占い師・真木あかりのブログ

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おひつじ座のステリウム。ゆっくりと、でも確かな「はじまり」にむけて。

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3月は、来るべき出会いの季節に向けた「別れの季節」と表現されることがよくあります。それは決して悲しいことばかりではなく、「はじまり」のためのひとつのステップなのでしょう。始まるものがあれば、終わるものもある。だからこそ今を全力で生きようと思うのであり、もう戻れないという覚悟が不安定は未来を進むためのエネルギーとなるのかもしれません。

 

星が集まることをステリウムといいます。3月10日に火星が抜けたおひつじ座ですが、14日には水星が入りました。20日には太陽も入り、28日には新月が起こります。おひつじ座にはすでに天王星と逆行中の金星がいますから、この3月後半にはおひつじ座のテンションがグッと上がって、段階的に「はじまり」の気配が濃厚になってくるでしょう。

特徴的なのは、天王星が絡むがゆえに「古い自分を壊す」といった意味合いを含むことです。ここまで安定していた物事を、崩すような決断をする人もいるかもしれません。しんどい気持ちはリセットして、気持ちを立て直していこうと思う人もいるかもしれません。それはきっと、良いことだと思って大丈夫ですよ。

 

もしも胸が痛むなら、あなたがここまで頑張ってきた証拠です。どうでもいいことなら、胸が痛むことはないのですよね。真剣だったからこそ、一生懸命だったからこそ痛みを感じるわけです。でも、虹が出る前には雨が降ります。「はじまり」の前には、「おわり」があります。痛みはやっぱり怖いことですけれども、できれば避けたいものですけれども、この3月後半は星が応援してくれるときです。たとえ胸が痛くても、後ろ髪を引かれる思いがあっても、それでもなお新しい一歩を踏み出してみようと思える人が多いだろうと思います。

 

金星逆行は続いていますから、卒業式のときに繰り返し思い出を胸に焼き付けるように、思い出をはみ返しながら過ごすのもいいかもしれませんね。でも、どの思い出を焼き付けるかは「選べる」ということを忘れないでいてください。できれば楽しく美しい思い出を選んで、ぎゅっと胸に抱きしめながら前に進むことができれば、「はじまり」へ向かうあなたの足取りはきっと軽やかなものになるだろうと想像しています。

 

 

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「自分を大切にする」っていうのは、全力で自分をご機嫌にすること。

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どうせならイイ人生にしたいじゃないですか。

 

って突然何を言い出すんだと思われたと思いますが、私はいい人生にしたいです。好きな仕事をして、好きな男とうまいものを食べてうまい酒を飲んでいつも笑っていたいです。年齢を重ねてもイイ女でいたいし、ついでに庭から油田がふたつみっつ見つかって、石油王になれたらいいですよねワッハッハ。庭ないけど。という欲の皮が突っ張りまくった話はどうでもいいのですが(欲といえば会社員時代、まじめなプレゼンの場で「人間の三大欲求は……」と言ったつもりが「三大性欲は……」と豪快に言い間違えていて、クライアントに爆笑されたことがありました。三大性欲ってどれとどれとどれだよ)身の回りに嬉しいことがたくさんあって、素敵な人たちに囲まれて、毎日笑顔でいられたら。多くの人が、そんなふうに願ってやまないのではないかと思います。

 

そうしたご相談をいただいたときに私が必ずお答えしているのが「自分を大切にする」ということです。こう申し上げると精神的に高度な営みや、スピリチュアルによる癒しみたいなものを想像される方もいらっしゃいますが、私が考えているのはもっと身近なことです。いやまあ悟りを開けたらそれはそれでスゴいけど……(∪ ´ω` ) でもまあその前に「全力で自分をご機嫌にする」のが先です。というか、これがすべての始まりです。

 

たとえばアロマディフューザーをつけて、いい香りの中で過ごすこと。好きな色の服を着ること。好きなグラスでお酒をのむこと。よく寝ること。そんな、自分の心と体が喜ぶことをたくさんして、自分をご機嫌にしてあげることが大事です。全力で心身のコンディションを整えると言ってもいいかもしれません。

月曜が憂鬱なら、靴をみがいて朝、嬉しくお出かけできるようにしてみるとか。テンションがあがるコーデを考えておくとか。小さな「わーい♡」をたくさん仕込んでおきます。全力で。

 

そんなことに何の意味があるんだと思われるかもしれませんが、ご機嫌でいるときって、人に優しくできますよね。少々のことにイライラしたり、なんだこの野郎やんのかコラ表へ出ろといったことを考えにくくなります。笑顔になれるので、人が集まってきます。頑張ろうというやる気も出て、自分がもっと輝くための目標が視えてきたりします。そんなふうにして、嬉しいことも引き寄せやすくなるーーつまり、いい人生になるってことですね。

 

人生はままならないことも多いものです。それでも、自分がご機嫌でいるための種まきを怠らずにいれば、自然と物事は良い方向に流れ始めます。「あの人が◯◯してくれたら」といった感じで、自分以外の誰かに「イイ人生」の要素を求めるのはもっとも危険です。その人の気まぐれ次第で自分の幸不幸が揺らぐなんて、不安定極まりないじゃないですか。そんなのストレスがたまるというものです。自分をご機嫌にすることであればいつでもできるし、確実に幸せになれます。

今できる範囲で、何かひとつでも自分がご機嫌になれることをやってみませんか。

 

ひとつ注意があるとすれば、この「ご機嫌にする」は「自分が大好きな自分でいるための基準」に基づいていることが大事です。好きな服を着るといっても、着たくもない流行の服を着ることはありません。好きなものを好きなだけ食べるのが幸せといっても、結果的に自分が好きではない容貌、健康状態になることが明白なら選ぶべきではないでしょう。何が幸せなのか、どう生きたいのか。そういうことをちょっと考えつつ、「わーい♡」の仕込みをしていきましょう。

大丈夫、しんどい思いをして修行のようなワークをしなくても、幸せは作っていけますよ。そしてあなたがご機嫌でいれば、あなたの大切な人もきっと嬉しいはずです。それってすごく、ハッピーなことだと私は思うのです。こんな想像をして「うへへ」と思うのもまた、私にとっていい人生なんであります。

 

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2017年3月10日、火星のおうし座入り。ほほ笑んでみよう、優しい春が来るから

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フランスの哲学者・アランが著した『幸福論』という本のなかに、こんな一節があります。

不機嫌同士が出会ったときは、まず一方がほほ笑むことだ

幸福論』アラン著 村井章子訳

 

ここだけ切り取ると私がものすごい聖人みたいですが(そ、そんなことないか)、アランが言わんとすることは何も「常にニコニコしておれ」という単純な意味合いではありません。ほほ笑むとはすなわち、親愛の情を示すということ。不機嫌な人同士が出会ったとき、まず一方がほほ笑めば身構えていた相手の心もやわらぎます。そうやって相手の心を上手に導くと、自分の気分も上手にコントロールできるようになる。自分の不機嫌さをどうにかしようと思い、不機嫌な相手の顔を見て余計に胸糞悪くなるよりもずっとやさしい、とアランは述べています。

 

さて、そろそろ「このブログって読書ブログだったかな」と不安になってきた方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。私はガッツ石松語録『最驚!ガッツ伝説』を2巻とも所有しているただの読書好きですが……って、ちゃんと占いの話もします!しますから待っておねがい行かないで!(∪ ´ω` )

 

2017年3月10日、火星がおひつじ座を抜け、おうし座に移動します。火星はおひつじ座の守護星ですから、いわばホームにいるようなもの。一方、おうし座においては「デトリメント」といい、若干失速してその力を発揮することになります。といってもずっとアクセル全開ブレーキ禁止のオラオラ状態でいれば疲れちゃいますからね。こうしたじっくり歩みを進めるような時間というのも、また必要なものなのでしょう。

で、このおうし座の火星ですが、単に失速するだけではありません。先日まで火星が滞在していたおひつじ座には、おうし座の守護星である金星が滞在しています。この位置関係をミューチュアル・レセプションといいます。

 

ミューチュアル・レセプションとは「星座交換」とも呼ばれますが、mutual(相互)reception(歓迎)というとおり、星と星がお互いに、良い意味で刺激し合うような関係を指します。どの惑星がからみ、どういった位置関係にあるかによってその意味は変わってくるのですが、今回の場合はセミセクスタイルという位置関係にあります。

 

このセミセクスタイル、あまり平和的な角度ではありません。たとえば恋において、自分にないものを持っている人に魅力を感じる、ということはよくあります。でも、それはある程度、適切な距離があるか、あるいは同じ視点に立てて初めてわかるたぐいの魅力でもあります。近すぎるのがこのセミセクスタイルという関係で、違いというのは理解しがたい違和感でしかありません。アラも見えますし、何よりイライラします。調和するためには、努力が必要な位置関係なのですね。たとえば得意と苦手を分担するとか、同じ目標を持つとか。

 

今回、おひつじ座とおうし座の間で、火星と金星のミューチュアル・レセプションが形成されることは、こうした「誰かとのあいだにある違和感」というものをやさしくとりなして「理解」に導いてくれるだろう、というのが私の見立てです。たとえばロックとクラシックを融合させたXのように……紅だァァァァァァズジャァァァァァァ

 

はっ(∪ ´ω` )

 

いやその、私がXファンという話はともかくですね(毎度毎度すみません)。これまでは見えていなかった、誰かの心のひだのようなものを「そういう考え方もあるんだな」と理解したり、「なるほど!」と学んだりすることができる時期なのです。それはまた、誰かがあなたに注ぐ視線においても同様です。人の心なんて、どんなに努力したって100%理解することは不可能です。そうした合理的な事実をもってしてもなお、理解しようと努めること。それはとてもあたたかで、優しいことなのではないかと思います。大切な人に、あなたの周りの人に、ほほ笑んであげてください。もちろん、あなたのペースで。

 

Twitterでこのことを書いたら、フォロワーさんが「春とシンクロしているみたいで嬉しい」とリプライをくださいました。なんだかジーンとしてしまって嬉しくて、タイトルにも「春」と入れさせていただいています。冷たい北風にさらされて、心までぎゅっと小さく硬くなってしまっていた方にも、誰かと理解し合う喜びというあたたかい春が訪れますように。訪れますよ、大丈夫です。三寒四温と言われる春のように、行きつ戻りつで良いのです。でも、一歩でもどうか前に。その一歩が、あなたの未来をつくります。

 

 

 

アランの『幸福論』、私の一番のお気に入りはこちらです。

幸福論

幸福論

 

 

 

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2017年3月4日、金星逆行開始。愛しすぎて見えなくなったものを、さがしにいこう

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2017年3月4日、おひつじ座の金星が逆行をスタートします。4月15日に順行に戻るまで、1ヶ月強にわたっておひつじ座からうお座へと旅をします。「逆行」というと年に4〜5回ある水星逆行が頭に浮かぶ人もいるかもしれません。待っている返信が来ない、情報が食い違う、おまけに交通機関が遅延しやすいという精神力を全部もっていかれるようなコンボが起こりやすいとき。しんどい思いで「水星逆行」という言葉を検索して、「ああ、そういうことだったのか」と悲しい納得をした経験を持つ人も多いかもしれません。

ただ、金星逆行はそんなに戦々恐々とすることもないかなと私は思います。順調だと持っていた恋愛の風向きがちょっとトーンダウンしたように感じたり、恋以外でも楽しいと思っていたことがそういった面ばかりではなかったことに気づいたり、といった状態に直面しやすいときではあります。一見すると逆風でしかないように見えるかもしれませんが、受け止めてしまうのも賢い方法です。過信や思い込みなど、どこか過剰なものがあったなら、この時期に気持ちを平らかにして、自分を取り戻せますからね。

人生楽しいことばかりであってほしいものです。でも、そうは見えないときにだって、きっと我々が我々らしく生きていくためのヒントがあるのだろうと思います。この言葉がきびしすぎるように聞こえるならば、今はどうかご無理なさらずに。いつもいつも、前向きに受け止められるわけではありませんから。そこを無理してふんばっても、どこか歪みが出るものです。あなたのペースで浮上すれば、大丈夫です。

 

今回の金星逆行は、ままならない恋に悩んでいる人にとっては気持ちの整理がつくときとも言えるでしょう。「終わる」と言いたいわけではありません。「認める」「わかる」「折り合いをつける」といった表現が近いだろうと思います。

 

たとえば愛において、

ほんとうはダメかもしれないと思っていたけれど、見ないふりをしていた事実はあったでしょうか。辛すぎる現実から逃れようと、ぎゅっと握りしめていた大切な言葉はあるでしょうか。この時期はそうした気持ちを、整理しやすいときです。受け入れたり、折り合いをつけたり、奥深くにしまったり。

 

もし泣きたいのをこらえているような状態にいらっしゃるならば、この春はご自分を「よくがんばったね」とねぎらってあげていただきたい、と私は切に願います。そして、少し過去にさかのぼって歪みを調整できれば理想的です。誰かに受け入れられなくても、思ったように振る舞えなくても、どうか「こんな自分」なんて思わないで。あなたはあなたの大切なひとです。自分をいじめるようなことは、しないほうがいいのです。

金星逆行において、自分と誰かの関係性という軸のなかで、自分が自分らしくあることを取り戻す。ひとを好きになるという純粋な気持ちも、自分が自分らしくあることも。そんな春を目指していくと、すばらしいギフトもあるのではないかと思います。

 

とはいえ、イレギュラーなことが起これば動揺もあります。どうぞご無理をなさいませんように。花の蕾がゆるみ、ふわりと開くときいつも陽光があるように、救いはすぐそばに、あるのかもしれません。あたたかな春の陽射し、またはそれに似たものが、どうかあなたの心を暖めてくれることを願っています。 

 

 

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2017年2月11日、しし座月食。心に火を灯そう、あなたのために追い風が吹くから

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2017年2月11日、しし座で満月が起こります。日本では見えませんが月食で、いつもの満月のスペシャル版、パワフルな節目となります。この満月はホロスコープ上で天王星土星と「グランドトライン」という調和的なフォーメーションとなっており、さらにこのグランドトラインをベースに「カイト」という形が2つ組まれています。ひとつはみずがめ座の太陽を、もうひとつはてんびんの木星を頂点とする形ですね。スペシャルな満月が参加して火の星座で作られるグランドトラインと、風の星座がおりなすカイト、という大きな模様が描かれる、ということになります。

 

このタイミングにおいて、星々が後押ししてくれるのは「情熱と行動」。炎が風を受けて強く大きくなるように、あなたが心に火を灯しさえすればーー「やるんだ」と思って動き出しさえすれば、一気にドライブをかけていけるでしょう。本当は誰しも、いつだって動き出せるんですよね。でも、こうした星が後押ししてくれるタイミングというのはやっぱり気持ちも乗りやすいものです。そして今回は面白いことに、あなたが行動を起こせばブレイクスルーとなるようなアイデアが自然に浮かんできたり、人が協力してくたりするようなことがあるでしょう。

 

とはいえ、どうしても良い考えが浮かばなかったり、イマイチ周囲がわかってくれないといった感覚がある場合はもどかしく、やるせないものです。もしもそんな気持ちを抱えてぐるぐるしてしまっているなら、一度お気持ちをまっさらにして「やるんだ」と、心に火をつけ直してみるといいかもしれません。心の火は、とても消えやすいものです。ずっと頑張っているうちに、いつの間にか消えてしまっていることもあります。一生懸命であればあるほど、消えたことにすら気づかずに無我夢中になっていたりするものです。でも、つけ直せば大丈夫。炎が上がりさえすれば、この時期はちゃんとあなたのための風が吹きますよ。

 

この時期のポイントは、やるならじっくり、とことんやること。そして、変化を恐れないことです。たとえば抜本的に、気の持ちようを変えていくようなこともこの時期は難しくないでしょう。

たとえば『嫌われる勇気』でよく知られるようになった心理学者・アドラーは、「やる気がなくなった」「変われない」といった気持ちを、本当にやる気を失ったり変われないわけではない、と言っています。「やる気をなくす決断」「変わらないという決断」を、自分が選んでいるだけだと。私はかつて、落ち込んでしょんぼりしているときにこの考えに出会い、それはそれはもうYouはshockだったわけですが、

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今はこの考え方、大好きなんですね。

やる気をなくす、どうしても変われないといったことは不可抗力のように思われがちです。突然やってきた嵐のように、もみくちゃにされるだけのひどい災厄。でも、アドラー方式で考えれば、決断をしなければ望まない状態に陥ることもないんですよね。望んでいる状態を決断すればいい。そう思っていると、人生はずいぶん自由です。

だから、「やるんだ」と、心に火をつける決断をしましょう。春まだ浅きこの季節、風はまだまだ冷たいけれど、心に灯した火にはあたたかな追い風が吹きます。たとえ小さな火でも、やがてあなたを突き動かすエネルギーになってくれるはずです。

 

どなたにとっても、よい月食でありますように。

 

 

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最近の連載記事をご紹介します

2月になりま……いえ、なってから少々経ちました(∪ ´ω` ) 四柱推命九星気学で使う暦では2月4日の立春から星が切り替わり、西洋占星術でも2月4日に金星移動、本日6日に木星逆行がスタートしました(木星逆行についてはこちらでも書いておりますので、よろしければご参考にしていただければと)。節目感の強いタイミングだなあと思って見ております。

 

西洋占術と東洋占術、もちろん違うものでどちらがお好きかはお好みがあると思いますが「なんとなく風向きが変わったな」と思うようなことがありましたら、そのお気持ちを大切になさってみてはいかがだろうかと思います。そういうのは「気のせい」と思ってしまいがちなものですけれども、あとから振り返ってみると「ああ、あれはそういうことだったのか」と思うことってあるものですよね。

 

過去に何度か、そういったシンクロニシティのようなものを感じたことがある方は、そこそこ直感力や運をつかむお力があると思います。少し、「ここまで」と「これから」を考えてみてもいいかもしれませんね。感じない方は感じない方で、わははははは、元気にまいりましょう(乱暴なまとめ方)。

 

感じることばかりが良いことでもありませんからね、大丈夫です。ずうっとラッキーなだけの人はいませんし、ずうっとアンラッキーなばかりの人もいません。そのときどきの運気に沿った過ごし方をすれば、たとえ凶の時期であっても大難を小難に変えて、影響をさほど受けずにお力を発揮していくことも可能です。そんなふうに、うまいこと占いを使っていくと人生もしのぎやすく、より輝きを増すこともあるのではないでしょうか。

 

さて、最近書いた記事を少しご紹介しようと思います。よろしければぜひ、ご覧になってみてくださいね。

 

ALICEY様で連載している誕生日占いです。2月の運勢、ぜひご覧くださいませ。

www.alicey.jp

星座別の軽めのコラムも書かせていただきました。合コンなどのネタにぜひどうぞ(笑)彼が浮気性だったという人は、どうぞ責めないであげてくださいねw

www.alicey.jp

www.alicey.jp

毎月書かせていただいております、4meee!様と4yuuu!様の月間占いも出ております。こちらでは12星座占いですが活動宮・不動宮・柔軟宮のくくりで記事がまとまっています。

4yuuu.com

4meee.com

ではでは、良い2月を。

 

2017年2月6日、木星逆行開始。うまくいかないことは、人と生きるためのレッスン。

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これを書いているのは2017年2月3日、明日は立春です。九星気学四柱推命では立春を始点に1年がスタートします。こないだ正月だと思ったらいつの間にか2月になっていて思わず腰を抜かしましたが、大丈夫だ俺あわてるな俺。そう、今日は2016年12月65日!俺たちの2017年はこれからだ!ってアホか、んなワケあるかー! などという小芝居はどうでもいいのですが、日が随分長くなってきましたね(急に平常モードに戻る奴)。今年もまた性懲りもなく夏至の頃「えーもう6時?まだこんなに明るいのに!」なんて言うんだろうなと思います。毎年やっているのになぜいちいち驚くのだ自分。人生とは凝りもせず定期的に日の長さに驚くことの延長線にすぎないのではないかとつい思ってしまう次第であります。

 

さていっこうに占いの話が始まらないのでそろそろ不安になってきた方もいらっしゃるかと思いますが、ご安心ください!さすがにそろそろ始めます。えーと2017年2月6日、てんびん座にいる木星が逆行を開始します。ここまで対人関係で広がりを見せていたこと、好調だったことが少しトーンダウンしたり、方向転換をしたように感じることがあるかもしれません。といってもそれは決して悪いことばかりではなく「押してだめなら引いてみな」的な試行錯誤の道のりであろうと思います。

てんびん座の対岸にあるおひつじ座では火星と天王星という「俺はやるぜ俺はやるぜ」的な2星がいますが、ここに2月4日、金星が加わります。金星はおひつじ座にあるときは「デトリメント(障害)」という状態になるので、熱意がある一方で優しさが空回りするような、そんな一面もあるかもしれませんね。

 

ご存知のとおり、人は相手を100%理解することはできません。努力や愛情、優しさでカバーできることもあるでしょう。それでも、理解できるのはどれほどのものでしょうか。本当はわかってあげたいものです。それが大切な人であればあるほど、わかりたいという思いは強くもなるでしょう。でも、どうにもならんものが心です。

 

私たちが誰かの心のためにできる最大限のことは「わかってあげたい」「受け止めてあげたい」という努力、までなのだろうと思います。自身のことを振り返っても、誰かが理解を示してくれただけで十分嬉しいのですよね。それだけで胸のなかにある氷山が優しくその稜線を解かしていった、ということが何度もありました。100%わかるのは無理だとわかっていてもなお、わかりたいと思ってくれること。その非合理ですらある気持ちがとてもあたたかく、私の心に染み込んでいったのでした。

 

恋愛だけではありません。わかってあげたい、わかってほしい、わかろうとしたい。ときにはわからないままでいい、ということもあるかもしれません。いろいろな理解のしかたを試行錯誤することが愛であり、友情であり、親愛の情なのでしょう。

 

この時期起こることは、一見すると「変化」だったり「困難」だったりするかもしれませんが、すべてあなたが誰かと生きていくための貴重な過程のひとつなのだろうと思います。ラッキーでもアンラッキーでもない、たとえば上手にメロディを奏でられるようになるまでのレッスンなのではないかと、私には思えるのです。

 

木星は6月9日、順行に転じます。世界が早春から初夏に切り替わる、鮮やかな季節。そこらじゅうが花々であふれ、次第に強さを増していく陽光のなかで頼りない若葉の緑がぐんぐんと濃さを増していきます。そんな季節はどうも、前へ前へと進むことだけを目指したくなるものです。ただ、そうではないように見える出来事のなかにも、ちゃんと意味はあります。そう思っておられると、今年の花々はより美しく、いのちの輝きを増していくのではないかと私には思えるのです。良い春にいたしましょう。あなたにとっても、あなたの大切な人にとっても。私も頑張ります。

 

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