2017年7月9日、やぎ座で満月が起こります。今回の満月はなかなか印象的な配置です。やぎ座の月は冥王星とコンジャンクション、対岸のかに座では太陽と火星がとても近い場所にあります。そしててんびん座では木星があり、これらの星々がTスクエアという配置になっているのですね。なかなかガチ勢が出揃っているというか、アウトレイジ感があるというか……って物騒な例えはともかくとして、非常に強い配置であることは確かです。
自分はこうしたいんだ、現状を壊してでも絶対にこうしたいんだという情熱がわきやすいときです。何がなんでも叶えたい目標や高いハードルに取り組んでいる人にとっては「本気が試される」ようなタイミングであり、しっかりとベストを尽くして結果を出すことができる人も多いだろうと思います。もしそうなったら素敵ですね。頑張ってきたご自分を、しっかり褒めてあげましょう。
ただ、何かに取り組むといっても、そのやり方や熱量は人それぞれですよね。「本当はやりたくないけどやってる」「辛いけれど我慢している、もう限界かも」といった矛盾する何かを心の中でなだめながら毎日をやり繰りしている人にとっては、この満月前後にひとつの方向性を見出していけると思います。ちょっと思い切った決断をする必要も出てくるのかもしれません。しんどかったり、悩んでしまっていても大丈夫です。しんどいのは、それだけ自分にとって大切な出来事だから。どういうかたちであれ、ここまで頑張ってきた自分というのは確かに存在するわけです。しんどいことにも意味があります。良いチャンスと思って、自分としっかり向き合ってあげることで道が見えてきます。
また「熱意が空回りしているように感じる」「やり場のない感情を扱いきれない」といった気持ちを抱いている人も多くなりそうな満月です。この場合は何よりもまず、感情を爆発させるよりもその熱意や思いをいい方向に向けてあげることを考えてみてください。この場合の「いい方向」というのは、「世間的にいい方向」「周囲が自分に求めるいい方向」ではなく「自分がいいと思う方向」です。淋しさや怒り、やるせなさといったものに我慢や妥協をしてきた人は、ぷつっと切れないように注意が必要ですよ。それでもなお爆発するほうを選ぶなら、ちょっとだけ爆発の仕方を考えてみましょうか。暴発ではいかんのです。せっかくここまで頑張ってきたというのに、激情に流されてまわりと衝突してしまったり、ここまでの努力を無にしてしまってはもったいないですからね。
もしもあふれる思いが止まらないときは、自分にとって「何が一番幸福なのか」を今一度、考えてみてください。今回の満月は、自分の情熱や衝動と幸福、これらにうまく折り合いをつけていくことが、星を味方にするベストな選択となります。
物騒なことも書きましたが、いずれにせよ満月は「満ちる」タイミング。自分の中にある熱い炎をどうしていくか。どう行動や言葉に変えていくか。試行錯誤したって良いのです、でも意思をもって自分の炎を、ひいては自分自身の心を運用していくことが大事なのだろうと思います。どなたにとっても、良い満月でありますように。
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