占い師・真木あかりのブログ

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2016年下半期 しし座の運勢

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2015年末に公開した2016年全体の占い(http://makiakari.hatenablog.com/entry/2015/12/31/191401)にて、私はしし座の2016年を象徴するキーワードとして「愛とお金」という言葉を使いました。どちらも欲望と密接に関係しており、熱心に求めることがどこか卑しいことのように見られたり、オブラートに包んだ表現を求められたりすることが多いテーマです。ただ、己の道を進むことにかけてはとことん忠実なしし座ですから、この2つを2015年秋から2016年中盤の今に至るまで、いつも以上に強く考え、追い求めた方も多かったのだろうと思います。

 

この、愛とお金を愚直に追い求めていく傾向は9月上旬まで続きます。2016年後半から、しし座の人は収入・支出の両面で増加の暗示が出ていました。ただ、この時期はお金が動くことが、結果的に今後の運を作っていくことになりますので、変に保守的になるよりも「できることは全部やる」くらいの気持ちでいるとよろしいでしょう。

 

事業を営んでいる人であれば、昨年秋頃から自社の強みをしっかりと打ち出していけたはずです。収益もそれなりにあったことでしょうが、出ていくものも多かったかもしれません。9月までは引き続き、自社ならではの“できること”を増やし、事業拡大に向けて取り組んで行くべきとき。おそらくは2014年秋から2015年秋にかけてなさったことを軸足にするとこの時期の運気を有効に仕えるでしょう。2016年10月以降、取引先が飛躍的に増えたり、メディアに取り上げられたりと、今以上に華やかな兆しも増えてくるだろうと思います。

 

個人でも、9月までは自分の強みを活かしてとことん努力することが、今後10年をつくる礎になります。昨年秋から出費が多かった人もいると思いますが、この時期は不思議と“入ってくる”ものも多いとき。自身を持っていかれると良いでしょう。

 

春先、愛情面と住まい、家族といったテーマにおいて、いつになく情熱的に「変化」を決意し、断行した人もいるかもしれません。これまで培った自分のルールのようなものを曲げ、相手に合わせるという道を選んだ人もいると思います。しし座の人は“自分ルール”を何より大切にする人ですが、この時期はときにそのルールを崩しながらも「愛の真実」を見つけていきたいと考える傾向が強くなります。決して快適なことばかりではないはずですが、この時期を経ることで、人生は確実に彩りを増していくはず。9月以降はタフな努力のなかにも、弾むような楽しさがプラスされるはずです。

 

<仕事運>

2015年秋以降というもの、自分の得意分野や能力といったものを、数字や形など目に見えるものとして向上させた方は非常に多いのではないかと思います。しし座の人は元来、とても強い自負心の持ち主です。それでも今年は、「自分はこれが得意なのだ」「専門家といえるほどの意見を持っている」と、堂々と言える自信がこれまで以上に強く、胸のうちに育ってきているのではないでしょうか。

 

冒頭で申し上げた「愛とお金」のうち、仕事に大きく関わってくるのは「お金」です。昨年秋から2016年の9月までは収入アップにつながる動きもあるのですが、逆に支出というかたちで星の影響を受ける人もいます。浪費傾向にある人は、それをよく自覚したうえで物欲を抑えていたほうが無難でしょう。一方で将来のためになる“自分への投資”は惜しまずにいることが、この時期の運気を有効なかたちで使っていくことにつながります。

 

9月中旬以降は、ここまでで培ってきたものをどんどん表に出していく機会が訪れます。どこか自分の内側に向けられていた瞳を、広く外の世界に向けていくタイミングと言えるでしょう。自分の言葉で自分の仕事を語り、さまざまな情報を受け取ってまたレスポンスをしていく、そんな軽やかな追い風が吹いてくるはずです。地道な練習をたくさんたくさん積み重ねて、観客でいっぱいの舞台に出る。そんな経験をする人も少なくないでしょう。

この動きは、2017年秋に向けて長期的に続いていきます。

 

現状、何かについて学ぶ必要があると感じているなら、秋からはそれを具体的に進めていくのも良いでしょう。この時期の勉強はただ机に向かうというよりは、スクールに通ったり、勉強会で実践的な知識を身に付けたりと、開かれた勉強が似合うような気がします。語学を本格的に初めてみると、すぐにそれを活かすチャンスに巡り会えるかもしれません。

 

<恋愛・愛情運>

「ラブストーリー」という言葉から思うかべるイメージは、多くの人にとって甘やかでロマンティックなものではないでしょうか。ただ、実際の愛や恋というものが甘美なだけではないということは、大人になれば多くの人が身にしみて実感するところだと思います。だからこそ、ラブストーリーというフィクションに一定の需要があるのかもしれません。

 

という話はさておき、しし座の人は昨年の秋から、恋愛というものに強いスポットライトが当たっていました。甘美な一瞬もあったことでしょうが、どちらかというと重苦しさを伴うような場面も多かっただろうと思います。相手が背負っている人生や言葉にできない悲しみや苦しみ、お互いのままならない感情。互いの弱さや、美しくない部分に向き合わざるを得ないことも多かったことでしょう。

 

それでも、この時期に経験する愛というものは、あなたの人生において大きな影響を与えるでしょう。長丁場の闘いで、しばらく「これだ」とはっきり言い切れるような答えは出ません。ただ、どうぞ時間をかけて、向き合ってみてはいかがでしょうか。これまで愛というものにいまひとつ懐疑的だった方にも、この時期の経験が「自分にとっては必要な愛だったのだ」と思える日が、きっとやってくるはずです。

 

といっても、ずっと重苦しいわけではないのでご安心を。おそらくは10月後半から11月前半は、愛すること、恋することの楽しみを実感できるような瞬間も訪れます。今しか味わえないことを、しっかりと手にしていけるだろうと思います。

 

<真木あかりからひとこと>

「愛とお金」というキーワードのうち、お金のほうは9月上旬を目処に一定の落ち着きを見せます。愛の試練に関しては、まだまだ続いていきます。おそらくは2017年年末くらいまでです。長いですよね。ただ、しし座の人にとっては、長いからこそ、そこに人生の意味を見つけることができるかもしれません。

 

というのは、しし座の人はとても強い信念の持ち主で「決めたら動かない」ところがあるのですね。だから、短期的な移り変わりに関しては、自分の軸をぶれさせずに判断することがあります。でも、1週間や1ヶ月という単位ではまったく変わったところのないように見えるゆるやかな変化であれば、あなたの成長とともに「そうなのか」と納得を伴って受容することもできるでしょう。それはきっと、あなたにとって大きな、得難い宝物となるであろうと私は思っています。充実した日々でありますよう、心から願っています。

 

真木あかり

 

(2016.9.14追記)

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makiakari.thebase.in

 

 

 

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