【ご質問にお答えします】水星逆行中の「過去を振り返る出来事」からは、目を背けるべきなのか

ご質問にお答えしますコーナーをつくりました。鑑定が必要な個別のご質問にはお答えできませんが、「真木あかりは○○についてどう考えているか？」といったことがありましたらお気軽にこちらからお寄せください。ほうぼうに配慮が必要なものはご回答を控えさせていただくことがあるかと思います。ご了承くださいね。シンプルなものはTwitterで、しっかりとご回答したいものはブログで書いていく予定です。

今回はこちらのご質問です。

 

なるほど、なかなか悩ましいテーマですね。別々の道を歩んだ今だから理解できることも、許せることも、持てる希望というものもあります。私も逆行中は不思議と、歴代の恋人たちとちょいちょい接点ができることが多く「うわ〜」「ひえ〜」「どわ〜」（語彙が絶滅）といった感じになりますので、お気持ちはよく共感いたします。

ひとつ申し上げたいのは、起こった出来事そのものには、善悪はないということです。起こったことは「起こったこと」、ただそれだけなんですね。大事なのは、それをどう引き受けるかです。「近づいちゃいけない」ということもありませんし、振り返ってはいけないわけでもありません。星はそこまで意地悪でも、押し付けがましくもないので安心してくださいね。

そもそも記憶というものがある限り、人は振り返る生き物です。いけないのは振り返ることではなく、「振り返ることだけにエネルギーを注ぎ、今を能動的に生きないという姿勢」と、私は考えています。

あなたの期待が叶うのか、どう行動すべきか、といったテーマについては、質問箱では鑑定をしていないのでわかりません。ただ、あなたが元恋人に再会したこと、近づけるのではと思ったこと、これらから目を背ける必要は、ないんじゃないでしょうか。星の意味から考えても、物事の道理から考えても。いい時間だったんでしょう、そんな“嫌なこと”扱いしたらかわいそうではありませんか。むしろ逆で、彼との再会及び自分のお気持ちにしっかり向き合うという行動のほうが、水星逆行を有意義に使うことにつながります。

これを書いている今、すでに水星は順行に戻っています。もう一度、彼とのことを胸に呼び起こして「自分はどうしたいのか」を、考えてみてはいかがでしょうか。あなたならきっと、よい時間にできるのではないかと思います。

私にご質問をくださって、ありがとうございました。

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幻冬舎plusで公開しているバージョンとの違いは、総合的な動きと月ごとの運勢、そして恋愛運と仕事運それぞれに月ごとの運勢と「今が辛いという人へのアドバイス」がある点です。詳細に書かせていただきました。

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上記の2019年上半期の運勢は、総合運と恋愛運、仕事運の一部が幻冬舎plusで公開されています。

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【ご質問にお答えします】新月や逆行の日時は、どのくらい厳密に考えるべきか

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今回はこちらのご質問です。

いつもご覧いただいているとのこと、ありがとうございます。

そうですね、「その日だけ」「その時間だけ」というほどガチガチなわけではありません。
たとえば今回（12月7日）のタイミングでいえば逆行→順行は6：20頃でしたが、前後2〜3日は水星は「留」という、動きを止めたような状態になっています。またいて座の新月は16：20頃ですが、前日6日の11：50に月がいて座に入っていますから、このあたりから新月っぽさが出てきます。星が星座間を移動するタイミングは厳密に見たほうが良いと思いますが、新月や満月、逆行、順行といったものは前後も含めた動きと受け取っていただいて大丈夫ですよ。

大きく新しい、喜ばしいスタートを切られたとのこと。大人になってから経験するスタートの多くは、小学校の徒競走のような「よーいどん」的なことは以外と少なくて、準備を始めたり心が決まったり、まわりに話したり、「スタートの要素がひとつひとつ積み上がっていく」ようなことが多いのではないかと思います。11：50からの新月モードのあたりで、スタートしたことの焦点がびしっと定まってくる、なんてこともあったかもしれません。そんなふうにご自分の追い風になるように参考になさると、占いを健康的に使っていくことができるのではないでしょうか。

契約ごとや交渉など、厳密にしたいタイミングもあるとは思いますが、それ以外のことはゆるっといったほうが人生、しのぎやすいというのが私のスタンスです。

がんばってくださいね。心から、応援しています。ご質問をくださって、ありがとうございました。

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2018年12月7日、いて座新月・水星順行。もっと自由に軽やかに、自分と人生を肯定していけるタイミング。

2018年12月7日、いて座で新月が起こります。奇しくも同日、11月17日から逆行を続けていた水星が順行に転じます。水星逆行、今回は木星が滞在するいて座で始まってさそり座に移動しましたから、不安や停滞感が膨らむ一方、ネガティブのループにドはまりした方は多かったかもしれません。もちろん全員がそう！というわけではないのですが、今回はキツいというお声、いつも以上にたくさん届いておりました。しんどかった方、よく頑張っていらっしゃいましたね。多くの方はここ7日のタイミングで、人によっては1週間くらいかけてゆっくりと、視界が晴れていく感覚が得られるだろうと思います。

いて座は自由を愛する星座です。物事には制限や限界があると知ったうえで、なおも希望に向かって進んでいく。「限界あるよね！でももっといける」と、ちょっと何言ってんのかわかんない感じの信じ方で物事を肯定しているようなところがあります。まあいきすぎればただのヤベー奴なのですが、あっけらかんと世界に期待することができる、今回の新月はそうしたいて座の明るく軽やかな気配をまとった「始まり」となるだろうと思います。急に俺はやるぜ俺はやるぜモードになるとか、気分はすでに2019年とか、そんな感じで前のめりにいけるんじゃないでしょうか。俺たちの2019年はここからだ（早いってば）。

自分を縛っていた観念や思い込みがある方は、外しやすいですよ。ここまでどうしても過去のネガティブな思い出から抜けられなかった方も、このタイミングで一度「まっ、いいか」と思ってみませんか。もちろん「まっ、いいか」で済むほど軽いことと申し上げるつもりはありません。どうでもいいことじゃないから、悩むんですよね。それでも、一度浮上する感覚をつかむ練習をしておくことは大事です。あなたに“そのとき”が来たら、ちゃんと浮かべるように。

ちなみに今、うお座で火星と海王星が重なっており、今回の新月はそれらとスクエアという配置で起こります。理屈では説明できない直感がはたらいたり、なんらかのメッセージを受け取ったりすることがきっかけで衝動的に行動を起こす人もいらっしゃるかもしれません。テンションが上りすぎてハイな状態になるとか、針が振り切れるような感じの出来事が突然起こったり、ということも。いくら自由を愛するいて座新月とはいえ、あまり社会的に逸脱するような行動は人間関係や仕事、恋愛で摩擦を生む可能性もあります。つまらない制限をかけるようで恐縮ですが、エンストしても意味がありません。そのあたりは上手にコントロールできるといいですね。

どなたにとっても、良い新月でありますように。

余談ですが、私は今回の水星逆行期間、ひたすら眠かったです。木星の「拡大」の影響が仕事と人間関係に出て、この1ヶ月の記憶がぼんやりするくらいには慌ただしく過ごしたのですが、電車に乗ったら( ˘ω˘)ｽﾔｧ、帰宅してソファに座ったら( ˘ω˘)ｽﾔｧ、指圧に行ったら受付の椅子で( ˘ω˘)ｽﾔｧ、ですよ。もうどこでも即身仏。自分はどうかしちゃったのかと不安になりましたｗ　ここからはガンガンいけるかな。頑張ってまいりますね。

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【ご質問にお答えします】自己肯定感を高める方法がわかりません

ご質問にお答えしますコーナーをつくりました。鑑定が必要な個別のご質問にはお答えできませんが、「真木あかりは○○についてどう考えているか？」といったことがありましたらお気軽にこちらからお寄せください。ほうぼうに配慮が必要なものはご回答を控えさせていただくことがあるかと思います。ご了承くださいね。シンプルなものはTwitterで、しっかりとご回答したいものはブログで書いていく予定です。

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いろんな努力をなさってきたんですね。どうしたらいいか、たくさん調べて勉強も実践もなさったのでしょう。それがすでに素晴らしいと私は思います。トライ＆エラーでがっかりすることもあったでしょうに、本当によく頑張りましたね。

ぜひ、ご自分に「偉かったね」って、言ってあげてください。それも自己を肯定するということです。そう、自己肯定感ってそんなに特別な感情ではなくて、自分に「いいよ」って言ってあげることなんですよね。自分を好きになったり、自信をもったりするのは、自分を肯定できたその先で起こること。だから、今はできなくても大丈夫です。「いいよ」って、自分に言えることだけをまずは目指しましょう。問題というのは、大きな塊のままだと「わー大変だ」と感じられてしまって、なかなか解決できません。ていねいに因数分解して、小さな塊に分けたものに優先順位をつけて、順番にやっていくことが大切です。まずは「いいよ」と言ってあげられることを、日常で見つける練習をすること。それだけ、覚えていらしてください。

あなたは自分の嫌なところばかり目についてしまう、そして他人のいいところばかり見えてしまうと書かれています。まずは「そう思ってもいいよ」と、ご自分に言ってあげましょうか。そうした思いは、あなたの素直な気持ちです。でもそれを「こんな自分はダメだ」と自己否定してしまうと、心は行き場をなくして弱ってしまいます。嫌だと思っているのに、スルーしてダメ出しをされる。頑張ってるのに、です。そんなの、自分がかわいそうではありませんか。まずは「そう思ってもいいよ」と、肯定してあげましょう。ネガティブな感情がゼロの人なんて、人類にはいません。もしいたらヤベー奴です。

ところで、そもそも論ですけれども、あなたは「優れたことしか肯定してはいけない」と思っておられませんか。そんなことないです。そりゃあ優れたところがあれば素晴らしいです。でも自己肯定感の真髄は、どんな自分もOKである、いいと思っていることなんですね。だから、ネガティブになる自分も認めてあげるといいんです。

いったん自分に「いいよ」と言ってあげれば、自分というものは少し落ち着きます。その段階になったら、「自分の嫌なところばかり目につく」の奥底の部分、見ていきましょう。「自分の嫌なところばかり目につく」というのは表層です。その裏には、「自分のいいところを見つけたい」という心理があるはずです。大事なのは、そこに気づくことです。

あなたのいいところを見つけられるのは、あなたしかいません。他人もたまに見つけてくれますが、永続的に自分を肯定できるのは自分だけです。だから「どんな自分もOKである」と認めたうえで、今度はより能動的に「いいよ」と言えるところを探す練習を、コツコツしていく必要があるんですね。もしなかったら、新しく獲得すればいいんです。勉強をするなり、本を読むなり、運動だって趣味だっていいです。笑顔で挨拶をする、なんてささやかだけれど大切なことも、良いと思います。未来のことはいつだって変えていけます。そうした日々の蓄積があってこそ、自分を好きになれたり自信が出てきたりするんですよね。

ちなみに今日の私の自己肯定感は、明日お会いする編プロのみなさんにプレゼントしようと思ってお菓子を探しに行ったら、ウルトラかわいい缶入りクッキーを見つけたことです。こんな素敵なお菓子を探し当てた自分は最高だと思いましたよね。原稿はあんまり進まなかったし、つい寄ってしまった化粧品カウンターでチークなど散財してしまったりしましたけど、大切な人のためにお菓子を持っていこうと思いつき「これだ」というものを探し当てられて、「いいよ！いいよ自分！」と思いました（笑）。なんだそんなこと、って思われましたでしょうか。でも、小さな「いいよ」が言えずして、大きな「いいよ」はなかなか言えません。ジョギングもしていないのにいきなりフルマラソンが走れないのと同じです。だから少しずつ、少しずつやっていきましょう。そうやってまじめに考えているだけでも、あなたはちゃんと、素晴らしい人ですから。

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上記の2019年上半期の運勢は、総合運と恋愛運、仕事運の一部が幻冬舎plusで公開されています。

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Twitterで毎朝占いを読んでいます。

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【ご質問にお答えします】占いが信じられなくなりました。嫌いになりそうです

ご質問にお答えしますコーナーをつくりました。鑑定が必要な個別のご質問にはお答えできませんが、「真木あかりは○○についてどう考えているか？」といったことがありましたらお気軽にこちらからお寄せください。ほうぼうに配慮が必要なものはご回答を控えさせていただくことがあるかと思います。ご了承くださいね。シンプルなものはTwitterで、しっかりとご回答したいものはブログで書いていく予定です。

今回はこちらのご質問です。

大変な出来事があったなか、必死で頑張って来られたのにショックなことも重なって、どれほどお辛かったことでしょうか。個人鑑定もせっかくアクセスしていただいたのに一番辛いときにお力になれず、本当にごめんなさい。どんなにか淋しい満月だっただろうかと思うと胸が痛んでなりません。私も“満ちる”どころか、心がぼろぼろと欠けていくような気持ちで、満月を見つめていたことがあります。共感できると言ったら叱られてしまうかもしれませんが、そのときのことを思い出しました。

ただ、私の占いではないと書いてくださったあなたには大変申し訳ないのですが、私も2018年のみずがめ座さんにはこう書いているのです。

2017年10月から2018年11月まで、ラッキースターである木星はあなたにとって仕事や社会的成功を意味する位置に滞在します。大きな目標に向かって一気に飛躍していける年になりますから、やりたかったことに関してチャンスが巡ってくる可能性は大。ハードルが高く見えること、プレッシャーが高いことほど得られるものも大きくなるはずです。特に6月から8月、9月半ばから11月初旬はガツンと運が向いてくるときですから、しっかりとコミットしていけると得るものも大きいはずです。

2018年の仕事運

タフな努力ややる気が実り、成功に至りやすいときです。新しい役割を担ったり、いくつもの仕事を並行して進めていったりと大忙しですが、ここでの努力は報われる可能性が高いでしょう。独立や思い切ったチャレンジも、今なら意欲に後押しされる形でうまくいきそうです。2018年の仕事運で大切なのは「前はこのやり方でうまくいった」「こうしたら成功した」という経験にとらわれすぎず、その仕事にしっかり向き合うことです。必要とあらば、どんどん人の手を借りましょう。この時期は良い仲間にも恵まれます。あなたが求めさえすれば、周りにちゃんと必要な人が集まってくることでしょう。

大きな転機もこの時期ならうまくいくでしょう。5月から6月にかけては、転職話や異動といった新しいチャンスの打診もあるかもしれません。この際に重要なのは妥協せず、自分にとって良い条件を勝ち取ってからOKを出すことです。発展運に恵まれるときですから、それは十分に可能なはず。もし受け入れられないようであれば、ご縁がなかった、もしくは自分のスキルと合わなかったと思ってスルーして大丈夫です。わざわざカスをつかむことはありません。

9月から11月は運の後押しも得られるときですから、ここをマイルストーンとしてキャリアプランを描いていくのも良いかもしれませんね。

（幻冬舎plus「ご縁の法則」より）

ですので、あなたにはお詫びのしようもございません。ごめんなさい。

占いの読み解きとしては正しいのだとか、そもそも幅広い方に向けた占い記事は「ざっくり」であるとか、おそらく私が言い訳しそうなことはあなたも重々ご承知なのだろうと思います。それでも、お気持ちを出さずにはいられないくらい辛くなってしまったのですよね。

しばらく占いから離れてみるのは良い方策と思います。ただ、それですとあなたも「なぜこんなことになったのか？」という部分がずっとモヤモヤしてお辛い状況で居続けてしまいそうで、私はそれが心配です。もう占いを信じていないとおっしゃっているのに、押し付け的な意見になってしまうかもしれませんが、信頼できる占い師さんがいらっしゃるようであれば、個人鑑定をお願いしてみるのもよろしいかもしれません。あなたはもともとロジカルな方とお見受けします。「自分がこうなっている理由」がわかりさえすれば、次にとるべき行動に目を向けていけると思うのです。大事なことは苦しみ続けることではなく、問題解決だと思ってのご提案です。

もしまた「占いを読んでもいいかな」と思えるようになったときは、相性がいいな、当たっているなと思える占い師さんをお探しになるといいですよ。人生のステージが変わると、今まで好きだった占い師さんが書いていることが「なんだか合わないな」と思えてくることもあります。それは、お読みになっている方が成長なさっているからなんですよね（もちろん、占い師自体が変化することもありますが）。占い師という仕事をする限り、どなたもそれぞれの信念に基づき、真剣に星を読んでいるはずですから。

とはいえ、どのようなかたちでも、あなたがまた健やかな希望を抱けるようになることを願っています。私も、あなたがこうして伝えてくださったことをしっかり胸に刻んで、精進して参ります。

お気持ちを伝えてくださって、ありがとうございました。

一点、木星の活かし方について、大切だと考えていることを補足しておきます。私が2018年下半期について書いたブログテキストから引用します。お気に障ったらごめんなさい。参考になりましたら幸いです。

そしてもうひとつは「簡単にジャッジしない」ことです。木星はときに、幸運とは思えないような出来事をもって私たちの成長を促すこともあります。ただただ忙殺されただけに思えることもあります。ただ、それでも「これは凶事だ」と簡単にジャッジせず、そこから何が得られるだろう？と考えてみると、木星の恩恵を受けやすいでしょう。「あのとき頑張ってよかった」「あのときああなってよかった」と思えるようになる日が、やってくるはずですよ。

（2018年下半期　みずがめ座の運勢（1/21〜2/19）より）

makiakari.hatenablog.com

『2019年上半期 12星座別あなたの運勢』（幻冬舎）発売になりました

『2019年上半期　12星座別あなたの運勢』（幻冬舎）が発売となりました。電子書籍で、Kindleなどの電子書籍専用の端末がなくてもスマホやPCでご覧いただけます。ご予約いただいていた方には、日付が変わってすぐの時間に配信されていますのでぜひご確認ください。私は、本は紙で読むのが好きなのでできたらいつか紙で出したいなという気持ちがあるのですが、今この瞬間、求めてくださっている方のところに届く、いつもお手元に携帯していただけるというのは、電子書籍ならではの「特別」だなと実感しています。

amzn.to

大枠は幻冬舎plusで公開しておりますが、全体運と恋愛運・仕事運それぞれの月ごとの動き、今が辛いという方へのアドバイスは電子書籍のみとなっております。2019年の指針を立てる際に、ぜひご参考にしていただければと思います。

ご自分の太陽星座のみ確認したい、という方はお値ごろな分冊版も便利です。ご自分とご家族、恋人、好きな方など複数の方の運命をご参考になさる場合、また月星座もチェックしたいという方の場合は1冊にしたものがよろしいかと思います。

Facebookにて友人限定で公開していた年間占いを、ブログで公開したのが2015年12月31日のことでした。2019年版はこうして書籍にもしていただいて（そしてなんと10月にはすでにに書き終わって！・笑）、多くの方にご覧いただける幸せを噛み締めております。ここまで読み続けてくださった皆様、目に留めてくださった幻冬舎のKさん、書籍企画を後押ししてくださったKさんはじめ皆様、本当にありがとうございました。

2019年は、ブログやnoteを使って、今を能動的に生きたいという方のお力になれるようさらに多くの情報発信をしたいと考えています。本のご感想、今後のご要望などございましたら、お手紙はこちら、アンケートフォームはこちらとなっております。励みになります、お声をお寄せいただけますと幸いです。

2018年12月の恋愛運はこちらから。

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【ご質問にお答えします】人を叱るのが苦手です

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えっガツンと一言！？

コラ〜！

…というのはまったくの冗談ですが、責任あるお立場で、頑張っておられるんですね。叱るのって難しいです。私も会社員時代、何度部下を泣かせたことか。いや自慢にも何にもならない、むしろお恥ずかしいことです。いやはや今思い出しても反省です。

あなたも十分にわかっておいでかと思いますが、ダメなことを叱らずにいるのは主に2つのリスクがあります。ひとつは部下の成長を妨げるという点。せっかくご縁があってあなたとお仕事をなさっている方が、いやな言い方ですが“使えない人”のままトシをとるのは、避けたいですよね。もうひとつは、業務に支障が出る点です。ヒヤリハットを放っておいてはいつか重大なトラブルにつながる、ということです。

ただ、こうした理屈で叱れるならば、あなたも悩みはしないことでしょう。もうちょっと深く掘り下げて考えてみますね。

ときどきですが、仕事で叱責されると「人格否定をされた」「上司に嫌われた」と誤解される方がおられます。あなたが恐れているのもまさにここ、かと思います。これは上司の言い方や指摘の仕方もさることながら、相手の受け止め方の問題でもあります。だからあなただけが相手の傷までも全部背負う必要はありません。というか、相手の問題ですから背負えないのです。それであれば、あなたは上司として「相手の人格ではなく、失態を指摘する」ことに注力すべきであり、それ以上は部下を信頼するしかないでしょう。以上を踏まえたうえで、相手を傷つけるリスクを避けつつあなたが上司としての仕事をまっとうするために必要な要素を整理してみましょう。

×「人格を叱る」とは
・能力を否定する　例）あなたは仕事がデキないから
・世代を否定する　例）これだから○○世代は〜
・性格を決めつけて否定する　例）あなたはサボり癖があるから〜
・学歴を否定する

それに準ずる、プライドを傷つける叱り方…みんなの前で叱る、大声でヒステリックに怒鳴りつける、土下座させる

○「失態を指摘する」とは
・失態の何がどのようにダメだったのか
・どのような理由で、それをしてはいけないのか
・今後、いつまでに何をどういうふうに直してほしいのか

といったふうに、分けることができます。まさかあなたが人格を否定するわけはないと思いますので、失態を指摘するほうだけ見ていただけたらと思います。

叱り方については、感情を挟むと余分な摩擦も生まれやすいです。優しく言って相手の情に訴えようとか、怒ってビビらせようといった計算は裏目に出やすいですし、あなた自身もストレスでしょう。感情を交えず、淡々とお話しになれば十分と思います。
別室に呼び出すなどしてもいいですね。恥をかかせることは目的ではありませんので。

あとは、人は信頼されていると思うと頑張る、ということが心理学でも証明されていますね（ピグマリオン効果）。「私は、あなたならできると思っているよ」などと「iメッセージ」で伝えてあげるのもよろしいかと思います。また、自分ごと化することでも責任感や自信はつきます。今、その方にお任せしている内容よりも小さな役割を、任せてあげるのも良いかもしれません。（例：会議で発表役を任せるなど）

問題事というのは、大きな塊のままだと「わぁ〜大変だ〜」と思ってしまい、なかなか解決できません。でもこんなふうに要素を分けてみると、解決の緒が見えてきます。上はあくまで一般論ですから、もしも全然ご事情が違う場合はあなたなりに、今の問題を因数分解してみてください。

ちなみにさんざん泣かせた私の部下は、お互いに独立した今でも仲良しです……と、私は思っています。ときどき「当時のあかりさんはスゲー意識高い系でしたねｗｗｗｗｗｗｗｗ」なんてイジられて恥ずかしいんですけれども（笑）

私は決して良い上司ではなく、多分に利己的な人間でした。でもあなたは違います、こうやって悩んでおられるということは、それだけ真剣に部下の方のことを、お仕事のことを考えているのだろうと思います。なにがフヌケ上司ですか、きめ細やかに配慮をなさるステキ上司ではありませんか。あなたなら良い叱り方ができると思います。そして、ご自身のストレスも解消していけると良いですね。応援しています。

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2019年上半期の運勢が本になります。11月30日発売予定です。

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