2017年10月20日、てんびん座で新月が起こります。対岸のおひつじ座では天王星が輝き、オポジションと呼ばれる配置になっています。対人関係における、弾けるような改革への希求。何にもとらわれることのない変化。どこか「ハメを外す」的な、大きく前向きな発想の変化を、心が強く求めるような新月になっています。
さて、対人関係といえば私たちは自分と関わる相手をよく見ているようで、どこか自分が見たいように見ていることがあります。「その人」ではなく「私が思うその人」を見ているわけですね。
この新月では、相手がよく見えます。これまで気づかなかったような部分も、はっとするほど鮮やかに「わかる」ことがあるかもしれません。心の中にいる相手や、記憶の中の相手にはっとすることもあるでしょう。それによって誰かとの関わり方を変えたり、対人関係における捉え方を変えたりしながら不安から解き放たれるような方はきっと、多いのではないかと思うのです。
ただし、この新月と天王星のオポジションは同時に、土星が「調停」という角度で絡んでいます。大きな変化を起こすにしても、自分であることを捨て去るようなことはしないことです。じっくりとその変化の「あと」を楽しめるような、そうした変化であるべきと言えるでしょう。
変化は起こして終わり、ではありません。そのあとを生きていくのは、ほかならぬ自分です。自分ひとりのことであればまだ放り出すこともできるのでしょう。でも、対人関係とあらばそういうわけにもいかないのですよね。だからこそ「変えていきたい」「変わりたい」という情熱の中にも、しっかり自分というものを持っていくことが大事な新月になるだろうと思うのです。
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これを書きながら、どこか「無礼講」のことを考えていました。部長が宴会で「今日は無礼講だぁ〜」と言うと、若手が本気の無礼講っぷりを見せ、社長の頭をペチペチやったりするアレです。そんな昭和な無礼講はいまどき無形文化財レベルかもしれませんが(笑)、たとえ無礼講といっても「無礼講とは」というオトナの解釈を踏まえた上で、いつもよりちょっと砕けたコミュニケーションを皆で楽しむ。コワモテの先輩に、普段は聞きづらいことをちょっと聞いちゃったりする。普段は厳しいセンパイも「だからお前は〜」なんて、後輩思いのところを見せちゃったりする。制限の中で、より打ち解けた人間関係を作っていくというのはとても楽しい、あたたかい「変化」であるように私は思うのです。
ま、これはお酒をのむと(∩´∀`)∩ワーイとなって、無礼講で積極的にハメを外す私だからそう思うのかもしれません。無礼講にイヤな思い出しかない、飲みニュケーションがきらいという方にはイヤなたとえになってしまうかもしれませんが、そういった制約もまた、日々を自分らしく生きていくためには大切なのではないかと思います。無礼講でやっちゃった後でも、会社には行くわけですから。なんかショボい結びですみません(∪ ´ω` )
どなたにとっても、よい新月でありますように。
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