占い師・真木あかりのブログ

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2018年 さそり座の運勢

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2017年秋から、新しいことを始めた人、自分を取り巻く環境が変わり始めたというさそり座の人はとても多いのではないでしょうか。2018年11月上旬まで、さそり座には「幸運と拡大」を意味する木星が巡ってきます。おそらく2015年あたりから、あなたは自分のスキルアップや実力を磨くための努力をコツコツとなさっていたことでしょう。楽しいことを我慢して、どこか内向きな気持ちで取り組んできた部分もあるかもしれません。「こんなことをして、果たして役に立つのかな?」という疑問もあったことでしょう。ただ、おそらくは今年からしっかりと自分のものとして活かしていくことができるはずです。「活かしていくんだ」とマインドセットを持っておくことは、素晴らしいエネルギーになります。

 

木星滞在期は一般的に「12年に一度の幸運期」と呼ばれます。実際にきらめくような嬉しい出来事も起こりやすいのですが、そうとは思えないこともどっさりあります。ですから、幸運期といっても単純に「良いことばかりが起こるとき」「何をしてもラッキー」といった感覚は得にくいかなと思います。木星がもたらすのは、頑張って手にすることができる幸運や、あとあと「あれは幸運だったんだ」とわかってくるような、遅効性の幸運。ですから、滞在している間は幸運期どころかしんどいばかりだったり、「幸運期どこ行ったよコラ」と思うようなことばかりだったりするのですね。

 

ショッキングなことが必ず起こる、と言いたいわけではありません。自分には難しいと思っていたことを実現するチャンスが訪れやすいですし、転職や就職、結婚などで新しい領域に足を踏み出す人もいるでしょう。1年前には想像もし得なかったことが起こる、難しいと思っていたことへの道筋ができるという点では、インパクトの大きいラッキーイヤーと言えるだろうと思います。

 

2018年のさそり座の場合、ポイントは「古い考え方やこれまでのやり方を捨てることになる」という部分になります。「壊す」「破る」といった感覚で受け止める人も多いでしょう。不安になることもあるかもしれませんが、悲しみすぎる必要はありません。というのも、この時期にあなたが捨てたり、壊したりすることになるものは、すでにあなたが十分に味わい尽くし、経験し尽くしたもの。あなたはもっと、大きなものを求めていい。より自分に合うものを求めていっていいんだよ、という運命からのサインだからです。

 

あまり不吉なことを申し上げたら叱られてしまうかもしれませんが、なかには別離や離婚、退職といった形で転機が訪れる人もいるかと思います。ただ、それはあなたがこれまで生きるなかでしっかり成長を果たし、十分経験したことの証。「終わり」というよりは「始まり」ととらえて大丈夫です。もちろん、大きな人生の転機です。そういうことがあっても元気出せよ!的なおためごかしを申し上げるつもりはありませんが、前を向きたくなったタイミングで「より自分に合うものを求めるときがきたのだ」と考えていただくと、木星の恩恵を受けやすいのではないかと思います。

 

また、2018年から2年半ほど「知」と「コミュニケーション」において印象的な動きが起こりやすくなります。「知」については、長期的な取り組みで勉強を始める人が多くなりそうです。成績は上がりにくいのですが、じっくりと取り組むことで得るものがあります。あれこれとつまみ食い的にいろいろなものを学ぶのではなく、これと思ったものに絞って深く努力を継続することがカギです。

 

「コミュニケーション」については、周囲の人と若干ぎくしゃくするシーンがありそうです。職場の対人関係や友達との関係において、どこか居心地が良くないと感じることがあったら少し距離を置いて、付き合う人を選ぶようにすると良いでしょう。みんなと仲良くする必要はありません。それよりも、大切な人の役に立ったり、自分と向き合うことに時間を使ったりしたほうが、この時期の星回りを上手く使っていくことができるはずです。

 

<恋愛運>

愛し、愛される1年です。幸運期の光に惹かれるように、あなたの周りにはさまざまな人が集まってくるでしょう。仕事でもプライベートでも忙しく、こもりきりになる人も多いかと思いますが、ピンときたお誘いにはできるだけ応えていろいろな人と接点を持っていきましょう。これまでの好みとはまったく違うタイプの人に惹かれるのもまた、プラスにはたらくときです。モテ期は2月中旬から3月中旬、それから4月、9月後半、12月と断続的に訪れます。恋の始まりを期待する人はどうぞ楽しみにしていらしてください。

 

カップルは5月〜11月の間は要注意。もし、2人の中にわだかまりがあるなら5月までにしっかり話し合って、絆を強めておいてください。相手が向き合ってくれない、自分としてもそこまでの情熱がないという間柄であれば、少し距離を置くという選択も良いだろうと思います。その場合は、11月から2019年3月までの間でもう一度話し合いを。

 

<仕事運>

仕事運は堅調です。これまで、コツコツと実力を積み重ねてきた人も多いかと思いますが、能力がチャンスを得ることで一気に開花する人は多いはず。非常に多忙なことは明白ですから、オーバーワークにならないようご注意ください。

 

忙しさが本格的になるのは1月末。スイッチがぱちんと入ったようにモチベーションが上がり、かなりの熱量を持って仕事に取り組むことになります。3月から5月は仕事の大小を問わず着実な取り組みをすることが何より大事。5月から11月までは、これまで培ったものをどう活かしていくか、さまざまな可能性を人に話して広げていきたいところです。これまでいた場所を卒業する人も多そう。現状への不満からではなく、やりたいことがあっての転職であればこの時期はプラスとなるので、いろいろな働き方を模索してみたいところです。

 

*  *  *

 

2018年、星の動きはさそり座にとって非常にインパクトの大きなものとなるでしょう。想像もしなかった展開に驚くこともあると思いますが、物怖じする必要はないでしょう。安住できる場所はラクですが、いつまでも同じところにいれば運は淀むこともあります。新天地に移りたいと思う気持ちが生まれたならばぜひその直感に従って、新たな一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

 

頑張りたい、今よりもっと良い未来を生きたいと思う人には願ってもない1年です。結果が出るまでには少々タイムラグが出る可能性もあるのですが、ぜひ前向きに、自分の人生の舵を自分で握っていっていただきたいと思います。心から、応援しています。

 

真木あかり

 

 

<今がとても辛いという方へ>

 幸運期のはずなのに何も良いことがない、むしろどんどんハードになってきているという感覚がある人も多いかもしれません。さそり座の人はもともと安定した環境がお好きですから、変化が多い状況というのはなかなか、お気持ち的にも負担がかかりますよね。これは何もあなたが弱いとか、不器用だという話ではありません。人体だって季節の変わり目には風邪を引いたりやる気が出なかったりするものです。気にしない方が良いでしょう。

 

2018年、もしも辛さを感じているときは「ペースダウンしてOKだよ」と自分に行ってあげてください。少し仕事を減らしたり、休息の時間を多めにしたりして、自分のペースを優先しましょう。そうするうちに、しっかりと新しい星回りにも慣れ、さそり座ならではの謎の粘り強さ、底力を発揮していけることと思います。どうぞ焦らず、心の声に耳を傾けてまいりましょうね。

 

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幻冬舎Plus様でコラムと占いの連載をしています。15日にコラムを、月末に翌月分の恋愛運を更新しています。

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