占い師・真木あかりのブログ

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2024年1月11日、山羊座新月。変化もきっと、アリなのだ。

2024年1月11日、やぎ座で新月が起こります。この時期、やぎ座には月と太陽新月なのでこれは当然ですが)、火星に冥王星と、なかなかに「面構えが違う」感じがいたします。火星は「情熱と闘いの星」であり、その上位互換が「破壊と再生の星」「変容の星」と呼ばれる冥王星です。やぎ座が社会的な出来事、たとえば組織や権力といったものを管轄するエリアですから、「衝突を恐れることなく、ガチで現状を変えてスタートを切る」なんて読み方もできそうです。折しも政治の世界では、派閥という旧態依然としたやり方のひずみが浮き彫りになりつつありますね。安易に星々と結びつけて語るのも上品なことではありませんが、ここまで来て「伝統なんで、穏便にいきましょうや」などといったことはまず、考えられないのがこの星回りです。

個人においても慎重さや責任、現実を見据えた動きが求められるときです。なんて申し上げたらちょっと怖い感じになってしまいますが、向こう半年くらいの仕事の見通しを立てて新たな行動を起こすなら、とてもいい機会になるんじゃないでしょうか。

 

ちなみにこの新月は、「自由と改革の星」と呼ばれる天王星と調和の角度を取っており、「突然の転換」めいたものが伴う方も少なくなさそうです。びっくりするような出来事があったとしても、それは凶事ではないはずなのでどうぞご安心を。人はときどき、恋や仕事や、目の前の安定のために、みずからの可能性を制限するような選択をすることがあります。それが幸せだと思って、選ぶんです。決して、なにひとつ間違いなんかじゃない。ただ、このタイミングで現状を大きく変えるような出来事が起こった場合は、「自由への扉が開いた」と思ってみるといいだろうと思います。

 

どなたもそれぞれに、良い新月にしていかれますように。

 

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新月に更新される新連載が始まりました。星座ごとのアドバイス、キーワードもご紹介しています。スタイリストさんに占いのロジックをお渡ししてLUCKY CHARMを選んでいただいているのですが、私はこのセレクションがけっこうツボなんです。「こんなにステキなものがあったのか」と思わされることがホントに多い。自分でセレクトショップを巡っていても、興味があるところばかり見ちゃうのでなかなか気づいていないんだと思う。「あの人に贈ろう」なんて、ギフトのことばっかり考えてます笑

landb.junonline.jp

2024年上半期運勢本、今年も出ています。春を待つこの季節、野に割く花をイメージして表紙を作っていただきました。

 

<特に教訓のない近況>

夫の実家である北海道に帰省してきました。人生で最も多い雪が東京の雪という静岡生まれのワイ、「本物の冬を見せてやる」という夫の宣言に怯えきっていたのですが、今年の札幌はだいぶ雪が少なかったようです。雪上を歩くのが下手すぎて「壊れかけのASIMO」などと言われはしましたが、北大の雪はさくさくで歩くの楽しかった……。

故郷の静岡は、10年に1度くらいしか雪が降らないのです。小さい頃に一度降って、大喜びで作った雪だるまは茶色でした。1cmくらいしか積もらないから、どうしても土がついてしまうのね。高校時代に風花が舞ったときは、みんなで校庭に出て大はしゃぎしたなあ。制服についても、あっという間に水滴に変わる。でも嬉しくって、みんなで空を見上げてた。

女子高生だったときを思い出すなんて、漫画によくあるおばあちゃんの思い出話みたい。女学生の頃はね…みたいな。でも気づけばびっくりするくらい年月が経っていて、驚いてしまう今日この頃です。春には、泉下の客となった友人を見送ってから1年が経ちます。