占い師・真木あかりのブログ

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割れ窓理論と風水は似ている。

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心理学は占いのことを嫌いだけど、心理学で“科学的に正しい”とされていることって、けっこう風水とつながる点が多いよね、というお話です。

 

私は社会人になってもう一度大学に通い、心理学を勉強しました。心理学の先生って占いは大嫌いなんですよ。まあ、世間一般で好かれているかどうかもわからないんですが(笑)心という目に見えないものを研究対象とし、科学的であることを目指し続けた心理学から見れば、占いはまさに非科学的な否定すべき対象なのでしょう。こっちは真面目にやっているんですがね!!(笑)

社会心理学の先生が「えっ占い師なの?ホンモノ初めて見た。ていうか授業やりづらい」と授業の冒頭でおっしゃったときはどうしようかと思いました。まあそうですわなあ、と思って配布されたプリントをめくったら

「占いはインチキ」

って、デカデカと(笑)。確かにやりづらいでしょう、どうもすみませんw

 

私自身は、占いを本気で学びました。それこそ、心理学部に編入した2年間よりもはるかに長い期間、ずっとやっています。ただ、大学で扱うような学問、科学的であるという立場とはまた別なので、インチキ呼ばわりはされても、誠実にやっている自覚はあります。というか、占い師は心理学を一応さらっておいたほうがいい、とも思います。

 

で、いきなり冒頭から脱線して長くなってしまいましたが、心理学の理論って、風水に通じるところがあるよなーと思います。

たとえば「割れ窓理論(Broken windows theoly)」。アメリカの心理学者、ジョージ・ケリングによって提唱された理念で、ガラスが割れている建物を放置しておくと凶悪犯罪が増えるという理論です。つまり、割れたまま放置というのは「管理人がいない」と思わせるし、新たに割るときの心理的な抵抗も少ない。だからどんどん犯罪を誘発していくというものです。目に見える軽犯罪を放置しておくと、どんどん犯罪が増えていくと言い換えても良いと思います。

ニューヨークでは、地下街の軽犯罪を徹底し、多大なる成果を上げたと言われています。ただ、

  • 統計的に確証的なデータがない
  • ニューヨークでは当時失業率が改善しつつあった。そのためではないか?

などといった点で、批判もあります。

 

私はこれを聞いたとき、ああ、風水も似ているなと思いました。部屋がホコリだらけでも「忙しいから後回し……」ってなったりとか、何年も着ていない服を取っておいたりとか、そういう些細な行動が、陰の気をグッと引き寄せてしまうんですね。で、陰の気はどんどんたまっていって、本来は陰でないものにもその気を移していく。

そんなふうに、多角的に物事を理解して、ひとりでも多くの方のお悩みをラクにしてあげられたらいいなあと思うのでした。そうでなくちゃあ、この仕事に就いた意味がありませんわな。

 

 

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