どの占いも、根本的なところからやろうとすると非常に難しいと思います。九星気学は比較的わかりやすいと思いますが、占星術や四柱推命はまず基本をしっかりと頭に叩き込み、鑑定の練習を積み重ねていく必要があります。
まず1冊、という点ではとてもシンプルな見方ができる森千命さんの『森千命の現代四柱推命入門』。かなり簡略化していますが、運勢の流れをつかむための取っ掛かりとしてはこの本が一番わかりやすいです。コンパクトなのも嬉しい。
実際の鑑定例をしこたま見ることができるのが黒川兼広先生の「四柱推命」です。上巻が鑑定方法、下巻が実例。月柱蔵干(宿命星)と月柱天干の組み合わせで見るようになっており、644人もの著名人の運命の概略が述べられています。四柱推命は正直、とてもむずかしい占いなのですが、解釈の方法としては非常に実践的で、学びながらイメージがつけやすいのではないでしょうか。最初の1冊としてはかなりオススメ。初心者でも楽しくトライできるかと思います。
風水でたくさん本を出されている林秀静さんの『日本で一番わかりやすい四柱推命の本』。身旺・身弱の違いがとてもわかりやすかったです。
日本で一番わかりやすい四柱推命の本 (PHPビジュアル実用BOOKS)
- 作者: 林秀靜
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2009/10/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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レイモンド・ローさんの本もよかったです。運命と健康、という面白い組み合わせ。四柱推命の教科書は文章からして難しくよくわからないことも多いのですが、平易かつ論理的に書かれており、読み解くのが非常に楽しく感じられました。中級以上向きかな。
- 作者: 盧恆立(レイモンド・ロー),山道帰一,島内大乾
- 出版社/メーカー: ナチュラルスピリット
- 発売日: 2012/03/16
- メディア: 単行本
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非常に実践的で図が多く、わかりやすかったのが宮地泰州さんのこの本。支合とか害、刑、冲といった干支の関係図はこの本を見ながら覚えたなー。初めての人にもわかりやすい構成を意識してはいるけれど、これ1冊だと難解かも。四柱推命の基本書と一緒に使うと非常に理解の助けになると思います。
四柱推命は1冊で理解しようと思うとなかなか難しいと思います。本によって、説明にムラがあったり、簡略化してあったりするためです。ちょっとわかればOK!的な場合は宿命星と流年だけ見る本を選べば良いと思いますし、もう少ししっかりやりたいということであれば、基本の理論書を決め、さらにサブテキストをいくつか使うと、理解が促進されると思います。
って、私自身は、先生から教わった内容を本で再確認する、というフローでした。占いスクールも良いかもしれません。
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