占い師・真木あかりのブログ

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2020年8月4日、みずがめ座満月。かばんの中に、本当に必要なものだけを詰めて人生の旅を続けよう

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2020年8月4日、みずがめ座で満月が起こります。この満月はしし座の太陽、おうし座の天王星とT字を描くような配置で起こり、「腰の据わった改革」という言葉が浮かんできます。ここまでの自分をどっしり、がっつり振り返りながら、必要があれば変えていく。そんなタイミングになるのではないだろうかと思います。

満月というのは、物事が満ちる、結実するタイミング。現状がうまくいっていない、不本意なところがあるという人にとっては「現状を分析し、違うやり方にシフトする」というタイミングでもあります。「満ちる」という言葉が与えるイメージよりも、もう少し現実的で、今の自分のフェーズに委ねて読むと良い日なんですね。

 

このみずがめ座の満月、とても印象的です。年末にここで2020年最大のイベントと言っても過言ではないコミケ    ハッいや違う、何を言っているんだ俺は。グレート・コンジャンクション!グレート・コンジャンクションです。木星土星が重なるやつ。ちなみにご存知かとは思いますが「年末ときたらコミケ」、今年は中止ですけれども万葉集にも出てくる係り結びで ハッいや完全に脱線しましたが、グレート・コンジャンクションです。20年に一度、200年に一度という時代の節目がやってきます。前回のグレート・コンジャンクションは2000年に起こりました。金融を中心に日本中が揺れ、就職氷河期という言葉が生まれました。あの閉塞感に満ちた、独特な空気感を思い出す人は多いのかもしれません。

そんなグレート・コンジャンクションを4ヶ月後に控え、ここで満月が起こります。おそらく今年の始め頃、「常識にとらわれず、本当の自分で生きるにはどうしたらいいのだろう」といったことを考えた人は多いのではないでしょうか。そしたらまさかのコロナであっという間に半年間。ごく普通の日常が、がらりと変化することになりました。

この満月は、「腰の据わった改革」と冒頭で書きました。コロナ禍のなか、「みんな」と切り離されて「わたし」だけで過ごした人は、とても多いことでしょう。自分はひとりで立って生きていたように思えていても、ここに至って初めて、「みんなのなかのわたし」であったことに気付かされた人もいるのではないでしょうか。

 

この満月のタイミングで「常識にとらわれず、本当の自分で生きる」ということの意味が、ある程度わかってきます。そして、自分を縛る役割しか持っていなかったものは、思い切って切り離そうという発想に至る人が多いのでしょう。本当に大事なもの、必要なものだけを、かばんの中に入れていこう――そんな感じです。そして、時代の変革期をゆくのですね。自分にとって本当に大事なものがわかっていれば、本当の自分で生きるということを考えたことがある人なら、旅路はけして恐ろしい藪の中ではありません。

 

何かに光が当たれば――せっかく満月ですから、月の優しい光が当たることにしておきましょうか――影もできます。かつて大事だと思っていたものが、いつしか薄暗がりのなかに沈んでいることを、黒いただの影になっていることを見出す人もいるのかもしれません。ただ、それはひどいことでも、薄情なことでもないのです。自分が、精神的な成長を遂げたという証なんですね。だから「全部大事にしなくちゃいけない」などと自分を変に駆り立てなくても、大丈夫です。光を当てたものだけを、静かに見つめていくことが大事だろうと思うのです。それが、この満月です。

 

かばんに入るものには、限りがありますから。重たすぎれば、歩くことはできませんから。

 

自分は、本当はどうしたいのか。この満月では、比較的わかりやすいかたちで浮かび上がってきます。心が、声なき声を上げるから。よくわからないということであれば、「今は熟成してるとこ」と思っていらしてください。人によって、ベストなタイミングは違います。みんながみんな満月の日に「おお!!!」と思えなくたって、いいのですよね。大事なのは「自分がどうしたいのかなんてわからない」と、投げてしまわないことです。それは、自分を見捨てるのと同じこと。自分は自分の一番身近な味方なのに、どうしたって見捨てられないのに、至近距離で突き飛ばすようなものです。そんな、自分をいじめるようなことをしたらかわいそうです。今は熟成してるとこ。朝が来るまで日は登らないように、あなたにとっての”そのとき”まで「わからない自分」を認めてあげるというのも、ひとつの素晴らしい選択であろうと思います。わかるという自分の能力だけは、信じてまいりましょう。いつでも、いつまでも。

 

どなたにとっても、良い満月となりますように。

 

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