占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

【ご質問にお答えします】なぜ、頑張っているのに報われないのか(木星が巡ってきているいて座さんより)

 

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ご質問にお答えしますコーナーをつくりました。鑑定が必要な個別のご質問にはお答えできませんが、「真木あかりは○○についてどう考えているか?」といったことがありましたらお気軽にこちらからお寄せください。ほうぼうに配慮が必要なものはご回答を控えさせていただくことがあるかと思います。ご了承くださいね。シンプルなものはTwitterで、しっかりとご回答したいものはブログで書いていく予定です。

 

今回はこちらのご質問です。

 

あかりさん、はじめまして。

いつも楽しくブログを拝見しています。
あかりさんのブログの優しく気遣い溢れるちょっとおとぼけな雰囲気が好きです。

今回は木星が自分の星座に来ている幸運期について質問させてください。

さて、私は射手座なので、今年はいわゆる12年の一度の幸運期ということになっています。

2015-2017の土星期は、どちらかというと孤独で、物事が進みそうで進まずに停滞して、もがいていたような気がします。ずっと、「そうじゃない!やり直し!」と誰かに怒られているような感じでした。
2018年はなんとなく土星期の疲れからか、元気がなくなり、精神的にひきこもっていたような気がします。自信もなくしていました。

ここ数年、わりと星占い通りにうまくいかない事が多かったので、2019の幸運期に少なからず期待していました。
ですが、引き続きわりと大変な状況が続いているような気がします。。なんとなく自分の意思ではどうにもならない周りの状況が変化して、その渦に巻き込まれ、なんだかとばっちりを受けているような事が続いています。
そういう状況の中で自分がリードして状況を能動的に解決するようにうながされているというか、「お前ががんばらないでどうするんだ!戦え!勝ち取れ!」と言われている感じというか。。

木星の幸運は棚ぼた式ではなく頑張って手に入れるものとあかりさんも書いていらっしゃいましたが、正直「いつまで頑張ればいいの・・・」とうんざりしてきています。
自分だけがこうなのか。。何故、自分にはがんばってもいつまでもご褒美がこないのかと悲しくなります。

給料が大幅にあがったりといい事もあるのですが、私にとっての幸運とはそういうのではなく、穏やかに楽しくのびのびしていられて、好きな人たちと楽しく過ごせる平穏なものです。


そこで、今回はいわゆる12年の一度の幸運期の過ごし方についてもう一度教えてください。やはり戦う!勝つ!つかむ!とう能動的な姿勢がないと幸運にならないのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

頑張っていらっしゃるんですね。過去を振り返る静かな言葉の連なりに、あなたがどれほどお力を尽くしてこられたかが滲んでいるようで、胸が詰まる思いです。

 

さて、私の書棚に『大阪人の格言』という本があります。「わからんことはロマンやということにしとけ」などという素敵な(?)格言(???)がたくさん載っている本なのですが、そのなかに「半ズボンは何枚履いても半ズボンや」というものがあります。脚注には「未熟な者が未熟な努力を重ねてもうまくいかない」と書いてあるのですが、ここでこの言葉を引いたのはあなたが未熟と言うつもりからではありません。「目的とズレた努力しても意味ないぞ」とう意味にも読めるなと、見るたびに感じているのです。当たり前のことですけれど、半ズボンって何枚履いても半ズボンなんですよね。寒かったら長ズボンを履くべきなんです。ただ、実生活においては、人は「さっむ!ズボン履かな」と言いつつ、半ズボンを重ね履きするようなことをしていることがよくあります。私も、あなたも、きっと。

 

木星を使っていきたいと考えておられるようであれば、「頑張る方向性」を意識していただきたいと思います。木星は「拡大」を意味します。ですから、今のあなたが今と同じ「頑張る」をなさっていると、今起こっていることはどんどん拡大していきます。

 

おっしゃるように「穏やかに楽しくのびのびしていられて、好きな人たちと楽しく過ごせる平穏なもの」をお望みであるなら、それを手に入れるために何をすればよいのか考え、「頑張る」必要があります。それでこそ木星は追い風となり、いつも以上に願いを叶えやすくしてくれます。傷つかないでいただきたいのですが、今のまま頑張って「本当はこうなのに」と思うというのは、ある意味「棚ぼた式」なのですね。棚ぼた式って、安穏と暮らしている人だけの言葉ではないのです。せっかく頑張っているのに、そんなこと言われたくないですよね。あなたが腑に落ちない部分を解決したいだけです、ごめんなさい。

 

あなたご自身も、少なくとも今のままでは叶えられないのではないか、ということは感じているのではないでしょうか。照準を合わせるところを間違えてはいけません、そういうときに「今が辛い」というサインで教えてくれるのもまた木星らしいことなのです。

可能であれば、「穏やかに楽しくのびのびしていられて、好きな人たちと楽しく過ごせる平穏なもの」が本当に自分の望みであるか、も考えてみてくださいね。心が疲弊しているときは「たまにあればいい」ことが、ことさら美しくよきものとして見えることがあります。

 

私もいて座です、お互いによい1年にしてまいりましょう。ちなみに「今までのご褒美があったっていい」と思うことにするのも、案外効果がありますよ。あなたが本当に望んでいることが、どうかどうか、叶いますように。

 

 

大阪人の格言: 苦しいときこそ笑わなアカン! (徳間文庫)

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幻冬舎plusで公開しているバージョンとの違いは、総合的な動きと月ごとの運勢、そして恋愛運と仕事運それぞれに月ごとの運勢と「今が辛いという人へのアドバイス」がある点です。詳細に書かせていただきました。

2019年上半期 12星座別あなたの運勢 (幻冬舎plus+)

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恋愛運に特化した占いと、ご縁についての幅広いコラムを幻冬舎plusで書いています。

 

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Yahoo!Japanグループの媒体「TRILL」にて、週間更新の占いを連載しております。

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雑誌「SPRiNG」にて、「真木あかりのポジティブ占い」を連載しています。

SPRiNG(スプリング) 2019年 3月号

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