占い師・真木あかりのブログ

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2018年 うお座の運勢

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2017年はいかがでしたか。うお座の人にとっては、どこか内向的になりがちだったり、他人にはなかなか相談できない問題を抱えたりしがちな星回りの時期にあたっていました。そうした、どこか“閉じた”空気がふわっと和らぐのが2017年の秋。この頃からなんとなく、開放感が出てきたといううお座の人は多いことだろうと思います。

 

2017年12月後半、うお座の人はさらに一段、自由を手に入れられることになります。ここ2年半ほど、仕事や勉強、社会的な活動において私生活を犠牲にしたり、自分の気持ちをセーブしていたり、といった傾向が強くありませんでしたか。責任ある立場に立たされ、自分らしさなど二の次にしなければいけなかった人も多いかもしれません。頑張っていらっしゃいましたね。2018年からはそうした足かせのようなものが取れ、自在に動けるようになります。お気持ちも大分楽になるでしょう。

 

といっても「自分を縛る、嫌なものと決別する」ということとは違います。あなたが頑張ってきたことは、決してなくなりません。我慢したり、耐えたりした時間も無駄ではないのです。これまで積み重ねた努力は確かな実力としてあなたの血となり肉となり、これからの自分の役に立っていきます。もしよろしければ、この占いを読んだ後「すべてがきっと役に立つ」というマインドセットをお持ちになってみてください。それだけで、うまくいく確率がグッと上がります。

 

何らかの野心を持って頑張ってきた人には、努力した分の嬉しいチャンスも巡ってくるでしょう。自分がやりたいことは何なのかと模索し続けてきた人には、進むべき道が確信を伴って見えてくるはずです。

 

2018年をより良く生きるポイントはふたつです。

ひとつは、欲張りになること。「自分にできるのはこのくらいだろう」「このくらいでいいだろう」とほどほどに済ませようとするのではなく、自分が生きたい人生を貪欲に求めていきましょう。あなたはもっと好きなところに行けますし、もっといろいろなことを考えることができます。好奇心のアンテナをしっかり立てて、見たいものを見ていくことはとても大切です。それが2019年あたりに花開くチャンスにつながっていくかもしれません。

 

もうひとつは、人間関係です。ここから2年半ほど、うお座の人は良き仲間を得るでしょう。単なる「一緒にいてラクな相手」というよりは意見をぶつけ合ったり、お互いに切磋琢磨したりと、心地よい緊張感を伴う相手です。空気を読み、接する人と程よい距離感を保つのが得意なうお座の人ですが、ここからしばらくはがつんと組み合うような人間関係が多くなっていくでしょう。仕事でもプライベートでも、組織のなかで窮屈な思いをする人もいそうです。ただ、それは決して嫌なものではなく「人間はひとりでは生きていけないのだ」ということをしみじみと学ぶきっかけにしていけるでしょう。

 

<恋愛運>

好奇心が恋にとって追い風となるときです。自分が好きだと思う場所、行ってみたいと直感が働いた場所にどんどん出かけてみましょう。習い事や大学の公開講座に通ってみるなど、知識を身につける場所でも出会いが得やすいと思います。ただし「興味がないけど出会いがありそうな場所」ではさっぱりご縁がない、あるいはカスをつかむ可能性があるのでご注意を。好きなことがある場所に、ぴったりの人もいます。

 

1年の始まりはあまりテンションが上がらないものの、2月半ばから3月にかけては恋に強い追い風が吹きます。5月下旬から6月半ばもモテ期で、SNSのメッセージがきっかけで良い感じに……といったこともあるかもしれません。7月には出会いの予感も。ここでは「好き」という純粋な気持ちがミラクルを起こすこともあるでしょう。5月から11月は価値観がひっくり返るような出来事のなかに、思わぬ出会いが生まれそうです。

 

<仕事運>

2015年あたりから、うお座の人は仕事面でかなりハードモードを強いられる運命にありました。試されるような場面も多かったはずですし、プレッシャーは大きいわ責任は増すわ、プライベートを犠牲にしても終わらない。休日は屍のようになっていたという人も多いかもしれません。本当におつかれさまでした。おそらくですが、今後のキャリアの中でこの2年半は「あそこで頑張っておいて良かったオブザ人生」のベストスリーに入ることと思います。

 

2018年、ストレスや重荷といったものはゼロにはなりませんが、大分軽くなります。その分、これからに目が向き気持ちが高揚してくることでしょう。転職したいという人はぜひチャレンジしてみると良さそうです。今の仕事を頑張りたいと思っている人は、2018年は専門性を磨くこと。資格を取得したり、勉強会やセミナーに通ったりと、深く学ぶことを心がけると良さそうです。オンリーワンでいることは、自信にもつながります。

 

また、2018年のうお座にとって、仕事はかけがえのない仲間を作るきっかけにもなります。「この人と一緒に働いてみたい」という人ができ、また自分もそう思われたいという気持ちが湧いてくるでしょう。もちろん仕事は仕事であって、仲良しクラブではありませんけれども、それでも切磋琢磨し合える良き仲間というのはモチベーション向上につながるはずです。決して最初から意気投合できるわけではなく、最初は「なんだこいつ」かもしれません。衝突して「なんだこの野郎」になることもあるでしょう。でも、時間をかけてわかり合うことで、きっと素晴らしい仲間となれます。

 

5月から11月は「知」にスポットライトが当たります。知識の活かし方、考え方の枠組みなどを大きく変えるきっかけが訪れるかもしれません。勉強が必要であれば積極的に取り組むと良いでしょう。受動的なスタンスでいないこと。これは今後、あなたがより自由に自分の能力を発揮していくためのカギとなりますから、気づいたら思い出してみてくださいね。

 

 *   *   *

 

開放感というのは気持ちいい反面で、どこか怖さも伴うことがあります。「こうすれば正解なのだ」ということがわかっていたほうが安心できますし、方向性も見えやすいからです。ただ、うお座の人はもともと「制限を設けることなく、自分のペースで好きにやる」という宿命を背負って生まれている人。最初は戸惑っても、手足を、そして心を動かすなかできっと自分にとって「これだ」というものをつかめることでしょう。それは新しく得るものというよりは、自分の中にあったことを思い出す、自分の中から沸き起こるものであるように、私には見えております。

 

広い海にのびのび泳ぎだすような1年、ぜひうお座のあなたにとって良い日々でありますように。心から、そう願っております。

 

真木あかり

 

 

<今がとても辛いという方へ>

 

頭を押さえつけられたり、こうしたいということを片っ端から奪われたりするような感覚を持ちながら暮らすというのは辛く、味気ないものです。自分が自分でなくなってしまったかのような気持ちが続くと、アイデンティティすら揺らいできますよね。そうした時期は2017年末を境に随分軽くなってくるはずです。自然な流れにまかせても大丈夫かなとは思いますが、もししんどいときがありましたら、とにかく自己否定をしないことです。自分はどうしてダメなんだろう、ということは一切、思わない練習をしてみましょう。そんなことできんわ!と思われるかもしれませんが、減らすだけでも状況は変わってきますよ。

 

そのうえで、ゆっくりと開放的な環境に慣れていきましょう。自分らしくいられる大好きな場所で過ごすのも良いでしょう。好きだよと言ってくれる家族や恋人、友達と過ごすも良いでしょう。そうやって周囲からあたたかさという栄養をもらいながら、変化に対応していけると良いですね。大丈夫、きっとできます。本来のご自分を取り戻すようなお気持ちで、ちょっとずつやっていきましょう。

 

 

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2017年は9冊目、10冊目の本が出ました。『辛口誕生日事典2018』、どうぞお役立てください。

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幻冬舎Plus様でコラムと占いの連載をしています。15日にコラムを、月末に翌月分の恋愛運を更新しています。

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