「新しい酒は新しい革袋に盛れ」ということわざがあります。もともとは新約聖書の一節で、新しい酒というのはユダヤ教にかわって台頭したキリスト教の考え方のことを指します。曰く、新しい酒を古い革袋に入れれば酒も袋もだめになる。新しい酒は新しい革袋に入れることで、酒も袋も本来の味や機能が保たれる。つまり、新しい思想を持つならば、古い形式に固執するのではなく新しい形式にしていかねばならない、ということを意味しています。
さて、昨日こんな話を書きました。占星術でいうお正月、春分の日についてです。
「とにかくやれ」「すぐやれ」「自分のためにやれ」と、いささか乱暴なことを書きましたが(ホントに…w)、もうひとつ。新しい環境に身を置いてみるというのは、この時期は非常に良いことです。運気って、毎日同じパターンの生活をしていると淀んできてしまうんです。だからといって「朝起きてごはんを食べて会社に行く」とう生活パターンを崩して「朝は二度寝して遅刻上等」みたいに変えたらいろいろマズイ気がしますが、そうではなく
「あ〜、今日も会社と家の往復だったな〜」
「ランチ…まあいつもの店でいいか…」
といったパターンです。
慣れた生活パターンというのは、ラクです。惰性でダラダラと過ごすことの楽しさよ、怠惰な時間の甘美なことよ。刺激は無けれど安定があり、外界から襲われる危険も少ないのです。ってお前はサバンナででも暮らしておるのかという感じのことを書いておりますが、“いつものパターン”から抜け出すのってなかなかのストレスを伴うのですよね。知らん人と会えばストレスもたまりますし、いやな目にも遭うかもしれない。お金もかかる。時間もムダになるかもしれない。同じことをしていたほうが絶対ラクなんです。
それでも、このおひつじ座ステリウム(星がぎゅっと1か所に集まること)をともなう春分の日あたりは、いつものパターンを崩して、新しいところに身を置くことで幸運がもたらされるときです。今よりもっとバージョンアップしたいなら、「新しい酒は新しい革袋に」なのですね。何も変えずに「いいことあればいいな」と受け身でいても、運は良くなりません。新しい革袋ーーつまり新しい環境に身を置いてこそ、あなたの運は動き始めるからです。
すごい環境じゃなくて大丈夫です。たとえば新規オープンしたカフェとか、リニューアルオープンした洋服屋さん、入っことのないお店。そうした「新しい場所」に行ってみませんか。通勤途中で、初めての道を通ってみるのもいいですね。近所にあるけれど、行ったことのない神社や公園に行ってみるのも良いかもしれません。あなたが「ここ、初めてだし行きたい!」と思ったところが、ラッキースポットになります。新しいあなたは、新しい場所に。今年の春はそんな人のもとに、あたたかな追い風が吹くに違いないと私は考えています。春の装いでまいりましょう。きっと、良いことがありますから。
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