占い師・真木あかりのブログ

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2017年2月11日、しし座月食。心に火を灯そう、あなたのために追い風が吹くから

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2017年2月11日、しし座で満月が起こります。日本では見えませんが月食で、いつもの満月のスペシャル版、パワフルな節目となります。この満月はホロスコープ上で天王星土星と「グランドトライン」という調和的なフォーメーションとなっており、さらにこのグランドトラインをベースに「カイト」という形が2つ組まれています。ひとつはみずがめ座の太陽を、もうひとつはてんびんの木星を頂点とする形ですね。スペシャルな満月が参加して火の星座で作られるグランドトラインと、風の星座がおりなすカイト、という大きな模様が描かれる、ということになります。

 

このタイミングにおいて、星々が後押ししてくれるのは「情熱と行動」。炎が風を受けて強く大きくなるように、あなたが心に火を灯しさえすればーー「やるんだ」と思って動き出しさえすれば、一気にドライブをかけていけるでしょう。本当は誰しも、いつだって動き出せるんですよね。でも、こうした星が後押ししてくれるタイミングというのはやっぱり気持ちも乗りやすいものです。そして今回は面白いことに、あなたが行動を起こせばブレイクスルーとなるようなアイデアが自然に浮かんできたり、人が協力してくたりするようなことがあるでしょう。

 

とはいえ、どうしても良い考えが浮かばなかったり、イマイチ周囲がわかってくれないといった感覚がある場合はもどかしく、やるせないものです。もしもそんな気持ちを抱えてぐるぐるしてしまっているなら、一度お気持ちをまっさらにして「やるんだ」と、心に火をつけ直してみるといいかもしれません。心の火は、とても消えやすいものです。ずっと頑張っているうちに、いつの間にか消えてしまっていることもあります。一生懸命であればあるほど、消えたことにすら気づかずに無我夢中になっていたりするものです。でも、つけ直せば大丈夫。炎が上がりさえすれば、この時期はちゃんとあなたのための風が吹きますよ。

 

この時期のポイントは、やるならじっくり、とことんやること。そして、変化を恐れないことです。たとえば抜本的に、気の持ちようを変えていくようなこともこの時期は難しくないでしょう。

たとえば『嫌われる勇気』でよく知られるようになった心理学者・アドラーは、「やる気がなくなった」「変われない」といった気持ちを、本当にやる気を失ったり変われないわけではない、と言っています。「やる気をなくす決断」「変わらないという決断」を、自分が選んでいるだけだと。私はかつて、落ち込んでしょんぼりしているときにこの考えに出会い、それはそれはもうYouはshockだったわけですが、

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今はこの考え方、大好きなんですね。

やる気をなくす、どうしても変われないといったことは不可抗力のように思われがちです。突然やってきた嵐のように、もみくちゃにされるだけのひどい災厄。でも、アドラー方式で考えれば、決断をしなければ望まない状態に陥ることもないんですよね。望んでいる状態を決断すればいい。そう思っていると、人生はずいぶん自由です。

だから、「やるんだ」と、心に火をつける決断をしましょう。春まだ浅きこの季節、風はまだまだ冷たいけれど、心に灯した火にはあたたかな追い風が吹きます。たとえ小さな火でも、やがてあなたを突き動かすエネルギーになってくれるはずです。

 

どなたにとっても、よい月食でありますように。

 

 

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