をグーッと広げられるのがこの満月である、というわけです。気になったことを調べたり学んだり、詳しい人に聞いたりするといいです。機会があればちょっと出かけて、自分の目で実際に見ることも大事です。やりたいこと/やるべきことがわからないという場合は、紙に書き出して頭のなかを整理するというのも良いと思います。「そうか、こんな方法もあったのか」「こういう人みたいになりたいな、めっちゃ憧れるなどうやったらなれるんだろう」「こういうことができたら超すてきじゃない?」といったことを、たくさんインプットしていただきたいと思うのです。面白さ、目新しさばかりが先走って何かを決めようとしていた人は、いったん「ウケるかどうか」という指標をはずして「自分が本当にやりたいかどうか」を、考えてみていただけたらと思います。

そうすることで、おそらく月末、2020年の年間テーマがいよいよ本格始動という運びになるのですが、そのときに描ける未来というものが何倍にも、意味のあるものになってきます。

 

さてここまでご覧になって「ところで2020年の年間テーマって何なの」と思われる方も多いことでしょう。これを書いているのは10日深夜であり公開は11日なのですが、12日満月のタイミングで、その記事が公開されます。そしてそのタイミングで、このブログでも補足記事をガンガン出していく見通しですので少々お時間をくださいませ。私の名誉のために申し上げますと、時間稼ぎのためにこう申し上げているわけではなくゲフンゲフン、力を尽くして書いた記事なので変に薄めることなく、ぜひご覧いただきたいという思いであります。明日12日朝6時にこちらで公開です。ご参考にしていただけますと幸いです。

 

(12月12日追記)

公開されました!!なにかひとつでも参考にしていただけたり、「よしっ」と思っていただけたり、フフッとしていただけたりしたなら、こんなに嬉しいことはありません。

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(まだ書影が出ていないのですが、予約が始まりました) 

2020年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

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2019年11月27日、いて座新月。この1年の集大成を、新たな冒険にたくして。

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2019年11月27日、いて座で新月が起こります。昨年11月8日から、いて座には木星が滞在し、私たちに「もっと自由にやろうぜ」「もっととらわれずにいっていいんだぜ」と、拡大へのいざないを行ってきました。木星が次のやぎ座に移動するのは12月3日、来週になります。つい先日太陽がいて座入りし、木星がその力をいっぱいにみなぎらせたところで起こる新月。「クライマックスに起こる、新たな始まり」なんですね。

誰もがそれぞれに、持てる力を振り絞って頑張ってきたこの1年。表彰されたり華々しく注目されたりするタイプの頑張りもあれば、自分だけが知っている静かで熱い頑張りもあるでしょう。努力のすばらしいところって、なくならないところです。誰がなんと言おうと、今日の午後6時で世界が終わることになっても(いやそれは困るけど)、頑張った過去ってなくならないんです。

「私は頑張っていない、悩んで悩んでただ迷うだけの無駄な日々だった」と思われた人もいらっしゃるかもしれません。もしそんな気持ちになったのなら、ぜひ思い出してほしいのです。悩むという行動にはものすごいエネルギーがいります。頑張らずして、どこからそのエネルギーが湧いてくるでしょうか。ごはんを食べて息をして、頑張って悩んだんです。それを自分で「なかったこと」にしちゃ、自分がかわいそうです。そして深く悩むことを経て、初めて見える光だってあります。まだあたりは暗くて、目をこらしても見えないのかもしれない。でも、まだ無駄だというには早すぎるのではないでしょうか。

この1年、頑張って生きていらした今のあなただからこそ得られる「はじまり」。このいて座新月前後で生まれる人は、とてもとても多いだろうと思います。

 

終わりには始まりが内包されている。そうした意味合いの言葉を、どこかで誰かから聞いたことのある人は少なくないでしょう。そうなんですよね。すべてが枯れる冬、桜の梢を見れば硬く小さなつぼみがぎゅっと身を寄せているように、年末にはいつも新しい年への希望があるように、終わりのなかにはどこか始まりがあります。

終わりと始まりについて私がよく連想するのは、谷川俊太郎さんの『詩の本』という詩集にある文章です。

 

終わりと始まりを辞書は反義語と呼ぶけれど

終わりが終わるとき始まりはもう始まっている

季節もそうして移り変わっていくのに

それを正確に名指すすべを言葉は知らない

 

古い年の終わりに穏やかに枯れていくものたち

新しい年の初めに生き生きと芽吹くものたち

そのどちらも同じひとつのいのち

切り離してしまえるものは何もないのだ

(『詩の本』より)

 

木星がいて座に滞在する1年の、最終段階で起こるこの新月。それはまったく新しく始まる何かではなく、1年間頑張った私たちがたしかに息づいています。頑張ったという事実は、絶対に変わらない。あなたが「なかったこと」にしない限りは。だからこの新月では、自分の可能性を広げる新しい冒険を始めてみると、この1年の意味が確かな輝きを帯びるだろうと思うのです。いて座という星座が持つ途方もない楽観を、冒険への憧れを、あなたがこの1年を生きた証として、未来への推進力として、使ってみませんか。

今はそんな元気がないんだという人は、空元気なんて出さなくても大丈夫ですよ。しんどいときは、なんでも小さくやるのが大事です。たとえば冒険に出る支度だけ、しておくのとかどうでしょうか。たとえば「もっと自由にできる」「何にもとらわれなくていい」と、自分にそっと囁いてあげること。“そのとき”が来たら、いつでも立ち上がって飛び出していけるように。

この1年の自分の頑張りを、新たな冒険として「はじまり」につなげていくこと。それが、いて座新月において私たちが自分にできる、最大のはなむけになるのではないかと、私は考えています。

 

どなたにとっても、よい新月となりますように。

 

詩の本

詩の本

 

 

 

(以下近況です)

太陽星座がいて座です。自分の星座で起こる新月というものはなんとなく気持ちが引き締まるというか、特別な心持ちになるものですね。さて自他ともに認める中年となり年齢にこだわるようなこともなくなった私ですが、若い頃は恥じらいもありました。あるときクライアントに年齢を聞かれ、何を思ったか「自称28歳です」とふざけたことがあるんですよね。齢29歳、何を恥じらったというのか。しかし予想もしていなかったことにクライアントも周りの悪友たちも大変に面白がってしまい、毎年誕生日が来るたびに「今年も28歳おめでとうございます!!」「もう僕も今年であかりさんの年齢を超えてしまいました」等と言われるようになってしまったではないか。君たち気は確かなのか。ほどなくしてSNSで皆がつながる時代になると、あろうことかコメント欄にこの自称28歳説がモリモリ書かれ、馬鹿げた言質が友から友へと流布、止まらない誰にも止められない(DESIRE)。今年もつい先日「そういえば今年ももうすぐ例の28歳ですよね」と言われたのですが、お前らその設定そろそろ忘れてくれませんか。まあいいんですけどね。嘘はつくものではないという話でした。いやはや恥の多い生涯を送ってきました。太宰か。

 

(以下宣伝です)

Sweet特別編集 占いBOOK2020、復縁特集にて復縁のステップ、注意点、復縁に至りやすい日などをアドバイスさせていただいています。ほかの先生のコーナーもほんとうにためになるので、復縁を願う方に、届きますように。

sweet特別編集 占いBOOK 2020 (TJMOOK)

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mi-mollet様で2019年10月〜2020年1月の運勢が出ています。毎週更新で占いをお楽しみいただいていますが、これはスペシャルバージョンの月ごと占い。今年をめいっぱい生ききることで、来年の運を良くするベースを作っていこう、というコンセプトで書かせていただきました。ぜひご参考にしていただけたらと思います。

mi-mollet.com

2019年下半期の運勢が本になりました。

2019年下半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

2019年下半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

 

 

幻冬舎plusで恋愛のお悩み相談コンテンツがスタートします。それにともない、ご相談ごとの募集が始まりました。私にあずけても良いというテーマがありましたら、お送りいただけますととても嬉しいです(今月の恋愛運も公開されています!)。

www.gentosha.jp

Yahoo!占いにて真木あかりの占いをご覧いただけます。

charge-fortune.yahoo.co.jp

 

ウートピ様にて「真木あかりのおやすみ占い」の連載がスタートしました。毎週日曜の18時頃に更新されます。タイトルの字がめちゃめちゃ可愛くてお気に入りです(笑)

wotopi.jp

ココロニプロロ様にて、逆行カレンダーとボイドタイムカレンダーを連載しております。天王星逆行についての記事ももうすぐ載るはず…

cocoloni.jp

mi-mollet様にて、九星気学の週運を連載しています。毎週月曜のお昼頃更新です。

mi-mollet.com

TRILL様にて「別腹sweets占い」を連載しています。毎週月曜の朝更新です。

trilltrill.jp

2019年11月12日、おうし座満月。その手に、心にあるものを、ずっと大切にしていけるように。

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2019年11月12日、おうし座で満月が起こります。対岸の太陽のすぐ近くでは逆行中の水星が輝き、やぎ座の土星冥王星が優しく光を投げかけています。この満月のテーマは「ほんとうの豊かさ」。お金やもの、所有することそのものなど、かたちあるものの価値観については2019年〜2020年にかけてそのあり方が大きく変化することになっています。安定してたくさん抱え込むことがこれまでの「豊かさ」だとすれば、これからの時代は知性やコミュニケーションをもって共有される流動的な「豊かさ」へと、移り変わりつつあるのですね。この満月では、そうした移りゆく時代のなかで「ほんとうの豊かさ」を再認識させてくれるものとなりそうです。

 

 

何があれば満たされていると感じるのか。どれだけお金があれば、安心できるのか。お金で買えない幸せはたくさんありますが、お金があることでより多くの選択肢が得られることも事実です。ただ、いたずらにたくさん抱え込むことは「豊かさ」にはつながらない、というのも誰もが実感していることでしょう。強欲や吝嗇。そして「たくさん稼ぐ」人ならではの困難も、ニュースにのぼらない日はありません。そして今後もものやお金に執着し続けることは、移りゆく時代のなか「時の運」を失ってしまうことにもつながりかねないのです。

 

この満月では、ものやお金などあなたが所有する大切なものを振り返り、一生懸命になりすぎてひずみが出てしまっているようであれば、優しく振り返り調整していけます。そして「ほんとうの豊かさ」に気づき、それを得やすくしてくれるでしょう。

 

過去の経験から、お金やものを失うことに対して根強い不安を持っている方は、これまでしんどい思いをなさいましたよね。大事なものを守りたいというお気持ちは、未来への期待なのだろうと思います。ただ、それが常に焦りや消えることのない不安など、心の暗いところをそっと覗き込むようなお気持ちにさせているのだとしたら、この満月ではその不安を行動に変えていく、そして「ほんとうの豊かさ」に近づいていくきっかけを得られるだろうと思います。

 

なお、この時期はものやお金など物質的な豊かさがメインとなりますが、パートナーや好きな人への独占欲、執着心が高まる方も少なからずおられるのではないかと思います。人間関係を「所有する」という発想はお嫌いな人も多いと思いますが、私は単純に、もの扱いするつもりはありません。大切であればあるほど「絶対に手放したくない」という執着心も強まってしまう、そうした方のお気持ちも、また真実であろうと考えているためです。

「この人のことだけは絶対」と思って苦しくなってしまっているのなら、心の一番暗いところ――欲や淋しさと、徹底的に向き合うこと。相手に何かをしてもらうことで、独占欲や執着心を埋めようとしないことが、この満月では大事になってくるのかなと思います。

今、自分はこう思っているんだ。どんな感情にも善悪はなく、ただこう思っているんだと認めてあげることです。そうすることで、「このご縁は確かに私の人生にあって、私はそれを大切に思っているのだ」というところに、立ち戻って来られるはずです。「ある」こと、「大切に思う」こと。あなたが「なかったこと」にしない限りは、「ある」んですね。そして、自分が本当に大切にしたかった豊かさをまた考え直すことができれば、この満月は暗闇にも、光をもたらしてくれるのだろうと思います。

どなたにとっても、良い満月となりますように。

 

さてさてこのブログを書く直前、ちょうど立原道造の詩集を読み返していたのですが、「夢みたものは……」に、どきりとさせられました。これ、私は読むたびに背筋を正す思いになるのです。ご存知の方も多いことでしょう、ここに引用しますね。

 

夢みたものは……

 

夢見たものは ひとつの幸福
ねがつたものは ひとつの愛
山なみのあちらにも しづかな村がある 
明るい日曜日の 青い空がある

日傘をさした 田舎の娘らが 
着かざつて 唄をうたつてゐる
大きなまるい輪をかいて
田舎の娘らが 踊りををどつてゐる

告げて うたつてゐるのは 
青い翼の一羽の 小鳥
低い枝で うたつてゐる

夢見たものは ひとつの愛
ねがつたものは ひとつの幸福
それらはすべてここに ある と

 

立原道造詩集』(角川文庫)

 

 

夢見たもの、願ったものがすべてここにあるとは思えないことは多いものです。泥水をすするような毎日のなか、「こんな人生を生きたいんじゃなかった、ただ幸せになりたいだけなのに、どうしてこんな毎日なんだろう」と泣いた夜もありました。昔のことですけれどもね。

ただ、私たちは――いえ、「私は」としておきましょうか。今になって振り返ってみると、夢を見間違えたり、願い間違えたりしていたなと思うことって、けっこうあるのです。それを手に入れても幸せになれないとわかってはいる、けれども痛切に願ってしまう。地位とか、恋人とか、ものとか、お金とか。これからも間違ってしまうのかもしれません。でも、ときどきこの美しい詩を胸のなかで蘇らせて「ほんとうの夢」「ほんとうの願い」を考えてみると、自分に対してまっすぐに生きられるのではないかと思ったりします。

24歳という若さで泉下の人となった詩人が生んだ優しく美しい言葉のつらなりは、なんだかとても、おうし座的な気がするのでした。まあご本人は、しし座の生まれなんですけれどもね。

 

立原道造詩集 (ハルキ文庫)

立原道造詩集 (ハルキ文庫)

 

 

(以下近況です)

水星逆行、いかがお過ごしですか。私は先日、用事があって長く住んでいた街の区役所に行ったのです。引っ越しだの転居だの結婚だの離婚だので何度も通った、古く薄暗いあの建物。引っ越してからはいっこうに足を運ばなくなってしまったけれど――とノスタルジックな思いで訪れたところ、なんととうの昔に移転しているではありませんか。マジかよ。その時点ですでに16:40、慌てて新区役所に向かうものの、「想像を絶する方向音痴」「もはや悪い意味で神出鬼没」と異名を取る私です。GoogleMapの時空が歪んでいたようで見事に迷子になりました。なんとかたどり着いて手続きをしようとしたら、本人確認のためと思って持参したパスポートが見事に期限切れ。さらには「間違ったら困るから事前にメモしておこう」とスマホのメモ帳に書いた住所が間違っており、水星逆行というかもう完全に愚かさのコンボという感じでした。重なるときは重なるものですね……。水星逆行もやっと折り返し地点、あと何をしでかすのやらと思いますがとりあえず締切関連を頑張りたいと思います(もうだめだ)

 

 

(以下宣伝です)

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mi-mollet様にて、九星気学の週運を連載しています。毎週月曜のお昼頃更新です。

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TRILL様にて「別腹sweets占い」を連載しています。毎週月曜の朝更新です。

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