2018年1月17日、やぎ座で新月が起こります。この時期のやぎ座は実にテンション高めでして、月、太陽、金星、水星、土星、冥王星と星占いに使う10星のうち6星がぎゅっと集まっているのですね。なかでも注目したいのは昨年12月下旬にやぎ座入りした土星です。土星はやぎ座の守護星で力を発揮しやすいところもあるのですが、いよいよ土星やぎ座時代のスイッチが入った、と言えるふしもあるでしょう。
新月は「始まり」のタイミング。さらの今回はおひつじ座の天王星とスクエアの角度にあることを考えると、「甘えを排除して、結果を出すための努力を始める」ということをなさると良いのではないかと思います。すぐに答えが出ることばかりではないはずです。2〜3年後の自分をざっくりでも考えたうえで、今どうするか、自分以外の誰かや環境に依存するのではなく、天から降ってくる幸運に期待するのでもなく、孤立や孤独も恐れずに「自分が自分として生きていくこと」に焦点を当てると、この時期の星回りを上手く使っていくことができるでのではないかというのが、私の見立てです。
人は望まない限り幸福にはなれない、だから幸福を欲しなければならない
アラン著 村井章子訳『幸福論』 日経BP社
これはアランが『幸福論』のなかで述べたことばです。“ふってわいたような幸福”は嬉しいものです。でも、誰もがそれを望んでいるようでいて、実は「どうせ起こらないだろうけど」と受け身になっている、ということは少なくありません。欲しいものをきちんと欲しいと望み、現実問題として行動を起こしていくこと。それこそがこの新月を上手に使っていく、カギとなるのではと私は考えています。
もちろん、できる範囲で大丈夫です。今が辛いという方は、より頑張るという方向性ではなく「どうしたら自分らしく、無理をせずに生きていけるか」を考えてみても良いだろうと思いますよ。人は無限のパワーを持つ存在ですが、永遠に頑張り続けることなんてできません。愛や熱意を持ち続けないと人間失格、なんてこともありません。現実を見ましょう。そしてより自分にとってハラオチできる人生に、チューニングしていこうではありませんか。自分の人生ですもの。ね。
どなたにとっても、良い新月でありますように。
(以下宣伝です)
幻冬舎plus様でブログの2018年が拡大版で掲載されています。ブログにない「良縁日」を出しています。
Instagramで毎朝、タロットの1枚引きで占いを更新しています。Twitterの毎朝の占いとはちょっと違う、今日をよりよく過ごすヒントとしてメッセージを書いています。
2017年は9冊目、10冊目の本が出ました。『辛口誕生日事典2018』、どうぞお役立てください。
個人鑑定のご依頼はこちらから。毎日20時に、翌日鑑定させていただける分の枠を追加しております。SOLD OUTとなっていることが多いのですが、鑑定は毎日しておりますのでご安心くださいね。
幻冬舎Plus様でコラムと占いの連載をしています。15日にコラムを、月末に翌月分の恋愛運を更新しています。