終戦記念日なので、2013年に発売されたimagoのヴィクトール・E・フランクル特集を再読しました。この人の「あなたがどれほど人生に絶望したとしても、人生があなたに絶望することはない」という言葉が好きなのです。
フランクルは『夜と霧』でご存知の方も多いかと思います。オーストリアの精神科医・心理学者で、ナチスにより強制収容所に送られたものの、奇跡的な生還を果たし、強制収容所での体験をもとにさまざまな著作を残しました。
どんな人生にも意味があり、あなたを必要としている誰かや何かは、常にあなたに発見されるのを待っている。
すべての人間にはその人生で果たすべき使命が与えられている。
どんな状況でも、人間は「選択する」ことができる。
こうしたフランクルの思想は、実は強制収容所に収容される前、ギムナジウムの頃には完成していたそうです。この体験を通してさらに高められたことは確かでしょうが、この思想があったから絶望的な状況を乗り越えて生き抜き、なおかつ戦後も精神科医として活動を続けられたのかもしれません。なんと5歳の頃から生きる意味を考えていたそうです。
どう生きていけばよいのかと迷って、大きな暗い穴の淵にいるような気分になるときもあります。が、そんなときこそこうした言葉を思い出して、なんとかよりよい人生を生きていきたいものだと思います。
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