2018年10月25日、おうし座で満月が起こります。「自由と改革の星」である天王星とコンジャンクションになっているのが非常に印象的ですが、そのほかの星々もさそり座やみずがめ座などの不動宮におり、頼もしくどっしり頑固、という感じが伺えます。ただ、天王星と満月の力を上手に借りることで、ずっとずっと執着し続けてきたことをバリッと打ち破るチャンスであり、あなたにもその力が満ちていると考えて良いでしょう。敢えて「手放す」とは申しません。「打ち破る」です。絶対に開かないと思っていた扉を勢いよく蹴り飛ばして鍵ごと吹っ飛ばす、やだ〜ついでに壁もなくなっちゃったわ！！ というイメージで感じていただくとよろしいかなと思います。
変えていきたい現状を変えていきましょう。そうすることであなたが守りたいものが、より明確に強くなるはずです。
ちなみに映画『007 カジノ・ロワイヤル』でダニエル・クレイグがトイレに人を閉じ込めたあと、ドアノブをバリッともぐシーンがあります。なんてワイルドでかっこいいの！！と頭がクラクラしまして、しばらくの間は理想のタイプを聞かれるたびに「ドアノブをもいじゃう感じの人」と答えていました。今考えるとどうかと思います（かっこいいけど）。
さて盛大に話がそれましたが、たとえば過去の傷であるとか、忘れられない人であるとか、思い出すたびに立腹するようなこと、そういったものを「よし、完了ステータスに入れよう！」とバリッと思い切りやすいときです。「いつも同じパターンで失敗している私」「私はこういう人だからダメ」といった、本当は望んでいないセルフイメージを持っている方も「もうそういうのはいらんわい」と思い切りやすいでしょう。新しい自分を、獲得しやすいだろうと思います。
おそらく一度や二度ではなく、何度かトライして完全に抜ける、という感じになるとは思いますが、きっとうまくやっていけると思います。新しい習慣を身につけるつもりでコツコツやっていきましょう。あなたには、その力があります。今まで頑張って身につけてきたものが、確かな力となってあなたを支えてくれるだろうと思うのです。
ここからは、今、ご自分が「特定のものに執着している」ということを強く認識している方に向けて書いてみます。
恋愛や特定の物事に執着すると、辛いですよね。本来なら、好きなもの・関心があるものにはこだわって、ずっと気にしてしまって当然なんです。ただ、それが「楽しいし好きだし嬉しいからこだわる」ではなく「不安で悲しくてこれ以上悪くなりそうだからこだわる」のが執着です。持ち続けるだけでもしんどいのに、最近では「執着はよくない」という認識が占いやスピリチュアルが好きな方のあいだで浸透し、「私の気持ちは執着なんだ、だめなんだ」と自分で自分を追い詰め、苦しめてしまっている方もよくいらっしゃいます。何重にも苦しみを背負って、どれほど辛かったことでしょう。そういう方に触れるたびに、胸が痛んでなりません。
大切だからこだわるんです。好きだから離れられないんです。ただ、愛情や興味関心が執着に変わってしまうと、今以上に現状が良くなることはない、ということも事実です。いきなり捨てる、変えるのは無理だとしても、この満月でなにかひとつ、こだわりをお休みしてみてはいかがでしょうか。夜中に何度も何度もスマホを確認してしまうなら、いっそ電源をオフにして寝る習慣をつけるのもいいかもしれません。相手のSNSを見るのを一切やめる、というのも良いでしょう。思い出の品を処分する、相手に合わせない、などいろいろ考えられると思います。少し方向性を変えたアプローチとして、自分を責めるのを一切やめる、というのもアリでしょう。小さく打ち破った何かがゆっくりと、現状に波及していくようなことがあるかもしれません。とはいえ、ご無理はなさいませんように。
どなたにとっても、よい満月となりますよう願っています。
またドアノブもいじゃうシーン観ようかなｗ
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noteで暗い日記を書いています。正直なところ、どうして自分がこんなに暗い日記を書いてしまうのかわかりませんｗ 多分暗いのでしょう。
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