2017年12月9日、夕方と夜の境目あたりの時間に火星がさそり座に入ります。火星はさそり座の副支配星なので、火星の力がいい感じで発揮される時期になるでしょう。10月の下旬あたりから自分の情熱や意思、愛、願望、やる気などがちょっとモタモタと不完全燃焼気味だった人は、ここから火星が次のいて座に移動する2018年1月26日あたりまで、それらを上手に使っていくことができるのではないでしょうか。
このさそり座にはすでにラッキースターの木星も滞在しており、火星にとって強い追い風となります。コンジャンクションとなるのは来年ですが、同じさそり座に入ることですでに大きな、広がりのある様相が感じられる人も多いのではないでしょうか。
火星は主体性を表す星です。火星がさそり座に滞在する間は、「主体的な選択」を意識してみると、星々の力を上手に借りることができる、未来の可能性を大きく広げることができるようになります。占いで幸運期と書いてあるとき、「幸運が天から降ってくる」ようなイメージを抱く人も多いのではないでしょうか。ただ、この星回りは確かに良いものではありますが、受け身の姿勢でいて享受できるものはそれなりでしょう。「いいことがあるといいな」よりも「いいことを起こしていこう」というマインドセットのほうが、良い結果につながりやすいはずです。ここが今回のポイントですね。
このブログでも何度か書いていると思いますが、未来というのは今の地道な選択で作られます。何を着るか、何を食べるか、何を買うか、何をして何をしないのか。仕事をどこまで進めるか、休息をどのくらいとるか。ラフロイグにするか、ボウモアにするか、アードベッグにするか……って最後がもう飲む気MAXですみません。
これらは未来とはまったく関係がなく、日常の些事のように思えるかもしれません。でも、たとえば私が「原稿用紙の升目を埋める」という選択をしなければ、永遠に原稿は完成しないように……って異常に卑近な例えの上にさすがに手書きでもないわけですが、運についてもこうした傾向があるのです。未来というのは今の、数え切れないくらいの選択の集積です。まず目の前のものを、意思と情熱をもってしっかりと選んでいくこと。より良い人生を生きるんだという意思を持つこと。それが、自分の幸せや満足につながっていくということですね。
それは、これもブログで何度も書いている「自分を大切にすること」でもあります。自分のために選ぶ。「自分はこれがいい」と意思を持つ。そうすることでこの時期、運の良いサイクルに乗りやすいでしょう。今はそれが無理なくできるときでもありますから、試しにやってみるというのも面白いと思いますよ。まずはぜひ次のおやつの時間に食べたいものを、今日の夜飲みたいお酒を考えてみる、なんてのも良さそうですね。私は断然アードベッグですね（やっぱり飲むんかい）。
折しもクリスマス間近です。情熱や愛情が高まる時期でもありますから、ハッピーな出来事も期待しやすいときとなっています。それについても、目の前のことをしっかり選び取ってこそ、嬉しい出来事が起こりやすくなります。未来は今の続きです。明日は今日の続きです。決して手の届かない、茫洋としたものではなく、ちゃんとつながっています。だから、良くしていきましょうね。
どなたにとっても、良い季節でありますように。私も、良くできるようにがんばります。
マルナゲ様でインタビュー記事が公開となりました。何かを鑑定しているわけではないのですが、お仕事や働き方のお話をさせていただいております。
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