占い師・真木あかりのブログ

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2016年下半期 おとめ座の運勢

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昨年9月から、幸運と拡大を象徴するラッキースター木星が滞在するおとめ座。たいがいの星占いでは「幸運の1年」と書いてあったのではないかと思います。木星が自分の星座に滞在するのは12年に一度のこと。10年単位の長いスパンで運命を見るとき、幸運のピークであるのが今と言えるでしょう。大きなターニングポイントを迎え、頑張っておられる方、切に願っていたチャンスが到来した方。これまでの努力が実ったという実感があるなら、それは決して気のせいではありません。頑張った自分を、褒めてあげてください。

 

一方で、2016年の前半を振り返ってみるにつけ「果たして幸運期と言えるのだろうか?」と、自分の運勢に対して疑問を持つ人もまたいるかもしれません。どちらかというと、日々の忙しさに追われるばかりと感じていたり、頑張っても頑張ってもまださらなる努力を求められるような、一種独特のせわしなさで頭がいっぱいだったりという状態で、単純に幸運を満喫するほどのん気ではいられない人は多いでしょう。「いつになったら幸運が訪れるのだ」と思っている人も、いるでしょうか。

 

木星が訪れている間というのは、確かに幸運期です。ただ、幸運という言葉のありようをイメージするとき、多くの人が「何もしなくてもイイことがある」という状態を連想するようです。ただ、現実的には、多くの幸福は努力のあとに得られることが多いものです。そのように、2016年9月上旬までのおとめ座は、頑張ったら頑張った分より大きな実りが得られる時期に当たります。ぐんぐんと身体が大きくなっていくときに出る成長痛のように、自分自身を大きく成長させる過程では、その伸びしろの分だけ苦労も痛みも伴うでしょう。

 

おとめ座の人は几帳面で妥協を許さず、誰に対しても何に対してもまっすぐに向き合うピュアな人です。大変だとわかっていても、たとえ自分が損をすることが明白でも、自分に厳しく物事に対峙します。昨年の秋から「成長できる」と信じて頑張っていることがあるのなら、その思いを貫いていきましょう。きっと「頑張って良かった」「あの苦労には意味があった」と、思えるときが来ます。もう、それが目前のところまで来ている人もいることでしょう。信じた道を突き進んで、大丈夫です。

 

9月上旬までは、星の後押しを受けるためにも、無理しすぎない程度に力を発揮して行くと良いでしょう。中旬頃からは、少しスピードを緩めて「自分にとって本当に大切なもの」を選びとっていくような時期に入ります。得意なこと、やりたいことを見極め、取捨選択することになるでしょう。どうすれば自分の力をうまく使っていけるのか、考えてみるのも良いですね。

 

<仕事運>

昨年の秋頃から頑張っていたこと、続けてきたことに関して、ひとつの節目やゴールが見えてくるときです。叶えたい夢、やってみたい仕事、認めてもらいたいという願望。そうした気持ちが少しでもあるなら、トライする勇気と行動力を惜しまずに進んでいきましょう。多少ハードルが高そうに見えることであっても、今ならしっかりとやっていけるはずです。この流れは、9月上旬まで続いていきます。

 

仕事運アップのポイントは、「できるかな?」と思うのではなく「する!」と考えること。「うまくいきますように」と願うのではなく「うまくやる」と決めることです。単純な発想のようですが、自分の可能性にフタをするような発想よりも、自分の伸びしろがまだまだたくさんあることに目を向けましょう。謙遜も、しすぎは良くありません。ここまで頑張ってきた分、実力は確かについてきているはずです。

 

2016年9月中旬以降、そんな、自分だけが持つ才能や資質といった“宝物”が確かな光を帯びてくるでしょう。資格や専門知識、語学能力といったわかりやすいものもあるかと思いますが、「自分だけがちょっと得意なこと」「なぜかうまくできてしまうこと」といったものに、目を向けてみてください。それがきっと、2016年後半から2017年にかけて、おとめ座の人にとって大きな幸運のカギ、もしくは推進力といったものとなるかもしれません。転職を考えている人は、今の場所から逃げ出すのではなく、自分の得意なものや資質を活かしたいという思いからであれば、この時期は大いにプラスになるでしょう。

 

<恋愛・愛情運>

8月、真っ青に晴れ渡った空や木々の濃い緑、色鮮やかな花々が視界を彩るこの季節に同調するかのように、きらびやかな恋のタイミングが訪れます。特に女性の場合、外見的魅力が非常に高まるときなので、一目惚れされたり、相手に良い印象を与えたことがきっかけで恋が始まるようなことがあるでしょう。パートナーがいる人も、肌やヘアスタイル、ファッションなどを磨くことでどこかマンネリ化していた関係に愛がみなぎります。おとめ座の人は、異性の目を意識して外見を磨くようなことはあまり好きではないかもしれません。無理をして着飾っても意味はありませんから、自分にとって心地よく感じられる、やっていて楽しいといった感覚を重視して外見を磨いていかれるのはとても良いだろうと思います。

 

また、この時期は男女問わずチャンスが大きく広がるとき。「自分はこうだから」と決めつけず、いろいろなものに興味のアンテナをはっておくと、愛に強い追い風が吹くのではないだろうかと思います。

 

11月から12月上旬にかけても、おとめ座には恋のチャンスが訪れます。イベントの多い季節ですが、ひとつひとつの出逢いを大切にしていけると良いですね。この時期に生まれる恋心は、シビアになりすぎないことがポイントです。これからもずっと、この人と手を取り合って過ごしていくのだろうか……そう考えたとき、相手の年収や外見、趣味などに目が向くのはごく自然なことです。でも、「ここが足りない」「ここは合わない」といったマイナス思考が入ってしまうと、この時期の恋は短命に終わりやすいでしょう。クリスマスプレゼントを巡って価値観のズレを感じるような、微妙な揺らぎや攻防戦も、お互いを理解し合うカギと捉えると、温かな展開も得やすいだろうと思います。

 

<真木あかりからひとこと>

2015年9月上旬までは、何かとプレッシャーや自分に課せられた課題と孤軍奮闘するようなノリが続いていきます。肩に力が入りっぱなしではしんどくなっちゃいますから、たまには意識して深呼吸でもしながら頑張っていくような“ほどほど”がベストかと思います。「頑張れば頑張るほど良いことがあるとき」と申し上げましたが、頑張り屋さんのあなたは電池切れを起こしてしまわないか、心配です……というのは、いささかお節介に過ぎるでしょうか。

星の後押しを受けて前進していけるときです。今までどうしても限界があるように感じていたことも、今のあなたなら実現できることもあるだろうと思います。がんばってくださいね。心から応援しています。

 

真木あかり

(2016.9.14追記)

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makiakari.thebase.in

 

 

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