2016年はいて座で2度、満月が起こります。一度目は明日5月22日で、二度目は6月20日です。これはとてもイレギュラーなことで、重要な節目でもあります。
満月ということは対岸のふたご座に太陽があるということで、ふたご座ーいて座の柔軟宮ラインがどなたにとっても強く影響するタイミングと言えます。いて座は高い精神性をもって、抽象的な概念や物事の真実といったものを追い求めます。ふたご座は日常のいとなみに目を向け、もっと知りたい、もっと自分を補完するものが欲しいと手を伸ばし続けます。どちらも「今、ここにない自分だけの大切な真実」を強く求めずにはいられない、そんな星座と言えるでしょう。
そして、どちらも柔軟宮です。相手や対象を見て、相対的にどうであるかを判断して行動を決めます。活動宮や固着宮よりも受動的に見えるかもしれませんが、ある意味で対象に果敢に立ち向かっていく、確固とした行動力があるのではないだろうかと思います。だからこそ、情熱やこだわりだけでは得られない特別なものを得られるふしもあるのでしょう。そのラインが強調されるのが、向こう1ヶ月の流れです。
今「こうだ」と思い込んでいることはないでしょうか。
自分だけの視点から、相手をとらえていないでしょうか。
今あるものから目を背け、ない部分ばかりを探してはいないでしょうか。
どれも人の心の自然な営みであり、他人(私とか・笑)に非難されるものではありません。ただ、これから1ヶ月、「相手や対象をよく見る」、そして「自分だけの大切な真実を見つける」部分に目を向けていくと良いでしょう。そして、迷わずにその真実に従うのです。これまでの価値観に、もう振り回される必要はない。
たとえば恋愛なら、この時期にしっかりと相手を見つめることで愛が再燃することも、「もうやめよう」と見切りをつけることもあるだろうと思います。正反対のように見えるかもしれませんが、この時期はどちらを選んでもその人にとっての真実であり希望がある、というのが私の見立てです。しなやかで強く、まっすぐないて座の情熱の力というものに、少し乗ってみるのも良いかもしれませんよ。
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