占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

【インタビューにお答えしました】be-topia「はじめての占い」

be-topia様にて「はじめての占い」というテーマでインタビューにお答えしています。まだまだ勉強することばかりの身で恐縮ですが、「占いを受けたい方」「占い師になりたい方」にご参考になるかもしれません。よろしければぜひ、ご覧いただけますと幸いです。

be-topia.finbee.jp

ちなみに使い古された本とノートの写真が出てくるのですが、これは初学者の頃に読んだもの&勉強したノートです。ノートなんて何年前だよ!という感じですが、2度の引っ越しを経てもなんだか捨てきれなくて。当時は会社員で毎日深夜まで仕事をしていたのですが、毎日星読みをしてはノートに書いていて、1ヶ月で1冊を使い切っていました。これだけは絶対やるんだと決めていたのです。

出社前に日盤をとりながら(九星気学ですね)、ぎりぎりまでカフェで勉強することが多かったなあ。懐かしいです。試験はないけれど、受験生みたいでした。試験がない分、きりもなくて勉強だけがずっと続いていく、という日々なので不思議な気分だったことをよく覚えています。とはいえ占いは一生勉強ですから、気を緩めることなく精進して参ります、初心は、常に忘れずに。

 

 

 

2021年1月13日、やぎ座新月。いま世の中のために、自分は何ができるのか?

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2021年1月13日、やぎ座で新月が起こります。やぎ座は現実的かつ実際的なことを重視し、社会のためを思うサインで、現在は金星と冥王星も入っています。さらに隣のみずがめ座――社会のなかでの他者とのネットワークを意味するサイン――には水星、木星土星も入っています。星占いで主に使用する惑星10個のうち7個がこのふたつのサインにぎゅっと集まっているということで、社会を見つめるまなざしが強調される新月となるでしょう。

たとえば今、多くの人を脅かしている新型コロナウイルス。年明け早々に緊急事態宣言が発出される流れになりましたが、春の緊急事態宣言時に比べれば「個人攻撃」のようなものは減少しているように見受けられます。それよりも医療や経済、一時的に困窮状態にある方への支援など、社会全体をどうにかしようという流れが確かにできています。これはひとえに、皆がこのウイルスについて時間をかけて噛み砕いてきたからなのでしょう。これもまたやぎ座的な性質を帯びているなと思うのです…というのはいささか、星を読む人のポジショントークに過ぎると言えるでしょうか。

 

この新月は、個人の都合やエゴといったものよりも「みんなで生きていくにはどうするか」ということについて、今一度決意を固め直す、新しく始めるといった流れが起きるのだろうと私は見ています。おそらくですが、2020年に頑張ったことを糧として「できることを行動に移していく」という人は多いはずです。人によっては2018年頃から、自分をびしびしと鍛えるようにして頑張ってきたことがじわりと効いてくる人もいるのでしょう。会社が、業界が、自分が今生きている地域がなんとかやっていくために、徹底的にやる。このあたりは、新月と重なる冥王星が効いてくるのかもしれません。

ただ、それだけに「ガチでやりすぎる」傾向も出てくるのでご注意を。「過ぎたるは及ばざるが如し」です。「やんのかコラ表へ出ろ」的な頑張り方(どんなだよ)では摩擦を生むばかりですし、あなた自身もオーバーヒートしてしまいます。粛々と、確実に、現実を見ること。そんなところを心がけていかれると、良いのではないかと思います。

 

以上は占星術的な読み方で、ここからはちょっと余談です。

私は社会のために…ひいては「誰かのために」といったことを考えるとき、いつもアランの『幸福論』の一節を思い出します。

人間が他人に分け与えることができるのは、自分の持っている希望だけなのだから。

『幸福論』アラン著 村井章子訳 日経BP

これは人を陰鬱にさせる憐憫の情を持つことの愚を戒める一篇で「喜びこそ人間の真の宝物であり自然の理にかなったことなのだから、それを人に分けてあげるようにしようよ」といった結びがなされています。それを踏まえてのお話ですが、私個人はこの一文、気分によってかなり違う印象で読めてしまうのです。ポジティブなときは「おお、そうだそうだ」と思えるのですが、ネガティブモード一直線のときは「希望を持てない自分は誰の役にも立てないということか…」と思ってしまったりします。

まあこんな読み方をするのは私だけかもしれませんし、明らかに「間違った深読み」です。文章を読むとき、行間から筆者の思いを汲み取ることや、“敢えて書かれていないこと”を推察することは大切ですが、「Aと書いていないということはBと主張しているのか!」と、拡大解釈するのは誤読につながります。認知行動療法でいう「認知のゆがみ」ですね。

ただ、そう「感じる」ことはいけないことでもなんでもありません。感情に善悪はないのです。今、自分がそう思っているというだけです。で、ずっとそのままだとストレスも溜まるので、思考のベクトルを変えていく。それすらできない気分なら、まずは休んで心の体力を溜める。それが大事なんだろうと思います。

「何を見ても自分を否定するマン」というのは人生において、たびたび心の暗いところから顔を出します。それは防ぎようがない、けれど自分で「あっ今『何を見ても自分を否定するマン』が来てるな」「うお〜!俺の認知がまたゆがんでいるぞ〜!」といったふうにフラットに自覚して、うまく付き合っていくのが一番なんですよね。

 

もし今回のブログを読んで「世の中のためにできることなんて思いつかない。自分のことだけでイッパイイッパイだしこれ以上は無理。占いでそう言われるとかうざい」と思われるようであれば、ごめんなさい。申し訳ないと思います。できないのはダメ、できないと不運になるといった占いを書いたことは一度もありませんので、その点はご安心ください。

社会は個人の寄せ集めです。だから、「今日1日、なんとか自分をやっていく」というのも、立派な「世の中のため」だと私は考えています。心に希望がある人はみんなに分け与えればいい。でも希望を持てないならば、希望が溜まるまで自分をやっていく、希望につながらないことからひとつひとつ離れるといったことも、巡り巡って社会のためであるのですよね。すごいことだけがすごいわけじゃないです。日々がスペシャルなことだけでなく地味なことの集積であり、むしろ後者がスペシャルを支えているように、社会もそうした構造を持っているのではないかというのが、2021年はじめての新月における思いです。

 

長々と恐縮です。

新月は心身が揺れやすくなる方もおられます。あったかくして、のんびり過ごされるのもよろしいかと思います。どうぞご無理なさらず。そして健康でいましょう。

 

(特に教訓のない近況です)

大雪のニュースを見ました。温暖な静岡で生まれ育ち、人生で経験した最大積雪量が東京・10cm程度という私からするともう想像もつかないほどの量で、現地の方の「雪かきをしてもしてもきりがない」というお言葉に言葉を失いました。お住まいの皆様、お見舞い申し上げます。どうぞお怪我のないようにと思います。

雪といえば以前も書いたと思うのですが、会社員だった頃に「小雪のお姉さんは大雪」というしょうもない嘘を思いつき、ほんの出来心でクライアントに話したことがありました。するとなんということでしょう。その方がいろんな方にまたお話ししてしまったそうで、次にお目にかかったとき「このバカー!!!」と言われたのでした。その方とはもう10年ちかくお目にかかっていませんが、再会して「習近平の弟は習遠平」なんて話したら絶対信じてくれないんだろうなと思います。あの人元気かなw

 

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2021年1月9日、金星がやぎ座へ。愛はじっくり腰を据えて、できれば少しやさしく。

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2021年1月9日、金星がやぎ座に移動します。7日からスタートした怒涛の3日連続惑星移動、ファイナルを担当するのが我らが愛と美の星・金星なのであります。世の中的に、愛をめぐるムードは12月半ば頃から「YOUがCANならLOVEしようぜ!(☝ ՞ਊ ՞)☝」という感じが続いていました。そこから「いやその、まずは時間をかけてお互いのことをよく理解し合い、合意のうえ交際に進み、手をつなぎ(以下略)」というムードになってくるでしょう。ライトにエンジョイというよりは、真面目な態度のほうが受け入れられやすい・スムーズに進むといったことはあるだろうと思います。どこか自分を抑え気味になるため、優しさや思いやり、好きという気持ちなどがちょっぴり伝わりにくくなる人もいらっしゃるかもしれません。いつもより少し優しさをしっかり出していく、微笑みを意識するといったことを覚えておくと、本来お持ちである魅力が活かせるだろうと思います。

といっても恋はお一人おひとり、環境も抱えている事情も異なります。あくまで「世の中的なムードはこう」くらいの感じで、ふわっとおさえておいてくださいね。

一点、婚活ではちょっと打算的になったり、なられたりする傾向が強めになるかもしれません。時節柄、「とりあえず会ってみましょうか」「ちょっとごはんでも」がしにくい時期です。年収や資産など、今わかる情報から判断するのは自然なことですが、自分の心をどこに置くかは、大切にしましょう。星回りから拝見する限りでは、お互いの価値観――たとえば食の好みとか、好きな人と見たい風景とか、仕事で何を大切にしているか、といったあたりを話してみるといい時期です。

 

恋愛以外のところでは、身近なところに楽しみをプラスするのは非常にいいアイデアです。緊急事態宣言が発出された地域のみなさんだけでなく、全国的にも外出やレジャーは控えようというお気持ちでいる方も多いでしょう。ラジオを聴きながら家事をするとか、布団乾燥機をかけておふとんをふかふかホカホカにしておくとか、五感で楽しめることをプラスしてみると良いでしょう。強い刺激は反動もまた大きなものです。日々が楽しいものになる、弱く心地よい刺激がよく似合う時期です。

 

どなたも、それぞれに、充実した日々でありますように。

 

(近況です)

緊急事態宣言が発出されました。今月はものすごいボリュームの締切があるので、すごく……すごく遵守できそうです(平常運転)。どなたも、どうかお気をつけてお過ごしくださいね。

 

 

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【更新・掲載情報】PARCO様のアプリ「POCKET PARCO」にて、2021年の運勢が公開されました

PARCO様のアプリ「POCKET PARCO」にて、2021年の運勢が公開されました。総合運、恋愛運、仕事運それぞれに書き下ろしましたので、参考にしていただけますと幸いです。

 

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もうカンブリア紀かってくらい昔の話になりますが、18歳で上京して初めて住んだのが池袋でした。池袋といえば西武とつながるPARCOにP'PARCO。特にP'PARCOのほうは当時好きだったTRANS CONTINENTSHYSTERIC GLAMOUR、へんな雑貨屋にタワレコと刺激的なものがいっぱいで夢中になりました。今でも思い出します。明治通りからちょっと階段を降りて、おしゃれな子たちがどんどん吸い込まれていくP'PARCOの入り口。PARCOのほうは無限に雑貨と本を見ていました。自分のためのお買い物も、人にプレゼントするためのものも、たくさん買ったな。蝶が群舞するピアスや、ドラマティックなイングリッシュローズのカフェカーテンを一目惚れで買ったのもPARCOだったなあ。今の場所に引っ越してからも、新居に必要なものを「あそこならある」とわざわざ出かけて行ったっけ。なんならPARCOカードの会報誌すら、大好きすぎてファイリングしていたくらい。

ネットでなんでもものが買えるようになった今は便利だけれど、あの空間が与えてくれた刺激、それからたくさんのセレンディピティは特別でした。そしてまだ特別であり続けているから、2021年初めという今、とても恋しい。東京はとても大変な状況にあるけれど、いつかまた笑顔で行けますように。

2021年1月8日、水星みずがめ座入り。「今年っぽさ」がいよいよ、日常に効いてくる。

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2021年1月8日、知性とコミュニケーションを司る水星がみずがめ座に入ります。みずがめ座といえば、2020年末にグレート・コンジャンクションが起こり、「幸運と拡大の星」と呼ばれる木星、「制限と試練の星」と呼ばれる土星がともに歩みを進めている場所です。そこに水星が「追〜いついたっ!」という感じで入っていくわけで、日常的にちゃかちゃかと“今年っぽさ”が出てくる人は多いでしょう。

今年っぽさとは何か。たとえば、物質や場所といった制約に縛られることなく、知性でつながっていくということが挙げられるでしょう。すでに2020年、ネットを介したコミュニケーションに慣れてきた人は多いかと思いますが、さらにそこから何を生み出すか、有益なものを生み出すか。ひずみが出た部分は適宜調整しながら、「私とみんなにとってのベスト」を模索していきたいところです。ほか、デジタルを使いこなす、多様性を意識する、「当たり前」を疑ってみる、といったことが挙げられます。

 

みずがめ座は既成概念やルール、モラルといったことに縛られるのは苦手で、精神的な自由を好む星座です。たとえば「権力を持つ」とか「出世コースを行く」、といったことには興味がなく、世の中的に安定した立場とは言えなくとも自由でいることを好みます。こう書くとすごいアウトローな星座のように思えるかもしれませんけれども、そこに一定の「個人の責任感」も伴うのがみずがめ座の特徴でもあります。「個」であることを大切にするけれども、それは決して自分勝手や狭量さではありません。相手の「個」も尊重しますし、「みんな」のことも視野に入れています。「お互い、やるべきことをしっかりやっていこうな!」なのです。そのへんの知恵を絞ってみると、この時期は何かと面白いのかもしれません。

さて、ここからどう歩んだものか。あれこれ考えていると、つい先行事例やトラウマ、忘れがたい思い出など過去に思考を飛ばしてしまうこともあるかもしれません。ってつい人類全般がそうであるかのような書き方をしましたが、私はそうなんですね。n=1のお話で恐縮なのですが、ここから月末までは、つとめて未来思考でいてみるといいのかなと思います。月末から2月にかけて、過去はいくらでも振り返ることができるからです。

そう、水星は31日に同じみずがめ座で「水星逆行」という流れに入ります。過去を振り返ったり、心残りがある出来事と改めて向き合ったりすることが多くなる時期です。物事の進みもゆっくりで、先を急ぐと空回りすることが多いでしょう。だからそれまでは、この先にきっといい未来が待ち受けているのだと思ってみる、その上で「私が自分の手で、自分のためにやること」を模索していくと、有意義な日々にしていけるのではないかと考えています。

 

なお、過去についてちょっと蛇足ですが、

当然のことではありますが、過去は振り返ってはいけないものではありません。有意義であることだけを追いかけるのが人生だ、それ以外は意味のないことだなどと申し上げるつもりもありません。懸命に過去と闘って今を生きようとしている人にとっては、上記の文章は自分を否定されたとお辛い気持ちにさせてしまったでしょうか。ごめんなさい。今のあなたにとって、過去を振り返ることが必要と思えるならば、それが「ほんとう」なのだと私は考えます。だから安心して、振り返ってくださいね。

そしてこれは完全に老婆心なのですが、もしお気持ちに余裕があれば「過去を振り返ってしまった」という後悔ではなく「よし今から過去を振り返るぞ」という意思を持って、思いを巡らせるとよろしいかと思います。自分のために振り返る。そういうおつもりでいれば、きっといい時期にしていけるはずです。「てしまった」で語って良いものにしないことです。あなたがどんなときも、一生懸命に歩んできた大切な日々なのですから。

どなたもそれぞれに、良い時期にしていかれますように。

 

 

(近況というか悲報)

前々回のブログ坂口安吾度60%の魔窟、いや違う書斎の片付けを誓い、前回のブログで1%くらいきれいにしたことでいい気になって「1日1%やれば3月頃には脱・坂口安吾できる」と吠えた私ですが、本日仕事をしたところ坂口安吾度61%になりました。もうだめかもしれない。

 

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【更新・掲載情報】VOGUE JAPAN様にて、2021年の運勢が公開されました

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2021年が始まりました。VOGUE JAPAN様にて2021年の運勢が公開されましたので、ぜひご覧ください!

www.vogue.co.jp

 

ご紹介だけでは味気ないので近況を。坂口安吾度60%のわが書斎ですが、とりあえず机の上だけは坂口安吾度が薄まってきました。今59%くらいです。1日1%やれば3月頃には脱・坂口安吾できるような気がするんですよね。この前進してる感が大事(早くやれ)

 

2021年1月7日、火星おうし座入り。2021年の始まりは、熱くまなざしを注ぐものの変化から。

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2021年1月7日、火星がおうし座に入ります。火星は「情熱と闘いの星」。負けるもんか、という情熱をもって立ち向かう。野心を胸に秘めて努力する。思いを貫く。そんな気持ちを呼び覚ます惑星で、やる気を持つ対象や胸に秘めた思い、やる気のありかなどに変化が訪れます。怒り、攻撃性などとして出る人もいるのでしょう。

火星がひとつの星座に滞在するのは1ヵ月半程度。「何を犠牲にしてでも頑張るぞ」と思えるのはすごいことですが、初速は良くてもどうしたってダレてくるものです。メチャクチャに怒って「ギッタギタにしてやるぞ」と思っても、怒りはだんだんおさまってくるものです。そういうとき、もしかして火星の移動が絡んでいるタイミングだったり、するかもしれません。火星が滞在する場所によって情熱の対象となるテーマは変わり、自分から熱意を燃やしたり、あるいは燃やさざるを得ない出来事が起きたりします。そして、無我夢中で頑張ることで、私たちはまたひとつ強くなる、ということになります。

さて、その火星は2020年6月28日、おひつじ座に入りました。「そんないにしえの話をされても」と思われる方も多いかもしれませんが、実はそこから半年あまり、火星はずっとおひつじ座にいたからです。さきほど、火星がひとつの星座に滞在するのは1ヶ月半程度と申し上げました。ですので、随分長居していた…ということになります。

さらにいえば、おひつじ座の守護星は火星です。火星が最もストレートにその力を発揮する場所で、ふんばっていたわけですね。

ひとつのテーマにおいて、痛いほど努力していたという人は少なくないかもしれません。いつもならパッと忘れてしまうようなことも、なぜか心のなかでくすぶって「ああ、自分は怒っているのだ。これに関してはどうしたって寛容になるわけにはいかないだ」と気付いた人もいるかもしれません。誰かとバッチバチに闘って、自分を貫いた人もいるでしょう。2021年年明けに至るまでの時間は、熱くて激しい”特別な時間”だったのですね。

 

その火星が1月7日、おうし座に入ります。半年ぶりに「ほなそろそろ行きますわ」という感じでひらりと移る。ここからは、世の中的にも怒りや情熱が「パッといったらドン」的な感じから、「じっくりねっちり」という感じに変わります。あきらめない粘り強さ、持久力といったものが人々の心のなかに広がっていくだろうと思います。

 

以下、星座別の「情熱が向かう先、源動力になりうるテーマ、怒りを感じやすい出来事」について記しておきます。ご参考にしていただけますと幸いです。期間は2021年1月7日から3月4日までです。

 

★おひつじ座 自分で稼ぐお金、買い物、スキル
★おうし座 負けたくないこと、プライドを持っていること
★ふたご座 心のなかで密かに思っていること、秘密にしていること
★かに座 仲間に関すること、未来に関すること
★しし座 仕事、キャリアアップ
おとめ座 自分なりの新年や理想、哲学について
★てんびん座 人と深く関わること
★さそり座 パートナーシップ(恋でも、仕事でも)
★いて座 健康(ワーカホリックになりやすいので、注意という意味で)、日常的な雑事
★やぎ座 恋、自己表現、創作、趣味、子ども
みずがめ座 家族、住まいのこと
うお座 コミュニケーション、勉強、移動

これらのテーマについて、やる気が高まってきたならアクセル全開でぶっこんでいくといいと思いますし、意図せず「突きつけられる」ようなことがあれば「ここは一発気合でやるしかないな、スピーディーに攻めの姿勢でいこう」と戦略を立ててみるといいでしょう。また、もし――もし、ですよ!――上記のテーマで妙に争いや衝突が起こるのであれば、「ひょっとして火星かな。自分が悪いとか思いすぎずに、ぶつかるだけぶつかってみよう。そこを突破口に、現状を変えていくんだ」なんて思ってみるのも、いいだろうと思います。なぜだかわからない衝突って、不安だし怖いし、自分が悪いんだろうかとかムダに自分を責めたりするものです。でも、「ひょっとして火星」と思うことから湧いてくる勇気だって、あるだろうと思うのです。

このへんが、占いを「使う」ということですね。

 

ちなみにいて座の私は、この半年間は「恋、自己表現、創作、趣味、子ども」にスポットライトが当たる星回りでした。このなかでは、「自己表現」を徹底的にやったという自覚がありますね。中途半端なことができなくなって(といっても、普段は中途半端にやっているのかというと、もちろんそんなことはなくて)、徹底的に時間と精神力を投入する日々でした。そうしろと言われたわけではないのに、「自分がやりたい」んです。「そこそこ」とか「まあまあ」といったことは、考えられませんでした。結果としてもうずっと睡眠不足で、次の「健康」というテーマが目に突き刺さってくるようです(笑)そう、火星が健康のテーマを刺激するときって、「健康に情熱を注ぐ」というよりは「ガチで頑張りすぎて健康を攻撃する」という感じになってしまうのですよね…結果として「健康に情熱を注ぐ」ということに笑

火星は攻撃性や怒りといった物騒な部分もありますが、火というものはほどよく使えばとても役に立つものです。だから、火星の意味合いや移動スケジュールをちょっと頭に入れておくと、モチベーションコントロールややる気をなくしたときの対処といったものが、非常にしやすくなるのではないかと、私は考えています。

どなたも、良い火星おうし座期にしていかれますように。

 

(どうでもいい近況)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

この新年は我が魔窟、いえもとい書斎の整理をすると高らかに宣言していたのですが、なんだかんだと仕事をしてしまいまったく手をつけられないまま過ぎていこうとしています。気づかないふりをしてきましたが、どう考えても本棚と本の量が合っていない気がするんですよね。夫にバレるとアレだなと思ってできるだけ部屋を薄暗くして過ごしてきたのですが、この間それとく聞いたところ完全にバレていました。このままでは坂口安吾と呼ばれかねない。

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しかし、しかしです。ふとひらめいてしまったのですが、むしろ坂口安吾レベルの文豪になればいいのでは…?そうすれば、書斎の散らかりっぷりも「さすが」と思ってもらえるのではないだろうか。

机の上だけでもやるか…(現在の坂口安吾度:60%)

 

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