これを書いているのは2017年2月3日、明日は立春です。九星気学や四柱推命では立春を始点に1年がスタートします。こないだ正月だと思ったらいつの間にか2月になっていて思わず腰を抜かしましたが、大丈夫だ俺あわてるな俺。そう、今日は2016年12月65日!俺たちの2017年はこれからだ!ってアホか、んなワケあるかー! などという小芝居はどうでもいいのですが、日が随分長くなってきましたね(急に平常モードに戻る奴)。今年もまた性懲りもなく夏至の頃「えーもう6時?まだこんなに明るいのに!」なんて言うんだろうなと思います。毎年やっているのになぜいちいち驚くのだ自分。人生とは凝りもせず定期的に日の長さに驚くことの延長線にすぎないのではないかとつい思ってしまう次第であります。
さていっこうに占いの話が始まらないのでそろそろ不安になってきた方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください!さすがにそろそろ始めます。えーと2017年2月6日、てんびん座にいる木星が逆行を開始します。ここまで対人関係で広がりを見せていたこと、好調だったことが少しトーンダウンしたり、方向転換をしたように感じることがあるかもしれません。といってもそれは決して悪いことばかりではなく「押してだめなら引いてみな」的な試行錯誤の道のりであろうと思います。
てんびん座の対岸にあるおひつじ座では火星と天王星という「俺はやるぜ俺はやるぜ」的な2星がいますが、ここに2月4日、金星が加わります。金星はおひつじ座にあるときは「デトリメント(障害)」という状態になるので、熱意がある一方で優しさが空回りするような、そんな一面もあるかもしれませんね。
ご存知のとおり、人は相手を100%理解することはできません。努力や愛情、優しさでカバーできることもあるでしょう。それでも、理解できるのはどれほどのものでしょうか。本当はわかってあげたいものです。それが大切な人であればあるほど、わかりたいという思いは強くもなるでしょう。でも、どうにもならんものが心です。
私たちが誰かの心のためにできる最大限のことは「わかってあげたい」「受け止めてあげたい」という努力、までなのだろうと思います。自身のことを振り返っても、誰かが理解を示してくれただけで十分嬉しいのですよね。それだけで胸のなかにある氷山が優しくその稜線を解かしていった、ということが何度もありました。100%わかるのは無理だとわかっていてもなお、わかりたいと思ってくれること。その非合理ですらある気持ちがとてもあたたかく、私の心に染み込んでいったのでした。
恋愛だけではありません。わかってあげたい、わかってほしい、わかろうとしたい。ときにはわからないままでいい、ということもあるかもしれません。いろいろな理解のしかたを試行錯誤することが愛であり、友情であり、親愛の情なのでしょう。
この時期起こることは、一見すると「変化」だったり「困難」だったりするかもしれませんが、すべてあなたが誰かと生きていくための貴重な過程のひとつなのだろうと思います。ラッキーでもアンラッキーでもない、たとえば上手にメロディを奏でられるようになるまでのレッスンなのではないかと、私には思えるのです。
木星は6月9日、順行に転じます。世界が早春から初夏に切り替わる、鮮やかな季節。そこらじゅうが花々であふれ、次第に強さを増していく陽光のなかで頼りない若葉の緑がぐんぐんと濃さを増していきます。そんな季節はどうも、前へ前へと進むことだけを目指したくなるものです。ただ、そうではないように見える出来事のなかにも、ちゃんと意味はあります。そう思っておられると、今年の花々はより美しく、いのちの輝きを増していくのではないかと私には思えるのです。良い春にいたしましょう。あなたにとっても、あなたの大切な人にとっても。私も頑張ります。
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