2016年6月20日、いて座で今年2度めの満月が起こります。1ヶ月くらい前に起こった出来事を再確認するような動きが起こり「そうか、これはそういうことだったのか」と、何かを“わかる”“感じる”タイミングがあるのではないかと思います。
満月はどなたにとっても特別な「満ちる」節目ですが、今回はいて座の月と土星、うお座の海王星、ふたご座の水星、おとめ座の木星と、柔軟宮においてグランドクロスというアスペクトが出来上がっているという意味で、重要な節目を迎える人も多いでしょう。
もやもやとした不安が大きくなっている人も多くなるタイミングですが、じたばたしても何ひとつ良いことがない、否応のない変化を伴うのが柔軟宮のグランドクロスです。今回は状況を見据えながら、自分なりに結論を出していくことが運気に弾みをつけることになります。ただ、どんなときでも「変わる」のは自分だということを忘れずに。私たちは叶わないとわかってはいても、つい「あの人に優しくして欲しい」とか「こういう態度をとって欲しい」と願ってしまうものです。それは悪いことではなく、人として当然の心の営みだと思います。ただ、今は特に、他人を変えようとするのは無駄骨に終わります。先ほど「『そうか、これはそういうことだったのか』と、何かを“わかる”“感じる”タイミング」と書きました。そんな瞬間がもしあったなら、自分を変えてみることを意識してみるとよろしいかと思います。
「事件」とも受け取れるような、大きな出来事が起こる人も多いかもしれません。もし「どうしよう」と迷う気持ちがあったなら、「自分はどのような未来も選べるのだ」ということを、思い出してみてください。これまでの考えに固執すると、しんどいだけです。
何ともおっかないことを書いていますが、これまでの考えにこだわらなくても良いとき、という意味でもあります。強い願いを持っているとき、「こうじゃなくちゃいけない」と思うことは多々あります。でも、実はそれって思い込みだったりするのですね。「絶対にこうしたい」と思っていることがどうでもよくなって、ふっと行動を変える人もいるでしょう。断腸の思いで前に踏み出す人も、覚悟を決めて何かを選び取る人もいるはずです。行きたい場所へ行きましょう。会いたい人に会いましょう。それで何かが壊れたとしても、その先にあるものはきっと、あなたをもっと広い世界に開放してくれるだろう、というのが私の見立てです。
おひつじ座の人は、こだわりを捨てて広い世界を見る。
おうし座の人は、自分の得意分野や好きなことでのブレイクスルー。
ふたご座の人は、誰かとアツく心を通わせ合う。言葉の力。
かに座の人は、プレッシャーからの解放。嬉しい変化。
しし座の人は、愛とお金の節目。ちゃんとするべきことはちゃんとすること。
おとめ座の人は、足元を固めて前を向く。あなたらしく、自分のやり方でいい。
てんびん座の人は、自分にとっての真実をじっくりと見つめる。
さそり座の人は、本当にやりたかったことを見つめなおす。
いて座の人は、自分自身との闘い。誰かのために自分をごまかしてはいけない。
やぎ座の人は、ごまごまと小さなことを進めていくことが未来につながる。
みずがめ座の人は「こうしたい」という熱意が道をひらく。誰かの助けもあるかも。
うお座の人は、これまで頑張ってきたことが現状を変えていく。変化を恐れないで。
柔軟宮(ふたご座、おとめ座、いて座、うお座)の方は特に、今の星回りの影響を受けやすいでしょう。真剣モードで立ち向かわなければいけないことがあるなら、頑張りどき。逃げないように、折れないようにやっていきましょう。しなやかな強さというものは、柔軟宮のひとたちの一番の持ち味ですからね。何があっても、きっと大丈夫。やっていけます。
(追記)
ひとつ言うならば、すぐに答えを出さなくてもいいと思う。大きなことなら半年くらいかけてゆっくりと変わっていってもいい。でも、違和感から逃げないのが今、ということです。
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