
2025年2月12日、獅子座で満月が起こります。満月は「物事が一定のレベルまで到達し、振り返りと調整を行うタイミング。この「満ちる」というのは、決して「思い通りになる」「明確な結果が出る」ことばかりではありません。もちろん「頑張ってよかった!わ〜い!」と思う人もいらっしゃるはずですが、人生ってそんなに、シンプルじゃない。「ん〜まずまずだな!」と思うのも「満ちる」なら、「モヤモヤするな〜。ぜんぜんいいことないな!」と思うのもまた「満ちる」です。ここまでの選択ひとつひとつが、積み重なった「今」が、大きくまるい月の光に照らされる。だから、振り返りと調整──「じゃあ、どうするか」が大事なんですね。
今回の満月、今月もVOGUEさまにて書かせていただいています。
ご参考にしてくださいね。
しし座の満月なので、自己表現、生命力、創造力……そういったテーマに関することに焦点が当たります。自分のなかから湧き出るものを、かたちにすること。趣味であったり、仕事であったり、「これが、自分が思っているベストだ」と決めて頑張ってきたことが、一定のレベルまで到達するのだろうと思います。今回の満月は10ハウスで起こりますから、キャリアと自分らしくあることが、密接に関係する人も多いかもしれません。
自分らしさ、というと戸惑ってしまう人もいらっしゃるでしょうか。自分は生まれたときから自分として生きているわけで、言ってみれば存在そのものが”らしさ”です。当たり前のことは、人は意識的に見ようとしません。「よーし酸素を吸うぞ!」と思わずとも息はしますし、「網膜で光をとらえて脳に電気信号を送るぞ!」と思わずともものを見ます。らしさってきっと、そんなこと。
でも、私たちはそうした生理的な反応以外でも、けっこう頑張ります。
「あの人みたいになれたら」と背伸びすることもありますし、期待をかけられれば、応えたいと思います。そうした外界からの刺激によって、想像もしなかった未来にアクセスすることもできます。
もしかすると、そうやって「これまでの自分」とは違う異分子を取り入れて初めて「自分らしさ」とは何たるかが、見えてくるのかもしれませんね。
取り入れた有象無象のものが自分らしい方向だったなら「よかった」と、自分らしくなかった方法だったら「違ったな」と、わかるのがこの満月です。自分らしさという軸で考えるとわからなくなってしまう人は、今の自分の心に「最近どう?」と問いかけてみるといいのかもしれません。
この満月は、「自由と改革の星」と呼ばれる天王星と、強い葛藤を生む「Tスクエア」という角度をとっています。性急に変わりゆく世界を、今まで通りではいられないという現実を、誰もが肌で感じていることと思います。自分らしい生き方とは一致点が、今は見えない物事も多いのでしょう。ただ、葛藤は克服すれば、強みに変わります。今回、満月に関連するおうし座・しし座・みずがめ座はみな「不動宮」というカテゴリの星座で、そうそうたやすく変化を選ぶことはありません。変わっていくことは、厳しいと思う人も多いでしょう。しかし天王星はときに突発的な「分離」をともなう星であり、変わらないことを選択しても私たちを引き剥がします。時代がうなりを上げて変化していくなか、自分はどう”らしく”あるのか。そんなことに思いを巡らせてみると、いい選択ができるのではないかと思います。突発的な変化も多そうですが、落ちついてやっていけばきっと大丈夫。
どなたにとっても、良い満月となりますように。
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新しい本が出ます!
またnoteを書きますが、オビの「占いだけじゃ救われない、技術だけじゃ生きていけない」というのは、もがいてもがいて生きてきた氷河期世代の私の、心からの叫びのようなものです。「自分だけがツイてないわけじゃないし、もっと大変な人はたくさんいる。わかっているけれど、今日このむなしさをどうしたらいいの」と思い続けた日々を、何年も熟成させて書けた本です。よろしかったらぜひ、お手に取ってご覧いただけたらと思います。
<近況>
原稿を書きすぎて指紋が全部削れた私です。昔は12月につるつるになっていたのですが、最近は1年のうち半分くらいはつるつるな気がしますね…今ならどんな犯
ハッいや何を言っているんだ俺は。思わずホンネ いや冗談を言ってしまいましたが、こうやってたくさん書かせていただけるのも、読んでくださる皆様のおかげです。しょうもない近況を書いて恐縮です。ちいかわでいうと、くりまんじゅうに似ている(むしろ本人)とよく言われる私でした。では股(誤字)
