占い師・真木あかりのブログ

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2021年4月12日、おひつじ座新月。はじまりのとき。楽しみながら、頑張ったっていいんだ。

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2021年4月12日、おひつじ座で新月が起こります。12星座はおひつじ座から始まってうお座でシメ、という一巡りでひとつの成長が描かれる構造となっており、トップバッターの星座で起こる「はじまり」の意味を持つ新月はまさに「はじまりオブはじまり」……神秘性ゼロの表現で恐縮ですが、勢いの良いエネルギーに満ちたタイミングとなっています。

注目したいのは「愛と美の星」と呼ばれる金星と、「知性とコミュニケーションの星」と呼ばれる水星も同じおひつじ座にいること。楽しさと自分のなかでの理屈にぱちっと折り合いがついて、「よしっ!」と前に一歩踏み出せるタイミングです。「歯を食いしばって現状を脱却する!」というのではなく、あくまで「スッキリ楽しめるほうを、やり方を、選んでいく」というマインドが似合います。まあどうしても食いしばりたい方はぜひその歯ヂカラを活かしていたきたいと思いますが、「頑張らないと成功できない」「苦労がないと努力じゃない」という発想が心のどこかに根強くある頑張り屋さんも、「楽しみながら頑張ったっていいんだ」という発想をご自分のなかに植え込んでみても、いいのかもしれません。

ちょっと欲張ってみようかな、頑張ってみようかな。そんな気持ちを大事にできるといいですね。

 

おひつじ座の新月は、占星術的な「1年のはじまり」である春分の後から、4月下旬までのどこかで起こることになっています。昨年は3月24日、春分直後の「はじまりオブはじまり」でした。新年度に先駆けて始まっている、そんなムードもあったかもしれません。今年は4月第三週の月曜に起こることになります。

新年度、世界はフレッシュな雰囲気でいっぱいで、桜もチューリップも山吹もいっせいに花ひらいて新しい季節の到来を告げているのに、今年はどうにも気持ちがもったりとしたままだった、体も重たく感じられたという人もいらっしゃるでしょうか。人間、人それぞれとわかってはいても、周りとのズレを強く感じるのは、気持ちがざわざわするものです。もしそんなお気持ちを抱えていたのなら、この新月から不思議と動けるようになるかもしれません。

まあ新月は、ひとつの星の動きに過ぎません。もし「まだ動けないな〜」という気持ちが強いなら、その気持ちを尊重しましょう。間違っても「動けないなんてダメだ」とご自分を責めないでくださいね。「動けない」とわかることは失望ではなく、発見です。前進なのです。「自分にぴったりのタイミングが巡ってくるのを待つために、今は動かないことを選択する」と思えていたら、それは占いの健康的な使い方であると私は考えています。

どなたも、よい新月にしていかれますように。

 

(特に教訓のない近況)

驚かずに聞いていただきたいのですが、なんと一生片付かないであろうと思っていた(お前が言うか)魔窟、いや書斎が片付きました。このままの体制で4月後半からの繁忙期に突入したら屍になるよね、と夕飯の席で話したところ、翌朝夫が「じゃあ荷物全部出そうか😊」とニッコニコの顔で待ち構えており……「いやその原稿が」「サッとやっちゃおうよ😊」「原稿…」「一気にやったら早いから😊」「原…」「いい環境で書いたら楽しいよ😊」という攻防(防げていないところに注目)のすえ、坂口安吾度70%→20%に改善された次第です。人間やればできるものですね……。クソデカ4Kモニタを筆頭に、北斗百裂拳で壊しても取替OKなキーボード&トラックパッド、大容量インクのプリンタもセットアップと快適環境が整備され、資料やメモは手に取りやすいラックに集約され、もうこれではかどらなかったら嘘だろという状態に。あとは冴えた頭脳があれば……冴えた頭脳……(›´ω`‹ ) 

(参考画像)

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