占い師・真木あかりのブログ

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【更新・掲載情報】ViVi「2020年上半期 真木あかりのセルフブランディング占い」と、ひとが輝くことについて

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ViVi「2020年上半期 真木あかりのセルフブランディング占い」が公開されています。2020年はグレート・コンジャンクションに向けた「本物の努力」の年、ということはほうぼうで書いている通りですが、星占いの観点から見るとどんなところにフォーカスしていくと良いのか? ということについて触れてみました。ご参考にしていただけますと幸いです😊

 

www.vivi.tv

といっても、私は人というものは本来、ありのままでも輝いているものだと考えています。ただ、成長して人生の難問に立ち向かい、人と関わり、社会の一員として生きるなかで「ありのまま」ではいられないシーンが必ず出てきます。「ありのまま」を磨いて、「ありのまま2.0」とか「ありのまま3.0」にしていってこそ自分も、自分が大切な人も幸せにしていけます。新しいことにチャレンジして新しい発見をしたり、勉強をしたりというアクションが「輝き」につながるのは、そうした理由によります。もしよろしければ、記事をご覧になるとき、アクションそのものだけでなく「これによってどんな『ありのままネクストバージョン』になれるだろう?」と、楽しく想像を広げていただければ、とっても嬉しいです。もちろん、記事というものは私の手を離れた時点で、読み手のみなさんのもの。好きに受け取っていただければ、それが一番なのですが。

 

理屈っぽいことばかり申し上げて恐縮ですが、「今の自分がダメだから何かしなければいけない」「今は輝いていないからプラスアルファでやらなきゃいけない」ということではありません。これまで一生懸命生きてきた自分がダメなんてことは、決してありません。私は誰かを傷つけようと意図して情報発信をすることはありませんので、心配なさらないでくださいね。

 

 

(ここから先に書くことは当てはまらない人も多いだろうと思いますが、念のため)

こういった「輝く」系のお話を読むと、違和感だけが募っていってしまうという人も少なからずいらっしゃいます。たとえばこんな感じです。

 

1.輝く輝くと連呼されると、辛くなってしまう

2.「(輝くために)こうして」と書かれていることがまるでピンとこない。たとえば「お茶を丁寧に淹れるようなゆとりをもって」といったテキストを見ると「いやお茶、好きじゃないし」と感じてしまうとか。

 

せっかく幸せになりたいと思って占いを読んでいるのに、これではしんどいですよね。

もしもそうしたことを感じてしまったのなら、まずはそう感じた自分を大事にしたいところです。ノれない自分を責めたり、何かが足りないと思ったりしなくて大丈夫です。輝けないと価値がないわけでもありません。人生には時折そういう時期があって、それは悪いことでもなんでもないのです。ただそういう時期である、というだけです。そして自分が輝いていないと思えるときでも、人間の魂というものは輝きを失うことはありません。たとえくすんで色を失っていても、磨けばまた光るのですよね。

 

1のように、輝こうぜ的な記事が痛みとして感じられたなら、ご自分でも自覚のないうちにお疲れが溜まっているのかもしれません。まずはごはんを食べてよく寝るといいです。自分をいたわって、通常レベルまで元気を取り戻してやることが一番です。そうすれば、自然な輝きが戻ります。占いを意識していただくのは、それからで十分です。

 

2の場合は、ご自分が本当に輝ける手段を見つけるチャンスを手にされましたね。こうした占いで「たとえば〜」と書かれているおすすめアクションがはまらない人は、一定数いらっしゃいます。もちろん占い師としては精一杯心を尽くして提案しているわけですが、それでもさまざまな背景と趣味嗜好を持っている限り、はまる人ばかりではないでしょう。でも「違うな」「面白いと思えないな」と感じられるということは、ひとつのスタートです。

先日、noteでも河合隼雄先生の『こころとお話のゆくえ』の一節を引いてご紹介したのですが、

「同一視」とは、誰か他の人に対して、自分も「あの人のようになろう」と思ったり、その人の真似ばかりしたり、するような状態をいう。「なんだ、そんなことか」と思う人があるかもしれないが、これは人間の成長にとっては非常に大切なことだ。もちろん、人間は一人一人異なるのだから、他人と同じになることなどできない。しかし、そこまで思いこんで努力してみることによって、「やっぱり、自分はこの人と違う」ということがわかり、自分自身の生き方というものがわかってくる。

河合隼雄『こころとお話のゆくえ』河出文庫) 

 ということがあるんですね。違う、面白くないと感じることはひとつのスタートです。じゃあ自分は、何なら面白いと感じるのだろう。そんなところを、占いを参考に探していただけると、私としてはとても嬉しいです。

 

輝くというのも、いろんなものがありますね。きらきら、ぴかぴか、つやつや。ギラギラとかテカテカだとちょっと方向性が違う気がしますが、太陽のような生命力に満ちた輝きもあれば、イルミネーションのように周囲をハッピーにする輝きもあるでしょう。暗い夜をも明るく照らすキャンドルの輝きもあれば、家族を迎える玄関灯のような安心する輝きもあります。どんな輝きが、今の自分にしっくり来るのか。そんなことを考えてみられると、自分の価値や生き方の方向性というものも見えてきやすいのかなと思います。

 

 

サクッとご紹介記事を書こうと思ったら随分長くなってしまった。そして雪を見ようと思って窓から外を覗いたら、随分窓が汚れているのに気づいてしまったぜ……(∪ ´ω` ) まず磨くのはこれだな!!(そういうオチかい)

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