占い師・真木あかりのブログ

四柱推命を中心に、12星座占い、九星気学、タロット、風水、数秘術等で鑑定を行う占い師・真木あかりのいろいろ覚書です。占いコンテンツの企画、執筆、連載ご依頼随時承ります。アプリ「チベタン・オラクル」好評配信中。個人鑑定受け付けております。LINE占いか公式サイトよりどうぞ。twitterは@makiakariです。主に日記を綴っているnoteはhttps://note.mu/maki_akari、Instagramはmaki_akariです。

【更新・掲載情報】doda はたらくモチベUP占い占い 連載開始です

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doda様のサイトにて「はたらくモチベUP占い」の連載がスタートしました。12星座別の週間占い、毎週月曜に更新されます。仕事運を中心に、丁寧に運勢を読み解いてまいりますので、ぜひご参考にしていただければと思います。

 

mainichi.doda.jp

私はフリーライターとしてキャリアをスタートし、途中でお声がけいただいて会社員になりました。10年くらいしたある日、突然「そろそろやりきった感あるな!!」と思い、独立した次第です。まあ会社員時代もフリーランスとしての仕事を続けて本を出すわブログを書くわやりたい放題で、会社の仕事も勝手に好きな仕事を取ってくるわといった感じで「治外法権」だの「放牧」だのと呼ばれていたのですが(笑)それなりに長く仕事をしてきて、泣いたり怒ったりも、笑ったり喜んだりしながらたくさんのことを学びました。なかでも、就職・転職・独立開業など仕事に関わるプロジェクトにはフリーランス・会社員時代の双方で携わってきたことは、自分にとってとても大きな財産だと考えています。

そうした私だからできる、リアルな仕事運を書いていきたいというのが本連載の個人的目標です。はたらくあなたがどんなモチベーションでいるときも、お役に立てますよう努力してまいります。頑張りたいときも、頑張れないときも、それぞれに肯定していけるように。

 

 

 

 

【更新・掲載情報】23区「MY STANDARD」で12星座占いの連載が始まりました

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オンワード樫山のブランド、23区が運営するファションマガジン「MY STANDARD」にて「真木あかりの星占い」の連載が始まりました。運勢に加えて少し着こなしやカラーのことにふれ、読み解きを行っています。旬のアイテムや着こなしが満載で、見ているだけでもおしゃれさんになれそうな「MY STANDARD」。どんな服を買おうかな、明日何をどう着ようかなと迷ったときに参考になりそうです。そんなときはぜひ、占いもお楽しみくださいね。

crosset.onward.co.jp

 

 

 

 

 

【更新・掲載情報】「占いしようよ」で真木あかりのタロット占いが更新されます

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占い総合サイト「占いしようよ」にて、真木あかりのタロット占いをお楽しみいただけるようになりました。「今の運勢を占う」というコンセプトで、さまざまなテーマが順次更新されていきます。今、たったひとりで辛いお気持ちに耐えておられる方、手放せない思いをぎゅっと抱きしめている方はもちろんのこと、今日この瞬間をより良く生きていきたいあなたの、お力になれたらと思って書きました。

すべて無料でご覧いただけます。お気持ちにぴったりのテーマがありましたら、ぜひご利用いただければと思います。

usyo.net

ちなみに、3月1日の時点では下記のようなメニューが更新されています。このあとも増えていく予定です😊

【今日の運勢占い】今日はどんな日になる? 何か心がけるべきことはありますか?

今、何かに迷っているあなた…。どうすればその迷いを断ち切ることができる?

【障害のある恋をしている人限定】今、あの人はあなたをどう思っている?

【両想い限定】あの人は今、あなたをどう思っている?何を望んでいる?

【片想い限定】あの人は今、あなたのことをどう思っている?

 

2020年2月24日、うお座新月。過去をきちんと過去にして、未来を目指そう。きっとできるから大丈夫。

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2020年2月24日、うお座新月が起こります。新月といえば「はじまり」のタイミングなのですが、同じくうお座水星逆行中ということもあり、過去と未来がマーブル状に入り交じる印象的な時間となりそうです。理屈ではどうにもならない気持ちと向き合う時間を過ごされる方も多いでしょう。願う、祈る。そんな力を、自分のために使うようなイメージを、私は抱いています。

感情の深い海にはまるような人もちょっぴり増えるかもしれませんが、そういう時期なので心配しすぎなくても大丈夫。どんな瞬間も、自分のためにあります。3月20日の太陽おひつじ座入り、つまり春分という大きな節目を前に、自分の過去や本心と向き合っておくことはとてもとても大切なこと。他の誰にもできない、大切なことなのですから。

 

さてこのうお座新月、読み解いて参ります。前述の通り、同じうお座で水星が逆行中ということで、過去に心が向かったうえでの「はじまり」となります。いつも以上に過去と地続き感の強い、後ろ髪を引かれまくりつつも一歩を踏み出すような感覚を抱く人は多いでしょう。ハゲてまうわ!ってそうじゃなくて、ここでの気持ちは理屈じゃないです。思い出す自分はバカだとか考えなくていいです。正しい・正しくないといった基準でジャッジしようとも、しなくて大丈夫。それは今、大切なことではないからです。

 

このうお座新月で大事なのは、

 

①過去に執着せず、ちゃんと過去にする

②押しつぶした自分のかけらを、拾い集めに行く

 

ということです。それぞれ詳述してまいります。

 

①過去に執着せず、ちゃんと過去にする

「過去に執着せず、ちゃんと過去にする」というのは、喜びも悲しみも、忘れられない出来事も、「そういうことがあって、でももう終わったのだ」と受け入れるということになります。そんなの当たり前じゃないかと思われるかもしれません。ただ、過去を現在のことのようにぎゅっと握りしめている人って、実際は少なくないのです。特に、悲しみや怒りという感情については。まだ生々しい傷跡を抱えて、必死で頑張っておられる方にとっては今この瞬間も、過去が生きているのです。

 

ただ、誰もがご存知の通り、起こったことは変わらないのですよね。どんなに握りしめても、どんなに強く思い出しても。ただ、変わらないというのは同時に「その事実はこれ以上、自分を傷つけることもない」ということもできます。完了のステータスになっている以上、今はもう起こっていないんです。何度も繰り返し心をざくざくと自分を切り刻みに来るのは、過去への執着なのです。何度も何度も思い出して、もう傷ついている私たちを打ちのめしに来るのは、ちゃんと過去にできていない、自分なんですね。

 

記憶はどうしたって、ときどき私たちを過去に引きずり戻します。でも、私たちができることは、未来を作っていくことだけなんですよね。だから、できる分だけでいいですから、「もう終わったことだよ」「これから先は、幸せになれるほうを選んでいいよ」と、自分に話しかけてあげませんか。まだ怖くてたまらない人なら「こわかったね」「辛かったね」と、自分の傷を受け入れてあげることから始めてみると良いと思います。ちょっとずつできれば大丈夫です。人は治る能力がありますから。

 

過去に起こったことの解釈を変えようとするのは立派なことですが、無理にやらなくてもいいです。たとえば「いい勉強になった」とか「あそこで奴と結婚できなくてよかった」とか。起こったことは変えられませんが、解釈を変えることで能動的に人生を生きていけますから、良いことなのです。でも、本当はそんなこと思ってもいないのに、まだ苦しいのにやろうとするのは良いことではありません。そんなの、余計にエネルギーを持っていかれてしまうだけです。私は思うのですが、そういうのって元気になってから、ふと浮かんでくるのが一番いいんじゃないでしょうか。ああ、今から思えば……といったように。懐かしむことができるようになったら。微笑んで思い出せるまでになったら。

 

怒りや悲しみだけではないのでしょう。私たちはときに、幸せだった過去に生きてしまうことがあります。過去の栄光を大切に食み返したり、楽しかったときを思い出したり。そうした過去を持てたのは素敵なことです。でも今や未来が見えなくなってしまうほどそこにしがみついているのであれば、それはこれからの自分を損なうことにつながりかねません。やはり、過去はちゃんと過去にすること。それでこそ、血肉にして豊かな人生にしていけるはずです。

 

ちなみに「終わったことにする」って、切り捨てることでも忘れることでもないです。自分が大切にしていたものをゴミ箱に放り込むような、ひどいことなんかじゃないですよ。どんな過去も自分のものであることに変わりはありません。握りしめていなくてもちゃんと自分のなかにあります。だから、手のひらはこれからつかむ幸せのために、空けておいて大丈夫なんですね。

 

 

②押しつぶした自分のかけらを、拾い集めに行く

これに関しては、水星逆行との絡みで、3月10日くらいまでの間にゆっくりやっていけば大丈夫です。

ずっと長いあいだ我慢をしたり、怒りや欲を抑え込んだりする日々が続いていた人の場合、「自分が何をしたいかわからない」「自分の気持ちがわからない」といった状態に陥ることがあります。だめだ、だめだと抑え込み続けていると、自分らしい自然な気持ちを出す能力が弱ってしまうんですね。筋肉と同じです。

私もかつて、当時の恋人との関係に悩んで怒りや本心を抑え続けた結果、まるで感情がなくなってしまったことがあります。笑って「そうだね」と言ってあげることはできるのに、悲しみも喜びも感じなくなってしまった。どこに行きたい、何がしたいとかもわからなくなってしまって、自然な感情を取り戻すのに長い時間がかかりました。

対人関係において、我慢はどうしたって必要です。感情をそのまま出すことが良いとも思いません。欲求のコントロールは重要です。ただ、それでも、何らかのハラスメントに耐えたり、誰かに合わせたりするために自分を抑え続けるというのは、いつか自分を失ってしまうことになります。そして、これについては誰も助けてくれません。自分で気づいて、自分で取り戻すしかないのですね。

この新月から3月10日くらいまでの間、過去のあちこちに置いてきぼりにしてしまった自分の「本当の気持ち」を、拾い集めていきやすくなります。思い出したら、ぜひメモしてあげてください。そのときの、生きているあなたの気持ちを。本当はこう思っていたんだ、こんなことを考えていたんだ。そうしたかけらを集めることで、自分というものはちゃんと、自分でいられるようになりますから。

 

   *   *   *

 

3月20日、太陽がおひつじ座に入ります。ここから、星占いにおける1年がスタートします。うお座新月はここまでの学びを統合して、新しい1年にそなえる「はじまり」なんですね。今年は水星逆行が重なっているということで、過去に決着をつけておくこと、というのは例年以上に大きな意味を持ってくるはずです。長々と書いてしまいましたが、どこかひとつでもご参考になる部分がありましたら幸いです。

 

 

ちなみに、①の「過去に執着せず、ちゃんと過去にする」というのは「赦す」という言葉でも表せると思います。誰のことも、とがめないでいること。そうできるように生きていくこと。ただ、赦すという言葉、とても高尚で難しいことのようなイメージを抱く方が多いと感じています。たとえば聖母のごとく、誰かの罪を全て赦すような――

それができるならいいのですが、私たちの毎日はひどく平凡なようで特別で、尊いもののようでそうでもなく、美しいかと思えば猥雑で、とても聖母になりきれないことも多いんじゃないでしょうか。私はなんかはどうしても「あの野郎」と思ってしまいますし、「あいつの家のトイレというトイレが全部詰まってしまえばいいのに」と気炎を上げてしまう夜もあります。すみません俗っぽくて。でも、もしも赦すと言う言葉を自分流に解釈するとしたら、私は「『もうどうでもいいよ、こちらは幸せにやってますから』と言ってあげられるように生きる」と表現します。これが私の「赦す2020」です。また変わることもあるかもしれません。それもまた良し、なのです。

 

どなたにとっても、良い新月になりますように。

 

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2020年2月17日、水星逆行スタート。過去と心をふり返るタイミング。振り回されないためにできることは

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2020年2月17日から、今年初の水星逆行がスタートします。時期は2020年3月10日まで。うお座からスタートし、月をまたいで3月4日にみずがめ座に戻り、10日にみずがめ座で巡行に戻るというスケジュールです。スタートと終了のタイミングでは影響が強めに出る可能性が高いので、17日は心の隅で「水星逆行だァーーーーー!」と思っておかれるといいかもしれません。

 

今回の水星逆行については、ココロニプロロの記事でくわしく書かせていただきました。

cocoloni.jp

……ので、ブログでは補足をちょっと書いてみようと思います。

 

水星が司るコミュニケーションや通信、交通、デジタル関連の出来事において、停滞が生じたり物事が仕切り直しになったり、ハプニングで「わあー」となったりするのが水星逆行です。PCやスマホのバックアップはしっかりと。PCや携帯がないと仕事にならない人は、突然相棒がうんともすんとも言わなくなったときの代替機の目星をつけておくと安心です。また、予定が狂いやすくなるので早め早めの行動を心がけておきましょう。打てる対策は打っておく。これが、占いを「使う」ということですね。

連絡まわりが滞りやすくなるので、人によってはつらい時期です。とはいえ全員がしんどいわけではなく、たとえば水星逆行中のお生まれの方は、逆行中のほうがすいすいと物事がうまくいったりもします。

 

過去、水星逆行時にいやな経験をした人は、恐れが先に立ってしまうでしょうか。傷ついたり悲しい思いをしながらも、ここまで頑張っていらっしゃいましたね。でもまた……と思うと、つい警戒心も強まってしまうのは生物としてごく自然なことです。


とはいえ、いつも申し上げていることですけれども、苦しむことに一生懸命エネルギーを注ぎ続けても、いっそう苦しくなるばかりです。これは、エネルギーを注ぐという行為が「頑張ること」だからですね。たとえば仕事ですごい目標を達成しようとして、寝ても覚めてもそのことばかり考えているような状況です。だからこそ、その目標が叶いやすくなる。苦しい、辛いと思い続けると、そうなるように頑張っていることになっちゃう。そこから逃れたい、幸せになりたいという切なる願いが「ほんとう」なのに、そんなのイヤですよね。逃れることにこそ、エネルギーを注がなくてはいけないのです。

 

悩むことは、悪いことではありません。そのことが大切だから悩んでいるわけであって、本気だからずっと頭から離れないわけであって。それなのに悩む自分を責めてしまったりしたら、自分がかわいそうです。良くないのは悩むことではなく「悩むことにエネルギーを注ぎ続けること」。エネルギーは「考える」こと、「解決する」ことに向けていくのが大切です。占いは、そのために「使う」ものだと私は考えています。振り回されるためのものでは、ないのです。

 

そのことを踏まえたうえで今回の水星逆行のお話ですが(例によって例のごとく長い前置き)、2月中のうお座滞在中は水星の、情報を整理するという機能がスリープモードに入ります。お気持ちが揺れやすい方が多くなる見通しです。特にうお座の人、生まれたときのホロスコープで水星がうお座にある人は影響が強めに感じられるかもしれません。
ココロニプロロの記事では、乗り切っていくための具体的方法、また水星逆行だからこそのメリットにも触れていますので、ぜひご一読ください。これはなんべんでも書きますが、悪いことばかりではないです。学びも成長もあります。また、思うにまかせない出来事にも、ちゃんと対策はできます。

現実をしっかり見てまいりましょう。山登りをするとき、うっかり足をすべらせたり野生動物にエンカウントしたりしないように、よく注意して歩きますよね。それと同じです。いつもと違ういレギュラなー道を歩くときだからこそ「こわい!」と萎縮せず、ち目をあけてよく見て、大きく深呼吸をしてしっかり向き合うことが大事なのですね。


ここから先は全員にあてはまることではないと思うのですが、
人によっては「情を取り戻す」といった意味合いも出てくるのかもしれません。たとえば復縁、わだかまりの解消、ほどけかけた絆の結び直し、といったことにおいて、チャンスが得やすくなるでしょう。

ここからは、そのチャンスが起こった人に向けて書いてみます。望めばどなたにも100%訪れるもの、というわけではありません。それは願い方が弱いからとか運が悪いからとか、そういうことでもありません。人の願いだけではどうにもならない、アンコントローラブルなことですから、その点についてはどうかご了承ください。

 

水星逆行時にはときどき、不思議なことが起こります。どう考えても終わったように見えた関係の人からひらりと舞い込むように連絡があったり、びっくりするような場所で再会したり、はたまた“あの頃”のように楽しく会話ができたり、といったことが起こることがあるのです。会いたい人と必ず会えるとは申しません。むしろ、変にいじくろうとすればするほどこじれたりもします。それもまるで奇跡のように、どこまでいっても平行線だったり、遠く離れてしまったりした人生の軌道が、交わる瞬間が生まれやすいのです。私も、経験があります。いやもうあのときは驚いたのなんのって、口から心臓が3つくらい飛び出しそうになりました(笑)。

 

ただ、そうした出来事は、たとえば復縁なら「復縁チャンスだよ!ほら!」というかたちで起こるというよりは、「再会を経験して改めて、自分自身の過去と向き合う」という意味合いを私たちに示してくれることが多いです。

例を挙げるなら、本当にほんとうに復縁したいと願っていた人から連絡がきて、飛び上がるくらいに嬉しくて、でも会話をしているうちに「ああ、前は別れるべくして別れたんだな」ということにも思い至る。自分の成熟していなかった部分や、相手の身勝手さにも気付かされるかもしれない。でも、すべてを慈しみの目で見つめて、自分の進退を決めるーーそうした、とても現実的な、現在を生きながら後ろを何度も何度もふり返るような思考プロセスを経てこそ、水星逆行中の奇跡というものはうまく活かせるだろうと思います。やり直すにせよ、またふたたび別の道を歩き出すにせよ。

最初から「自分にはあの人との復縁しかない」と思って再会以降の出来事に挑んでしまうと、奇跡と思った再会も少し、ほろ苦いものになってしまいやすいです。さまざまなケースを拝見していて、そう考えています。

 

水星逆行中は、過去を振り返るタイミングが多く訪れます。あの頃に戻れたら、あの頃こうしていればと足を止めそうになるときほど、私たちは「“あの頃”よりも成長した自分」を思ってみると良いかもしれません。過去はすべて、頑張った自分の集積です。それは絶対、なくならないーーあなたが「なかったこと」にしない限りは。そして「“あの頃”よりも成長した自分」をきちんと生きることでこそ、悲しみの意味も喜びの意味も、深まっていくように私は考えています。

 

いいことだけの時期がないように、悪いことだけの時期というものもまた、ないものです。ただ、物事の受け止め方しだいで良くしていくこともできます。そのことを、いつも忘れずにいましょうね。

 

それでは水星逆行、どうにかこうにかやってまいりましょう。自分のペースで、良い部分に目をむけて。それさえ忘れなければ、きっと大丈夫。

 

 

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東急百貨店アプリにて「バレンタイン★星から導くハッピーアドバイス」公開中です

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東京・渋谷を中心に展開されている東急百貨店様のアプリにて、私の「バレンタイン★星から導くハッピーアドバイス」が公開されています。12星座別にバレンタイン前後の運勢と「ハッピーを呼び込む☆開運アクション」、おすすめ自分チョコとおすすめギフトチョコをご紹介しています。東急百貨店で買えるものをチョイスしていますが、遠くて行けないよ〜という方はぜひ、キーワードを参考に、チョコ選びに役立てていただけたらと思います😊
渋谷近辺にいらっしゃる方なら
 
・渋谷本店
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東急百貨店アプリ
 
 
また、東急百貨店様が運営されている「THE SCRAMBLE」でも毎月、占いが公開されています。こちらもぜひ、ご覧になってみてくださいね😊
 
東急百貨店といえば、会社員×フリーランス時代に10年間、渋谷に勤務していたので東急本店の建て替えのニュースはなかなかの衝撃でした。駅舎も駅前の風景もガンガンに変わっていく渋谷。淋しいとか前のがよかったとかはあまりなくて、変わってこそ渋谷という気もします。初めてセンター街(と言っていた時代ですw)を訪れたときから、雑多な街が見せるさまざまな顔に夢を見ていた。それはこれからもきっと、変わらないのだろうなと思います。大好きなBunkamuraはこれからもそのままであってほしいかな。Bunkamuraミュージアムにル・シネマ。ドゥマゴパリ、ナディッフモダン。雑踏にぽっかりと浮かぶ空間は、18歳に初めて訪れたあの日から、ずっとずっと好きでいます。かっこいいばあさんになって、ドゥマゴパリで昼間っから白ワインを引っ掛けるというのが、人生の目標のひとつだったりします笑
 
それでは、どなたにとってもよいバレンタインとなりますように。

2020年2月9日、しし座満月。自分に全力投球をすることを、星が後押ししてくれるとき。

 

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2020年2月9日、しし座で満月が起こります。しし座満月のテーマは「アイデンティティ獲得」や「自己肯定」。そのために努力してきたことが報われるタイミングです。「私は、私で、いいのだ」という確信を、なんらかのかたちで得られる人は多いだろうと思います。

とはいえ、人はひとりひとり違うことを考えて、がんばったりサボったりしながら違う人生を歩んでいるわけですから、いいのだと思えない人もいらっしゃるでしょう。今まさに「俺はもうダメだ〜!!!!!!」と頭をかきむしっている方もおられるのではないかと思います。オレオレ!母さんオレだよ!締切前のオレ!(∪ ´ω` )

まあそれは冗談ですが(いや本当に切羽詰まっているわけですが)満月が「満ちる」というのは、良くも悪くも「満ちる」なんです。いい感じで満ちていると思えるのであればステキなことですが「なんか違うな」という方向に満ちてしまうこともある。そうしたとき、満月が持つもうひとつの意味である「振り返り」が生きてきます。違う、そうじゃない(突然の鈴木雅之🕶️)と思うならば、振り返って自分の軸足を置き直す。違うやり方を画策してみる。それが大事なんですね。ですから「なんか違うな」と思ったときに、「みんなが満月でうまくいっているみたいなのに私だけうまくいかない」「ぜんぜん違う俺はもうダメだ」と思って終わりにしないことです。むしろ「なんか違うな」と思った自分を、ホメてあげたいくらいです。気づけば、人はちゃんと変わっていけます。気づくことが大事なんですよ。締切に(違)

 

さて例によって例のごとく鈴木雅之が登場するなどして前置きが大変長くなったのですが、今回の満月、やる気と愛も絡んでカッカと燃えるような強い配置にあります。本当にやりたいこと、本当に好きなものがスーッと見えてくる人は多いでしょう。今まで「自分には絶対絶対この人しかいないんだ」「この道以外に歩む道はないんだ」と思っていたことが、急に「いや違うかもな」と気づく人もいるでしょう。これらもまた「満ちる」「振り返り」の一種です。ここまで頑張って歩んできたからこそ、見えたもの。今だからこそ、本気になれること。この満月前後で心に浮かんだことは、飾りのないあなたのエッセンスなわけですから、ぜひとも大切にしていただきたいと思います。

 

そして大事なのが、この満月のタイミングで「自分に全力投球する」と決めていただくことです。誰かに認めてもらうとか、誰かに気に入ってもらうとか、そうじゃない。他の誰でもない、自分のタイムラインを生きる、と改めて決意することです。

 

これは何も、滝行みたいなハードな修行ではありません。どちらかというと、もっと自分に正直になっていいのです。自分をほめる、自分が嬉しいと思えることをする、やりたいことからやる。「○○たるものこうすべき」といった、厳しい思い込みを外してあげるんですね。自分に厳しい頑張り屋さんほど「やりたいようにやっていたら、私はとんでもなく堕落してしまう」と思って「〜すべき」的な戒律を自分に課しがちなんですね。そうして努力したからこそ得られたものもきっとあると思います。でも、おそらく、そろそろそうした戒律はお役目を終えているんじゃないでしょうか。自分というものは、「〜べき」で長く縛り付けていると、次第に何をしたいかわからなくなってしまいます。お役御免になった戒律は、はずしてやったほうがいいんですよね。

 

「〜べき」のマイ戒律をはずして、まっさらの自分の声に耳を傾ける。そして、その自分に全力投球していく。人のマネやキレイゴトばかりのタイムラインじゃなくて、ガチな自分のタイムラインを作っていくんです。かっこ悪くてもいい、あとで必ずいい思い出になるから。かっこ悪かったけど頑張ったなって、振り返る日がくるから。

おそらく満月からの1週間くらい、愛と仕事においては特に、そうした行動に追い風が吹きます。自分は、意外とできるもんです。これまでいろんなことがあって、泣いたり笑ったりしながら頑張って生きてきたんです。だからこの満月で、ひとつ自分を信頼してあげてみる、というのはいかがでしょうか。

 

しかし「自分を信頼する」「自分を信じる」ということについて、昨今は「ムリ!」「できない!」と脊椎反射する方が増えているように感じます。おそらくは、本当は信じたいお気持ちでいっぱいなのでしょう。でも、なんだか信じちゃいけないように感じている方が多いのかな、といろいろな方のお話を伺っていて感じる次第です。これに対してはプラスで何かを頑張っても大抵うまくいきません。まずは「自分なんて」と思うこと、自虐ネタをやめてみること、という引き算のアクションをおすすめしているのですが、力強いメッセージをくれる名著を1冊、ご紹介しておきましょう。エマソンの『自己信頼』です。

エマソンアメリカの思想家であり詩人でもあるのですが、自己啓発書でもよく引き合いに出されるのでご存知の方も多いかもしれません。元牧師さんということで、信仰だの神だのが出てくるところはちょっと馴染みにくい本なのですが、すがすがしいほどのシンプルな文章で自己信頼について語っています。ちょっと引用しましょう。

あなた自身をおいて、あなたに平和をもたらすものはない。

私がしなければならないのは、私にかかわることだけであって、他人が考えていることではない。

自分の仕事をするのだ。そうすれば、もっと強くなれる。

こうなりたいと思う自分にいま、なるのだ。いま行動せよ。

といった感じです。(海と月社のものから引用しています)

 

強いメッセージです、傷ついた方がいらっしゃったらごめんなさい。私はこうしろ、こう考えろと押し付けるつもりで書いているわけではないので、お許しいただけますか。こういう強いメッセージは元気なときに読むのがいいのです。今がしんどいという方は「今はこれらの言葉を受け取らない」というマインドセットでいらしてください。受け取らなければ、言葉は自分のものにはなりませんので。

とはいえ短く読みやすい本ですから、もし「自分を信頼するってなんなんだ」と思われた方は、ご覧になってみるのもいいかもしれません。

 

『自己信頼』のなかには、こんな一文もあります。

どんなに立派な船も、無数の方向転換をくりかえしながら進んでいく。蛇行しているように見えても、ある程度の距離から眺めれば、実はひとつの方向に向かって、まっすぐに進んでいることがわかる。それと同じように、もし誠実に行動するなら、それがその行為はもちろん、あなたが行うすべての誠実な行為を説明してくれるだろう。

もしこの満月で、あらぬ方に船が進んでいることに気づいてしまったら、「どのみち同じ海の上、今は目的地に向かっている途中だから大丈夫」、そんなふうに思ってみるのもいいかもしれませんね。船乗りたちの航海を、星が自分の位置をもって応援していた時代がありました。星はきっと、私たちという無数の船も、応援してくれているだろうと思うのです。

どなたにとっても、有意義な満月となりますように。

(そして私が締切に間に合いますように)

 

自己信頼[新訳]

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