占い師・真木あかりのブログ

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2017年下半期 いて座の運勢

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上半期、いかがでしたか。ここ2年ばかり土星が巡ってきているいて座の人は、ずっと鉛を飲み込んだかのような重苦しい気持ちを抱えてきた人も多いと思うのですが……なんと、それは今年いっぱい続きます!! といきなり突き落とすような占いを書いてしまってもう、市中引き回しのうえ磔獄門にされても仕方のない状態でありますが、期せずして時代劇タッチで始まってしまったいて座の占い、当然ながら救いがないわけではありません。

 

2016年秋からというもの、親しい人との交流がずいぶんと活発になっていませんでしょうか。嬉しい再会や、久々の連絡もあったかもしれません。泣きたくなるような日に、そっと隣で励ましてくれた友達もいたかもしれません。あるいは、仕事で同僚や協力会社の人と「この人たちと一緒に仕事ができてよかった」と思われた人もいたことでしょう。そうしたあたたかな「仲間」との交流によって癒され、助けられ、心を満たしていくことができるのがこの2017年です。それは淋しがり屋のひとり好きであり、そのくせ人懐っこく人に関わっていくあなたが、これまでに築いた「縁」があってこそです。

 

しんどさが勝ってしまう日も、あって良いのだと思います。そんなとき、自分を責めたら余計に辛くなりますから、それはしないであげてくださいね。あなたはよく頑張っておられると思います。だから、夜おふとんに入ったらもうくよくよするのは明日に回して(回すんかい)、つかず離れずいてくれた親しい人々の顔を思い浮かべてみませんか。大丈夫だよといって、そっと触れてくれたそのぬくもりを思い出してみませんか。2017年下半期、夏から秋にかけてはそうすることで、ままならない日々があったとしてもしのぎやすくなると思います。

 

10月10日、木星が移動します。さきほど、いて座の人々について「淋しがり屋のひとり好き」と書かせていただきましたが、ここから1年は「ひとりの時間」に強いスポットライトが当たります。向き合わなければと思いつつそっと目をそらしていた自分の本心、心の深いところに直面させられるような出来事が起こるでしょう。といってもこの動きが本格的に始まるのは年末も押し迫ってから。それまではこの2年間、いて座にのさばっていた……ハッいや違う、滞在していた土星天王星とともに、あなたが本来持っているタフな心を刺激して、支えになってくれるでしょう。しんどくてもやってみよう、今だけでも頑張ってみよう。そんな思いが生まれたなら、ぜひ一歩踏み出してみてはどうだろうかと思います。

 

この時期、あなたがこれまでの人生でずっと抱えていた心の痛みやひび割れが、そっと修復されていくことを感じる瞬間もあるかもしれません。割れた陶磁器を漆で継ぎ、美しく蘇らせる「金継ぎ」というものがあるのをご存知でしょうか。金継ぎによって息を吹き返した器は、ひびや欠けが元通りになっているわけではありません。でも、その傷があるからこその美しさを得て、さらに愛され使われ続けていくわけですね。当然ながら人間は皿よりもうちょっと柔軟性がありますし、きっとさまざまな美しさを作り出していけるのでしょう。割れても欠けても、あなたはあなたです。2017年秋からの1年間は、そうした精神の修復のようなもの、治るだけでなくさらに美しさを得ていくような作業を行っていくことになるのではないか、と私は考えています。

 

この時期、自分の深い部分と向き合うなかで、あなたは「もう自分にはいらなくなったもの」に気づくことがあるかもしれません。具体的にいえば、我慢をしなければ成り立たない人間関係や、これからの幸せにつながらないこと、などです。そうしたものに気づいたならば、2017年10月以降、少しずつで良いので手放していきましょう。痛みを伴うものである場合も多いと思いますが、あまりに辛いなら急がなくても良いですよ。もう必要ないとはいえ、ここまでのあなたが頑張って手に入れてきたものであったはずです。そんな、ナイフでそぎ取るようなことをして自分をいじめなくても大丈夫です。ただ、「そのとき」を目指して、心の整理は進めておくことです。

自分からさようならをしなくても、自然に縁が切れていくものもあると思います。それに関しては、追わないでおくのが良いです。淋しくても、悲しくても、きっと「これでよかったんだ」と思える日が来ます。しんどいことは良いことの前半分です。どうぞ「ありがとう」という言葉をもって、手放してあげてください。

 

<恋愛運>

下半期は愛にあふれた季節です。上半期にこれといってワーオな出来事がなかった人も、まず夏ですね。7月、出会いやコミュニケーション、パートナーシップにおいて強い追い風が吹きます。8月には大切な人と、非常に濃厚な日々を過ごす人もいるでしょう。かたちや言葉といったものにとらわれず、精神的にも肉体的にも強いつながりを感じられる特別な時間を過ごす人も多いはずです。そして年末、クリスマスソングが聴こえてくるあたりからきらきらとときめくような恋のシーズンが訪れます。ずっとひとりで頑張っていたあなたを、受け止めてくれるような出来事もあるのかもしれませんね。

 

12月はLINEやメールが返ってこなかったり、お気持ちが伝わりにくかったりとちょっとクセのある時期ではありますが、そう悲観することはありません。小さなことにイライラし続けず、ピンチならピンチを楽しむのがいて座の美徳でもあります。「わからんもんは全部ロマンや」と幸福なカン違いをモットーに、ちいさな行き違いに拘泥せず愛を見つめていっていただければと思います。

 

11月から12月にかけては、秘密にしなければいけない恋をしている方は要注意。超えてはいけないラインは超えないこと、聞いてはいけないことは聞かないこと。好きだからなんでもぶつけて良いわけではない、ということはもうわかっていますよね。ある種“わきまえた態度”が求められる時期、ということを少し、頭の中に留めておいてください。

 

<仕事運>

引き続き「やるべきことをガチでやる」時期が続いていきます。もう年内は暇になることは諦めて、ずっと忙しいものと思っておいたほうがまだ諦めがつくでしょう。特に8月のお盆休み明けあたりから……いえ、中にはお盆休み中から「ひぃ〜(›´ω`‹ )」となる人もおられるように思いますが、この頃からバタバタした空気が満ちていく可能性大。そして9月から10月はひたすら忙殺されるのみ、といったこともありそうです。死なないことを頑張る努力がまずは必要です。

 

とはいえ10月までは、仲間に恵まれるときです。「おまえのためだったらなんだってやるぞ」という、頼もしい助っ人がきっと身近に現れますよ。すでにいる人はさらにしっかりとタッグを組んでいきましょう。この時期は、スタンドプレーよりもチームプレーであるべきです。年末に公開した年間占いでも、私は「ひとりで頑張ろうとしないこと」と書きました。この時期はあなたの周りにいる、にぎやかで頼もしい仲間に頼ってみたほうが良い結果を出せるでしょう。

 

「そんなの、甘えではないのか」「自分のためにならないのではないか」という思いもあるかもしれませんが、それは今年だからこそ頭に浮かぶ考えでもありそうです。大丈夫、あなたは十分によくやっていらっしゃいます。人のちからを借りたからといって、それで手を緩めてしまうほど、あなたは弱い人間でもずるい人間でもないと、私は確信しています。

 

さあ下半期です、頑張ってまいりましょう。年末の土星移動に向けて、気合を入れていくぜといて座の私は思っております。あなたもどうぞ、ご無理なさらず。

 

真木あかり

 

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